クロエ・ブライアントは前世でハマっていた乙女ゲーム『三日月が紡ぐ物語』(通称ミカツム)の世界に転生した公爵令嬢で、前世の記憶を持っている。
「クロエなんてミカツムにはいなかったけど、公爵令嬢なら前世で推しだったテオドール第一王子とヒロインの
ラブラブカップルを生で見られるのでは!?」
そんな邪念100%で、ストーリーの邪魔をしないようにひっそりとテオドール様を見守るクロエ。
しかし、待てど暮らせどミカツムのヒロインが現れないまま、ゲームの各ストーリーでエンドの舞台となる、テオドール第一王子の立太子式を迎えてしまう。
ヒロイン不在の乙女ゲーム世界では、王太子妃が決まらないせいで国中の貴族が婚約を自粛してしまう等の歪みも生じてしまっていた。
それを憂えた様子のヴィルヴェ第二王子は、立太子式後の夜会でクロエに婚約を申し込む。クロエも、この歪みを打破するための偽装婚約と察して婚約に応じることにする。
しかしその申し出には裏があり……さらに、ミカツムとは違う展開がどんどん進み始める。
基本的に火・金・土の20:00に更新しています。
R18展開まで長くなりそうです。
お絵描きAIで生成したイラストをイメージイラストとして使用します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 20:00:00
198631文字
会話率:43%
強大な魔力を持ち、王太子の婚約者第一候補だったエラは、聖女の出現によりその座を奪われる。しかも 聖女に対し悪逆非道な行いをしたとして、投獄された。さらに嫉妬と憎悪で魔力を暴走させ、王都を危険に陥れる。悪女は王太子の剣に貫かれて滅びた•••。
ところが、エラが目覚めると、過去に戻っていた。 膨大な魔力はほとんど無くなり、息をするのがやっとの状態。魔力を補給してもらわないと生きていけないが、エラに魔力を与えられるのはなぜか婚約者になっている王太子だけで!?•••ってそんなやり方で魔力を与えられたら身体がもちませんけど!?どうやら貴方なしでは生きられないようです。
悪役令嬢ものを書きたくて書きはじめました。
Rシーンにはタイトルに☆印を入れています。
週末の金、土に更新予定。
ブログhttp://yumitime.site/で現在執筆中のところまで読めます(Rシーンなし)。
ノベルピアにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 19:00:00
199113文字
会話率:44%
「実は私、前世で聖女をしていたみたい」
とある王国に住むアメリアは、平民家庭で父母と3人で貧しいながらも、何とか生活をしていた。お年頃になった彼女は家庭に負担をかけないように、難しい試験に合格して資格を獲得し、奨学金をもらいながら貴族や
金持ちが通う王立学園に通っていた。アメリアの性格は優しく、受けた恩は絶対に忘れない性格であったが、少々周りに流されやすい体質でもあった。だが、彼女の顔には左目付近に大きな痣があり、それが原因で周りから怖がられていたため、誰も彼女に近寄ろうとしなかった。
1人で過ごす学園生活が続いたある日、同じ学年の侯爵令嬢ビクトリアに声をかけられ、取り巻きの1人として一緒に行動をするようになった。それから月日が流れ、2年生になったとき、同じクラスのライアンが、不注意でビクトリアにぶつかってしまった。そのことに激怒したビクトリアは、以降ライアンに対して執拗ないじめをするようになった。当然のことながら取り巻きをしているアメリアもその虐めに加担することになるが、ビクトリアのやり方に疑問を感じていた。
そのような日常が続いたある日、とあることを切っ掛けに、アメリアはライアンのことを意識し始める。それに合わせるようにライアンもアメリアの気遣いに気が付いき、互いに意識し合うようになっていた。そして2人は結ばれたが、幸せな日は長く続かなかった。他の取り巻きたちが、ライアンに対し行き過ぎた暴力を振るおうとしたため、アメリアはとっさにライアンをかばって頭に負傷をしてしまった。そのことが切っ掛けでアメリアは、異世界で聖女をしていた前世の記憶を思い出した。
記憶とともに聖女の力を取り戻したことで、強大な魔法力と、もともと備わっていた腕っ節の強さから、次第にいろいろなことに巻き込まれるようになっていくアメリア。この世界には魔法が存在し、魔物なども出現する中世ヨーロッパに似た世界。トラブルに巻き込まれながらも健気に生きていく彼女は、どのような運命が待ち受けるのであろうか。アメリアの自重しない無双ライフがここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 00:00:00
317620文字
会話率:63%
恋愛小説の悪役令嬢に転生した私と秘密を抱えた公爵様の政略結婚からはじまる物語。
「いーい?今から私が言うことを黙って聞きなさい」
呆然とした彼に詰め寄って指を差す。
「もし、この先私の許可なく私に触れるようなことがあったら、も
う二度とあなたには会わない。いいわね」
「だ、だが君は」
「だがも杓子も無い。私が濡れてようがそれが許可なくあなたが私に触れていい理由にはならない。いい?私はあなたのものじゃないの。私はひとりの人間よ。それを危ぶむ行為をもう一度侵したならばあなたとは即刻別れるわ。あなたが誰であろうと関係ない。これは決定事項よ。いいわね」(第16話より)
【注意】
第28話に残酷描写有り。
第45話と第46話と第60話と第61話に性描写有り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 20:53:53
151742文字
会話率:44%
――――異世界転移⁉ え、記憶喪失なの⁉ 名前が違うってなんでぇぇぇ⁉
え? 私、十八歳ですけど? いやいや、二十五歳って(笑)
異世界に転移していた記憶喪失少女は、オレンジキャンディな瞳のイケメンと再び恋に落ちる――――。
2022.7.10
続編、不定期にて投稿開始しました。
ブクマ、評価ありがとうございます!
作者小躍りしておりますヽ(=´▽`=)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 12:09:08
76527文字
会話率:47%
魔王を暗殺したスィールと、協力者としてその暗殺を助けた魔王の愛妾ファイパリ。ファイパリは、魔王インゴヴァーニの愛妾とされた時に魔術的に体を改造され、インゴヴァーニの唾液と精液がなければ生きられなくなっていた。暗殺屋スィールは、初めて他者を生
かすために生き始める――。スィールの外見は黒髪赤眼、浅黒い肌の少年。ファイパリの外見は新緑色の髪に紫色の瞳、白い肌の童女(未分化の体)で、黒い翼を持つ。それぞれに複雑な生い立ちを抱えながら、互いを生かすことを生きる理由としていく二人の物語。基本シリアスですが、時々ほのぼのが入ります。続編『魔王の愛妾と記憶になき伴侶』へと物語は繋がります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 22:24:04
383844文字
会話率:42%
貧乏なトルカー・デュポアは、類稀なる美貌と知性をもって上流階級を駆け上がるが、途中ひどく年上の訳アリ女性に恋をする。
出自だけが自慢できない絶世の美青年トルカーが、行く先々で女たちを虜にし、致してしまう物語です。しかしどれだけトルカーがモ
テても、本当に好きな女性には真に振り向いてもらうことができず、いつも苦悩を抱えています。トルカーは、彼女を手に入れることができるのでしょうか。はたまた、他の女たちに傾いてしまうのでしょうか。
※近代ヨーロッパ風の架空世界です
※登場人物の年齢は(明記以外)ご想像に委ねますが、R18描写の場面においては18歳以上です
※展開ストーリーは重厚感たっぷり
☆:R18微
★:R18濃
中盤以降に濃厚シーンあり
ゆるS傾向・変態思考気味折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 23:25:30
149591文字
会話率:42%
現王唯一の娘で末の姫君として生まれたクラリスは、ある日、新しい護衛騎士を紹介された際に前世の記憶を思い出す。
実は、この世界が前世で読んでいた小説の世界で、自分がその中の悪役令嬢だということを……!
さらには、その護衛騎士が、親の仇である国
王へ復讐するために正体を隠して近づいてきたヒーローで、最終的に自分たちは破滅させられる運命にあることを……!
憎しみに囚われたヒーロー、シドの心を溶かすことができるのは、今後現れるヒロインだけ。自分は彼にとって憎い男の娘。
それでもシドは、王の懐に入り込むためにクラリスとの婚約を了承し、偽りの愛を囁いてくる。
シドの過去を知っていると告白したクラリスに、「アンタを愛する日が来ることはないが、愛してるふりくらいはしてやるよ」と、そう冷たい瞳で微笑んで。
シドは、前世の“最推しキャラ”。クラリスは自分の断罪さえ逃れられれば、あとのことはどうでもいい。だったら彼を幸せにするために、なんだってしてみせます……っ!
※シリアスな展開が続くかもしれませんが、最終的にはハッピーエンドの溺愛です♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 22:00:11
259060文字
会話率:39%
母親同士が仲が良く、幼馴染であり、幼い頃から相思相愛で結婚の約束をしていた、婚約者同士のルージュとライト。
公爵家子息であるライトと伯爵家令嬢であるルージュの仲は誰もに認められており、王立学園卒業後には、順風満帆に結婚かと思われていた。
だ
が、ルージュが一人で参加したとある夜会で、ライトそっくりの「ナイト」と名乗る青年がルージュの前へと現れて、自分はライトの双子の弟だと告げてくる。
ライトに双子の兄弟などいない。
「オレを選べよ」
ナイトはそう言ってルージュに迫ってきて――!?
穏やかで優しい婚約者であるライトと。双子の弟だと名乗る、強引なナイト。同じ顔をした二人から愛を告げられることになったルージュは――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 22:09:13
127136文字
会話率:46%
ある日、フェイリルの元に王宮からの使いが来て、戦地へ出向いている夫のディートと離縁するよう言われる。驚くフェイリルに使者は、ディートは戦地で魔王を倒し勇者として活躍し、一緒に戦ったパーティメンバーの王女との間に御子を授かったため、身を引いて
欲しいと言われ、ショックを受ける。幼馴染のディートはとある事情でフェイリルと結婚してくれただけの関係であり、彼が本当に愛する人が出来たのならと、フェイリルは離縁届にサインを書き、二人で暮らした思い出の家から出ていくことを決意する。数年後、隣国でフェイと名乗り性別を偽りながら魔法師として働くフェイリルの元に突然ディートが現れて!?「離縁なんて、絶対に認めないから──」勇者×幼馴染の恋物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 12:42:30
111031文字
会話率:47%
「ステラ・ルーベンス嬢。どうか私と結婚して下さい。」
「え、無理。」
夜会で助けた公爵家の跡取りであるエドヴァルドに求婚されたが、それをあっさり断ったステラ。ならば、お友達からお願いします。と言われて承諾すると、いつの間にやら外堀を埋めら
れて、逃げられなくなっていたお話。
☆★☆★
R18は後半になる予定です。
更新は不定期になります。
タグをご確認の上、本編へお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 00:00:00
41693文字
会話率:50%
夫との離婚が決まり、虚しい結婚生活に終止符を打つのを待つばかりであったキャサリン。しかし、自分が妊娠している事を知った彼女はある行動に出る。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
全6話。完結まで予約投稿済みです。
ヒーローはちょ
っとクズです。
エロは少なめ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 00:00:00
14099文字
会話率:55%
魔法やモンスターが溢れる世界。この世界には、多くの種族が共に暮らしている。唯一治癒魔法の使える天使族。同じく唯一黒魔法の使える悪魔族。そして、魔力や法力を持たない者は、ノーマルと呼ばれている世界。
この世界の共通の脅威はアンデットの最上級
に属する「イーター」と言う種族だった。
イーターは他の種族を喰らい生きる。そして他の種族より怪力で、食らうたびに再生する。イーターは魔力や法力は手に入れられないが、喰らった者特技を手に入れて強化する。更にイーターは、モンスターや他のアンデットとは違い、意志を持ち侵略を行った。
イーターの王は「ロード」。ロードはアンデットの国…『ザレス国』を作った。
イーターは特殊な増え方をする種族。モンスターだろうと、人だろうとどちらでも構わない。死体にロードの血を流し込むとイーターとなる。死体が破損しすぎていると、イーターにはならない。
ロードはセイレーンの「生き物を操る」力が欲しかった。か弱いセイレーンは力を使い過ぎるとすぐに死んだ。苛立つロードはより強力な個体を作る為の「受胎実験」を行なった。
ーーだが、実験は上手くいかなかった。
それどころか実験体の反撃により、ザレス国は壊滅寸前になったーーー
***
そんな世界で、神族と精霊族のセイレーンの間に産まれたのが、テルとユリアという双子の兄妹だ。
ユリアはセイレーンの能力を受け継いでいた。双子の両親はザレス国の実験材料だった。この双子はノーマルとして学校に通い穏やかに暮らしていた。
19歳になったある日2人は父親から、イーターと戦う兵士を養成する、「ガーディアン養成校」への編入を命じられた。戸惑いつつも、新たな学校生活を送ることとなった。
イーターが不審な動きをしている事は知らずに…。
☆マークはR18になります
☆アルファポリスでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 12:53:47
323010文字
会話率:28%
毎日仕事を押し付けられ残業と休日出勤の日々を過ごす天音。
その日も終電の時間が過ぎるまで一人で残業し、タクシーで帰宅する。
いつも以上に疲労を感じ、部屋で眩暈を感じて蹲る。低血糖か、脱水か、と思っていると次第に視界が戻り、治ったと思うのも束
の間、気付けば見知らぬ場所で見知らぬイケメン達に囲まれていた。
皆は自分を天音媛神様と呼び平伏する。自分に傅く十二人の美丈夫達。
彼らは自分達を十二支の歳神と名乗り、天音を神と言う。
天音が現世に降りていたことで穢れた大社の空気と歳神たちの体を、彼らと交わることで祓えるというのだ。その夜、子年の歳神から順番に歳神達とのまぐわいが始まった。
※ゆるい目線でお楽しみ下さい
※3話目からほぼ全話R18です(例外:4話、6話、10話、33話)
※直接的な表現のオンパレードですので苦手な方はご注意下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 00:54:56
223836文字
会話率:59%
体が弱く、余命僅かだった公爵令嬢。大賢者に祝福の魔法をかけてもらい、健やかな体を与えられた。
しかし不老不死の体になった彼女は100年後に捕らえられ魔女と虐げられてしまう。
遂にはその体を利用され、勇者パーティーの囮として100年毎に魔王討
伐に行くことになる始末。
100年ぶりの討伐で魔王が声をかけてきた。
『おう、100年ぶり、6回目だな。久しぶりー』
薄幸令嬢を愛するわんぱく魔王様のお話です。
※ゆるゆる目線でお楽しみ下さい。 ※挿絵あり
※残酷な表現があります。苦手な方はお気を付けください。
※直接的なRシーン表現があります。ソフトな表現がお好みの方はお気を付けください。
※画像転載禁止折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 23:07:08
17264文字
会話率:60%
***本編完結済み&460万超えのPVありがとうございます!***
愛する女性の為に、世を欺く為に、エリゼと結婚するシュタイントン公爵。そんな誠実な彼の為、妻となり公爵家で暮らすエリゼ。が、エリゼはそもそも気付いていない。誠実な人物ならこん
な結婚などしないと言うことを。だってエリゼは自分の中にある興味に従っただけ。それは、公爵の恋愛を近くで見てみたい、そしてその舞台に自分も端役で出て楽しみたい、と。ついでに一度の人生だから公爵家で楽しく暮らすのも悪くない、ただそれだけだったのに。。。
☆初めての投稿なのでおかしなところが多々あります(言い訳です)がお許し下さい。(←ですが、最近反省しておりまして目についたところから直しています)誰かの目に留まり、時間潰しに楽しんでいただけたら幸いです。色々変な上にR18話は予告なく入ります、ごめんなさい。☆
☆☆感想・ブックマーク・評価、ありがとうございます。嬉しいです。現在、本編の補足をしてくれるような小話を追加中です。ついでに未来も見えると思います。誤字脱字は大歓迎!です。☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 18:00:00
264079文字
会話率:51%
<本編完結済み>
婚約解消により行き遅れとなった伯爵令嬢のラケルと潔癖症侯爵のトビアスの結婚と結婚生活のお話です。R18は予告なく入ると思います。というか、全体的にそういう流れのお話です。タイトルには三人出てきますが、三人でいたすお話ではあ
りません。
*トビアスの弟である医師のフレデリクが出て来ます。この世界の医師のこの世界での医療なので現実世界と切り離してお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 19:00:00
83803文字
会話率:44%
マリーリアは継母によって仕組まれるだろう婚姻を先延ばしする為に努力していた。それがいけなかったのか…とある出来事から学生時代に歯車が何度か当たるだけの人物だと思っていたアベルと結婚することになってしまう。在学中は嫌われていたというのに。
***文章の書き方は努力中ですが…。努力と実力は肩を並べてくれないようです。すみません。設定も甘いし、誤字脱字も多いですが、それでも読んでいただけると嬉しいです。***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 13:00:00
35827文字
会話率:40%
ある日の仕事帰りのこと。
突然の雨に全身を濡らされながら走って帰っていると、街灯の影でタコのような謎の生き物が震えていた。
私はそのタコのような生き物を連れて帰り、ネットで調べてみると、深海生物のメンダコにそれはよく似ていて。でも、こんな
ところに深海生物がいるなんて有り得ないし…
その日の夜。ベッドに入ると不意にエッチなことがシたくなり、ベッドの中でオナニーをする。
すると、メンダコみたいな生き物が私の蜜液濡れる場所を──────
ジュルッ……
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 17:48:52
32595文字
会話率:49%
『古より受け継がれし系図によれば、我が北条家は完全なる男家系。
女児が産まれるのは極めて稀なこと。
もし女児が誕生することがあったなら、
その稀有な存在を生涯一族の中に留めておけるよう親族の中で婚姻を結ばせること。
決して他家に嫁が
せてはならない』
そんな掟が存在する由緒正しい家に、彼女は約90年ぶりに生を受けた女児。
同い年のイトコの彼とは、一族に認められた許婚…のはずだった。
反故になった約束。
それでも尚、有効な掟。
北条家に生まれた彼女の宿命。
引力と斥力。
磁石のようなふたり。
※以前同タイトルで投稿していたものを削除し、再構築して投稿し直します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 23:00:00
44811文字
会話率:38%
現代を生きる女子高生、葦原穂花(あしはら ほのか)は、日本における最高神・アマテラスの孫、ニニギノミコトの生まれ変わりである。
《乙女のからだに刻まれし花が咲くとき、寵を得ることができる》
《非なる者を待つは、ことごとく、死のみである》
紅(べに)──真名は、不老長生を司るイワナガヒメ。花は、胸もとに赤の蕾。
真知(まち)──真名は、知恵を司るオモイカネ。花は、背中に白の蕾。
朔馬(さくま)──真名は、生命と繁栄を司るコノハナサクヤヒメ。花は、右足の甲に青の蕾。
ニニギを取り巻く三柱の神らによって、天孫の寵愛をめぐる命懸けの誓約(うけい)がいま、執り行われる。
※本作は『小説家になろう』で掲載中『たまゆらの花篝り』の加筆修正版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 02:22:02
176468文字
会話率:43%
現代日本のとある島。
神社の蔵で目を覚ました少女、鼓御前(つづみごぜん)は、数百年の時を経て付喪神となった、御神刀だった。
悪しきあやかしのはびこる島で、共にひとびとを守る『花婿』選びがはじまる──
※アルファポリスでも公開しています。
※使用しているイラストは、すべて自作のものです。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体などとは関係ありません。
◆ブックマーク、☆評価、いいね等ありがとうございます。励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 21:53:23
34608文字
会話率:43%
どんな傷も病気も治してしまう霊薬を作ることが出来る“霊薬師”。
霊薬師の桔梗は弟を探す旅をしていた。その途中、鬼と人間との間に産まれた白鬼と出会う。
白鬼と桔梗との間に芽生える感情と、霊薬師であるが故に桔梗に訪れる抗えない運命。
不
器用に想い合うふたりはどんな結末を迎えるのか。
恋愛和風ファンタジー。
(サブタイトルに※マークのついているものは、性描写を含む内容になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 21:46:58
149608文字
会話率:39%
600万PV ありがとうございます……!
ペースは少し落としてますが、少しずつ更新は再開しております。何卒よろしくお願いいたします。
<あらすじ>
現代では流行病に倒れ、治療の甲斐なく死んでしまったヒロイン。
誰もお見舞いには来てくれない
。
唯一の楽しみといえば電子書籍でダウンロードしたTL小説を読みながらエッチな妄想をするだけ。
ある日急変し、あっという間に虫の息になってしまったヒロインは、意識を失う前に「死ぬ前に処女を捨てたかった……」と考えた。
次に目が覚めると、なんと全裸で彫刻のような美しい男性が私の乳首をしゃぶっていた。
実はヒロインは、死んだ後、直前に読んでいたTL小説の舞台でもある、異世界アルストメリー国に「貴族令嬢・カサブランカ」として転生していたのだ。
アルストメリーは、魔法が存在している国。
男女がまぐわうことで、より魔力を高めることができるため、特に魔力を必要とする王族は、魔力の相性がいい女性と毎晩のようにベッドを共にし、力を蓄えておくことが義務の1つだった。
カサブランカは、この国の第1王子であるエディの伽のパートナーとして、16歳の誕生日を迎えてから毎晩のようにエディと交わうことが責務となっていて、城にほぼ監禁状態。
前世の記憶を取り戻した今の自分の意識としてが「経験なし」なのに、体はすでに快楽の虜になっている。「処女をロマンチックに散らしてもらう」ことが夢で、それが崩れ去ったことに困惑をするカサブランカだったが、さらにもう1つ懸念事項があった。
それは、このTL小説にとってカサブランカはヒロインではなく、ヒロインの恋路を邪魔する悪役令嬢だった……。
<注意事項>
・好き嫌い本当に分かれる作品となってしまいました……とほほ
・登場人物みなさんハードモード中。どうすれば全員をハッピーエンドにできるか、作者は本気で悩んでます……。
・短文で更新してます(400字〜1500字)
・エロ描写があるところは「※」の印つけました
・スマホでさくっと読めるものを目指して書いてます
・冒頭からエッチしてます
・登場人物紹介を読むと、現在の最新話の進行状況がわかるようになっています
・ミステリー要素、謎解き要素ありです。伏線あちこち敷いてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 14:17:41
436601文字
会話率:32%
娼館・ライッツの人気No.1であるアマリリス。
娼婦である彼女の最大の秘密は処女である事···!
“べ、別に守りたくて守ってた訳じゃないのにぃ~ッッ!”
そんな彼女の前に客として現れたのは、この国の“英雄”こと魔法騎士のシャルだった。
彼
女の純潔が何故か守られていた理由を彼女自身の魔法だと気付いたシャルは、自分に魔法をかけてくれと頼んできて···?
とにかく寝たい魔法騎士×無自覚睡眠魔法の娼婦のラブコメです。
※最終章に出てきた王女様視点の番外編はコチラ
https://novel18.syosetu.com/n9779ho/
何故自分が運命だと思い込んだのか?から王女様の“唯一”と結ばれるまでのお話です。
全6話完結済み
よろしければシャル、リリスと共にチラッとして下さると喜びます。(私が)
※2023.2.21より第二章の連載をはじめました。
書き留めていないため不定期更新になります。
よろしくお願いいたします。
※アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 21:00:00
210043文字
会話率:42%
「お前のようなデブスは嫁にもらってくれる男なんかいない。だから絶対に司法試験に合格して弁護士になれ」と、父親から言われ、三歳の頃から六法全書を暗唱させられて育った奈々実は、高校二年生の時、異世界に転移した。そこは、魔法があるのに空を飛ぶとい
う概念が無い(ついでにパンツも無い)辺境の小国。出会ったイケメンにダイエットと詐称して溺愛される。いっしょに転移した性的虐待のトラウマに苦しむ美少女江里香は、少年兵に化けて、帝都を目指して旅立つ。
もっとエロエロのはずだったのですが、エロは少なめです。
この小説における魔力・魔法は、きわめてご都合主義的なものです。『なんちゃって魔法』です。有名な映画やゲームのようなきちんとした魔法ではありません。
キーワードは変わります。
脇キャラについて書いていくと際限なく脱線するのでそれを回避するためと、BLは苦手、という人のために、BL部分はスピンオフにしました。作中にBL的要素がありますが、濡れ場はありません。BL以外にも、同じ世界観の別のストーリーなどのスピンオフもあります。
第一章の終わりで生まれ育った世界に一度もどって第二章では生まれ育った世界でいろいろあって、第三章でまた異世界に行く展開になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 07:07:19
825101文字
会話率:41%