女子ばかりの軍隊に男が一人、女子に化けて入隊した。
ハーレムを目指したわけでは無い。
単純に厳しい男の軍隊が嫌で逃げたのである。
家の都合で軍隊には入らなければならないが、しごきとか厳しい訓練からどうしても逃げたかったヘタレボンボンが選んで
しまった、いばら道。
普通に男の軍隊に入っておけば良かったと思うほどの苦難の日々とは…。
架空の1938年頃のヨーロッパっぽい世界で起きたかもしれない、お話し。
ドンパチはありません。エロも、そんなにはありません。
残酷な描写はありませんが、主人公は残酷な目に遭うかもしれません。
まあ、ただのおバカ小説でございますので。
生暖かい目でお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 10:14:18
463503文字
会話率:31%
「お前に期待するのは、その背後にある実家からの支援だけだ。それ以上のことを望む気はないし、余に愛されようと思うな」
新婚初夜。政略結婚の相手である、国王リオネルからそう言われたマリアローザ。
持参金目当ての結婚!? そんなの百も承知だ。
だから。
「承知しております。ただし、陛下の子種。これだけは、わたくしの腹にお納めくださいませ。子を成すこと。それが、支援の条件でございますゆえ」
金がほしけりゃ子種を出してよ。そもそも愛だの恋だのほしいと思っていないわよ。
出すもの出して、とっとと子どもを授けてくださいな。
そんな冷めた夫婦と、従者と侍女と。それぞれの思惑(とツッコミ)が動き出す。
※ R18展開回のみ、タイトルに♡マークをつけさせていただきます。
※ ヒーローの名前を、「アンリエット」から「リオネル」に変更いたしました。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 21:27:11
74759文字
会話率:32%