王太子アレクセイの愛妾であるオメガのミルテは、発情期の身体を熱らせ、巣の中で眠っていた。
彼女は、妾妃を持たない清廉なアレクセイを罠にかけてつがいになった、悪しきオメガだ。
けれどそんなミルテにもアレクセイは優しい。
この三年間、大切に慈し
んでくださった。
理性で激情を抑え込んでいたアルファの王太子アレクセイと、そんなアレクセイに誤解と嫉妬から離れたいと言ってしまった純真なオメガの令嬢の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 06:00:00
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会話率:18%