過酷な労働に耐えきれず過労死した前世を持つ、転生伯爵令嬢ルシア。
今世でも両親から虐げられてしまい辛い境遇から抜け出すため、ルシアが自らの持参金を得るために課された条件は、軍総帥を務める第二王子カミーユから軍関係の輸送をすべて父のユスター
シュ伯爵に任せて貰えるように承認を貰う事だった。
『氷の王子』と呼ばれてしまうほどに、周囲へ向け冷たい態度を取るカミーユ。そんな彼に決死の覚悟で手紙を読んでくださいと伝えるルシアに、彼は絶対零度の眼差しを向けるのだが……。
前世でも今世でも不幸続きでいい加減抜け出したいと奮闘する転生令嬢が、訳あり氷の王子様にいつの間にか気に入られ溺愛されて幸せになる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 19:10:00
100116文字
会話率:36%
零落した伯爵家を守るため、キャロラインは変装して身分だけでなく年齢や姿を偽り、侯爵家のハウスメイドになることに。当主のカーティスはその厳めしい姿と同様に粗野な性格だという噂が絶えなかったが、どこよりも高いお給金が魅力だった。順調に働いていた
あるとき、弟のウォルターに目をつけられてしまう。助けてくれたのが、カーティスだった。それがきっかけで、キャロラインはカーティス付きのメイドになることに。実はカーティスは真面目一辺倒な男だった。世間の噂も弟を庇ってのことだったらしい。本当のカーティスを知るにつれて、キャロラインは彼に惹かれていく自分に気づく。しかしカーティスと侯爵令嬢デライラの縁談がまとまろうとしていた。女王陛下の姪に当たるデライラの伴侶として、カーティスが抜擢されていたのだ。たとえ本当の自分に戻っても持参金のひとつも用意できない自分ではカーティスに相応しくないと、キャロラインは芽生えた恋心を閉ざそうとする。そんなキャロラインの変化に、カーティスも自分は彼女が好きなのだと自覚していく。告白し合ったふたりは、身体も繋げてしまい……カーティスは使用人でも構わない、爵位を捨ててでも一緒になりたいと言ってくれる。真実を告げたいキャロラインだったが、彼が嘘吐きがいちばん嫌いだと言っていたから白状できなくて――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 20:00:00
120138文字
会話率:47%
アスカム辺境伯の娘エルシィは政略結婚をした。夫となったのはオールストン公爵メイナード。政略結婚といえばお飾りの妻や白い結婚になる可能性がある。でもそんなのは嫌だ。幸せになるために歩み寄らねばと意気込んで結婚式の日を迎えた。ところがエルシィ
の心配をよそにメイナードはとても優しいのでこの結婚はうまくいくと期待したのだが……。彼は眉目秀麗で結婚前から多くの浮名を流している。結婚を機に女性と親密になるのを止めてくれると思いきや夜会では多くの女性と踊る。彼は社交の一環で浮気ではないという。確かにそうなのだけどモヤモヤする。実はエルシィは初夜にメイナードとある誓約を交わしていた。「もし愛人を作ったり浮気をしたら持参金の十倍を慰謝料として私に一括で支払うこと!」でもその言葉は現状、抑止力になっていないと思う。だからエルシィは彼の女性関係を整理させようと女性との逢瀬の疑惑のある現場に乗り込こもうと息を巻いて……。不満を抱きつつ夫が好きな妻とその妻を溺愛している夫のお話。(R18には※マークを付けます。少なめです)※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 22:00:00
56657文字
会話率:45%
どうか、俺と契約結婚して跡継ぎを産んでくれ」――女嫌いと有名な上司は、ある日そんな打診をしてきた。
ローゼはシャハナー王国の貧乏な子爵家レーヴェン家の長女であり、王立騎士団に女騎士として所属している。
五人の弟妹たちのために日々身を粉にし
て働くローゼは、気が付けば結婚適齢期を逃した23歳になっていた。
そんな中、三つ年下の妹エリーに婚約話が持ち上がる。しかし、子爵家に持参金を用意するような財力はない。
エリーは家に迷惑をかけたくないから……と婚約話を断ろうとする。でも、ローゼは彼女には自分のような嫁き遅れになってほしくないと思った。
「姉さんが持参金は何とか用意するから」
そうエリーに告げたものの、あてなどない。
どうしようか……と悩む中、騎士団長である上司イグナーツがローゼの事情を聞きつけてひとつの打診をしてきた。
それこそ――彼と契約結婚をして、跡継ぎを産むということだった。
「跡継ぎが生まれたら、すぐに離縁しても構わない」
そう言われ、ローゼは飛びついた。どうせ嫁き遅れの自分がまともな結婚を出来るとは思えない。ならば、エリーのためにここは一肌脱ごう。
そう決意してイグナーツの元に嫁いだのだが。
「ちょ、ちょっと待ってください!」「いやだ」
彼は何故か契約妻のローゼを甘く溺愛してきて……。
訳あり女嫌いの伯爵さま(28)×貧乏な子爵家の令嬢兼女騎士(23)の契約結婚から始まる、子作りラブ
◆日刊ランキング 最高8位ありがとうございます♡
――
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 17:09:02
112012文字
会話率:39%
千年程も昔の平安の時、ある1人の男性に出会い数多くいる妾の中の1人になった。
僕は人である他の女人とは違い、親の身分もなければ持参金もない。
男であり子も身籠れない僕は神になり、愛した人の家を愛した人の死後も守り続けた。
それから千年
が経ち、私は今消えようとしている…。
※神と人と言うかあやかしと人です。
※作者は腐女子です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 03:00:00
20596文字
会話率:32%
歴史はあるが金がない伯爵と、金で爵位を買った成金男爵の娘の、よくある政略結婚。◇伯爵には身分違いの愛人がいて、とても不本意な結婚だった。子どもが出来ないとなればこの結婚を整えた母も納得するし、非は子どもを産めない令嬢の方にあるのだから、男爵
家に持参金を返さなくて済む――だから、白い結婚を「約束」して、二年後に離縁すると申し渡した。他の男の子どもを身籠られても困るから、男爵令嬢には避妊の術式を施して……。一方の男爵令嬢は、どうにも好きになれない家からやっと離れられたと思ったら、夫には冷遇され、夫の愛人には嫌がらせを受ける日々。伯爵家の使用人と領民が優しいのが唯一の救い。彼らに報いようと伯爵家の再建のために奔走している間に月日は流れ――ついに、「約束の日」を迎えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 20:00:00
14748文字
会話率:41%
侯爵令嬢であるアナスタシアは幼い頃からの婚約者であるテオドール・アルストロメリア公爵令息を心から愛していたが、愛故に近づく女どもを牽制したり、時には酷い目に遭わせたりしていた。金に物を言わせ、自分の美を磨く日々の中、「アナスタシア・オーキッ
ド侯爵令嬢。君との婚約は破棄する」突然の婚約破棄を言い渡されてしまった。両親は激怒し、アナスタシアは領地へと送られ幽閉のような生活を送ることとなる。そんなアナスタシアの心の傷を癒してくれたのは領地で偶然出会った、オルフェオという青年だった。オルフェオと逢瀬を繰り返していくうち、少しだけテオドールに似ているオルフェオに、元婚約者への失った恋心を重ねていくようになり、求婚を受け入れたが、両親に反対されてしまう。「僕の国では婚約には両親の許可は必要ないんだ。花嫁の家からの持参金さえあれば、すぐにでも結婚できるよ」とオルフェオに言われるがまま、自分の財産全てをはたいて、怪しい高利貸しに借金までして多額の持参金を用意したが、オルフェオは持参金を持ったまま姿を消してしまい、結婚詐欺だったことがわかり!?借金返済のために娼館へ売られたアナスタシアの最初の客は、かつて愛した元婚約者のテオドールで!?生真面目元婚約者×どん底令嬢の恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 16:01:18
22545文字
会話率:45%
エリシアは20歳にして3回目の離縁歴がある。初婚は16歳で隣領の子爵令息とだったが…運命の女性と出逢い結婚式後に駆け落ちされ離縁。2回目の結婚は持参金目当ての男爵令息とだったが…彼は実は男色家で女性には興味は無く、跡継ぎができず離縁。3回目
の結婚は高齢伯爵の後妻だったが…初夜で興奮した高齢の伯爵は胸を押さえ苦しみだし…天に召されてしまった…。伯爵亡き後、家督を継いだ現伯爵に死後離縁と共に伯爵家を追い出され、エリシアは3回も離縁された女として処女(おとめ)のまま実家に出戻ることになってしまったのだった。もう一生を実家のメイディ子爵家で過ごすか、修道院に入ろうとしていたところ、まさかの4回目の婚姻の申し込みが来て!?それは先の戦争で英雄となったが、戦いで負った怪我で引退した元騎士団団長ギルディス・マックボーンであった。マックボーン家に嫁いだエリシアが見たのは、戦争で戦った時に受けた呪詛によって苦しむギルディスの姿で…。メイディ子爵家は魔術を得意とするものがたまに生まれる家系であり、エリシアは魔力持ちであり、自身の魔力を呪詛と混合させ、呪詛の力を薄めることが出来るのであるが、エリシアの魔力は微量なため…体液と体液を混ぜ…呪詛と混合させ…呪いを解く…それしか方法が無くて──!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 17:12:10
15548文字
会話率:38%
持参金付きの貴族令嬢にプロポーズしては振られまくる美貌の魔導士ローランドはド貧乏貴族。ある日、富豪貴族の令嬢で部下のヨアンナが「自分ならすぐにお嫁さんになるのに……」と寝言で呟くのを聞いてしまう。
初恋に夢中になる貧乏貴族と金を愛し金に
愛される令嬢のすれ違いあほえろ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 19:09:12
129920文字
会話率:46%
50才を超えた魔術師のミッシャは娘の持参金を用立てるため、かつての教え子で不老の賢者オスカーの研究を手伝うことに。しかし研究内容は教えられず、監禁され、魔力譲渡という建前のもと強姦される。「オスカーは僕に復讐するつもりだ」。20年前オスカー
から逃げ出したミッシャは、贖罪のつもりでオスカーに身を任せることに。
オスカーの研究とは?真の目的とは?
年下執着攻め×年上包容力受け(見た目だけなら20歳×50歳、育ての子×育ての親)の年の差CPによる監禁両片思い。
シリアス、痛い描写あり。圧倒的ハピエン。
※アルファポリスにも公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 17:00:00
63653文字
会話率:24%
兄の乗った船が沈んで跡継ぎを失い没落しかかった伯爵家の娘ラウラは、持参金が用意できなくなって、婚約を解消しなくてはならなくなった。
その後、お金と家の跡継ぎを産むために第一王子アウルの閨房学の指導をする公妾を引き受けたが、公妾のお役目は既婚
者であると決まっていて、指定された閨房学の講師との婚姻が条件だった。
1万字超くらいの短い連載です。
ヒーローがややヤンデレ気味。相手は王子ではありません。一対一で、複数プレイなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 23:00:00
13960文字
会話率:37%
宮廷お抱え魔法研究者の夢を諦めたティータは実家から結婚しろと矢の催促を受けている。どうせ知らんおっさんにいいようにされるなら、男を一度喰ってやれ。自棄を起こしたティータが寝た男は破談に持ち込む予定の見合い相手だった。しかもやたらめったら口説
いてくると思ったら――。なるほど、持参金目当てというわけか。
どこまで打算でいつからほだされていたのか。バツイチ元軍人×夢破れ女魔法技術者のすれ違いラブ。
※触手姦(触手×モブ、触手×主人公など)の場面が後半に出てきます。苦手なかたはブラウザバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 07:00:00
189587文字
会話率:48%
「お前に期待するのは、その背後にある実家からの支援だけだ。それ以上のことを望む気はないし、余に愛されようと思うな」
新婚初夜。政略結婚の相手である、国王リオネルからそう言われたマリアローザ。
持参金目当ての結婚!? そんなの百も承知だ。
だから。
「承知しております。ただし、陛下の子種。これだけは、わたくしの腹にお納めくださいませ。子を成すこと。それが、支援の条件でございますゆえ」
金がほしけりゃ子種を出してよ。そもそも愛だの恋だのほしいと思っていないわよ。
出すもの出して、とっとと子どもを授けてくださいな。
そんな冷めた夫婦と、従者と侍女と。それぞれの思惑(とツッコミ)が動き出す。
※ R18展開回のみ、タイトルに♡マークをつけさせていただきます。
※ ヒーローの名前を、「アンリエット」から「リオネル」に変更いたしました。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 21:27:11
74759文字
会話率:32%
ピアは父亡きあと、病弱な母親に代わって家の一切を切り盛りしてきた。中流階級ながら、家計は決して豊かとはいえず、このままでは自分の夢である世界旅行はおろか、妹の持参金を用意することもままならなかった。そんな時、王宮がジュリアス王子の家庭教師を
募った。条件と報酬に惹かれたピアは、矢も盾もたまらず応募し、見事に採用された。だが指導の中には閨の手ほどきも含まれ、男性経験のないピアは父の師弟であったアンソニーから十分に性技の指導を受け、万全を期してジュリアスの元へ赴いたのだった……。
*作品の九割ほどがホットなシーンです。二人の男性から溺愛され、なし崩しに身体を許すヒロインのお話です。
*この作品はホームページ「QuartierNr.38」及びアルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 06:07:52
138642文字
会話率:41%
ときは明治、キリシタン放還令が出されて早二十年。
キリスト教の祝い事でもあるクリスマスも解禁され、いまでは外国人居留地を中心に聖なる夜のお祭りが開催されている。
名ばかりの華族令嬢で、持参金目当てに政略結婚の駒にされた虚弱体質の緋鞠(ひま
り)。
年の離れた相手には憎まれ口をたたかれてばかり。
しょせん、親が決めた政略結婚。
諦めにも似た境地で、彼女は結婚前のクリスマスを迎えようとしていた。
折しもその日は結婚前のお披露目会。
そんな憂鬱な十二月二十四日を前に、緋鞠は侍医から結婚祝いとしてくるみ割り人形をもらう。
悪いねずみの王様をやっつけてくれるというくるみ割り人形がクリスマスに見せてくれた奇跡、それは?
* * *
明治時代のクリスマス、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」をモチーフにしたラブストーリー。もともと全年齢向け作品に書いていた短編作品でしたが、聖夜の騎士企画参加作品としてR18へリライトしました(全年齢向けはメクる・ベリーズカフェにて公開中です)。
前編・後編・完結編の全三話公開。Rシーンは後編・完結編に入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-14 19:00:00
14331文字
会話率:44%
持参金にマヨヒガを持ってこいと言われた親子の話。
とりあえず短編で投稿。
嫁ぎ先は一体・・・・・・?
最終更新:2018-06-14 01:34:34
1128文字
会話率:67%
末姫様に仕えている侍女のソフィアは、貧乏子爵の令嬢だ。婚礼適齢期を過ぎ持参金もないため結婚は諦めている。最近は末姫様と騎士団長との婚姻が決まり、便りを届けるのが日課となっていた。騎士団の執務室で出迎えられるのは、いつも副団長のアルベルトだっ
た。ソフィアはいつもへらへらと人を食ったように笑うアルベルトのことが苦手でいつも警戒してしまう。「誘ってるの?」「誘ってません」「わたし、あなたのこと苦手ですから!」失言から始まるソフィアの受難。
//全7話。00時更新です。全体的にR15、R18は最後のほうに予告なく入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-26 00:00:00
33556文字
会話率:36%
メイヨール公国の若き副騎士団長のクロードは幼馴染で同じ年のマリアと結婚する事になった。小さい頃からマリアだけを見て来たクロードには天にも昇る気持ちで結構式に臨んだ。が、まさかマリアに持参金目当てだと思われているとは露とも知らないクロードとマ
リアの結婚式のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-13 19:12:51
72100文字
会話率:36%
持参金も少ない田舎貴族の娘であるシーリアは、早く結婚相手を見つけなければならないと思っていた。幼馴染みに結婚をほのめかされ夜の庭園へ。そこに現れたのは明らかに上位の貴族男性だった。その男性に……。
お決まりのハッピーエンド。捻りもなく長くも
ない予定です。
ヨーロッパ風の異世界で繰り広げられるヒストリカル・ラブロマンス、のつもりです。
※性行為の記述がお嫌いな方は、ご遠慮ください。
(作中の王&王妃の話は『小説家になろう』の「いつか陛下に愛を」です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-17 15:18:01
51327文字
会話率:47%