令嬢の身代わりとしてお妃選びに参加することになった村娘ビアンカが、ワケあり皇帝オスカーの女除けのために、3ヶ月後の離縁を前提とした契約妻になったはずが、オスカーからぐいぐい押されて溺愛されて、結果的に囲われて逃げ出せなくなってしまうお話。
※R18には※
※全4話、1万字数程度の短編として完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 21:20:00
10357文字
会話率:40%
どうか、俺と契約結婚して跡継ぎを産んでくれ」――女嫌いと有名な上司は、ある日そんな打診をしてきた。
ローゼはシャハナー王国の貧乏な子爵家レーヴェン家の長女であり、王立騎士団に女騎士として所属している。
五人の弟妹たちのために日々身を粉にし
て働くローゼは、気が付けば結婚適齢期を逃した23歳になっていた。
そんな中、三つ年下の妹エリーに婚約話が持ち上がる。しかし、子爵家に持参金を用意するような財力はない。
エリーは家に迷惑をかけたくないから……と婚約話を断ろうとする。でも、ローゼは彼女には自分のような嫁き遅れになってほしくないと思った。
「姉さんが持参金は何とか用意するから」
そうエリーに告げたものの、あてなどない。
どうしようか……と悩む中、騎士団長である上司イグナーツがローゼの事情を聞きつけてひとつの打診をしてきた。
それこそ――彼と契約結婚をして、跡継ぎを産むということだった。
「跡継ぎが生まれたら、すぐに離縁しても構わない」
そう言われ、ローゼは飛びついた。どうせ嫁き遅れの自分がまともな結婚を出来るとは思えない。ならば、エリーのためにここは一肌脱ごう。
そう決意してイグナーツの元に嫁いだのだが。
「ちょ、ちょっと待ってください!」「いやだ」
彼は何故か契約妻のローゼを甘く溺愛してきて……。
訳あり女嫌いの伯爵さま(28)×貧乏な子爵家の令嬢兼女騎士(23)の契約結婚から始まる、子作りラブ
◆日刊ランキング 最高8位ありがとうございます♡
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◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 17:09:02
112012文字
会話率:39%
騎士団で事務方をしているカレンは、騎士団長のベゼルから期間限定の偽装結婚(性交渉なし)を持ち掛けられた。「なぜ自分と?」と困惑するカレンに、ベゼルは「俺を嫌っている君となら間違いが起こりそうにないからだ」と告げる。
なんて失礼なヤローだ!と
思いつつも、彼の提示した報酬に目が眩んだカレンは話を承諾してしまう。そして二人は離縁前提の偽装結婚をした……はずだった。
絶対に子は成さないと決めている夫(偽)と、絶対にひ孫がほしい大姑の戦いに巻き込まれた口の減らないマイペース女子のお話。
(フェアリーキス様より書籍化いたしました 2020/04/28)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 00:00:00
251227文字
会話率:43%