密かに片想いをしていた年上幼馴染と姉の結婚式の日。
大学生の天翔(あまと)は自身の燻ぶる気持ちを持て余していた。
こっそりと式場を抜け出すとまばゆい光に包まれる。そして、目が覚めたら見知らぬ場所――それもベッドの上だった。
しかも、自分の隣
には恐ろしいほどに整った顔立ちの男。戸惑い狼狽える天翔に、男は言う。
「いらっしゃい、異世界の人」
あまりにも冷静な男の名前はナイトハルト。この世界のこの国では王弟という立場を持つ――意地の悪い男だった。
意地悪王弟殿下×失恋したばかりの大学生。
失恋の後。異世界で新たな恋に出逢いました!?
■アルファポリス第12回BL大賞応募中の作品です。
■掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 07:30:00
10923文字
会話率:23%
伯爵令嬢エステルは、叔父から亡き両親の借金を返済するよう言われ、今日も元気に屋敷で働いていた。
しかし、木の上の子猫を助けたらそれはこの国の王太子アルベルトの変身した姿!
不定期に子猫になってしまう呪いを解くべく、運命の相手を探して結婚しな
ければいけないというアルベルトに、不本意ながらその相手がエステルだと告げられる。
結婚は王命であり、王太子妃として厚遇はするものの、押し付けられた運命の相手など愛するつもりはないとアルベルトに言い放たれたエステルだったが……。
「承知いたしました! 殿下に愛する人ができましたら応援いたしますね!」
傲慢ツンデレ王子とポジティブヒロインです。
同じものをアルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 17:43:37
62459文字
会話率:31%
※11/3番外編追加しました〜
うっかり聖女として異世界に転移してしまった小松原千星(コマツバラチセ)25歳。一目惚れした12歳上のイケオジ王弟ルドルフへ好き好き光線を出し続けていたけれど、ある日ルドルフに嫌われていたことが分かり、彼から
離れようと決意。黙って隣国ヘ行くことに。
テンプレもりもり第二弾。
最初は千星→ルドルフのはずが、結局ルドルフ→千星の溺愛になってる「いなくなって気付く」系のあれです。
誤字報告ありがとうございます!完結後にちょこちょこ直しを入れていますが、言い回しや助詞を直す程度で大筋は変えておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 17:00:00
73850文字
会話率:42%
目が覚めたら、ギャルゲーの世界に転生していた。それも魔法も陰謀もある過酷な西洋風ファンタジー。
俺が転生したのは、「鬼畜メガネ」と憎まれる最強の悪役クラウス。悪逆非道の限りを尽くす貴族であり、どのルートでも惨殺され破滅エンドが待っている。
俺は破滅を回避できないと諦め、悪役として好き放題、女性を手籠めにしていたのだが―。
原作で最推しのキャラクター、「真紅の帝姫」と呼ばれる少女皇女に出会い、彼女の家庭教師となったことで、俺の運命は大きく変わる。
「あなたが私を最強にしてくれるのよね?」
帝姫は心優しい少女でありながら、原作ゲームではどのルートでも死亡する悲劇のキャラクターだった。
自分を、そして帝姫殿下を救うため、俺は彼女に闇魔法を教えるのだが……。帝姫殿下を強くしすぎてしまい!? しかもツンデレなはずの帝姫殿下はどんなエッチないたずらをされても怒らないようになっていき……。
「わ、私を妊娠させるつもり!? べ、べつにあなたの子供なら孕んでも良いけど……」
二人は原作ゲームのシナリオを崩壊させ、主人公をもぶっ飛ばし、本当のハッピーエンドを作り上げることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 09:33:53
144411文字
会話率:35%
周囲に高嶺の花だと思われている僕(グレイ)であるが、それは無論外面で、中身は高尚でもなんでもない。しかも貴族だが貧乏だ。夢は玉の輿にのること。そんなある日、国王陛下が宣言した。第二王子がいっこうに結婚する気がないので、その心を射止めた者の
願いを、できる範囲のことならなんでも一つ叶える、と。よぉーし! 第二王子殿下を射止めるぞー!(他サイトからの転載です。不定期更新です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 13:09:48
15445文字
会話率:56%
ぜんまい族のキルト(猫型)とまったりしていた俺(主人公のジェイス)は、第二王子のアルマ殿下の呼び出しにより、王宮に行く。お互い次男であり、兄がいるが、兄弟関係は雲泥の差だ。そこでとある依頼を受ける。弱みを握られているのは辛いものがある――
そんなお話です。※一日一話程度更新予定です。アルファポリス様からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 00:13:21
13410文字
会話率:56%
僕(ルイス)は、Subに生まれた侯爵令息だ。許婚である公爵令息のヘルナンドに無茶な命令をされて何度もSub dropしていたが、ある日婚約破棄される。内心ではホッとしていた僕に対し、その時、その場にいたクライヴ第二王子殿下が、新しい婚約者
に立候補すると言い出した。以後、Domであるクライヴ殿下に溺愛され、愛に溢れるコマンドを囁かれ、僕の悲惨だったこれまでの境遇が一変する。※異世界婚約破棄×Dom/Subユニバースのお話です。独自設定も含まれます。※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 18:07:23
117623文字
会話率:56%
平凡に過ごしてたはずなのに一体何処で間違ったのか…そもそも間違ってたのか、それともこれは物語の強制力が働いてるのか。乙女ゲーの世界だって?だったら僕はモブキャラにもならない程の人物なのに大公殿下からの熱烈なアプローチはどうしてなの?!
溺愛
大公殿下×平凡(自分だけ思ってる)美形
初投稿の為誤字脱字ありましたら申し訳ございません。大筋はBLですが少しNL要素もあります。
不定期更新の為気長に待ってもらえると嬉しいです。本当にすみません。
偶に文章、ニュアンス修正してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 03:46:43
41068文字
会話率:27%
女伯爵リオーネには呪いがかかっている。
結婚し、夫の死期に立ち会うと、妻である彼女も死んでしまうのだ。
そして数日前に逆行転生し、夫を救えないまま、リオーネだけは助かり新しい人生を送る。
過去に三人の夫と死別し、彼らを救えない現実
に生きることを諦めた未亡人、女伯爵リオーネ。
父親の命令で参加した皇帝陛下主催のお茶会で、傷心のリオーネの前に現れたのは傲岸不遜な公爵令嬢ミネルバだった。
横暴な性格のミネルバは身分の違いを嵩に着て、年上のリオーネをいじめにかかる。
「再婚できない未亡人なんかここには相応しくないわ、出て行きなさい。未亡人!」
その振る舞いを見た帝国の冷血皇弟と噂に名高いライオネルは横暴なミネルバから、リオーネを庇うのだった。
「殿下、私などを庇われては、お名前に傷がつきます! いい加減にしなさい、そのような無礼な振る舞いは許しませんよ!」
しかし、逆にそう言い、横暴なミネルバから咄嗟にライオネルを庇うリオーネ。
他人の優しさに触れたことのなく、心を閉ざして生きてきたライオネルは、リオーネの純粋な忠誠心に感銘を受ける。
利用しようとする者ばかりがいる宮廷で孤独だったライオネルは、リオーネに亡き母親の面影を抱いていた。
「……リオーネの逞しさが必要だ。僕は呪われた運命に立ち向かえる気がする」
少しずつ心を通わせていく二人は、ミネルバたち反皇帝派が引き起こす騒動に巻き込まれていく。
問題解決にあたるなか、リオーネの受けた呪いが事態を解決すると判明して……?
互いに支え合うことで、二人の心の傷が癒されていく。
他の投稿サイトでも、掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 10:18:44
61391文字
会話率:39%
辞意表明は溺愛のはじまり⁈
功名心の権化、半身が名誉欲に取り憑かれた女武神と揶揄されるリアンノン・アンドラステはその類稀な才能であっという間に王室騎士団長へと登り詰めた。
一代で地位と名誉を手に入れて、歴史に名を残すことは間違いな
し!なんだけど──
…………だったらもう、辞めても良くない……?
そろそろこどもも欲しいし、実家に帰って結婚でもしよっかな。
お年頃のリアンノンはあっさりと退職を決意。
ところが辞表を提出しに行った先、いつも一歩離れたところにいて、穏やかだった上司・王太子イザヤの様子がなんかおかしい。
「リアンノン・アンドラステが実家に帰って結婚だと? 馬鹿馬鹿しい、もう少し我が身を顧みるのだな」
イザヤはリアンノンの辞表を燃やしてしまい、絶対に辞めさせたくない殿下が辞めたい閣下にものすごい勢いで迫ってくる。
揉めに揉めつつ急激に距離を縮めて行く、野心を果たした女騎士×女たらしな初恋拗らせ王子様
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 06:00:00
60748文字
会話率:35%
戦時の生まれで孤児となり、共に生活しながら育ったジウとアドルフォは六年前に軍人となった。
その体躯や能力を活かして順調に出世を続けるが、その分私生活はうまくいっていない。
そんなある日元敵国マァムレトの美貌の王太子が来訪。かかる追っ手
との戦争にまで発展し、王太子の警護についたジウは思いの外親しみやすいアズィール殿下とその年若い護衛ユーニスと共に窮地を乗り越え、国と軍だけでは無くアドルフォとの関係も変わっていく。
更にはジウに女神の祝福が宿っていると判明するが……
祝福とはなんなのか? わからなくても騒ぎの結果六年間も動かなかった関係が深まり幸せいっぱいのジウとは反対に、長年の独占欲と嫉妬心を拗らせたらしきアドルフォの様子がおかしくて……
隙だらけな気もする。隙を見せないよう努力しているということで。
基本両思いでそれほど辛いことは起きないですが、すれ違いは起きます。
少し不思議、くらいのほんのりファンタジー。
ラブまでが遠いかと思いきやすんなり初えっちまでこぎつけました。脱童貞おめでとう。
2023.4.16 題名を「幼馴染が完璧すぎて甘やかす隙がない!」から「祝福はすでにある 〜隙を見せない幼なじみとの関係の変え方〜」へと変更折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 10:06:33
227853文字
会話率:37%
私は、アラサーOL鏑木悠華子28歳。18禁乙女ゲーム「聖なる乙女は花になる」の悪役令嬢ディアナに転生してしまった。
神の末裔の、神力を持つ者達が国を治めているエーディン王国では、神力には六つの属性があり、火と水、地と風、光と闇、魔と聖と
対になっている。直系の男子は、第二次性徴が著しい時期に、身体の成長と共に強まる神力を、人間の器が受け止めきれずに暴走してしまう。それを鎮める為に、対となった属性の相手と「交わる」必要がある。
公爵令嬢で、闇属性のディアナは、光属性の王太子アドニスの婚約者だ。前世の事を思い出すまでに、悪役令嬢として色々とやらかしてしまっている為、殿下の心は固く閉ざされてしまっていた。
半年後に入学する、王立エーディン学園で、ヒロインと出会って恋に落ちる前に、殿下を絆して、どうにか「交わる」事ができるのか……?!
連載中の「流行りじゃない方の、ピンク髪のヒロインに転生しました。」の裏設定のお話です。
ピンク髪の方が、若干シリアスなので、息抜きのつもりで、見切り発車で書き出してしまいました。更新不定期になると思いますが、お読み頂けますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 07:33:36
5784文字
会話率:34%
【女神の愛の呪い】
この世界の根源となる物語の悪役を割り当てられたエドワードに、女神が与えた独自スキル。
鍛錬を怠らなければ人類最強になれる剣術・魔法の才、運命を改変するにあたって優位になりそうな前世の記憶を思い出すことができる能力が、
生まれながらに備わっている。(ただし前世の記憶をどこまで思い出せるかは、女神の判断による)
しかし、どれほど強くなっても、どれだけ前世の記憶を駆使しても、アストルディア・セネバを倒すことはできない。
性別・種族を問わず孕ませられるが故に、獣人が人間から忌み嫌われている世界。
獣人国セネーバとの国境に位置する辺境伯領嫡男エドワードは、八歳のある日、自分が生きる世界が近親相姦好き暗黒腐女子の前世妹が書いたBL小説の世界だと思い出す。
このままでは自分は戦争に敗れて[回避したい未来その①]性奴隷化後に闇堕ち[回避したい未来その②]、実子の主人公(受け)に性的虐待を加えて暗殺者として育てた末[回避したい未来その③]、かつての友でもある獣人王アストルディア(攻)に殺される[回避したい未来その④]虐待悪役親父と化してしまう……!
悲惨な未来を回避しようと、なぜか備わっている【女神の愛の呪い】スキルを駆使して戦争回避のために奔走した結果、受けが生まれる前に原作攻め様の番になる話。
※悪役転生 男性妊娠 獣人 幼少期からの領政チートが書きたくて始めた話
※近親相姦は原作のみで本編には回避要素としてしか出てきません(ブラコンはいる) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 14:21:28
527894文字
会話率:44%
婚約破棄を告げられた悪役令息ユウェルはその時思い出した。本来ならばもっと早くに逆ざまぁの準備をしなければいけなかったことに。だが何の準備もしていなかったユウェルは断罪され、捨てられるようにして追い出される。だがそんなユウェルを王弟殿下のシェ
レグが嫁にすると言い、しかも溺愛してきて…!?
※Nolaノベルさんにも一部掲載あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 00:00:00
151883文字
会話率:44%
『D/Sユニバースの世界に転生したはずが、Commandがどこかおかしい。』の主人公リュリュたんの両親ギルフォードとルシアのお話。
※なお、過去のお話となるので、本編での国王(シェルの父)・オスカーは王太子、ルシアは王子です。
※タイトルの
通り、このお話のCommandはだいぶおかしいです。
※イチャラブは予告なくやってきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 17:17:21
6431文字
会話率:60%
公爵令息トゥリア・ローズクォーツはオメガであり、アルファのフラウム・シトリン第1王子殿下に婚約破棄された瞬間、前世の記憶を思い出した。トゥリア・ローズクォーツはフラウム殿下を始めとするアルファの攻略対象たちとオメガのヒロインロダ・ピンクダイ
アモンドとの恋を邪魔する悪役令息だったのだ。しかしながらフラウム殿下に婚約破棄されたと思えば、攻略対象の1人であり義弟のルージュたんから熱烈なプロポーズを受けたのだった。
※義弟<ルージュたん>×兄<トゥリア>
※オメガバースです(本作独自設定を含みます)
※妊娠・出産シーンはありません
※不定期更新、そんなに長くはならない予定です
※(アナウンス追加)イチャラブは予告なく入ります(アナウンス漏れすみません)
※タイトル修正しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 21:17:46
45973文字
会話率:45%
高貴な家柄の令嬢や子息が通うシャルシュ王立学院の中で、唯一の平民男であるレン・サカザキは転生者である。
しかし、せっかく異世界に転生したというのにスキルが発現しないレンは、クラスのカーストトップ女子に目を付けられてしまう。
「ほら、
わたくしの足をお舐めなさい!」
「ならアタシはアンタをクンニ担当大臣にするから!」
容赦のないドスケベ行為を強要するカーストトップ女子に、レンは仕返しを誓うのだった。
そんなある日、オークに襲われている精霊……もとい性霊を助けたレンは、超レアスキルのマジカルチンポを付与されてしまう。
次元も空間も超越し遠隔で対象女性のマ〇コに挿入できるインビジブル魔法チンポを得たレンは、授業中に隠れて公然生ハメを決行するのだった。
「よし、あの気高くて生意気な超美人クラスメイトたちを、毎日公衆の面前でリモート生セックスだぜ!」
レンのエッチな仕返しが始まる。
人妻メイドさんのセックス手ほどきを受けながらスキルをレベルアップさせ、クラスのアイドルたちを全員マジカルチンポ堕ちさせるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 23:07:03
181724文字
会話率:46%
幼い頃、皇族と知らずにカイルに出会い、友となったヘレン。
カイルが皇太子と知ったヘレンは、騎士としてカイルを守ることを心に決める。
カイルは皇太子として、ヘレンは騎士として成長する中で、ヘレンはやがて剣技では右に出る者がいないほどの実力者に
なった。
あるとき、ヘレンは長く続く戦争を終わらせるため、自ら望み帝都から遠く離れた前線の町に向かうことに。
すると、カイルの様子がおかしくなって……。
※のページには、R18の表現が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 00:04:39
123965文字
会話率:36%
未知の惑星に不時着した湊は、神族と魔族が争う世界に巻き込まれていきながらも、生きるためにエロエロ奮闘する。
※とりあえず、現在まで掲載中の大まかなあらすじです
不時着後、最初にたどり着いたのは、魔族の住む村だった。
村で、ギャルっ子ダー
クプリンセス『フィオナ』の姿を見かける。
彼女は次期魔王候補で、遠くから目が合うと、フィオナはW裏ピースをしてきた。
次に向かった場所は、人族の住む国だった。
そこで、変な輩に絡まれていた少女を助ける。
驚いたことに少女は名前も顔も、幼馴染とウリ二つだった。
助けたお礼にと、少女は酒場宿に連れて行く。
その宿は娼館を兼ねていて、少女もまた娼婦だった。
酒と食事をごちそうになり、最後のお礼として、ベッドの上で少女を待っていた湊だったが、その夜は『堕月天』と呼ばれる天体現象が起きて、宿全体が真っ暗闇に包まれる。
そして暗闇の中、湊の部屋に現れたのは、別の女の子で……。
無職の湊は傭兵になるとすぐに、戦場に赴くことになった。
戦う相手は、魔族の村で見かけたダークプリンセス『フィオナ』。
戦場には、鬼畜でパリピな勇者もいれば、公女殿下がいたりもする。
たまたま訪れた無人の天幕で、湊はベッドの上に、紐パンを見つけ、手に取る。
その様子を運悪く公女に見られてしまい、捕まってしまう。
公女はお付きの巨乳女魔道士に、湊を尋問させるのだが……。
※本作品は「アルファポリス」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 21:30:00
168353文字
会話率:38%
殿下と影武者たち、それから彼らに嫁いだ姫君たちが
殿下が成人(二十歳)されるまでのお話
最終更新:2024-10-02 06:00:00
32644文字
会話率:11%
「うーん。あ、じゃあフレッドで。次にマンフレートって言ったらキスする」
これは、のちに【女商人マルグリート】と謳われた少女の、恋と成長の物語である。
マノンは王妹殿下の専属女官だ。ファンデールでも有数の商家出身であり、その豊満な肢体から、宮
中では【魔性の女(ダンジュローザ)】と呼ばれている。
マノン自身は裁縫やレース編みに没頭して初恋もまだなのに、男性は体目的で言い寄ってくる。マノンは大きな胸に対してコンプレックスを深めていくばかり。
十七歳の春、マノンは異国の青年に求婚される。彼は他の男性と違って、マノンの瞳を見て想いを告げてくれた。しかし、マノンの気の強い性格が災いして、初対面で平手をかましてしまう。宮殿で二度目の再会が叶うものの、二度目の張り手を食らわす始末。
異国の青年――マンフレートの正体は、イシュルバート帝国の伯爵令息であった。留学する大公の従者としてファンデールにやってきたのである。二十歳らしからぬ砕けた物言いと距離感の近さに呆れつつ、マノンは彼と交流を深めていく。
★この作品は『王妹よ、いばらの冠を抱け〜この初恋、諦めなくてもいいですか?〜(別名義)』と姉妹作になります。(未読でも問題ないよう構成しております)
★R18展開は第4章以降になります。それまではR15程度です。R18版完結後、全年齢版をカクヨムとなろうに掲載します。
★暴力表現やR18描写の入る話にはタイトルに※がついております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 21:00:00
68888文字
会話率:55%
隣の国に訪問中の深夜。借りていた王宮の客間の控室で眠っていたら、突然媚薬を盛られた男が部屋に駆け込んできた。
皇国の皇女が使用人用の部屋で休んでいたことが公になるのはまずい為侍女と言って誤魔化してみたけれど、どう考えてもこの国の王族であるそ
の男は媚薬が抜けきらない様子で限界なのだと迫ってくるではないか。
そのとんでも色気に充てられて、つい身体を許してしまったけれど、それがバレたら大問題!
王太子殿下。いくら状況証拠が揃っていても、あなたのワンナイトのお相手は、決して私ではございません!
※いつも通りのジェットコースターらぶえっち。深く考えず頭空っぽにしてお楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 12:00:00
26281文字
会話率:47%
水森奏(みずもりかなで)はある日、唐突に、男女が今まさに大変な状態になろうとしている寝室へ異世界転移をしてしまう。
焦る奏は、けれどその場で『聖女の力』なるものを発現してしまい、薬を盛られて大変なことになりかけていた男性――第二王子、フェリ
クスを救う。
フェリクスは奏に恩義を感じており、また、聖女は国に繁栄をもたらす瑞兆とされることから、自分が後ろ盾になり、奏を保護することを約束する。のだが。
「……また嘘を教えましたね、殿下!」
「怒らないでよ。嘘じゃないって。本当も混ぜてる。半々ってところかな」
奏の無知につけ込んで、様々な嘘を教えては嬉しそうに笑うフェリクス。
最初はフェリクスに対し、苛立ちを隠さずに居た奏だが、共に過ごす内にフェリクスが抱える過去を知るようになって――。
いずれ元の世界に帰ってしまう聖女(奏)と、
全てを諦めている第二王子が、奏の傍に居たいと願うようになるまでのお話です。
Rシーンは最後の辺りに。楽しんで頂けますと幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 00:23:12
258869文字
会話率:46%
砂漠の強国であるサルタナ王国の王宮で、側仕えとして働く少年ルカは、実は貧しい小国の王女ルアーナである。兄王子の思惑により刺客をさせられているのだが、女物の衣装が壊滅的に似合わなかったため、男として仕えるはめになった。そしてなぜだか美少年と
してもてはやされ、王太子マフムードに気に入られてしまう。
茶を淹れる係として、マフムードを側で見ているうちに、ルアーナは彼に惹かれていく。彼に忠誠を誓い、暗殺のたくらみから命がけで守ろうと奮闘するルアーナ。そしてマフムードはどんどん距離をつめてくる。「あの、殿下? 何をされているのですか?」「大丈夫だ。俺は男を抱いたことはないが、詳しいやつに話を聞いてきた」「え?」
権力つよつよ、顔面つよつよ、性欲つよつよ、執着つよつよの王太子に、身も心もがっつり捕らわれていく、アラビアン風ラブストーリーです。前後編で、どちらにもエロシーンあり。拙作『玉の輿の玉がやばかったので撤退しようとしたら時すでに遅しでした』と同じ世界線ですが、そちらを読んでいなくてもお読みいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 21:07:10
32215文字
会話率:61%
フィーネは、公爵家で働くメイド。ある日、主である公爵がクーデターを企てた罪で投獄された。
フィーネを含めた公爵家の使用人は解雇され、弟の留学費用を稼ぎたいフィーネは困ってしまう。
そんな時、フィーネは昔交流のあった王弟・ジルヴェスターからあ
る取引を持ち掛けられる。それは、フィーネがジルヴェスターの専属娼婦になるというとんでもないものだった。
フィーネと王弟の甘い(かもしれない)日々が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 07:29:40
101106文字
会話率:52%