年の離れた伯爵と結婚をするために忘却の地へ送られたユリナス。
そこで不思議な精霊にある役目のために選ばれた。
それを期に少女の奔放な好色人生の花が開いていく。
注)物語上、ペドフィリア、同性愛的、嗜虐的な表現が含まれます。
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みかん1はこ の作品は未完です。
思いつくままに結構たくさん書いたので
もったいない精神でこの箱の中に入れておきます。
美味しいみかんもあれば、酸っぱいみかんもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 23:00:00
193782文字
会話率:33%
貴族の橘家の長子として生を受けた雅延だったが、彼は体と性格の虚弱さにより跡継ぎの座から外され、幼少からひっそりと息をひそめるように生きてきた。彼の身の回りの世話をしてくれる女房の梳子とともに、寂しい生活を強いられてはいたが、梳子の温かさが彼
を支えていた。
しかし、梳子に縁談の話が持ち上がり、二人の関係は変化せざるを得なくなり……。
イマジナリー平安時代っぽい舞台のヒストリカル・エロティカです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 11:13:15
4497文字
会話率:23%
上級貴族の橘家の長子として生を受けた雅延は、本来ならば光り輝く人生が約束されたはずの立場だったが、病弱な彼にその未来は早々に閉ざされ、寂しい生活だけが残された。
しかし、彼女と共にいられればそれで幸せだったのだが……。
平安時代風のヒスト
リカルロマンスです。
アルファポリスと自サイト(https://www.factoryofumiworks.net/)にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 19:59:22
4497文字
会話率:23%
アルセント帝国は、時の神・クロノス様の守護を持つ大きな国だった。
エルザは、アルセント帝国のサファード公爵家の一人娘。この一族は時の神の加護を受けており、時を止める能力を持っていた。
そして皇太子・レイヴァンの婚約者。しかし、異世界か
ら聖女・レイナが現れ、自分をイジメる悪女に仕立て上げられてしまう。
レイヴァンはアカデミーでは冷たくするも、身体の関係を続けていたが。
しかし、邸宅では気遣う優しさも見せるため、矛盾な態度に悩まされる。
そんな中で妊娠してしまう。だが、レイヴァンはアカデミーの卒業パーティーでレイナをパートナーにし、聖女殺人未遂の濡れ衣の罪で婚約破棄を告げられてしまう⁉
エルザは、お腹の子と自分を守り切れるのか⁉
ドキドキハラハラの悪役令嬢ファンタジー。
公開日・2022年12月30日。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 21:51:37
136610文字
会話率:38%
にんじん色の髪をしたフレイアはとある出来事で婚約者と声を失ってしまう。母親に行き遅れるのでは、と心配されるが本人は気にしていなかった。
愛のない結婚など嫌だったらからだ。
しかし、家庭教師の授業をサボった事で運命は大きく変わる。
森の中へ愛
馬と駆け出すと偶然にも国王になったばかりのロスカと出会ったのだ。長い亡命生活を経て、国に戻り国王になったなど知らないフレイアは事の重大さに気づかなかった。まさか、彼に見初められて王家の人間になってしまうなんて。
冷静で優しい夫ではあるものの、亡命生活での経験が彼に影をさすようになる。フレイアは彼の事で悩みながらも、声の出ない自分を想ってくれるロスカと手を取りたいと歩み寄る。そしてまた、彼も彼女を春のお姫様と呼び、愛するまでの話。
最後はハッピーエンドです。
※別投稿サイトで掲載済み及び完結済みです
※加筆修正を加えながら投稿します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 22:53:27
11142文字
会話率:21%
薬種屋で奉公人として暮らす自称・錬金術師のソフィアは、ある晩、奉公先のおかみさんから魔女の濡れ衣を着せられて薬種屋から逃げ出した。
取るものも取らず逃げ込んだエールハウスの軒先で、彼女は謎の男と出会う。
錬金術の極致――「賢者の石」を求める
男との契約で、ソフィアは彼に匿ってもらうことと引き換えに賢者の石の錬成を約束するが、彼が賢者の石を求めるのには、少々複雑な理由が絡んでいるようで――。
近世英国は、錬金術と魔女狩りと要素程度に清教徒革命時代をベースにした恋愛ロマンス開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 20:00:00
154930文字
会話率:39%
親が決めた婚約を無視して、他の男と駆け落ちしてしまった妹。
その身代わりとして、双子の姉である私は、妹の婚約者の元へ嫁ぐことになりました。
妹の名を名乗って嫁いだ先、夫となった男性は、私が学生時代から淡い想いを抱き続けてきた恩師その人でし
た。
*
2023.4.7/公開開始
2023.4.10/完結
(初出:2015.2)
■別所でも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 21:00:00
23887文字
会話率:17%
舞台は平安時代の日本で、純愛物です。
優しくされることに慣れていないヒロインです。
単純で、一途で、流されやすくもあります。
愛情表現が下手で執着されやすいです。
性描写、暴力あります。
※は性描写
最終更新:2023-03-31 22:18:56
90338文字
会話率:28%
長い冬が鎮座する寒い国、にんじん色の髪色をしたフレイアはとある事件で声も婚約者も失ってしまう。それで構わないと自由に生きようとするも、森の中でロスカという王様に見染められ運命が変わってしまう。気狂いだった父親のようになりたくないともがくロス
カは猜疑心が強く、フレイアに対して素直な気持ちを表せない。本当は彼女のことが大好きなのに。そんな二人がすれ違いながらも互いに心を寄せて、幸せになる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 23:38:43
3921文字
会話率:46%
16歳のオリビアは、いつの間にか17歳年上のクラークと結婚していた――。
それから2年の月日を夫婦として過ごしてきたが、その間クラークはオリビアを抱こうとはしなかった。
クラークが遠征で不在にしている間に成人を迎えたオリビアは、彼の本当の妻
となりたくて、戻ってきた彼にあの手この手を使って誘惑しようと試みる。
だが、真面目な夫は彼女の誘惑にのらないように耐えていた。
なぜならクラークにとって、この結婚はとある人との『約束』だったからだ。
彼女が成人を迎えた今、クラークはオリビアには本当に好きな人と幸せになってもらいたいと願っているのだ――。
【全14話、完結投稿】
※小説家になろうR18公式企画「姫初め2023」参加作品です。
※Rは後半です。
※他サイトにも投稿しています。
※第3回ソーニャ文庫×魔法のiらんど「一途すぎる愛」小説コンテスト編集部賞受賞しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 21:00:00
45293文字
会話率:29%
グルブランソン国ヘドマン辺境伯の娘であるアルベティーナ。幼い頃から私兵団の訓練に紛れ込んでいた彼女は、王国騎士団の女性騎士に抜擢される。だが、なぜかグルブランソン国の王太子が彼女を婚約者候補にと指名した。婚約者候補から外れたいアルベティーナ
は、騎士団団長であるルドルフに純潔をもらってくれと言い出す。王族に嫁ぐには処女性が求められるため、それを失えば婚約者候補から外れるだろうと安易に考えたのだ。ルドルフとは何度か仕事を一緒にこなしているため、アルベティーナが家族以外に心を許せる唯一の男性だったのだが――。という、あるある設定です。
※えろ回は3章と6章あたりに、いつもな感じで入ります。あとはラストに。特に印はつけません。
※他サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 21:00:00
136285文字
会話率:46%
女王マルゲリータから寵愛され、下級貴族の庶子の令嬢という身分から一気に公爵位を得た美貌の歌姫マリエッタ。
しかし、女王が崩御した事により全てが一変してしまう。これからは平民として静かな暮らしを希望するマリエッタだったが、司祭長リゼマリアに「
貴族の身分がなくなれば殺されます」と警告を受けてしまう。
マリエッタは、マルゲリータの遺言により広大な領地を引き継いだため、それをネタに次期女王エレオノーラと交渉して王配候補で平民であるヴィクターとの契約結婚を提案するが、実は……
という感じの、シリアス風ギャグ要素あり長編にしたいです。ゆるふわ設定なので、どうかお手柔らかに……
ストックある限り毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 09:01:02
42274文字
会話率:40%
先見の聖女と呼ばれるユリアナのところに護衛騎士が来た。彼は喋ることができず、鈴の音で返事をする。目の見えないユリアナは彼に甘えるようになり、二人は穏やかな日々を過ごす。だが、ユリアナも彼も終わりの日を知っていた。
*連載版を投稿、完結し
ています。(短編の続きは第二章からです)
https://novel18.syosetu.com/n3692ic/
*長編が第四回ジュリアンパブリッシング恋愛小説の大賞を受賞することができました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 12:00:00
12449文字
会話率:36%
海辺の街を訪れたソフィアは、絵描きのアルベルトと出会い互いに惹かれ合う。謎めいた彼に夢中になったソフィアは、嵐の夜に一夜を共にする。アルベルトは家紋の入った指輪をソフィアに渡すと、満月の夜までに迎えに来ると言い残すが——、彼からは何の連絡も
なかった。
そのころ彼の子を身ごもっていることが判明する。
再び出会った時、アルベルトはソフィアにとって敵と等しい存在となって現れた。
*シークレットベビーのお話です。
*他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 11:00:00
128997文字
会話率:52%
とうとうヴィクターが帰って来る——シャーロットは橙色の髪をした初恋の騎士を待っていた。
『どうしても、手に入れたいものがある』そう言ってヴィクターはケンドリッチを離れたが、シャーロットは、別れ際に言った『手に入れたいもの』が何かを知らない。
ヴィクターは敵国の将を打ち取った英雄となり、戦勝パレードのために帰って来る。それも皇帝の娘である皇女を連れて。——危険を冒してまで手に入れた、英雄の婚約者を連れて。
幼馴染の騎士 × 辺境の令嬢
二人が待ちわびていたものは何なのか
*2022年6月5・6日 ムーン日間ランキング1位でした。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 12:00:00
11129文字
会話率:57%
女主人に仕える執事の、歪んだ愛情表現。
主従逆転です。
過去作品再掲です。
最終更新:2022-12-25 20:12:29
12226文字
会話率:38%
支配国アルヴィリに対して、ジシャデの若き王ギリェルメは反乱を起こす。最終的にジシャデの独立承認により争いは終息するが、アルヴィリの令嬢レティシアは婚約を破談とされた後に''友好の証''としてギリェルメに嫁がされることとなる。二人は夫婦として
結ばれるが、それは''不完全''な繋がりであった。そしてある晩、レティシアはギリェルメに対してとあるお強請りを決行するのだった。
+他サイト掲載有り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 22:44:01
8813文字
会話率:45%
こちら、再公開しました。
11/12 本編完結しました。
12/1 番外編①と番外編②を投稿しました。
生まれつき優れたフォトグラフィックメモリーの能力を持つアイリス。そんな彼女は小さい頃、連続殺人の犯行現場付近をたまたま通りかかって
しまう。
彼女は当時のその現場を詳細まで記憶しており、その中に犯人につながる手がかりを持っている可能性がある。
そんな彼女は破産しかけた侯爵家を救うため、大富豪の息子サイラスと愛のない結婚をする。彼にはすでに恋人がいて、アイリスは特に結婚に希望を抱いていない。最初はお互いに無関心だがサイラスは徐々にアイリスの性格に惹かれて次第に変わっていく。それと同時にアイリスも心を動かされてーーーー。
そんな彼らに次第に殺人鬼が忍び寄る・・・と言うお話です。
R18にはサブタイトルの横に☆が付いています。
残酷なシーンには★が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 14:09:56
85795文字
会話率:44%
ある年のクリスマス、他人の頭の上に矢印が見え始めたジョシュ。淡い初恋を通して、その矢印が、人の好意であると気付くがその恋は終わりをみせる。
やがてジョシュは、長年幼なじみとして一緒に過ごしたメグを意識し始める。
けれど、メグには矢印が現れ
ることはなく、兄のように接することを決意する。
一方、メグもジョシュに好意を抱くが、ジョシュの態度にその恋を終わらせ、結婚相手を探そうとする。
ジョシュは、いつメグに恋の矢印が現れるのか気になって仕方がない。しかし、どんな男性とメグが親しくなろうとも、矢印は現れない。
なぜメグに矢印が現れないのか?
不思議な恋の矢印に振り回される伯爵令息ジョシュのお話。
基本、男女交互視点で話は進みます。
『ブルースターの恋人』ヒロイン、サラの兄のお話です。このお話だけでも、楽しんでいただけるように書きましたが、ブルースターも読んでもらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 20:00:00
66150文字
会話率:37%
心の声が聞こえる令嬢サラは、夜会で出会った男性エドワードが気になって仕方がない。
「どうすれば彼に振り向いてもらえる?」
鈍感なエドワードに、一生懸命恋のアプローチを続けるサトリ令嬢サラ。けれど、心の声が聞こえるせいで、サラは振り回され
、エドワードとどんどんすれ違っていく。
一方で、エドワードもサラに恋に落ちるものの
彼も勘違いをしたまま。
両片思いのふたりの不思議な恋のお話。
30話で完結予定。その後、番外編にR18予定。
基本、男女交互視点で話は進みます。
完結しましたが、もう少しだけ番外編を追加します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 09:17:07
136270文字
会話率:34%
エリアスはセルア国の第二王子であり、王を守る盾。その栄光と名声は誰もが羨むもので……。けれど、エリアスが本当にほしいものはそれではなかった。孤独に押しつぶされそうになっている王子が欲したものとは──
最終更新:2022-08-10 17:05:41
5778文字
会話率:14%
冷酷で名高いジョラー・クレイゲンを父に持つメイアは、亡き母を埋葬した帰路の途中、海賊に船を襲撃されてしまう。
だが、メイアは気づいた。海賊の船長グレアードの瞳にたたえられた復讐の炎に。彼がただの海賊ではないと……
最終更新:2021-03-10 22:02:56
458688文字
会話率:43%
紅茶がらみのゆるふわミステリー風ヒストリカルものです。
//三度の食事よりお茶が好きだった、お茶オタクの元子爵令嬢マリベルは、植民地マトラの領事だった父が失脚し、本国リンダレイに帰ったあともメイド働きをしながらわりと楽しく過ごしていた。しか
しあるティーパーティー中、偽造されたお茶『偽茶』を見抜いて邸の夫人を怒らせてしまい、クビになってしまう。
召使いアンシュへの給与の支払いさえ危ういような、爪に火を点すような貧乏生活の中、マリベルが途方にくれていると、貿易会社の男から、ある脱税事件についての捜査協力を持ちかけられる。
ただでさえややこしいのに、忠実な召使いだったはずのアンシュの様子もなんだかおかしくて……。
あやしい外国人召使い×世間知らず能天気お嬢さまのバディもの。濡れ場は後半。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 23:00:00
125337文字
会話率:28%
公爵夫人メアリー(40)と伯爵夫人テレサ(26)、男爵夫人エリザベス(18)は夫の爵位も年齢もバラバラだけれど大の仲良し。社交シーズンに入って領地から王都に戻れば、いつもの喫茶でおしゃべりに興じるのが楽しみで仕方ない。三人の子供を立派に育て
上げた良妻賢母、社交界の華と謳われた美貌持ち、デビュタントボールで結婚相手を見つけた優秀な娘。しかしそんな彼女たちに共通する大いなる悩み事……それは、愛する夫とのセックスレス。■地の文少なめです。R18シーンは後半予定。■男も女も人生いろいろで進みます。ハッピーエンド至上主義。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 21:27:41
32390文字
会話率:78%
バンスネット伯爵の娘、アイリーン・マキヌスの頭痛の種は、いつだって一人の幼馴染だった。伯爵の次男、エイデン・バレンジャー。跡継ぎでないゆえに相続財産を何も持たない、かわいそうな立場の幼馴染。
幼い頃は誰よりも大好きな人だった。なのに、今じ
ゃお腹を空かせた熊のように、むっつりしてカリカリして、おまけに野蛮で……アイリーンのことを『君は歩く災いだ』なんて罵ってくる。確かに、事故とはいえ、鼻を折ったことは悪いとは思っているけれど!
淡いブルーの瞳に睨まれ、厄介者のレッテルを張られることに、とうとう耐えられなくなったある日。アイリーンはエイデンへの思いを胡麻化すため、もう一人の幼馴染、アリンウィックに恋をすると決めた。ほかの誰かに目を向けろというのならそうするまでよ。エイデンは兄を崇拝しているから、認めざるを得ないはず、そう思っていたのに……。
「君は兄さんに痛い目を見せられる」――確かに、その通りになった。
「君の手綱を握るのはおれの義務だ」――〝義務″。エイデンにとって、自分はそれほどの価値しかないのね。
言葉でも行動でも厄介者扱いされて……それなのに!
『愛してるよ、アイリーン。ずっと昔から。兄さんには敵わないと思ってずっと口にはできなかったが、それでも心の中では君を思っていた』
――それって、いったいどういうこと?
一周回ってこじれたふたりが、どうにか思いを通わせあったのもつかの間。アイリーンが日記がわりに書いていた秘密の手紙によって、思わぬ事件に巻き込まれていく!?
◆R18シーンには*マークがついております。
◆2022.7.28 本編完結いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 20:21:37
112180文字
会話率:37%
もしも、あの日に戻れたら――
ある理由から社交界を追放された伯爵令嬢ソフィア。田舎の領地でひっそりと暮らしていた、そんなある日。三年前に自分を捨てたはずの婚約者ウィリアムから、招待状が送られてくる。
でも、今さらになってなぜ?
不安を抱いた
まま彼の祖母が主催するホームパーティーへと赴いた彼女は、そこでウィリアムから“愛人”という衝撃的な誘いを受ける。
束の間の相手。ただの情事の相手。彼に憎まれているのは知っていた。でも、今でも彼を愛している。それなのに、愛人なんて。
ソフィアは甘い誘惑と道徳のはざまで揺れるが、彼女にはその誘いを受けられないある理由があった。彼には知られたくない。ウィリアムにだけは、ぜったい……。
すれ違いと誤解が生んだ悲劇。三年前、いったい何があったのか? ソフィアを貶めたゴシップの裏にあった事件が、今再び二人を襲う。
残酷描写には#、HOTシーンには※が、つきます。
2020/10/4 完結しました。
2021/6/15 改稿しました。
スピンオフも模索中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 21:37:55
172433文字
会話率:30%
『暁の国の王女は番に富と繁栄を齎す』
かつて『暁の国』と呼ばれた小国の王女リーゼロッテは古い伝説に依り大国に嫁ぐために育てられた。そのため長年に渡り大国で妃教育を受けていたが、婚約を破棄されて十年ぶりに生まれ故郷に戻されることとなる。
国境
でリーゼロッテを出迎えたのは彼女を憎む双子の兄で、無事に帰還することの難しさを悟ったリーゼロッテは護衛を務める昔なじみの青年ユリウスにこう告げる。
「わたくしを王都まで護りぬいて。貴方達一族が生き延びるにはそれしか方法がないの」
――辿り着いた先で、わたくしが殺されるのだとわかっていても。
務めを全うできずに消される運命の偽王女と、彼女の思いを背負いたいと願う護衛騎士の旅路の果てに待つものは。
(R描写回には☆、残酷な描写回には※つき)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 20:00:00
154775文字
会話率:43%