かつて英雄が人類の幸福な未来を願って建国した国は、今や帝国を名乗って周辺諸国や民を蹂躙、男は労働奴隷として、女は性処理道具として帝国の繁栄のために使い潰していた。
そんな帝国によって国を失ったハイランド王国の王女クラウディアは、祖国解放の
ために性奴隷としての屈辱的な扱いに耐えながら、帝国の打倒と祖国の復興を夢見て戦い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 23:00:00
77925文字
会話率:38%
バンスネット伯爵の娘、アイリーン・マキヌスの頭痛の種は、いつだって一人の幼馴染だった。伯爵の次男、エイデン・バレンジャー。跡継ぎでないゆえに相続財産を何も持たない、かわいそうな立場の幼馴染。
幼い頃は誰よりも大好きな人だった。なのに、今じ
ゃお腹を空かせた熊のように、むっつりしてカリカリして、おまけに野蛮で……アイリーンのことを『君は歩く災いだ』なんて罵ってくる。確かに、事故とはいえ、鼻を折ったことは悪いとは思っているけれど!
淡いブルーの瞳に睨まれ、厄介者のレッテルを張られることに、とうとう耐えられなくなったある日。アイリーンはエイデンへの思いを胡麻化すため、もう一人の幼馴染、アリンウィックに恋をすると決めた。ほかの誰かに目を向けろというのならそうするまでよ。エイデンは兄を崇拝しているから、認めざるを得ないはず、そう思っていたのに……。
「君は兄さんに痛い目を見せられる」――確かに、その通りになった。
「君の手綱を握るのはおれの義務だ」――〝義務″。エイデンにとって、自分はそれほどの価値しかないのね。
言葉でも行動でも厄介者扱いされて……それなのに!
『愛してるよ、アイリーン。ずっと昔から。兄さんには敵わないと思ってずっと口にはできなかったが、それでも心の中では君を思っていた』
――それって、いったいどういうこと?
一周回ってこじれたふたりが、どうにか思いを通わせあったのもつかの間。アイリーンが日記がわりに書いていた秘密の手紙によって、思わぬ事件に巻き込まれていく!?
◆R18シーンには*マークがついております。
◆2022.7.28 本編完結いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 20:21:37
112180文字
会話率:37%
魔力を用いた技術『マギア』の発達で冒険者が消えた時代。代わりに生まれたのが、必要ならば武力も用いる何でも屋、『ハイランドサービス』。『疾風屋』は起業したばかりの零細ハイランドサービスだが、メンバーは粒ぞろい。時代と共に名を忘れ去られたかつて
のSランク冒険者のジルとその番聖獣レン。2人を取り巻くブラックスミススピカや、消去法でシャチョーになったレクゼルの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 09:55:48
30853文字
会話率:32%
「ふたなり」の女性が今より多く生まれるようになった近未来。
しかし彼女たちは性欲のコントロールが効きにくい等の理由で忌避される傾向にあった。
シェスカ・ハイランドはふたなりであることを隠して生きてきたが酒の席で自分を慕う部下にふたなりである
ことが最悪の形でバレてしまう。
自戒と贖罪の為に去勢手術を受けるべく「ふたなり外来」に向かうが……。
SFなんて言ってますがサイエンス・フィクションなんて高尚なものではありません。
スケベ・フィクション略してSFくらいの認識で読んでいただければ幸いです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 22:43:27
19222文字
会話率:29%
ハイランド王国には、3人の王位継承者がいる。次期王である長男マエストロ(27)、次男アルペジオ(27)、妹のフェルマータ(16)。
次男アルペジオは、容姿端麗で人望も厚い長兄を憎み、可愛い妹に慕われていることを嫉妬していた。
そんな彼が、催
眠の効力を待つ秘宝を手に入れた。アルペジオは、妹フェルマータを呼び出し、鍛錬と称して身体を開かせ、その快楽の虜にしていく───。
★寝室、食事、武術訓練、お風呂など、様々なシチュエーションでの性指導が行われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-08 19:04:37
37074文字
会話率:50%