巨大な島国ニーラント王国に住まう男爵令嬢リリアーナ・アハトは、ある時友人に誘われて仮面舞踏会(という名の巨大な婚活場)に参加していた。
リリアーナの容姿はとても整っており、容姿に群がってくる男性は数知れず。そのため、素顔を隠した仮面舞踏会で
自身の理想である「優しくて素敵な騎士様風の男性」と出逢おうとしていた。
そして、リリアーナが出逢ったのは「エル」と名乗るがっしりとした体躯のいかにもな男性。エルと一目で恋に落ちてしまったリリアーナは、結果的に彼と一夜を過ごし一線を越えてしまう。それでも、エルと婚姻したい。そう思っていたのだが……翌日、リリアーナの前に現れたのは王族の証である紫色の目を持つ男性。混乱するリリアーナに、その男性は言う。
――俺が、貴女と一夜を過ごしたエルです。
と。
その後、話を聞くに彼は引きこもりで人嫌いと有名な第八王子であるサミュエル・ニーラントだと知る。
「エル様のことは好きだけれど、王族との婚姻なんて絶対に無理!」
そう思い逃亡を図るリリアーナだが、サミュエルはリリアーナのことをとことん溺愛してくる挙句、絶対に逃がそうとはしない。そんなサミュエルに心を乱されていく中、二人の間に「とある問題」が浮上してしまい……。
引きこもりで人嫌いの第八王子殿下×美貌の男爵令嬢。二人の、仮面舞踏会から始まる必然的な恋のお話。
♢アルファポリスにも掲載中。
♢設定、大まかなストーリーは過去に書いていた作品を元にしております。いわばリメイクに近しい作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 18:23:44
8318文字
会話率:42%
身分も境遇も違う二人は、たくさんの偽りを抱えたまま、出会ってしまいました。
真実に引き裂かれることを恐れて、ともに胸の内を明かすこともできない二人が、舞踏会の夜、誰もいない裏庭で、たわむれのようにワルツを踊るふりをします。
けっして触れあわ
ず、ただ寄り添うだけという暗黙の了解で――
連載中の話のスピンオフです。この先、出るかどうかわからないシーンですが、突発的に書いてみました。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 18:22:49
464文字
会話率:34%
昔々、とある国に美しい娘が居た。
しかしながら、その娘は義理の親子に預けられた後、冷たい扱いを受けていた。
そんな美しい娘、シンデレラは、城で行われるという舞踏会に憧れ、夢を見る。
いつかは、自分もそんな場所へ赴き、そこで踊るのだ、
と
だが、義母も義姉達も娘を馬鹿にして居た。
「お前如きがお城へなど招かれる訳が無い」
辛い境遇に涙する少女だが、其処へ、彼女を不憫に思ったのか魔法使いが訪れる。
「泣いてはいけないよ、シンデレラ、力を貸そう」
そういう魔法使いの助力によって、少女はとうとう念願の舞踏会へと足を運んだ。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうが、魔法使いは少女にある約束をさせている。
「シンデレラ。 魔法は十二時で解けてしまうよ」
王子と踊っていた少女だが、約束を思い出し、慌ててその場を去った。
慌てて居た為か、美しい硝子の靴を其処へと残して。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 13:00:00
146752文字
会話率:17%
侯爵家の妾腹たるネリーは、2人の姉と侯爵夫人から虐げられていた。あるとき、侯爵家の利益となる婚姻を結ばせるため、夫人はネリーを公爵家主催の舞踏会へと連れ出す。夫候補は商人あがりの子爵で、でっぷりとした腹とすきっ歯が印象的な人だった。
いずれ
こうなることを予感していたネリーはその婚姻を受け入れるつもりだったが、その舞踏会には彼女の初恋の人も訪れていた。そして、ネリーは差し出されたその手を取った――。
「いつか」を夢見ていた令嬢と、迎えに来た王子様の物語。
ふわっとした世界観のふわっとした短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 00:24:59
5456文字
会話率:16%
亜人のロベルトは公爵家令嬢エスメラルダの専属執事だ。
貴族らしいエスメラルダは高飛車で気性が荒い女性だが、婚約者のラインハルトを心から愛していた。
しかしある日の舞踏会でエスメラルダは婚約破棄を言い渡されてしまう。
理由はラインハルトの友人
、エリザベス・ファースへの数々の嫌がらせを知られたからだった。
嫉妬と激情に染まるエスメラルダは廃嫡となり、同時にロベルトはクビだと言われる。
そして亜人を見下すエスメラルダに、ロベルトは劣情をぶつけるーー
文字数 11.697文字折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 12:05:03
11694文字
会話率:50%
「舞踏会さえ付き合ってくれたら、王太子を好きに使っていい。お買い得だろう?」
返爵して平民になった元伯爵令嬢のローゼは、市場で青年にぶつかってしまう。不注意で青年の服を汚してしまったローゼは、彼にシャツの洗濯を申し出るのだが、彼こそ、お妃
選びが嫌すぎて変装して王城から脱走中の王太子レオンハルトだった。
ローゼが元貴族ということを知ったレオンハルトは、ローゼに「王太子ができることならなんでも」という報酬を提示して、お妃選びの舞踏会をぶち壊しにするための「かりそめの恋人契約」を持ちかける。レオンハルトの優しくて気さくな人柄に惹かれたローゼは、請われるままに王子様の恋人役として舞踏会に参加することに。
それで王子様への淡い想いも関わった出来事も「いい思い出」にするつもりだったのだが…?
没落令嬢に一目惚れした王太子と、王子様にロックオンされた元伯爵令嬢の、2年に及ぶ攻防ラブストーリー。
本編完結済。時々、後日談SSを追加中です。
2020年11月Jパブリッシング、フェアリーキス様より書籍化していただきました。
2021年5月Amazon kindle様でTL1位、ラノベ総合1位、kindle総合でも27位になりました。ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 18:00:00
226441文字
会話率:36%
2022/4/21、アマゾナイトノベルズ様から電子書籍化致しました!
(詳しくは活動報告にて)
舞踏会で最初に第一王子と踊るのは、婚約者のユリアナの役目――だったのに。
ユリアナは、皆が注目しているダンスを踊るはずの場で、第一王子から婚
約破棄を言い渡されてしまう。
しかも第一王子は、異世界からやってきた聖女と結婚すると言い、ユリアナを恐ろしい噂のある森の領主へ嫁がせるというのだ。
膨大な魔力を持って生まれたユリアナは、三年前に第一王子を瀕死から救った際に魔力のすべてを失った。
二年前、美しくもない伯爵令嬢のユリアナが美貌の第一王子の婚約者になったことを妬んだ貴族に放火され、家族と大切な使用人すべてを失った。
ほとんど森林しかない土地を治める領主のもとへ嫁いだユリアナだが――。
領主は見た目こそ強面だが、とても優しい人で、大魔法使いでもあった。
強面な嫌われ魔法使いと婚約破棄された伯爵令嬢が、幸せになるお話。
※後半、少しだけザマァ有折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 19:00:00
118099文字
会話率:23%
侯爵令嬢であるチュリは親からの言いつけにより王宮で開催している舞踏会に参加していた。
チュリは知らなかったが、これは王太子の婚約者を決める舞踏会だった。
花より団子(社交よりも食事)なチュリは、王太子に見向きもせずに、王宮の食事を堪能
していた。
一息つくために中庭にでると王太子と出くわして…
契約からはじまる2人の運命とは?
途中R18があるときは※ついてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 19:00:00
59335文字
会話率:45%
夢だけど…夢じゃなかった…
素敵な殿方との合瀬を密かに夢見ていたリーチェはある舞踏会で初めて出会った殿方と気がついたら閨を共にしていた…
キーワード:
最終更新:2021-05-24 18:56:59
1013文字
会話率:28%
婚約者と親友に裏切られた公爵令嬢ヴィオレット。
舞踏会、皆が彼女に憐れみの視線を送る。
それに耐えきれなくなったヴィオレットはついついやけ酒をしてしまう。
目が覚めるとベッドの上。隣には男性が頭を抱えていた。
お互いに服を着ていない状況に焦
っているヴィオレットに頭を下げたのは女嫌いで有名な公爵だった。
ヴィオレットは自身を溺愛してくれている父を欺くために公爵と恋人のふりをする事に。
しかし相手は女嫌い。
二度と触れられる事はないだろうと思っていたヴィオレットだったが何故か溺愛されてしまう事に。
ひょんな事から一夜を共にしてしまった公爵令嬢と公爵の恋物語。
第二章の更新中です(週一更新の予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 12:00:00
186916文字
会話率:42%
1960年代は各大学でダンスパーティが盛んに行われ、新宿のホールを貸し切ったり、個人が喫茶店を借り切ってダンスパーティを開き、いわゆる『パー券』が飛び交っていました。
そんな中、ある種の連中が企んだのが、仮面舞踏会です。
身元を隠したフ
リーセックスが目的なので参加できた人は、それなりに楽しんでいたのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 09:00:00
5230文字
会話率:22%
シンデレラ(男)は、継母と義兄に虐げられながらも、初恋の彼を想うことで耐えていた。彼に会えるかも知れない舞踏会の夜、物置部屋で泣きながら祈るシンデレラの元に魔女が現れる。魔女に感謝をしながら舞踏会へ向かうシンデレラだったが………
バッドエ
ンド。誰も幸せになりません。
ぬるいですが、輪姦描写あります。
Twitterに投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 00:20:08
3770文字
会話率:42%
女嫌いの皇太子が舞踏会を抜け出して休憩室へ行くと
そこには自慰をする女性がいてーーー
その出会いが皇太子の生活を変えていく……
最終更新:2021-05-10 01:55:24
5186文字
会話率:58%
前世の記憶を持った伯爵令嬢のステファニーが自分の運命を切り開くために脱処女を目指し舞踏会の一夜に賭けた。ハゲ親父と結婚する人生になるのか、一夜で好みの男に出会い脱処女になり自分の運命を生きる人生になるのか……
最終更新:2021-05-02 12:00:00
8362文字
会話率:35%
【イザベラ編完結しました♪】公爵令嬢イザベラと執事のアルバートは相思相愛のはずなのに、アルバートは身分違いのイザベラを勝手に諦めて戦争に行ってしまった。アルバートの戦死の報を信じないイザベラは、従軍看護師に志願して戦地へ彼を探しに赴くが、見
つけたアルバートは記憶を失っていて――?
・戦場の片隅でこじれた恋と初体験をやりなおすラブコメ。
・戦場成分うす〜い
・ヒーロー固定。ハッピーエンド大団円♪
【クラウディア編完結しました】「わたくし、エドワードとは結婚しないわ」バーソロミュー公爵家の令嬢クラウディアは、幼馴染みで許婚であるエドワード皇子の態度がこのごろ冷たいことに悩み、関係解消を決意する。別れを告げようとした王宮舞踏会の夜、皇太子死亡の報せを受けたエドワードがとつぜん豹変して――。
『公爵令嬢メアリーの偽装結婚』の次世代の話になります。単体でも読めます。クラウディア編はシリアスめです、タグ左側をご確認ください。
・R18には☆印。
・R18はヒーロー固定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 23:06:18
159019文字
会話率:42%
グラハム男爵の次女エセルは迷った時は面白そうな方を選ぶ少女。
初めての舞踏会でヴァルモラ伯爵ギデオンに出会い、たくさんの初めてを知る。
初めての大人の男性とのダンス、初めてのキス、初めての抱擁……。
R18シーンの開始部分には※印を付けてい
ます。
背景はシルバーピンク。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 06:00:00
29966文字
会話率:42%
16歳の誕生日を前にバートリイ公爵家の四女は第三王子エドガーとの婚約内定を白紙撤回されてしまう。国益のためと諦めた彼女は新たな生き方を見つける。
数年後、ランバート辺境伯ロバート・アルバート・マカダムは隣国の侵略から国土を守るため、家訓を守
って領地を治めていた。
軽佻浮薄な王都の流行を嫌うロバートの耳に入って来たのは都で流行している万聖節(ハロウィン)の祭での仮装。ロバートは隣国の間諜(スパイ)が変装して侵入したら危険極まりないという理由で触れを出す。
「10月31日に仮装して領内を練り歩く者は逮捕する」
これに怒ったのは城下の菓子屋で働く若き見習い職人アデル。
お触れの撤回を直訴するため城に向かったアデルは偶然ロバートを狙撃から助けることに。
けれど二人の間の溝は深い。
果たしてハロウィンの行方は?
態度の大きな上腕二頭筋の発達した女職人と頑固な割れ顎の辺境伯の運命は?
2019年のナイトランタン公式企画「AllNight HALLOWEEN」参加作品です。
旧タイトルは「ハロウィン禁止命令-偏狭な辺境伯は仮装を許さない-」。
アルファポリスに投稿している増補改訂版「婚約内定を白紙撤回された公爵令嬢と堅物辺境伯のマスカレード」に新たなエピソードを加えて再構成しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 17:00:00
139595文字
会話率:45%
今年こそは、王城での舞踏会に参加できますように……。素敵な出会いに憧れる侯爵令嬢リリアは、適齢期をとっくに超えた二十歳だというのに社交界デビューができていない。侍女と二人暮らし、ポーション作りで生計を立てつつ、舞踏会へ出る費用を工面していた
ある日。リリアは騎士団を指揮する青銀の髪の青年、ジェイドに森で出会った。気になる彼からその場は逃げ出したものの、王都での事件に巻き込まれ、それがきっかけで意図せず異国へと転移してしまいーー。その上、偶然にも転移をしたのはリリアだけではなくて……⁉︎ 思いがけず、人生の方向展開をすることに決めたリリアの、恋と冒険のドキドキファンタジーです。
この作品はアルファポリスのウェブサイトと同時掲載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 10:14:44
175843文字
会話率:40%
皇太子妃として懸命に務めを果たしていた元公爵令嬢クリスティナ。だが皇太子である夫に疎まれ、ありもしない冤罪をかけられて舞踏会の場で断罪される。悪名高い貴族の牢に閉じ込められたクリスティナだが、密かにさらわれ、奴隷として売り払われてしまう。
★レガシアル帝国・サーガ五夜目。単独で読めます。ハードエロにつき、必ずキーワードをご確認下さい。R18の回には※を付けます。
★逆ハーエロエロ溺愛展開。テーマは「快楽堕ち」。
★不定期に夜11時更新。※完結しました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 23:00:00
41055文字
会話率:36%
没落寸前の子爵家の娘イヴェットは買われるようにして侯爵家に嫁いだものの、夫の目的はイヴェットの侍女を夜の妻にすることだった。
諦めの中でも糸を紡ぎ、布を織り、妻としての体裁を整える日々の中、王命で出席した舞踏会で初恋の少年と同じ髪色をし
た仮面の王子に声を掛けられる。
徐々に夫の態度が軟化して、未来の幸せの予感に包まれた時、イヴェットの身に危機が訪れた。
――私を買った冷酷な侯爵と幼馴染に似た仮面の王子。どちらが運命の人なのか。
■「小説家になろう」に文章を改変したR15版を掲載しています。
■2023/05「第1回 COMICスピアオトナ女子 コミカライズ原作大賞」準大賞受賞。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 19:00:00
108531文字
会話率:49%
リュカはとある国の下級貴族の子息だ。貴族としては慎ましすぎる生活をしていたリュカは妹の結婚相手を探すため、国で開かれた舞踏会に参加する事になった。そこで知り合った男に親切にしたところ、何故か妹でなく自身の嫁ぎ先が決定する事になってしまう。し
かも嫁ぐ相手はまさかの魔王。リュカは話を聞かない魔王やその臣下達に悩まされながらも自分の幸せについて考えるのだがーーー。天然魔王×しっかり者下級貴族(人間)のドタバタコメディー。
※魔界と人間界は意外に仲が良い設定です。
※ここの魔王は見かけ倒しのダメダメ魔王です。かっこいい魔王は存在しません。
※男の妊娠についてほんのりと書く予定です。詳しい描写は有りません。
※性描写には※を付ける予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 23:06:49
64881文字
会話率:44%