伯爵家の娘ヴェネッタは結婚式の三日前に占い師におまじないを掛けてもらった。
ごめんなさい。てっきり『婚約者のえっちな本音が聞こえる』おまじないだと思っていたら、『キスで身体が入れ替わってしまう』おまじないでした……!?
結婚式の誓いのキスで
公爵令息である夫、ジークの姿になってしまったヴェネッタ。ある日ジーク姿のヴェネッタに抱きついてきたのは……王女様!?王女はジーク姿のヴェネッタに言う。
「わたくしと結婚してくれるって言ったじゃない。ねえ、ジーク。わたくしを愛してると言ってちょうだい……!」
ヴェネッタのことを「愛したいと思ってる」と言った夫のジークが王女と恋仲であったと知り、そして国王陛下から聞かされた事実によって……。
――私、ジーク様の気持ち、わかっちゃいました……!
ジークに惹かれていたヴェネッタは心を痛めながらも決心する。
――大丈夫です、ちゃんと離縁いたしますから
妻ヴェネッタから離縁を突き付けられたジークの本当の気持ちは…………?
***
ヒーローとヒロインの身体が入れ替わったことによって、思いっきりすれ違って、お互いがお互いのために離縁しようとする両片思いのドタバタラブコメディの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:00:00
42779文字
会話率:48%
名誉ある王国騎士団、第3騎士団長の三男として生まれたアルノルフォ•イルデガルド。才能溢れる彼は、兄弟の中で唯一のαだろうと期待され、親からの期待を一身に受け跡継ぎとして、育てられてきた。
だが、12歳で彼の人生は変わる。
アルノルフォはΩ
であった。
貴族のΩの使い道など決まっている。
できる限り有力な家へと嫁ぎ、αの子を成すことだ。
その時点で、騎士となる夢は絶たれた。
だが、王都の北の果て、辺境伯に嫁いだ日からアルノルフォの生活は変わる。
辺境伯はアルノルフォに顔も見せず、まったく興味がない。辺境伯夫人としての仕事もするな、という契約書にサインまでさせられた。使用人たちもアルノルフォを別棟の廃れた屋敷に案内したまま去ってしまい、世話をする様子もない。
……これは、もしかして晴れて自由の身なのでは?!
誰に咎められるでもなく、自由に暮らせるようになったアルノルフォは、偶然に催されていた辺境伯領騎士団の入団試験を受けることとなる。
アルノルフォは騎士になる夢を叶えられるのか……?!
アルノルフォの夫である辺境伯は、一体どんな奴なのか?!
ファンタジーラブロマンス!お楽しみに!!
────────────
創作オメガバースのお話です。
受け:アルノルフォ、強いけど美少年です。口が悪い。
攻め:ガブリエーレ、強くて美丈夫。でかい。無表情。
サブタイトルの前に◆がついているものは、攻め視点の回です。
サブタイトルの末尾に※が付いているものは、なんらかの性的表現が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 18:50:00
26307文字
会話率:32%
ある日、フェイリルの元に王宮からの使いが来て、戦地へ出向いている夫のディートと離縁するよう言われる。驚くフェイリルに使者は、ディートは戦地で魔王を倒し勇者として活躍し、一緒に戦ったパーティメンバーの王女との間に御子を授かったため、身を引いて
欲しいと言われ、ショックを受ける。幼馴染のディートはとある事情でフェイリルと結婚してくれただけの関係であり、彼が本当に愛する人が出来たのならと、フェイリルは離縁届にサインを書き、二人で暮らした思い出の家から出ていくことを決意する。数年後、隣国でフェイと名乗り性別を偽りながら魔法師として働くフェイリルの元に突然ディートが現れて!?「離縁なんて、絶対に認めないから──」勇者×幼馴染の恋物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 16:57:07
149664文字
会話率:46%
エリシアは20歳にして3回目の離縁歴がある。初婚は16歳で隣領の子爵令息とだったが…運命の女性と出逢い結婚式後に駆け落ちされ離縁。2回目の結婚は持参金目当ての男爵令息とだったが…彼は実は男色家で女性には興味は無く、跡継ぎができず離縁。3回目
の結婚は高齢伯爵の後妻だったが…初夜で興奮した高齢の伯爵は天に召されてしまった。伯爵亡き後、死後離縁で伯爵家を追い出され、エリシアは3回も離縁された女として処女(おとめ)のまま実家に出戻ることになってしまった。もう一生を実家で過ごすか、修道院に入ろうとしていたところ、まさかの4回目の婚姻の申し込みが来て!?先の戦争で英雄となったが、戦いで負った怪我で引退した元騎士団長のギルディス・マックボーンに嫁ぐこととなり、エリシアが見たのは、呪詛によって苦しむギルディスの姿で…。魔力持ちのエリシアは自身の魔力を呪詛と混合させ、呪詛の力を薄めることが出来るが、魔力が微量なため…体液と体液を混ぜ…呪詛と混合させ…呪いを解く…それしか方法が無くて──!?2025.3.14~離縁アンソロジーとしてPomme Comics様(漫画:桜月ナナカ先生)で配信となりました!!応援してくださった皆様に心より感謝いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 13:12:44
17338文字
会話率:34%
ティルシーは、一度、魔法師として生きて死んだ。しかし気が付いたら、湖で溺れたリリーティルという令嬢として再び目覚めてしまったのだった。リリーティルの人格はもう何処にも遺っておらず、記憶の断片だけがある状態で、身体の主になってしまったティルシ
ーは、リリーティルによって身も心も調教済み夫ルイスから、逆に調教される立場になってしまって!?※すみません、離縁して慰謝料も支払うので、追ってこないでください。の続編(シリーズ4作目)となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 15:24:07
4806文字
会話率:40%
戦乱の世、国のために他国へと何度も差し出された「正宋」の長姫、水春。初めの夫とは八歳にて離縁、次の夫となるはずだった婚約者とは十六歳にして婚約破棄という憂き目にあい、現在、「清迦」にて人質という立場である。そんな国の道具として盥回しにされ生
きてきた彼女に手を差し伸べたのはこの大陸随一の強国「清迦」に於いて権力を持たない王子、憂仙だった。憂仙とともに国を回り、様々な出来事を経験した水春、しかし清迦王宮に戻った際、儀式を急襲され、反帝国軍に連れ去られてしまう。そんな水春の前に現れたのは死んだはずの夫だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 22:10:00
279989文字
会話率:38%
帝国軍人のユゼフと一度離縁されて出戻った公爵令嬢クリスティーナの恋愛模様。「閣下と副官の不器用な日常。」のシグルドが出てきます。前作よりも過去の話です。本編3話(確定)。※伏線回収出来なかったものについては小話を追加予定です。
最終更新:2025-05-09 12:00:00
25815文字
会話率:37%
成人王族の仲間入りを前に閨教育を受けていた王太子妃・レティシア(17歳)は、後背位で性交する男女を描いた挿絵に強い衝撃を受け、夫に浮気をされた前世――議員ジュニアの夫と結婚し仕事と両立させながら妊活に励んでいた過去が蘇る。
以前のレティシ
アは自己主張の少ない従順な女性で、他に愛する女性がいる夫・王太子のクロードに恋をしていたが、新生レティシアはひと味違う。
「言いたいことだってちゃんと主張するし、心のままに生きていくんだから!」
さりげなく夫の想い人へ妃教育を施し白い結婚を理由に離縁しようと画策するレティシアだったが、側妃の登場、さらには王家の秘められた慣習に運命を翻弄されていくのだった。
※この作品は、アルファポリスにも掲載しています。
(C)Tsubaki 2025 All Rights Reserved. 無断転載・無断翻訳を固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 05:49:30
95781文字
会話率:53%
政略結婚をしてから三年目。
階段から落ちたことで、フィーネはここが乙女ゲームの世界で、自分がただのモブキャラなのだと知った。
夫であるオスカーは騎士団長であり、絶倫キャラ。
その彼に手を出されなかった理由。それは純粋に自分が彼の好みではなか
ったのだろう。
初恋の相手と結婚できて嬉しかったけれど、このまま結婚を続けたところできっと彼を幸せにはできない。
そう考えたフィーネは善意から離縁を切り出す。
しかしそれはオスカーの地雷であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 10:11:40
108470文字
会話率:26%
【書籍化】
この度、新書館様から書籍化が決定しました。
Xですが、告知もされました。
https://x.com/n_dearplus/status/1898953751618338912
ありがとうございます!よろしくお願いします。
――
――――――――――――――――――――――――――――
子爵家の三男坊で、騎士団に勤めるシュルツアイン・オークランスは、幼馴染みでもありビジネスパートナーでもある伯爵家次男バルドエッド・バイハンとの婚約を王家に申請していた。
が、なぜか申請は受理されず、美貌の公爵家次男との縁組みを王家お膳立てで進められた。
因みに子爵家とは言え実家は裕福。両親は高位貴族の社交が好きではない為、再三の陞爵の打診も辞退しているほど。
加えて本人は王都の騎士団勤め。尚且つかなりの収益を上げる副業も経営している。
本人も家族である子爵家も、高位貴族との縁を取り立てて望んだこともなく。
そして、相手である美貌の公爵家子息には会ったこともない。
是非にと望まれて…という印象を感じさせる表現の打診だったし、相手の家格が高い上、王家お膳立てという事で拒絶しきれない立場。だから流されるまま結婚した。
が、婚約も結婚も書面上のみで、未だ一度も『旦那様』である侯爵令息とは面識もなく、手紙もなしのつぶて。
どう考えても令息にとっても気乗りのしない婚姻だったのだろうと思われる。
その上、公爵家の家族からも一切の接触もなく、完全無視。
令息を良く知る貴族からは理不尽な蔑みをぶつけられ…。
つまりは、誰からも祝福はされていない。
じゃあ、なぜ元々の幼馴染みとの婚約を諦めなければならなかったのか。
俺が望んだわけじゃねえよ、とやさぐれて…からの離縁してやるぜ!…という決意と、離縁までの道。
攻め目線(主人公は攻め)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 00:00:00
275516文字
会話率:18%
一迅社メリッサさまより、2025.5.1に書籍が発売されました。『君のことを好きにはなれないと言われたので、白い結婚を続けて離縁を目指します』(メリッサより発売中)に登場したサマンがヒーローのお話です。前作を読んでいなくても大丈夫な構成にな
っています。
伯爵令嬢のソフィアは、騎士団長であり公爵令息のサマンと突然見合いをすることになった。
だが彼の求める理想の女性は「共に剣を持って戦ってくれる強い女性」であり、しがない伯爵令嬢の自分ではとても務まる器ではない。加えて二人の考え方や趣味はことごとく合わず、ソフィアは婚約話を断った。しかし数日後、彼女の元へやってきたサマンに「仮初でもいいから婚約してほしい」と頭を下げて懇願される。断りきれないソフィアは、ある条件付きでその話を受け入れることにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:56:17
110604文字
会話率:43%
『君と閨を共にするつもりはない』
伯爵令嬢のアライアは、セルラン侯爵であるレイモンドとの初夜の場でそう告げられた。八歳上の彼とはアライアが幼い頃からの知り合いで、彼女は長年レイモンドに恋心を抱いていたのだ。しかし追い打ちをかけるように『愛人
を作ってもいい』と言われてしまい、大きなショックを受けることとなる。レイモンドは侯爵家の抱える問題や一度目の結婚の失敗などから自信を喪失し、アライアとも距離を置こうとしていた。アライアはそんな彼の態度に振り回されながらも、侯爵夫人としてセルラン家を支えていこうと決意する。
Rシーンには※をつけます。
毎日投稿予定です(完結まで執筆済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 22:23:18
99049文字
会話率:31%
*一迅社メリッサさまより、2024年5月1日に書籍が発売されました*
「君のことを好きにはなれないかもしれない」初夜を迎えるはずであったセレーナは、結婚したばかりの夫オスカーからそう告げられた。さらにオスカーはセレーナの容姿が好みではないと
言い出し、セレーナ以外に想い人がいる様子。少なからずオスカーに惹かれて嫁いだセレーナは愛されることのない結婚生活を悲観して、白い結婚を一年続けた後に離縁することを提案する。
日間ランキング2位、月間ランキング2位。
2023/12/〜スピンオフ『騎士団長様に頼み込まれて婚約を結びましたが、私たちの相性は最悪です』(一迅社メリッサより5.1発売)
2024/12/13〜不定期で番外編投稿開始(本編完結済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 21:16:52
92802文字
会話率:44%
没落しかけの実家の借金返済のために契約結婚で商人に嫁がされることになった貴族の長男(26)が、いつでも離縁されてもいいようにという心構えで初夜に挑んだらぐるぐるの蛇玉にされた状態で愛を囁かれて新夫(22)にメロメロにされちゃう感じのメリサン
ド型婚姻譚です。
一見人当たりが良さげに見えて実は執念深い年下蛇人外商人×自分が同性愛者であることに罪悪感を抱いてる儚げ系還俗貴族の純愛初夜すけべです。
pixivにも同じものを掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 00:00:00
27197文字
会話率:38%
マルギッタは小国を治める女王。二十四歳になった彼女の元には山のように縁談が届いていたが、どれもこれもピンと来ない。見合いをしても、出会ったばかりだというのに情熱的に愛を語る男ばかり。亡くなった父親が浮気性で、実弟も浮気が原因で離縁していたマ
ルギッタは、男の愛を信じていなかったが、それでも愛のある生活を送りたいと考えていた。
そこでマルギッタは、いっそ金で愛を買ってしまおうと考えた。女王としての重圧に日々苦しんでいた彼女は、金の力で後腐れなく誰かに甘えたかったのだ。そう、ペットして愛される猫のように。
そんなマルギッタの元に新任の護衛官がやってきた。名はリングヴァル、二十七歳。王国軍の将軍の一人だった。彼の実家は雪深い北の地を治める伯爵家。税は滞りなく納められているが、お世辞にも裕福とは言えない家だった。マルギッタは彼に「支援をするから自分を愛し、わがままをきいてくれないか」とお願いするが……。
◆性描写回には※あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 22:00:00
5738文字
会話率:33%
敵国からの人質の幼いマクシミリアンと結婚したのは、王族で不要扱いの王女アルメティアだ。6歳年上の彼女は戦争が激しくなっていく中で、貧しくなっていく生活の中でも夫マクシと力を合わせて過ごしていた。けれど、国の敗戦が確定となりアルメティアは覚悟
を決めた。「どうぞ離縁して下さい。そして、私が今夜ここから逃亡するのを見逃してください」
その言葉に動揺しながらも、最後の夜に二人は結ばれ、そして別れたはずだった。それから数年後、遠く離れた小さな国の辺境の村で暮らす親子がいた。森の奥で貧しいながらも、慎ましく平穏に暮らす二人の前に現れたのは見覚えのある男。「やっと見つけた。迎えに来たよアル」動揺するアルメティアには彼に気づかれてはいけない秘密があった。「あの子の父親は誰だ?」※よくあるシークレットベビー物の元鞘です。☆全6話完結。誤字脱字いつもありがとうございます。番外編追加しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 21:09:57
41899文字
会話率:38%
気味の悪さと無表情さから学生時代についた名は悪役令嬢。親が決めただけの愛情も何もない当時の婚約者は運命の人とやらの平民の娘と結ばれる為に卒業パーティーで私を冤罪にて断罪した。
そのパーティーにて私の隠していた邪眼を晒した結果、私の恐ろしさが
周囲に噂される事になる。
そんな私に父は言った「お前の嫁ぎ先が決まったぞ」格上の名門に嫁いだ私を出迎える事なく新たな夫は国境防衛の任務に旅立った。
夫の顔すら知らないが会えた時に離縁を願い出よう、きっと呪われた私など妻にふさわしくないと受け入れてくれるだろう。
愛される自信がない邪眼のエリーと、軍神と呼ばれる最強使徒の騎士レイルス。
そんな二人の間に元婚約者が復縁を求めてくるのだが…。
★誤字脱字報告ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 21:09:25
58171文字
会話率:36%
「離縁することになった」「そうですか、わかりました」
王太子の親衛隊員であるグレンは、訳あって伴侶になった男ライオネルと四年続いた婚姻関係を解消することとなった。離縁するまでにはあと半年。
その間にグレンは、ライオネルにお詫びとして『望むこ
とは何でも要求する権利がある』と伝えるが、当のライオネルは『欲しい物が無いので何もいらない』と言う。欲しい物を欲しいだけ手に入れてきたグレンにとって、『欲しい物が無い』というのは想像もつかない考えだった。離縁するまでの間に『お前が欲しい物をお前にやろう』という提案をし、ライオネルの『本当に欲しい物』を探し始めるが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 22:23:28
31128文字
会話率:41%
シルヴィアは、結婚初夜に夫となるアーノルドから「僕達は愛し合って結婚したわけじゃない。子供を作らずに、一年後に離縁しよう」と言われてしまう。
アーノルドに本気で惚れていたシルヴィアはショックを受けるが時は流れ、離婚の日が刻々と近付いてくる。
そんなある日、シルヴィアは友人から仮面舞踏会へと誘われた。仮面舞踏会に参加したシルヴィアだが、シルヴィアに声を掛けてきた男性は……。
「春短編2025」に参加してます!よろしくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 10:53:47
8316文字
会話率:46%
セシリアの祖国が滅んだ。もはや妻としておく価値もないと、夫から離縁を言い渡されたセシリアは、五年ぶりに祖国の地を踏もうとしている。その先に待つのは、敵国による処刑だ。夫に愛されることも、子を産むことも、祖国で生きることもできなかったセシリア
の願いはたった一つ。長年傍に仕えてくれていた人々を守る事だ。その願いは、一人の男の手によって叶えられた。
ただ、男が見返りに求めてきたものは、セシリアの想像をはるかに超えるものだった。
※同一世界観の関連作がありますが、これのみで読めます。
※ヒーローはスパダリ時々ポンコツです。口も悪いです。
※アルファポリス様が先行しています。ムーンライト様は※のついたR18のお話が追加になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 07:00:00
83671文字
会話率:48%
【電子書籍・オンデマンド版あり】第6回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにて佳作を頂きました本作を、『三度目の人生はあなたと関わりたくありません』と副題をつけ、2024年5月30日に電子書籍化、7月5日にオンデマンド版が発売されました。特典
として後日談が2話入っております。出版社パブリッシングリンク様(レーベル:ルキア)、表紙絵は赤羽チカ先生に描いて頂きました。
応援ありがとうございました!
【あらすじ】とある理由から、公爵家令嬢ミランダは、あの手この手で父から持ち込まれる縁談を反故にしてきた。焦った父親の『好きな相手でいい』という言質を取り、自分好みのダメ男を探そうとした直後、完璧と謳われる王子に求婚されてしまう。
文武両道の彼には、今までの見合い相手のような付け入る隙が皆無だった。裏で手を回して世にいう良縁を素早く潰してきたミランダだが、彼はさっさと外堀を埋めて、着々と結婚話を進めてくる。頭を抱えていたミランダは、やがて彼が一心に求愛してくる理由を知ることとなった。
逃げたい令嬢×絶対に妻にしたい過保護な王子の恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 21:00:00
140017文字
会話率:43%
白い結婚でしたよね? 〜人見知りな夫の過剰な愛〜 最初の短編と【ライル編】の間のお話です。今回はアレが原因でマリエラが離縁を考えてしまう…まさかライルが三年目の浮気!? R18としてますが、最後までしてません。★いつも誤字報告をくだ
さる皆様、ありがとうございます。感謝しております。(*^^*) ★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 18:01:20
3172文字
会話率:40%
政略結婚の私達は、白い結婚から離縁に至ると思っていた。
しかし、そんな私にお怒りモードの歳下の夫は、本気で私を籠絡する。
⭐︎ 誤字報告ありがとうございます。(^^)
最終更新:2024-12-15 10:11:09
4400文字
会話率:48%
馬車の事故から助けてくれた騎士の印象を聞かれ「素敵な人ね」と答えたばかりに、愛する女性と婚約破棄させられ、私の夫になったあの人。
白い結婚で2年後に離縁するけど、どうか夫のその後の人生が幸せでありますように。
最終更新:2024-11-01 18:19:32
22753文字
会話率:39%
犬獣人のクインの旦那様は、獣人の長たる銀狼伯爵家の次男、狼獣人のキースだ。彼は出会った時から紳士で結婚してからもクインをとても大事にしてくれている。けれど、獣人パートナーの証は交わさず、激しいと噂される夜の営みはかなり淡白で5年も子供ができ
ない。そんなある日小柄なクインは妊娠しにくいと医師に言われ、つがったばかりの義弟夫婦にもさっさと子供ができたと知り、もう離縁を申し出ようと決めたのだがーーー。
安定のヤンデレ。「勘違いパティシエは狼獣人の胃袋を掴んでしまったらしい」「狼獣人は美味しい番を逃がさない」のラーダの二番目の兄のお話です。
12/22 番外編を再追加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 19:40:49
60050文字
会話率:46%
結婚直前に婚約者から婚約破棄と心ない言葉を告げられたノア。心の傷が癒えぬまま過ごしていたある日、王弟殿下から辺境伯へ嫁ぐように命じられる。今の自分にはこれ以上の縁は望めないと悟ったノアは、その提案を二つ返事で受け入れた。
家族の反応に若干の
不安を抱きつつも、前向きに辺境伯領へ赴いたノア。しかし、夫となるはずの辺境伯から「離縁したくなったらすぐ伝えるように」と言われ、困惑してしまう。
——結婚したら幸せになれると信じていた。果たして、僕は本当に幸せになれるのだろうか。
不器用な辺境伯×素直な伯爵令息
R18は※つけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 15:00:00
192118文字
会話率:56%
「あんなブス、好みじゃねえよ」ーーーそのひと言が、私の人生を狂わせた。
魔法医のクローディアは、身勝手極まりない理由で王弟アルベルトから婚約破棄されてしまう。そして彼女は、とある禁忌を犯したことにより実家を出て生活していた。
その後クローデ
ィアは、戦地で助けた王立陸軍大尉のラズヴァンに求婚され、結婚することとなる。それは言わば政略結婚であったものの、二人は‘‘双方の努力’’により仲睦まじく暮らしていた。
そんな折、クローディアは馬車の転倒事故でメイドを庇ったことにより、顔に大怪我を負ってしまう。
彼女は離縁を覚悟したものの、ラズヴァンは結婚生活の継続を申し出る。しかし、過去のトラウマから夫の言葉を信じきれないクローディアは、ラズヴァンに対してあるとんでもない要求をしたのだが……?
+「お前を愛することはない(意訳)」と言われて婚約破棄されたヒロインが、紆余曲折あって幸せになる話です。
+R18シーンにはサブタイトルに♡が付きます。
+2024/11/03本編完結。
+2024/11/09おまけの小話更新中。
→2024/11/23完結。
+2024/12/04割り込みでエピソード19を追加しました。
+2024/12/05割り込みでエピソード23を追加しました。
+2024/12/07割り込みでエピソード32を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 02:08:59
111059文字
会話率:47%
両片思いすれ違いエッチが許容できるひとだけどうぞ!
↓あらすじ↓
男爵令嬢だったコルネリアは、両親の事故死をきっかけに叔父夫婦とその娘ディアナに男爵家を乗っ取られ、屋根裏部屋に追いやられたあげく、使用人扱いを受けている。
コルネリアは虐
げられても意に介さず、下働きをしながら気楽に過ごすばかり。それを見たディアナは気にくわない。
娘にそそのかされた叔父夫婦は、ディアナに来た縁談のひとつをコルネリアに押しつけ、祖母が異邦人であったせいで賤しい生まれと蔑まれる伯爵のもとに嫁がせる。
しかし実は、ディアナに来た縁談自体が人違いであり、伯爵はほんとうは別の令嬢に求婚しようとしていたのだと言うのだ。
(アルファポリス、カクヨムにも掲載しています)
フェリクス視点と後日談を少し追加するため、完結済を外します。
2024.12.13〜KADOKAWA様にて、本作を原案としたコミカライズ連載が始まりました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 12:03:25
64894文字
会話率:42%