近衛軍副団長ベルダン・カークランドは気楽な独身生活を終わらせ、結婚して子供を持つことを望んでいた。子供を産んでくれるなら妻なんて誰でもいいと考えていたが、結婚相手は見つからなかった。
ベルダンは女性にモテないわけではない。名門伯爵家の次男で
、強面だったが整った顔立ち。政略結婚を望む貴族も、男らしさに惹かれる女性も多い。だが、ベルダンが社交に興味もなければ、妻を愛するつもりもないとわかると、誰もが離れていった。
ところが、そんな条件でも結婚しようという女性が現れる。リリアナ・カークランドは名門伯爵家の次女。結婚で穏便に実家を出て、自由に仕事をすることが一番の希望だと断言。
二人はお互いの利害が一致し、結婚をすることになった。
便宜結婚→友情→片思い→両片思い→ハッピーエンドな、切ないすれ違いロマンス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 07:00:00
160648文字
会話率:36%
※残り毎日投稿。毎朝6時予約投稿。最終話2/28 21時。
「一度でも愛した彼を、嫌いになることは出来ない――」
父である国王が暗殺され、その際に記憶を失ったティエラ姫。彼女は、10歳年上の婚約者のルーナから何不自由ない生活を提供さ
れて過ごしていた。愛する幼馴染みで王国最強の騎士ソルのことを忘れたまま――本当は、ルーナの手によって、ティエラ自身が幽閉されているとは知らずに――。
竜の生贄になることを運命づけられた少女ティエラ、彼女を愛する二人の青年――婚約者の宰相ルーナと幼馴染の騎士ソル。
竜を倒す力を持った三神器一族の守護者3人をめぐる、恋と冒険の物語。
※R15~R18に★
※作者の処女作である、小説家になろうの完結作「記憶喪失の癒し姫と白金の教育係と紅髪の護衛騎士」のR18版。
※本命と再会するのが遅いです。相手役以外の話を読まなくて良い人は、月の章(~第32話)は読み飛ばしてください。
※ちょっとだけSF
※ルーナにとって不都合な箇所はカットして投稿しています。全容を知りたい方はなろう版に目をお通し下さい。なろう版には婚約者ルーナとの復縁・元鞘ルートが置いてあります。
※記憶喪失の癒し姫――白金の宰相と紅玉の騎士に恋い慕われし聖女は、堕ちし竜から護られる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 21:00:00
346257文字
会話率:29%
眠れない人達に捧ぐ――。
子どもの頃から大好きだったイグニスの皇帝即位の際に、リリーは彼の元へ嫁ぎ、皇妃になることも約束されていた。
とても、幸せな戴冠式と結婚式になるはずだったのに、イグニスは彼の弟であるグラースに殺されてしまう
。
グラースによって幽閉されたリリーは、彼に純潔を奪われ――?
「リリー義姉さん、僕を憎んで良いから生きて」
※文章でおかしな箇所がありましたので、7/6に修正してあります。
※アルファポリス様にも転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 05:19:45
7536文字
会話率:24%
「普通に出会って付き合って結婚するっていうことが、どうして私にはこんなにも難しいんだろう?」
運命の人と出会えずに何時も長続きしない恋愛ばかりの悩めるアラサー女子北川雪花の前に現れたのは、隠したままの特別な過去を持つ美形の青年、東条。
「君
のことが欲しい。全て俺のものにしたい」
上司でもある東条から甘く強引にせまられて、たった一度だけと思いながら身体を重ねてしまうけれど、次第に彼に惹かれながらも雪花は素直になれなくて……。
♡最終ページはラブラブえっちに溺れるふたりの、後日談的なその後のお話「愛され女子の新婚生活」になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-24 11:25:58
61607文字
会話率:33%