『追放令嬢の外れスキルは黒衣の騎士様専用です!』(https://novel18.syosetu.com/n1574ld/)の番外編。他サイトに投稿していたハロウィンSSです。時期外れですが、サクッと短いお話が読みたいときにぜひ(*ᴗˬᴗ)
⁾⁾折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 20:23:16
6149文字
会話率:46%
前代未聞の外れスキルを授かった伯爵令嬢のミレイユは、その衝撃で前世の記憶を思い出した。
しかし、十八年間の高飛車人生を悔やむ間もなく、スキルを理由に両親から勘当されてしまう。
ならばと新天地に渡ったものの、期待していた新生活は到着初日からト
ラブルだらけ。
たまたま出くわした黒衣の騎士になんとか助けてもらえることにはなったものの、彼は何やら訳アリの様子で……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-09-26 23:17:24
12307文字
会話率:39%
異世界転移がニュースの片隅に載る時代。
地味に有能な国家公務員・天野真里は、ある夜ふいに“聖女”として召喚される。世界を濁す瘴気を鎮める鍵は、聖女と六人の介添人が紡ぐ「祈りと契約」。
焦らしたい無口な男前、甘やかし前戯の色男、痕つけたがり
の小悪魔美少年、着衣のままさせて見たい紳士、仕掛け上手の美形眼鏡、跪きたい意地っ張りな美丈夫——肩書きも生き方も、抱えた傷もバラバラな男たちが、旅の先々で真里の前に現れる。
救いと快楽、政治と陰謀が同じ舞台で息をする——帰還か、救国か、それともその両方か。
祈りは甘く、道は容赦がない。真里の祈りと契約の旅が、いま始まる。
※えっちに契約しちゃう系の逆ハーレム巡礼譚
※クセ強めのヒーローが揃ってます(作者都合による)
※R18はタイトルに*がつきます
※前半はエロ少なめです(増えます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 20:20:00
151366文字
会話率:36%
ある年の春先。千葉県全域を謎の霧が覆い房総半島は世界から孤立してしまう。日常に退屈していた14歳の地切ハクは、自治体の言いつけを破って友人たちと共に夜の街へと探検に出かける。彼は、そこで霧の中に潜んでいた騎士甲冑を纏った何者かによって、長
槍で貫かれて命を落としてしまう。
死の淵で、妹が死んでから日常がつまらなく苦しみに満ち溢れていることを回想していると謎の声と対話する。声の主はフィー・メル・ヴァイストイフェリンという魔界からやってきた悪魔の令嬢だった。彼女と契約することで、ハクは命を繋ぐ。
ハクは誰も自分の心を理解してくれない苦しみから開放され、フィーは契約者を得たことで莫大な魔力を操れるようになる。また、フィーはハクの死の間際の不可思議な現実をしっかりと生きたいという願いに共感したことですぐに相思相愛の関係となるのだった。
人々が避難する中で、ハクは街に残る選択をする。街に残った彼らには、逃げたフィーを連れ戻す為、魔界軍、フィーの実家であるヴァイストイフェリン家から刺客が送り込まれることとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 20:03:26
105692文字
会話率:50%
「俺の魔力、返してほしいんだけど」
──運命が動き出す、千年越しの出会い。
事故で命を落とし、異世界の皇女として二度目の人生を歩むことになったアメリア。
生まれつき規格外の魔力を持っていたのは、なんと千年の眠りについていた伝説の大魔術師フ
ィンの力を奪っていたからだった!?しかも、魔力は完全に混ざり合って取り出せない!?
「じゃあ、俺の番になれよ」
「きゃーーーっ!!破廉恥よ!」
目覚めたフィンは、失った魔力を取り戻すため、アメリアの破天荒な魔術の師匠になることに。
こうして始まった、毒舌で意地悪だけど、本当は誰より優しい(?)師匠フィンとの奇妙な師弟関係。失われた魔力を補うため、四六時中そばにいるフィンに振り回されっぱなしの毎日。
そんなアメリアの隣には、もう一人、大切な存在がいる。太陽のように優しく、完璧な騎士である幼馴染のルイス。昔からずっと彼女を支え、守ってくれる彼との関係も、デビュタントをきっかけに少しずつ変化してきて…。
光の騎士ルイスと、影の魔術師フィン。対照的な二人の間で揺れ動く心。そして帝国を揺るがす大きな陰謀──。
それぞれの想いが交錯する、甘く切なく、そしてちょっぴり騒がしい、運命の物語。
※ラブコメ要素あり、後半シリアス。長編です。物語重視で、ゆっくり気持ちに気付いていく感じなので、のんびり展開。いちゃいちゃ度は低めです。R18は終盤。
※成長し、後半から年齢や立場等が変わったりするので、主要キャラクター三人のみ、キャラクター紹介いれてあります。(ルイスは後から登場)
挿絵はキャラクター紹介のみです。
毎日20時に更新予定。
上げられそうなら、朝や昼にもう1話更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 20:00:00
89241文字
会話率:44%
【R18】王になりたかった王女が、竜の末裔の騎士にさらわれて、凍てつく国で愛されて生き直す純愛ストーリー。
❅ ❅
フェオフォン王国の王女・エリザヴェータは、政変に敗れ、氷に閉ざされた見知らぬ土地にさらわれた。
連れ去ったのは彼女の近衛騎士
・ナザールーーその正体はフェオフォンから独立した竜の末裔の国・ゴリニヤの王子だった。
エリザヴェータは、フェオフォンの表舞台に返り咲くことを夢見て、彼の下で王になるための学びを受ける。
学びの中でゴリニヤの人々に徐々に受け入れられるようになり、エリザヴェータは次第にゴリニヤに居心地の良さを見出していく。
ナザールの優しいまなざしがずっと彼女に向けられているのに気付くのは、いつだろうかーー
❅ ❅
勝ち気でちょっとツンデレ気味の王女と、彼女を温かく見つめ続ける元近衛の王子の、初めての恋物語。
Rは終盤ですが、途中でR表現が出る箇所があります。
一部神話をモチーフにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 20:00:00
8432文字
会話率:31%
[完結済]辺境の侯爵家当主にして国境警備隊長であるヒロインが、問題を起こして国境警備隊に左遷されたエリート騎士であるヒーローの常識を壊しながら手懐けていく話です。
*以下ご注意の上お読みください*
ヒロインは複数の愛人持ち、ヒーローもヒロ
イン以外とのR描写があります。
一対一の関係が少数派の作品になります。
裏切りや略奪は(少なくともメインキャラには)ないつもりです。
R描写のある回には✴︎をつけていますが、予告なくRに関する表現が出ることがあります。
*本作は作者の過去作品から着想したものです*
が、スピンオフというには規模が大きくなり、また元作品を読まなくても本作には支障はない(多分)ので、ある程度話が進んだところで記載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 15:40:23
547403文字
会話率:29%
公爵家嫡男で騎士団副隊長のアーデルベルトボスマンが、学園を中退して年上の男性のもとに嫁ぐことが決まっている貧乏伯爵令嬢を略奪する物語――
タイトルそのままで申し訳ない。
「公爵令嬢が独身主義のセフレから離れて公爵家当主になる話」にも出てく
る団長の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 19:10:00
17850文字
会話率:21%
エルヴェーラは公爵家の令嬢であるが、騎士団第二隊隊長の補佐官をしていた。
彼女と第二隊長は体の関係こそあったけれど、彼は自他ともに認める独身主義。エルヴェーラは彼との関係に未来がないことを感じていた。
そんななか、母からの火急の知らせで騎士
団を退団し、実家の公爵家の領地に戻ることに。
そして彼女は、公爵家当主になることが決定し、婿を取ることを求められて……。
「独身主義の隊長が公爵家当主になった元セフレに婿入りするまでの報告書」で独身主義者サイドのお話もあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 16:04:58
42627文字
会話率:26%
生まれたときから傍にいてくれた人がいなくなる……?
泣きそうになったブーラスカを「今は泣いてもいい。でも、また笑って? 君の笑顔を覚えていたい」そう言って騎士団長は胸を貸してくれた。
女性としてなんて見られていない、そんなのわかっている。で
も。
「私をもっと啼かせて」
ブーラスカは彼を濡れた眼差しで見上げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 17:20:41
10151文字
会話率:35%
マティアス・フックスは12歳の頃に3歳年上の優しそうなお兄さんラルフ・シュテルターと婚約した。
しかしラルフは2年後に戦争に行ってしまった。
それから手紙だけのやり取りを続けること5年、戦争は終わり彼は帰ってくることに。
優しい人だと思って
いたが、そこに現れたのは鋭い目つきの男だった。
初夜だと思って待っていたらナイフを首に当てられたり、街に出かけるにもチェーンメイルを着て完全武装をして現れたり、戦場帰りのラルフ様に僕は振り回されることになった。
シリアス無し、コメディー要素多め。
R18シーンはタイトルに※つけています。
アルファポリスにも投稿しています。
誤字脱字報告ありがとうございますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 19:00:00
1351457文字
会話率:42%
おじさんであるローマンは体の衰えを理由に騎士を引退し、城の門番の仕事に就いた。戦うこともなく、衰えた体に優しい仕事だ。
「ローマンさん、いいですよね?」
近衛騎士の白い制服を着た美丈夫に詰められ、なんのことか分からず「はい」と返事をした
らキスされた。
きっとこれは門番のおじさんにキスをする罰ゲームだろう。ローマンはそう結論付けた。
しかし彼はまたやってきて……
※おじさん受け、美形攻め
※アルファポリスにも掲載中です
※シリアスなし、18禁シーン薄め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-09-10 20:00:00
18265文字
会話率:40%
日本の高校二年生の龍男は、恵まれすぎた体格と強面なせいでみんなから遠巻きにされていた。しかし龍男の趣味は可愛いものを愛でることだ。それを理解してくれるのは歳の離れた可愛い妹だけ。好きなものを好きと言えない苦しみを抱えて生きてた。
そんな
妹と一緒に買い物に出かけた龍男は事故に遭ってしまう。
目覚めると魔法がある世界だった。前世の記憶が蘇った龍男はフロリアンとして生きていくことに。
可愛く転生した今世では、可愛いものに囲まれて平穏な人生を送りたいと思うが、騎士学校に強制的に入れられ、騎士団長の王子様からは「俺のものになれ」と迫られてしまう。
・じれじれ展開あり
・軽いシリアスあり
・軽い変態注意
・アルファポリスにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 20:00:00
102517文字
会話率:44%
KADOKAWA オシリス文庫様より電子書籍(イラスト:天路あや先生)が配信開始されました。
本作がお気に召しましたら是非そちらも手に取って頂ければ幸いです。
10歳の時に転生者であることを思い出したユウリ。
転生者特典で授かっていた《眷
属工房》は、女を隷属させ好き勝手に改造できる尊厳破壊スキルだった。
転生を促した女神に、転生者の事情を考慮しない意地の悪さを感じたユウリはスキルを封印。大多数の『スキル無し』として生きていくことを心に決める。しかし前世の記憶がよみがえったことで『迷宮』の存在に憧れを抱いてしまった。
それから10年余りの研鑽を経て、『スキル持ち』たちを安全に先導する『迷宮案内人』として周囲の信頼を勝ち得ていた。
そんなおり、ユウリの手腕を聞きつけた幼馴染のアシュリーに迷宮の案内を依頼される。彼女が仕える王女マリナの王位継承権を得る条件として、王都の迷宮の浅層の踏破が必要らしい。強力なスキルをもつ王女マリナに、侍女兼手練れの護衛でもあるアシュリー、騎士団の護衛も付くという。楽な仕事と二つ返事で承諾するも、いざ案内をしてみればそれは王女謀殺の罠だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 19:00:00
1121191文字
会話率:34%
君を愛することは、決してない。わたしはソコロフ家の、君はアナトリエ家の近衛騎士なのだから。
二大貴族が百年にわたり王位争いを繰り広げる国イス。
平民のオメガにして近衛騎士に登用されたスフェンは、ソコロフ家公子レクスに忠誠を誓っている。
し
かしレクスから賜った密令のため、敵対するアナトリエ家の近衛騎士エリセイと行動を共にする破目になってしまう。
エリセイは腹が立つほど呑気。しかもアルファ。
調子を狂わされてばかりだが、それぞれの主人のために奔走するうち、彼への印象が変わっていく。
さらに、蔑まれるオメガが実は百年の戦いに終止符を打てる存在なこと、密令の達成には精霊王の加護を得た「ヒールオメガ」が鍵になることも二人で突き止める。
だが、自分たちは運命の番ではない。
むしろこうして、剣を向け合う運命だ。何せソコロフとアナトリエなのだから。
――それでも、守りたいものがある。これはヒールオメガの宿命か、許されぬ恋の過ちか。
♡独自設定ありのロミジュリオメガバースです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 18:10:00
63267文字
会話率:27%
異世界で十年戦い抜き、魔王を討伐した勇者・相川翔太 。
しかし、パーティーメンバーとの待ちに待った初体験!を目前に、無情にも現代日本へ強制送還されてしまう。
彼の手元に残されたのは、最強の力と――女性を無自覚に発情させてしまう【魅力:MA
X】スキルだけだった。
帰還を喜ぶ幼馴染の陽奈美は、十年分の恋心を暴走させ、熱い吐息で僕を誘う。
「翔太のぜんぶ、陽奈美にちょうだい…」
なんて潤んだ瞳で囁かれ、初めて身体を繋げた瞬間、陽奈美の子宮の奥で僕のペニスが熱く脈打ち、思考が蕩けていくのを感じた。
義母の静香さんとは罪悪感と女の喜びに涙しながら肌を重ね 、
双子の義妹たちは「お兄ちゃんは私たちのもの」と無邪気に僕を求めてくる。
ダンジョンが出現した現代で冒険者となれば、気高き聖騎士やクールな賢者といった美少女たちが、彼の圧倒的な強さと魅力に次々と堕ちていく 。
そんな中、ついに約束の乙女たち――異世界の元パーティメンバーまでもが彼を追って現代に転移!
世界の垣根を越え、彼のすべてを巡る甘く激しいハーレムバトルが、今、幕を開ける! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 18:00:00
320479文字
会話率:40%
裏タイトル『執着の檻から逃げ出して、』
いつも通り大学から帰ってきてご飯を食べて眠って目が覚めたら、なぜかそこは異世界だった。どうやら俺、鵺野心翔(ヌエノミト)は、異世界召喚というものをされたらしい。
異世界召喚をしたペンドリック王国の王
様から第一王子のライナスと結婚し、子をなせと言われる。男である俺に何を言い出すんだと思ったが、どうやら異世界人は子が生めるようになるらしい。
俺は拒否した。だってどう見てもライナス王子も嫌そうな顔をしているし、毎日違う女を閨に呼ぶような奴と結婚どころか仲良くなれるはずがない。そもそも俺は一夫多妻制断固反対派だ。
どうやら異世界召喚した本当の理由、陰謀に巻き込まれていることに気付かない俺は異世界に来てしまったなら学ばねばとこの世界のことを知っていく。
この世界はピラミッド型をしていて上から神界、天界、魔界、妖精界、妖界、獣人界、そして俺が召喚された元・人間界であり現・底辺界と呼ばれる7つの層に分かれた世界らしい。
召喚される理由があるから召喚されたはずなのに、なぜか俺はあらゆるところから命を狙われ始める。しまいには、召喚したはずの当人にまで。………え?なんで?
異世界召喚されたミトは護衛で常にそばにいる騎士、アルウィン・シーボルトに一目惚れのような思いを寄せるようになる。しかし彼には幼い頃からの婚約者がおり、ミトはアルウィンに命を守られながらも叶わない恋心に苦しんでいく。どうやら彼にも何か秘密があるようで……。さらに最初は嫌われていたはずのライナス第一王子から強い執着心を持たれるようになり……。
次第に次々と明らかになるこの世界における様々な秘密。そして明かされる、異世界召喚の衝撃の真実とは――――。
訳あり一途ド執着攻め×努力家一途童顔受けが様々な問題を乗り越え2人で幸せを掴むお話。
※複数攻めですが総受けではありません。
※複数攻めのうち確定で一人死にます。死ネタが苦手な方はご注意ください。
※最後は必ずハッピーエンドです。
※異世界系初挑戦です。この世界はそういうものなんだと温かい目でお読み頂けると幸いです。
※完結までノンストップで毎日更新。
※アルファポリスさんにて先行公開中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 18:00:00
66433文字
会話率:59%
ビリンガム王国騎士団に所属しているロナ・バイアットとウォーレン・コークは、騎士学校時代に寮の同室をきっかけに恋人同士となり2年半が経つ。
ロナは騎士団にはあまり向かない小柄な体型だったがウォーレンと同じ職場にいたくてひたすら努力していた。
大好きなウォーレンと恋人同士になれて幸せな日々かと思いきや、ロナはウォーレンからたびたび試し行動のようなものをされていた。
飲み会に行ったりロナの前でご令嬢と親しげに話していたり…そのたびに指摘すると「嫌なら別れる?」と聞かれる。毎回「愛してるから別れないよ」と答えていたロナ。しかし試し行動をされるたびに何かが確実にすり減っていく。
そこへ留学していたという幼少時代の学友でありビリンガム王国第三王子のカーティス・ビリンガムが帰国し、ロナの現状を知ると……。
アルファポリス、pixivにて同時掲載。
10/19 日間BLランキング連載中1位・総合4位にランクインしたようです。ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-10-31 18:00:00
95595文字
会話率:49%
――『皇帝の怒りを買い、私邸に幽閉された』という仄暗い噂を持つ皇子に会ったら、あまりにも清らかな人でした――
この物語の舞台は、とある大陸の最西端に位置する国、ファンデミア皇国。近衛騎士団に転属となったブラッドリーは、第四皇子の護衛騎士に
任命された。実際に会ったその人は、とっても気さくでとってもマイペース、意外とちょっとやんちゃ。そして、市民から『英雄』と称され絶大に慕われていた。それは奇病――皇子が生まれながらに有している奇跡の力で、密かに国を救っているからだった。しかしその力は、多方面からめちゃくちゃに命を狙われる原因にもなっていて……。皇子に向く刃、ブラッドリーはその全てから身を挺して主人を護る。
襲撃されて、愛を自覚して、筋トレして、愛を育んで、また襲撃されて。
たったひとりの愛しい皇子を、護衛騎士は護って護って護り抜く。
主従関係の上に咲く激重な溺愛を、やかましい使用人ズと共に、しっとりめなラブコメでお送りします。
◇筋肉バカつよつよ年下騎士×マイペース花咲く年上皇子
◇毎日18時更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 18:00:00
92011文字
会話率:36%
産まれたばかりの時に養育施設に捨てられた孤児のロンは、十四になった歳に侯爵家当主に拾われる。
身請けの日に乗った馬車には侯爵家三男である同い年の少年、アンディが乗っていた。
共に成長し、周囲の誰からも『双子』と呼ばれるほどに瓜二つとなった二
人は、王国騎士団員となった。
ある日、娼館へと出かけたアンディだったが絶望のままに寮へと帰り、ふとした出来事からロンと身体を重ねることに。
時が経ち、強く求め合いながら共に在り続けた二人は、けれど国同士の戦争に巻き込まれ、運命の渦中で翻弄されてしまう。
二人を分かつものは、血か、死か。
※当社比ちょっと暗めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 23:00:00
20519文字
会話率:30%
ラシア王国の第三王女リディアは、政略結婚のために大国ヴェルドへ嫁ぐことが決まっていた。
だが出立前、束の間の自由を求めて城を抜け出した彼女は、反乱組織に囚われてしまう。
暗い牢に閉じ込められ、絶望の淵にいたリディアの前に現れたのは――
見
知らぬ男、シオン。
彼の手によって危機を逃れたものの、戦いの最中に彼は気を失い、魔力を封じる首輪をつけられてしまう。
逃げ場も助けもない牢の中で、二人はただお互いを信じて夜を越した。
*投稿中の別作品を重め(しっかりめ?)の描写にしており、対して本作品はライトに読み進めらるスタイルを目指して書いています!
*そのため、服装や情景の描写が細かく・鮮明に思い浮かぶ小説が好みの方には向いていないかもしれません。mm折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 17:39:51
36407文字
会話率:29%
冒険者のイーリスは誰もが羨む体格、男前な容姿の持ち主だが、誰かに抱かれたいという叶わない夢を抱いていた。しかしある事件がきっかけで騎士のクヴェルという男と甘やかな夜を過ごす。浮かれたイーリスは翌朝、クヴェルのある言葉を聞いてしまって……?
ガチムチ受け、逃げる受けがお好きな方に。
騎士クヴェル×冒険者イーリス
◇続編のあらすじ◇
イーリスは恋人になったクヴェルに誘われ、北方騎士団へ入団した。団員に関係を隠さないクヴェルに対し、イーリスは家族のことが気になっている。そんななか、王都への召喚がありクヴェルについていくことに。イーリスへの嫉妬を爆発させるクヴェルと、自分に自信の持てないイーリス。悩む二人はすれ違い、喧嘩してしまう。しかし王都に魔物が現れ、王都は騒然とする……!
※4話までは短編と同じ内容となりますのでご承知おきください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 17:20:00
33826文字
会話率:38%
「よし、離縁しよう!」
ほぼ形だけの結婚を続けて十年になるレーシュは、もう自分に結婚相手としての需要はないだろうと思った。しかし夫であるラツィエルに提案してからの様子が変だ。離縁してあげた方が、彼も自由になれると思うのだけど……?
一方仕
事では国を揺るがす事件の調査が始まり、初めて騎士である夫とバディを組んで任務につく。ナンパされたり、事件に巻き込まれたり。そのたびにレーシュはラツィエルに助けられ、気持ちの変化が訪れる。
無自覚美人の受けが、愛のない結婚をした攻めとの関係を見直そうとするドタバタラブコメディ。たまにシリアス。
一途な騎士でずっと妻を守ってるけど全く興味を持たれない不憫な夫×見た目にも他人の評価にも興味なし、周囲を振り回しているけど仕事には真面目な妻
※妊娠出産表現はないですが、子供ができます。同性同士でも子供ができる不思議世界です。
14万字超の長編です。アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 17:10:00
42104文字
会話率:37%
騎士のマーレーナと事務官のパテルは顔を合わせればバチバチと喧嘩しているのが、騎士団では日常の風景。水と油のような性格の彼らだったが、プライベートではちょっと様子が違う。二人の秘密は――ラブラブ同棲カップルであること。
しかしある日、マーレー
ナに王女との婚約の話が持ち上がる。勝てないと思ったパテルは身を引こうとするが……?
大ざっぱ騎士×神経質な美人文官
拙作【惚れ薬の魔法が狼騎士にかかってしまったら】の世界観ですが、単作で楽しんでいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-08-28 18:40:00
20164文字
会話率:39%
落ちぶれた門閥の次男に生まれたリツェル(17歳)は、跡継ぎに恵まれず年老いてゆくタドゥザ伯爵(52歳)のなぐさみものとして引き取られることに……。「おれ、父さまに捨てられた?(絶対逃げてやる!)」
リツェルは世間知らずで、少し口が悪いです。
シリアス調の前置き長め。
※独自設定あり。貴族や騎士のいる世界です。主人公は転移/転生者ではありません。差別用語や自虐ネタが苦手な方は、ご注意ください。こちらの物語は[アルファポリス]にて公開中の新作より。
【お試し読み】は【第11話】あたりを推奨いたします。前半の流れが伝わりやすいかと思います。書き溜め作品ではなく、そのつど執筆しております。更新時間が不規則で申しわけございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 17:00:49
33820文字
会話率:62%
「リューベック、ぼくは忘れまい。この世の惨劇を、狂人のカーニヴァルを、けっして忘れまい……」
※ 奴隷制度(スレイブゾーン/造語)のある異世界設定です。ややダーク系救済ファンタジーですが、成長した主人公の性格は明るめです。H描写の事前告知
なし。従者×主人の固定CPです。わりとイチャラブしてます。
お試し読みは、第22話あたりが世界観が伝わりやすいかと思います。ただし、シャダ王篇につき過激描写あり。ご注意ください。
※ タイトルの涯底は「そこい」と読みます。レーティングをR-15に修正した内容も同時公開中です。R-18版は他サイト[アルファポリス]でも読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 10:00:00
80500文字
会話率:63%
しがない派遣社員、時乗サブロー(とのり さぶろう)は中世風ファンタジー異世界フェラルーナに転移した。
エロ目的で選んだ《時間停止》スキルであったが、冒険者としても無敵であることがわかった。
サブローは、スキルを与えてくれた天然女神様か
らスタートして宿屋の母娘、冒険者ギルドの受付嬢、街の女店員、ハイエルフのメスガキ、女ドワーフの鍛冶屋、伯爵令嬢の女騎士、女盗賊など次々につまみ食いしながら、ついでに冒険者としてもメキメキレベルアップしていく。
そしてついに、この国の尊い血筋の聖女様に請われて、領主の妻からメイドまで孕ませるついでに世界まで救うことになるのだった。
※ サブタイトルに☆がついてるのが、エロシーンありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 17:00:00
26488文字
会話率:34%
【地上最強の半魔✕アルファの騎士団長】
オリジナルファンタジーオメガバース。設定にオリジナル要素が多々あります。
衣食住が保証されたユートピアと謳われる世界での特権階級アルファとして生まれたアラム・ベネフィン。
剣の道を極めるべく士官の道
に進み、若くして騎士団長となった。
アルファは生殖の種を植える側の人間で、同じアルファ以外のベータかオメガを相手にできる。しかしアラムは無用にも、女や男を抱きたいのではなく、男から抱かれたいという秘めたる欲望を抱えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 15:55:55
17412文字
会話率:49%
【不遇な溺愛皇太子✕転生した男前護衛騎士】
※男前受けを書きたい気持ちが強過ぎたためか、恋愛展開やR18描写は薄いかもしれません。
※構想の半分程度で完結しております。ドラマが始まった当初の目的は成し遂げるため、きりのいい箇所で終わらせたつ
もりではあります。ですが、続きを期待させるような終わり方であることも否めません。構想自体はありますが、今のところ執筆する予定は未定であるため、場合によっては物足りなさを感じさせてしまうかもしれません。申し訳ありません。
無実の罪で一家全員処刑されたアレクセイ・ヴォリーノフは、転生の能力によって平民アンドレイ・ボルネフェルトとして生まれ変わった。
騎士となり、ひっそりと暮らしていたアンドレイだが、生き残った前世の姉が同じく無実の罪に問われていることを知る。
皇太子となった従兄弟のレオニードが、姉のために隣国ダルタンへ行くという話を聞きつけ、護衛騎士として帯同できることになるも、前世が皇子であると気づかれれば、重罪人の生まれ変わりとして処刑されてしまう。
姉のためなら命は惜しくないと、奔走するアンドレイは、徐々に周りから平民騎士としてではない目を向けられ始める。
他サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-09-20 21:38:46
208521文字
会話率:51%
【激重執着の騎士✕前世の記憶を取り戻した魔王】
魔王フランツ・カーフセルが、この世界はRPG風の乙女ゲーム「聖女の剣」であることに気がついたのは、聖女率いる戦闘パーティによって、打ち倒された瞬間だった。
牢へ入れられ、死刑を待っていたフラン
ツは、前世はそのゲームの開発主任補佐であったことを思い出し、世界征服し直してやることを決意した。
そのために人間の姿に扮して攻略対象者の一人に近づき、利用してやろうと目論んだのだが、清廉潔白で高潔な騎士であるはずのミヒャエルは、なぜか魔王扮する神官に対して激重感情を向けてくる。
フランツは、正体を見破られまいとして彼に応えているうちに、複雑な感情を抱きはじめる。
R18描写のあるエピソードには※がついております。
他サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 19:10:00
161369文字
会話率:49%
洞窟の奥深くに建てられた今にも崩れそうな掘っ立て小屋に、王命で訪れた王国の騎士、ニール・マクレイ。
彼の目の前に座るのは『洞窟の魔女』と謳われるミルドレット・レイラ・ルーデンベルン。
何を隠そう、彼女はルーデンベルン王国の第二王女だっ
た。あまりの天真爛漫さに修道院に入れられるも脱走。行き倒れになりそうなところを魔導士に拾われて、すっかり『洞窟の魔女』として名も売れてきたところを、ニールによって発見されたのだ。
しかし、ニールは王城に連れ戻そうとしているわけではなかった。彼女を姉である第一王女アリテミラの身代わりとして、隣国ヒュリムトンの王太子へ嫁がせる王命を果たす為に来たのだ。
だが、ヒュリムトンも身代わりをすんなりと受け入れる程甘くはない。
各国から集められた選りすぐりの王太子妃候補の一人として、ミルドレットは王太子妃選抜レースに挑む事になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 15:13:35
60745文字
会話率:51%
異世界から現実世界へと戻り、二年の月日が経った里桜は、大学生になっていた。
父親が代表を務めるIT企業で副社長を担う伯父に異世界での記憶があることを知り、
新惑星発見の記者会見でフランスの天文学者が放った言葉は、異世界で出会ったファメール
からのメッセージであると信じた。
現実世界でファメールは亡くなったと聞いていたが、存在しているのだとすれば、レアンやアルカも存在しているのかもしれない。
里桜と伯父はそう信じ、二人で協力し合いながらファメールとのコンタクトを取るべく行動に移した。
しかし、消息は掴めず、時ばかりが過ぎていき、里桜はフランスへ行く決心をする。
ファメール、レアン、アルカの三人の消息は?
再び出会う事を夢見て行動する里桜だが、想像するよりも遥かに複雑な事実へと飲み込まれるうちに、里桜の心も同時に翻弄され、彼らを想う気持ちにも変化が生じていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 18:13:05
674424文字
会話率:57%
母親との死別により、過酷な人生を歩む事になった女子高生里桜は、大学受験を控えた18歳の少女。
大学へ行くための費用を稼ぐ為にバイトをいくつも掛け持ちし、懸命に生きるも、心は頑なになり、達観していながらも他人に対しては拒絶するようになって
いった。
ある日、里桜がバイトから帰った朝、里桜を引き取り育てている伯父に襲われそうになる。
必死に逃げたものの、これからの生活をどうしようかと苦悩した矢先、里桜は異世界へとトリップする。
里桜を召喚したのは聖王国アシェントリアの女王エルティナ。
「リオ」という名から少年と間違われた里桜は、エルティナの願いにより、勇者として隣国の魔国ムアンドゥルガの魔王討伐に出かける羽目になる。
魔王を討伐しなければ、自分の世界には帰れない。
ところが魔国は里桜の想像とは違い、魔族達は皆優しく、美しかった。
頑なに他人を拒絶していた里桜は、魔族達の優しさに触れながら、
『信頼を得る為には、自分が変わるべき』と、考えを改めて、自分を変える努力をする。
里桜にとって魔国が居心地の良い場所になる一方、自分の世界から逃げてきたという引け目と、戻りたくない気持ちとで苦悩する。
里桜の前に現れる3人の魔族
女好きのアルカイン。優しき騎士レアン。天邪鬼な魔術師ファメール。
彼らに翻弄されながらも心が救われていくクールな女子高生のちょっぴりおバカで真面目で切ないラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 16:50:35
249220文字
会話率:55%
『溺愛アルファ騎士のすれ違い婚』のスピンオフです。ワシャールのザヒ帝とその弟シークの物語。このお話だけでも読めます。
軍事大国ワシャールの若き皇帝は花嫁選びで不機嫌になっていた。側近たちが推してきたのは親友の恋人だったからだ。もちろん友
情を選ぶが、そのためには誰でもいいから花嫁を決めなくてはならないのが面倒くさい。そんな兄の結婚話に一番心を痛めていたのは弟のシークだった。
仕事と遊びはできるが恋愛オンチの皇帝(攻)×健気に兄を慕う弟(受)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 15:11:13
50535文字
会話率:50%
オメガとアルファが存在する世界。イナ国の宰相ザナは仕事はできるが合理主義が過ぎて色っぽい話の一つもない男。このままでは独身を貫くと思われてきたが……武術大会に出場したレンという名の若い騎士に執着されてしまう
最終更新:2024-05-24 16:31:12
70945文字
会話率:47%
アルファとオメガが存在する世界。
ちっともアルファらしくない騎士ゼインは全裸の下半身にシーツを巻き付けた姿で神殿にいた。
これからゼインの結婚式が始まるという。
お相手は第二王子のシュリ。
オメガである。おまけに年上。加えて陰キャ
。
シュリの発情にあてられたゼインがシュリを襲い、項を咬み番になったと言うのだが……
すれ違いからスタートした二人が心を通わせ本当の番になるお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 16:13:43
70322文字
会話率:28%
※こちらは以前投稿した【初案】同タイトルを、現在【改稿中】しています。
「二日やる、クレイドルを連れてこい」
「ええッ、俺、その人知らないんですけど!」
幼いころから剣を握る「騎士」に憧れていた十七歳のハシュ。
豊かな自然、豊富な
資源、明るい国民性の島国――トゥブアン皇国には武官、文官、合わせて十二の騎士団があり、ハシュはそこで少年兵を育成する十二月騎士団で二年間、厳しい修練を修了したが、新人騎士として着任したのは文官の騎士団――十月騎士団。
ハシュはそこで新人文官必須の業務、伝達係……通称・伝書鳩として、日々、書類集めに奔走している。
そんなある日、ハシュは曲者で有名な四月騎士団団長から「クレイドルを連れてこい」とわけのわからない命令を受けてしまう。
――ハシュは「彼」に面識がないというのに!
名前以外に手がかりももらえず、ハシュは時限式に設定された二日間で「クレイドル」を探し、奔走するのだが……。
喜怒哀楽がはっきりとしているハシュは、思いのほか無自覚に周囲に可愛がられていたりもします。
それが「吉」と出るか、「凶」と出るか――。
■主な登城人物
・ハシュ(17)
元気いっぱいの明るい少年で、現在、文官の十月騎士団で伝達係の伝書鳩に着任している。
左目もとにほくろがあるのが特徴で、思いのほか周囲には可愛がられている。
馬術が得意で、こき使われやすい。
・ロワ(30代後半)
皇宮諸事の一切を取り仕切る文官、四月騎士団団長。
トゥブアン皇国の最高統治者である唯一皇帝の御座所・皇宮におけるすべての統括者だが、唯我独尊の性格で周囲に恐れられている。
黒縁眼鏡の前髪七三分けという、特徴を持つ。
・バティア(17)
金髪碧眼の美少年で、現在、少年兵を育成する十二月騎士団団長を拝命中。
明るいが、控え目で穏やかで、少年兵時代からの親友であるハシュに淡い恋心を抱き、いよいよ真剣な自覚へと芽生えてしまう。
とにかく、ハシュ第一主義!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-13 15:00:00
179444文字
会話率:22%
「俺の愛しい奥さん……カノア。お前はひとり寝の寂しい夜に、どんな自慰をして俺を想ってくれているんだ?」
「ばッ、馬鹿ッ、やめろ、この駄犬ッ!」
豊かな自然と豊富な資源を持つ島大陸のトゥブアン皇国に暮らす、武官で海軍騎士の七月騎士団に所
属するカノアは、騎馬隊で構成されている八月騎士団に所属する、武官で二歳年下のエーヴンと婚姻を誓い合い、夫婦となってすでに三年目。
互いに所属する騎士団が異なるため、普段のふたりは別居状態。
海軍騎士のカノアが休暇のたびに、エーヴンが待つ家へと帰ってきている。
ふたりでいるときはいつも身体を重ね合ってしまう熱々ぶりだが、ときどき妙なスイッチが入るエーヴンに手を焼くこともある。
今回も休暇の最後の夜、エーヴンに奇妙なことを言われてしまい……。
■主な登場人物
・カノア(27)
島大陸のトゥブアン皇国ではもっとも重要な武官、海軍騎士の七月騎士団に所属するエリート騎士。
女性が見れば美形で、男性が見れば美人の、さっぱりとした性格。
五年前に出会った年下旦那のエーヴンと同性婚をして、すでに三年目。
同性婚のため、立場は受けの「夜妻」
・エーヴン(25)
騎馬隊で構成される八月騎士団の武官騎士で、ランスの使い手。
黙っていればいい男だが、性格は狂犬・駄犬。
出会った当時からカノア一筋で、すぐさま婚姻を迫った、とにかくカノアlove❤
同性婚のため、立場は攻めの「夜旦那」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-09-05 16:00:00
98700文字
会話率:30%
「ハシュ、俺はきみのことが……」
島大陸であるトゥブアン皇国は四方を広大な大海洋に囲まれ、自然も資源も豊かな国。
そのトゥブアン皇国には武官、文官の騎士が集う十二の騎士団があって、そのうちのひとつ――少年兵を育成する十二月騎士団で団
長を務めている金髪碧眼のバティアは先ごろ十八歳の誕生日を向けて、成人を迎えた。
十二月騎士団団長として背にする責務は重みを増すが、一方で年ごろ裸子悩みもあって、親友であるハシュに対して親友以上の感情が芽生えてしまい、どうしたらいいのかわからない。
そんなある日。
親友のハシュが文官を務めている十月騎士団に赴き、偶然会うが、普段は明るく素直なハシュの機嫌が妙に悪い。
「もう! 聞いてよ、バティア! 上官たちにバレンティヴァのチョコを作れって命令されちゃってさ! 俺、チョコなんか作ったことなのに!」
「え……えっと?」
どうやら仕事最中にチョコレート作りを頼まれた、ハシュ。
バティアはそれに付き合うかたちでバレティヴァ(ようは、バレンタイン)のチョコレートを作ることになるが……。
※こちらは同タイトルの「イツワリノ花嫁・プロローグ編」が世界観のベースになっていて、登場するバティアが主人公で話が進む番外編(ifバージョン)となっています。
■主な登場人物
・ハシュ(17)
左目もとにあるほくろが特徴の、元気いっぱいな少年。
馬術が得意で、喜怒哀楽がはっきりとしている。
現在は新人文官として「決断の長」が座する十月騎士団で伝達係……通称・伝書鳩として、日々、書類を求めて奔走している。
バティアとは少年兵時代からの親友だが、恋愛や性に関して妙に潔癖なところがあって……。
・バティア(18)
金髪碧眼の美少年から青年へと成長中の、若き騎士団長。
性格は明るいが、控え目で穏やか。
現在は少年兵を育成する十二月騎士団で団長を務めている。
ハシュとは同年同期だが誕生日が早いため、先に成人を迎える。
その大切な親友に恋心を抱いてしまい、告白したいが、ハシュには厄介な一面があってどうしてもそれを口にすることができない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 20:03:25
72046文字
会話率:29%