西暦1924年・大正十三年、帝都。
薬草屋の混血金髪の娘と帝国陸軍軍人の恋愛物語。
本編全17話完結済(強姦・暴力有り。ハッピーエンド)。後日譚~婚約時代編~更新中。(日常イチャラブ、ハーブ・大正・昭和初期についての零れ話。複雑な設定はあり
ませんので後日譚だけ読んでいただいても構いません)
本編3話以降、後日譚ほぼ毎話に性的な表現があります。(前書きに記載)
薬草屋で働く奈古と常連客である川嶋はお互い想いを寄せ合っていた。ある日、奈古が川嶋の家に薬草を届けに赴くと無理矢理純潔を奪われた。このまま自分に従わなければ薬草屋を潰すと脅された奈古は仕方なく川嶋に従うが……。
評価・ブックマーク等ありがとうございます!とても嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 21:10:52
219663文字
会話率:45%
気づいたら知らない森の中に居た緑川颯太(みどりかわそうた)は、通りかかった30代前半のイケオジ冒険者のダグラスに運よく拾ってもらった。
何もわからない颯太に、ダグラスは一緒に町に行くことを提案した。
小遣い稼ぎに薬草を摘みながら町を目指して
歩いていたが、どうやら颯太にはとんでもないスキルがあるらしいと判明。
ええ? 魅了?なにそれ、俺、どうしたらいいんだよ?
一回り以上も違う気の良いイケオジ・ダグラスと年下・ツンデレなりそこない系のソウタ。
それはヒヨコの刷り込みと同じってバカにすんな!
俺の幸せは俺が決めるもんだろう?
※はR表現あり
------
旧タイトル「ヒヨコの刷り込みなんて言わないで。魅了の俺と不器用なおっさん」
新書館 新レーベル『ピスタッシュ・ノヴェルス』より2025.4.16刊行
こちらはタイトルを合わせてWEB版といたします。
書籍は改稿もあり、60ページ以上の書下ろしもありと楽しんでいただけると思います。
初の挿絵のある本なので、北沢きょう先生のかっこいいダグラスとツンデレで小生意気そうなソウタを見てやってくださいませ♪
こちらでは連載中に戻して、小さな話を挙げていかれるといいなと思っています♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 10:00:00
180021文字
会話率:54%
「アイリス、俺を見て」
甘い囁きを耳にした瞬間、アイリスの胸に切ない痛みが走った。
その名前で呼ばれたのは自分ではなく、彼が想う別の「アイリス」だったからだ。
王城で薬師として働くアイリスは、密かに想いを寄せていた騎士エディーと一夜を共に
する。
だが翌朝、部屋に差し込む朝の陽光、鳥のさえずり、全裸の男女……見事なまでの〝朝チュン〟状況にエディーは呆然としていた。
実は、恋人にフラれてやけ酒をあおっていたエディーは、酔った勢いでアイリスを抱いたことを覚えていなかったのだ。
これは、フラれた恋人と同じ名前の「アイリス」を抱いてしまった騎士と、冴えない薬草オタク「アイリス」の朝チュンから始まる恋の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 00:00:00
50590文字
会話率:34%
【電子書籍化】2025/4/22より配信:シェリーLoveノベルズより、『聖女になれなかった令嬢は次期国王に滾る愛を注がれる』と改題して、電子書籍化。
【9/23 番外編投稿】【8/30 本編完結】癒しの魔力を持ちながら、治癒魔法も聖女の祈
りを捧げることも出来ないクロエ。その代わり、クロエの作った薬草や料理は効能・効果が倍ほどになるという、少し変わった魔力の発現をしていた。生来の逞しさを活かし、日々神殿で聖女や神官のために暮らすクロエの元に、時々やって来ては求婚していく王太子ライナルト。三年前に戦争を終結させた次期国王のライナルトとは、戦地で身分差関係なく戦友のように過ごしてきた仲だった。ライナルトに心を許すクロエだったが、彼女にはその求婚を受け入れられない理由があった。強くまっすぐに生きる、聖女になれなかったクロエと、その彼女にまっすぐ愛を伝えるライナルトの、幸せになるまでの葛藤の日々。
完結投稿。毎日6:00、17:00に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 10:14:31
108920文字
会話率:59%
ある日、前世の記憶と鑑定モドキの力を手に入れた俺(メリッサ・ロウヴィル)が勝ち組貴族の三男坊として、貴族社会を、まったり気ままに生きる話。
勝ち組貴族に転生したはずなのに、微妙な貧乏くじを引き続ける俺が頑張る話。
ゆるっとBL作品です(多
分)。チートは微妙です。魔法はないけど薬草チートはあります。プロットが完成していないので、どう転がるかも不明です。
作者は軽めのBLと喜劇を目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 21:26:47
1335534文字
会話率:34%
母の病を治す薬草を求めて、青年・アレンは森の奥へと足を踏み入れた。
だが、深い霧に包まれ、彼は帰り道を見失い、そのまま意識を失ってしまう。
目を覚ますと、そこは見知らぬ小屋の中。
彼を助けたのは、美しくもどこか影を宿した女・リリスだった。
彼女は黙って手を差し伸べ、温かな寝床と癒しの紅茶を与えてくれる。
けれど、その微笑みの奥に、ふと暗い翳りを感じてしまう――。
彼女を信じるか、疑うか。
たったひとつの選択が、アレンの運命を大きく分けていく。
■分岐あり(信頼ルート/疑念ルート)
■一部に過激な描写・成人向け表現を含みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 16:33:24
9700文字
会話率:30%
良薬にご注意を!! の連載版。
幼少期の話からになりますので、短編までにはかなりの話数がかかります。
年を追うごとに天災の増える王国の、小さな領地の領都である小さな街の孤児院に暮らす一人の少年が、ぼんやりと生きつつも因果を背負い、特異な体
質に時折悩まされながらも、多くの出会いと別れと努力を積み重ねて、六人の伴侶を得ながら冒険者として幸せに暮らしていく話。
一話の文字量が、約3000~10000とバラバラです。読み難くて申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 17:00:00
847258文字
会話率:31%
テオドール・フォン・リュネールは、吸血鬼狩りの専門だった。銀の剣に薬草を塗り、月の光で織られた衣を身に纏う。変異種狩りの騎士団、月輪の騎士。彼はその団長である。不死を殺し、歪んだ秩序を正す、夜の番人達。月陰の刃を束ねる者。竜でさえ討滅する彼
らから、如何なる不死も逃れることは出来ない。――筈だったのだが。
最強の騎士は敗れ、今は玻璃の棺に眠っている。彼の従騎士であった青年は、復讐の為に槍を取り、淫魔アリアンフロドを打倒さんと夜の領域へ足を踏み込んだ。だが、そこで、敵へ辿り着く前に、アリアンフロドの娘に敗れ──
注意事項
当作品には、TS(ロリ) 肉体的同性愛(女性) ふたなり 軽度のリョナ(可逆の欠損、暴力、血しぶき) 軽度のスカトロ(疑似排泄 アナルセックス) 退行 軽度の肉体改造(可逆 度を越えない程度の変化 拡張) 母乳 ボテ腹 授乳プレイ 等が含まれたり、含まれなかったりします。閲覧の際には上記を踏まえた上で自己責任でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 15:05:53
35980文字
会話率:53%
テオドール・フォン・リュネールは、吸血鬼狩りの専門だった。銀の剣に薬草を塗り、月の光で織られた衣を身に纏う。変異種狩りの騎士団、月輪の騎士。彼はその団長である。不死を殺し、歪んだ秩序を正す、夜の番人達。月陰の刃を束ねる者。竜でさえ討滅する彼
らから、如何なる不死も逃れることは出来ない。――筈だったのだが。
魂と肉体を強固に結び付ける特殊な呪いを受けたテオドールの身体は、幼き少女に変じ、最強の変異種であるアリアンフロドの手に堕ちる。悠々と剣を振り回していた屈強な太腕は、今では見る影もなく細く白く滑らかで。鍛え上げられていた腹筋は、無残にも柔らかく、内側から内臓に押されて少しばかり膨らんでいる。穢れを知らぬあどけない眼差しだけが、かつての面影を残していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 05:04:26
70804文字
会話率:55%
大貴族の長子カダイン→半身が斑(まだら)模様で生を受け、呪われし忌み子として幼き頃に捨てられた。以来森の奥深くで独りで暮らしてきた。
傭兵団の娼婦を母に持つゲツメ→内戦の終結と共に傭兵団を解体する際、口減らしのため奴隷商人へと引き渡しさ
れた。非人間的な扱いを受ける毎日だった。
カダインが薬草を売るため街に出たとき、奴隷売買所の裏手でゲツメを知る。ひと晩考え、翌日に手持ちの商品を全て現金に替え、彼を見た売買所に向かう……。
互いに愛を知らない独りと独りが、自然のなかで暮らしながら、やがて心を寄せ合うようになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 02:04:27
31430文字
会話率:23%
きのみ拾いに森に訪れた少女・グリシャ。
魔女の家と噂される場所で出会ったのは、既視感のある紫髪の青年だった。
そこで薬草茶のもてなしを受けるも、グリシャは体に異変を感じ──?
最終更新:2024-11-29 20:50:55
41352文字
会話率:39%
この異世界を旅するたったひとつのルール
それはクラスメイトや奴隷や異種族の女の子にエッチな処理をお願いしながらスローライフすること。
フクハラシュンスケは気づくと異世界にいた。
この世界では勇者の召喚が行われ、魔王と戦ったとい
う。
しかしそれは百年前の伝説だった……。
平和になっていた異世界でどうするか。
フクハラが選択したのは、ほどほどに頑張ること。
チートな能力は与えられなかったが、フクハラはある特殊能力を持っていた。
緑の森に覆われた異世界で、薬草を集めたりウサギを狩ったり。
魔物の発生や国の戦争など不穏な動きも……。
それでも重要なのは女の子たちと一喜一憂する日々の暮らしだ。
だが困ったことも。
理由は不明だが、なぜだか自分であれの処理ができない……。
自分でできないなら、女の子たちにやってもらうしかない?
これは元の世界に戻るために旅をしつつのスローライフ。
奴隷や仲間に助けてもらいながら、ときにはエッチなことも。
クラスメイトや仲間を探し、気づけばハーレムができていた?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 20:08:49
242689文字
会話率:41%
【コミカライズLINEマンガにて先行配信中】
没落寸前のリグレット伯爵家女当主イリスは爵位と領地を返上していずれ平民になろうと頑張っていた。
貧乏伯爵家にはもう使用人も要らない。
それなのに最後の使用人、執事ジェームズが城とも交流の深いビル
ツ商会に頼みもって来た縁談はなんと、竜陛下の側妃だった。
平民を目指そうとしていたのに竜陛下の側妃になることになり、憂鬱な気分でいつもの森の薬草園に行くと竜騎士のクリフと名乗った方と出会う。
そして、二人で雨宿りの為に訪れた森の小屋で抱かれてしまう。
そして、次に会ったのは竜陛下の後宮だった。
ただの貴族の竜騎士だと思ったが実はクリフ様が竜陛下だった。
そして、身分を明かさないまま竜陛下は10番目の側妃イリスを落とそうと溺愛していく。
いや、執着しすぎですよ!
序章~出会い編
第1章~後宮には嘘つき竜陛下がやって来る
第2章~側妃は竜陛下を待ち焦がれている
★あらすじは時々追加します。
★R-18の描写には※をサブタイトルにつけます。
★題名少し追加しました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 17:44:53
135537文字
会話率:53%
冒険者のエメトは、魔獣や魔植物、獣性の強い獣人に襲われやすい体質。
ある日、魔獣避けの薬草採集のために入った森で、魔獣に追われ、魔生植物に絡め取られ、全裸にされた上で精液を搾り取られてしまう。それを救ったのは、A級冒険者のアルスだった。ヒト
族に見えるアルスだが、エメトの匂いに顔を顰めて距離を取る。しかし、エメトの事情を知ると、あれこれと世話を焼いてくれて……。
◆
「アルスから借りてたマントを着てると、獣人たちに絡まれないんだけど!?」「良かったな。だが俺に近づくな」「はぃ……」
◆
「マント着ててもちょっかい掛けられるようになった……。今着てるマントと交換とか、ダメか?」「エメト臭いマントなんて使えるか」「ひどっ!」
「ハグで俺の匂いを付ければいい」「えっ!」「嫌ならやめるが」「お願い、します……」
◆
「アルー、ハグしてー」「すっかり遠慮がなくなったな」「……ごめん」「別にいい」
◆
二人の心の距離間がゼロになった頃、滞在する街の近くでスタンピードが起こる。エメトの「魔獣寄せのクスリ」のせいではないかと囁く街の人々。エメト自身、長期滞在しすぎたことを悔やむ。だがアルスは、エメトを守るために一人で何とかすると言い出して……。
「アルがいくら凄い冒険者でも、数が多すぎる! 一人でなんて無理だ! 俺も行って、囮になる!」
「お前に、俺の正体を知られたくない」
チート・真面目・理性的・絶対的安心感(家族関係不憫)
✕
不憫・感情豊か・小動物系ヤンチャ主人公(苗床の一族)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 20:00:00
3279文字
会話率:33%
斧使いのデュラルドは薬草師のセスとコンビを組み、故郷を旅立った「冒険者」。
デュラルドは寡黙で無愛想だが情に篤い。セスは気取った優男風だが、剣と魔法が使える実力者だ。
ある日、二人は立ち寄ったダンジョンにて高い知能を持つ魔物「魔族」に襲わ
れることとなる。
極限状態の中でセスが吐露した思いとは。
2024/7/25「女性向け」に設定してありましたが、BLです。修正を行いました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 22:10:21
47973文字
会話率:36%
とある国の片隅の街に住むルシアン。買い物に出かけた先で、今日は第二王子の婚約者を決める舞踏会があることを知る。関係ないやと買い物を済ませて帰宅すると何やら怪しげな人物が家の前で立っている。彼は、自分のことをこの世で一番偉大な魔法使いだと言い
何故姿を偽っているのか問われる。これが普通だと告げると、納得はしなかったがとりあえず舞踏会へ行く準備をしようとネズミとかぼちゃを取り出す。興味がないから行きませんと告げると驚愕の表情を浮かべる男。何かを呟いたあと、僕の助手にならないか?と言われる。魔導書も薬草も見放題、使い放題と言われてぐらつく。独学に限界を感じていたルシアンは了承することに。
それから数週間後。趣味の釣りに行こうとしていると見知らぬ男が訪ねてくる。彼は第2王子の側近だという。なぜ舞踏会に来なかったのか問われ、正直に興味がなかったと話すと初めて言われたと驚かれる。今の暮らしに満足していると告げると、何故か興味を持たれ、一緒に釣りに行くことに。そして、彼は頻繁にやってくるようになり……。
※暴力、虫の描写があります。苦手な方はお気をつけください。
会話多めです
一部の人が魔法が使え、妊娠できる男性がいる世界。描写はないのですが、妊娠できる男性は腕に検査の跡が残っている(普通は消える)という設定。
ツッコミどころがあるかと思いますが、あまり深く考えずお読みください。
背後注意なシーンには*マークをつけます。
毎日19時更新です。
エブリスタ様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 19:00:00
127927文字
会話率:78%
フィナはハウス家のメイドで、愛想がなく淡々と仕事をこなすせいか周囲の使用人達から嫌われていたが、伯爵のシリルから魔法使いのアルバの世話を頼まれ田舎の領地に向かうことに。
どんな人だろうかと会ってみると、実際の彼はメイドのフィナに気安い態度
を取り、やってみたいからと家事掃除に参加したがる変な人だった。その上、戦争が終わる目前で敵国のスパイによって毒を飲まされ余命二ヶ月の体なのに、誰に対しても優しく穏やかな男である。けれど噂では敵兵をむごい方法で殺す残忍な人間であることが広まっており、自国の人間から嫌われていた。
二人が楽しいスローライフを送る中、アルバの精霊がいたずらでフィナが飲む水に媚薬草を入れてしまう。うっかり飲んでしまったフィナは性欲を発散させる方法を知らず、眠れない夜が明けても休むことなく働き、彼女を心配したアルバが挿入以外のあらゆる方法でフィナに快楽を与えて性欲の発散を手伝う夜が続いた。
次第にアルバに心惹かれてしまうフィナだったが、彼の余命が尽きる日に毒を飲んだ本当の理由を知ってしまう──
余命僅かなのにマイペースな魔法使いと、
真面目なメイドの切なくてほのぼのとした恋の話。
※R-18シーン(第三章~)には無知シチュや水魔法攻めが含まれます。ハピエンです。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 21:28:22
178577文字
会話率:49%
とある王国に務める薬草と薬学の知識が凄い、頭の良さげな男性は薬品に関してなら王国で彼の右に出る者はいないとまで言われるほどの、有名な"薬品のスペシャリスト"。
そんな彼には凄い秘密があった…。
表向きはマッドサイエン
ティスト、裏では1人の女性を愛し過ぎた為に、薬品によるミスによって人生を変える出来事を引き起こす…。
そして知らぬ間に異世界転生させられた薬品マニアのリケジョが転生した体が彼の想い人…いわゆる"愛玩動物(ラブモルモット)"となる逸材であったことを。
ヤンデレ王子様による、薬品マニアのリケジョちゃんが媚薬の効果によって狂おしい程の愛を貰うラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:03:56
12904文字
会話率:19%
薬草好きが高じて、薬学研究所に勤めるティナは、先輩の作った「3時間以内に女性を満足させないと不能になってしまう」という薬を飲まされた、恩人の上司の為に、自分の身体を差し出したけれど…
ほぼ、イチャイチャしてます。
無自覚に煽る系ヒロイン
と、ちょっとヘタレな上司のラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 11:32:10
36840文字
会話率:61%
サラは29歳で死んで、獣人だらけの異世界に人族として転生した。赤ん坊のまま誘拐されて売り飛ばされそうになっているところを辺境伯に助けられ、街の薬師の弟子として引き取られる。8歳になったある日、薬草を取りにいったサラを見かけた、辺境伯の次男
ロルフは、沢で休憩している姿を見て「あんなに美しくていい匂いがするのは、きっと水の妖精だからだ」と思い込み、サラを探し回る。後日、辺境伯の屋敷を訪れたサラに、ロルフは突進して怪我を負わせてしまい、サラが人間で、自分の番であることを知る。サラに対して並々ならぬ執着を見せるロルフに、サラも次第に絆されて…。「そばにいられないなら俺を殺して」「俺のものになって」身動きできないほど深い愛情に優しく閉じ込められる……
※獣人だらけの異世界に転生した、ちょっぴり意地っ張りで頑張り屋な女の子が、狼獣人に執着されてとにかく愛されまくるお話です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 15:37:52
68259文字
会話率:26%
勇者のパーティに属するイブは、薬剤師としてその務めを果たしていた。
勇者一行の仕事は、街を襲う魔族の討伐と、魔王の討伐。
イブには戦闘力はないけれど、その分祖母から教えてもらった薬学の知識で、仲間や傷ついた街の人々の身体を守っていた。
とある日、いつものように小さな町を魔物の襲撃から守り、祝いの宴が催されていた夜のこと。
宴の喧騒に少し疲れてしまったイブは、町から出てすぐのところにある森へと足を踏み入れた。在庫の切れかけていた薬草があったのを思い出したのと、それと、草木の匂いの中に身を浸したくなったから。自然の匂いを身体いっぱいに吸い込んで、浮ついた心を鎮めたかった。
けれど、そこで鼻についたのは慣れ親しんだ草木の匂いではなかった。いや、別の意味で慣れてはいる。けれど決して親しみを感じることのない、血の、臭い。
イブは走った。怪我をした人がいるなら助けなければ。反射的に、イブは走り出す。
そして、そこにいたのは人ではなかった。
銀色の毛をした、大きな獣。狼に似ている。けれど狼より、さらに大きい。そんな獣が、浅い呼吸で、今にも死にそうなほどに大量の血を垂れ流し続けていた。
そんな状態にあるならば、人であろうと獣であろうと関係ない。イブは有り合わせの薬で獣の手当てをし、獣は一命を取り留めた。獣はゆっくりと身体を起こすと、イブを一瞥し、そしてすぐに駆けて行ってしまった。まだ走れるような状況ではないはずなのに。イブの静止の声も、振り切って。
仕方なくイブも町の人が用意してくれた宿屋へと帰る。毎晩飲んでいるお茶を煎じて、一気に飲み下してからベッドに倒れ込んだ。疲れていた。着替えることもせずに、睡魔に誘われるまま沈んでいく。
そうして、目を覚ました朝。
イブは、信じられないものを目にする。
眠る自分に覆い被さる銀髪の男。その男の頭からは、二本の角が生えていて。
ーー魔族。
混乱するイブに、男はにやりと笑った。
「ああ、やっと起きたか」
これが、イブと魔族の男、エディとの出会い。
本来ならば、決して相いれることのない存在の二人。
この魔族の男がどうしてここにいるのかも。
自分がこれからどうなるのかも。
ーーイブには、何もわからなかった。
※Rは激しめに行く予定です!よろしくっす!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 01:34:41
120214文字
会話率:35%