セルヴィエール辺境伯領に突如として現れた、巨大な黒い船。
その内部に広がるダンジョンには、命知らずの冒険者たちを魅了する財宝が隠されていた。
腕自慢の男たちは力を誇示するために船に乗り込む。
それが美しくも残酷な淫魔姫の罠とも知らずに
。
これは、魔界より訪れた淫魔の姫君の晩餐にまつわる御伽噺。
※全話完成しています。エタる可能性ほぼ無し。
※基本的には逆転要素無し。
※主人公含めて時々ふたなり化します。
※ソフト気味ですが捕食描写あり(食べる側)
※暴力描写あり(振るう側)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 22:19:36
204993文字
会話率:29%
追放された王女を拾ったのは、敵国の元将軍だった――。
兄マティスによって祖祖国を追われ、雪深い死の森で力尽きかけていたフラニア王国の宝石姫と呼ばれる王女・レオノーレ。そんな彼女を救ったのは、因縁深き敵国・ダリアス王国の隻眼の辺境伯、ヴォル
フラム・エーバスだった。
彼の右目を奪ったのは他でもないフラニア王国が仕掛けた奇襲。彼は右目を奪ったフラニア王国に深い恨みを持っているというもっぱらの噂で、もしレオノーレがフラニアの王女だと知れば、どんな報いを受けるか分からない。
だが、行くあてのないレオノーレは偽名を名乗り、生きるために彼の城へ身を寄せ、“夜伽の相手”として生きる道を選ぶ。冷徹に彼女を拒みながらも、不器用な優しさを隠しきれないヴォルフラム。許されぬ関係と知りながらも、二人の心はゆっくりと引き寄せられていく。
越えられないはずの溝を抱えながらも、どうしようもなく互いに惹かれ合ってしまう、追放された王女と生真面目で不器用な辺境伯のヒストリカルロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 20:22:46
134315文字
会話率:39%
イヴは辺境伯の一人娘。これまで婚約者候補と色々あったりしたものの、この度無事お相手が決まったところだ。彼女の相手は隣国アグストリア帝国の皇弟殿下ジン、彼とイヴは今晩初夜を迎える予定だった。
しかしイヴには一つ悩みがあった。閨ってどう振る舞
えばいいの?いくら閨教育を受けているとはいえ、ジンとは生まれ育った国が違う。国が違えば閨での常識も違うだろうと悩むイヴは、ゴミ捨て場に置いてあった三流ゴシップ誌の記事を参考にするという暴挙に出た。
当然ゴシップ誌の記事なんかアテにならない、ならないのに勝手に色々調べて間違った知識を仕入れて、イヴは満を持してジンとの初夜に臨んだ。そうしてよりによって一番男が嫌がることをやらかしてしまったのだ。
「確かに初めてだけど、婚約者候補とも色々あったし気にしないで!」
プレッシャーを与えない方がいいと思って他の男を匂わせて地雷を踏む、そんな恋愛偏差値低め令嬢が大好きな皇弟殿下に優しく大事にとろとろにされる話。
【なろうで連載中の『三角関係令嬢による内政近代化のすゝめ。』(https://ncode.syosetu.com/n2728kg/)の本編後ifです。早よエロを書きたくてお漏らししました。読まなくても全然問題ありません】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 18:01:26
9731文字
会話率:57%
アルトワ伯爵令嬢、イネス・ブランシェールはやさぐれていた。何故なら前世でも現世でも浮気されまくったから。現世では立て続く軍人との婚約破棄でもう軍人は懲り懲り!そう思っていたのに、長きにわたる隣国との戦争で遂に休戦協定が結ばれ、立役者のフラン
ドル辺境伯が凱旋したら、なんとイネスを全力で口説いてくる。しかも前評判と違ってかなりの美丈夫。なんで私なの?嫌だ!軍人とは結婚したくない!果たしてイネスはフランドル辺境伯の溺愛から逃げ切れるのか、それともほだされるのか!?
甘々に求められたい欲をぶつけた作品です。
※後半、少し不穏な空気が漂いますが、書いてる方も早くハッピーエンドになりたいので展開は駆け足です。設定おかしいところもあると思います。ご容赦下さると嬉しいです。
※とにかくリオネルがイネスに執着している様をねっとりと描いた作品です。とにかくねっとりですすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 16:52:17
152869文字
会話率:34%
✦✦✦リブレ出版様より、書籍化していただけることになりました。詳細は活動報告とXでご報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします✦✦✦
『伯爵家の引きこもり令息』ことユーシア・クリプシナは、父と継母、そして異母妹から長年に渡り冷
たく扱われ、屋敷の敷地から外へ出たことがない。しかしある日いきなり、父から「お前の結婚が決まった」と宣言される。
お相手は『氷血の辺境伯』ことレオンハルト・イシュトファン。残酷な噂が絶えず、恐れられている人物。
ユーシアは嫁入りのため初めて外の世界へと旅立つも、道中、賊に襲われて命を落とした……はず、だったのだが。
気づけばなぜか、ちびっ子姿となって生き残っていた。
一方、いけ好かないクリプシナ伯爵の息子を妻に迎える羽目になったレオンハルト。送り返す気満々でいたのに、現れたのはなぜかちびっ子。
「待て待て。もう一度確認する。きみは俺の……」
「ヨメでちゅ」
なんでこうなった。凸凹夫婦が襲撃の真相とユーシアが元に戻る方法を探しながら、愛を育む物語。
✦R18シーンはずっとあとになります
✦BLお伽噺としてお楽しみいただける方向け
✧ご感想のお返事を書けず申し訳ありません! でもいつもとっても嬉しくありがたく、ニヤニヤしたり感涙したりしながら拝読しております。励みになります。本当にありがとうございます。
✧誤字報告ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 06:30:00
298942文字
会話率:45%
「え、嘘でしょ。貴方があのアルノルト・ラングハイムなの?」
そう言ったのは、聖女だった。アルノルトは、どこにでもいる平凡な貴族である。伯爵家に生まれた三男坊で、殊更に頭がいいほうではなかった。しかし剣の腕前はそこそこだったので、剣の腕を磨
き、ゆくゆくは騎士になれたらと考えている。まあ、その程度の奴だ。
そんなアルノルトの人生を変える出会いをもたらしたのは、ヴォルフラム・トラウトナーという、アルノルトの妹の婚約者だった――……。
気弱で前世の記憶持ちな絶対服従の犬(辺境伯)×粗野な伯爵家の三男坊折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 21:26:07
61237文字
会話率:60%
ファンタン王国の第五王子ミシューの背中に、ある朝目覚めたら真っ白な翼が生えていた。原因がわからずに慌てふためいていると、婚約者の辺境伯令息エドマンドが会いにやってくる。美形でいつも無表情なエドマンドは王都から離れた領地にいるが、二月に一度は
必ずミシューに会いにくるのだ。翼が生えたことを知られたくないミシューは、何とかエドマンドを追い返そうとするのだが…。
◇辺境伯令息×王子
◇美形×美形
◆R18回には※マークが副題に入ります。
◆誰にも言えない秘密BLアンソロジー(2024年6月発行)寄稿作品。改題・改稿しました。本編(アンソロ寄稿分)加筆に続編も追加。番外編を思いついた時に追加します。
◆エブリスタ(2025.2.5~)にも投稿しています。
2025.3.22 日間総合4位&連載中1位 ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 20:00:00
62822文字
会話率:53%
神聖ラファウダ王国の辺境伯の嫡子として何不自由なく育ったカイヤ。だが、父の愛情は番である第二妃と弟たちのものだった。第一妃である母の誕生式は毎年、罪滅ぼしのように盛大に行われる。形ばかりの家族ごっこはもうこりごりだと、今年こそは仮病を使って
式を欠席し、成人前に城を出ようと決心する。ところが、母の祝いに王都からやってきた第三王子に口説かれ、成長した異母弟に庇われ、思いもよらぬことに……。
◇執着弟攻め✕流され兄受け
◇番を大事にする風習がある世界です。
兄弟BLアンソロ(弟✕兄)(2022年12月発行)寄稿作品です。本編改稿&改題しました。
2023.6.25〜26 日間総合(&短編)1位ありがとうございました!
6.30〜7.2 週間総合(&短編)1位
7.24 月間総合2位&短編1位 本当にありがとうございます。
エブリスタにも投稿(2023.7.8~)しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 22:13:30
14199文字
会話率:45%
なろうでは
此処にも有る、彼処にも有ると云う
異世界物でございます。
下品な部分もございます。
ご注意ください。
辺境の地を守る次期辺境伯である男と
異父兄弟であり異種であるオスとの性活がメインの話。
最終更新:2025-04-07 09:10:42
10245文字
会話率:26%
神子アゼリアが策略により追いやられ、狼の獣人である辺境伯クルトに救われてから1年。
多くの困難を乗り越え恋仲になった二人は、ついに婚姻を結ぶことになった。
愛を証明し、何の気兼ねも無くなった夜。二人は、夫婦としての契りを交わす。
■全年
齢で公開している白牙のサンクチュアリ(https://ncode.syosetu.com/n1988kh/)の後日談となります。
作中の獣人は完全獣頭タイプになります。
単品でも最低限の背景は記載していますが、合わせて読んでいただけると幸い。
☆→裸などの描写あり
★→直接的な性行為描写あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 20:10:49
21562文字
会話率:53%
転移したくいしんぼう20歳大学生が、辺境の地で質素な食事に絶望し、おいいしいものを食べたい、とまわりの助けと権力と地位と魔法(植物魔法のみチート級)を武器に辺境の地から食料革命を興す話です。
年下無口無表情魔力チート執着辺境伯三男×知ら
ないうちに囲い込まれていた食に熱い年上転移者
お付き合いとかはだいぶ先です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 22:29:47
112164文字
会話率:35%
辺境伯の娘イリーナは、父の領地を魔物から守る軍人をしている。
あるとき軍務で王都に出かけた際、第二王子の身代わりで寿命を縮める呪いにかかってしまう。
【この世でもっもイリーナを愛する者】と契りを結ぶことができたら、解けるはずの簡単な呪い。
しかし父や兄弟に溺愛されて育ったイリーナは、彼らに迷惑をかけたくなくて潔く身辺整理を始める。
【この世でもっもイリーナを愛する者】とは、父か兄たちだと信じたのだ。
ところが、懐いている飛竜の移譲について副官兼士官学校時代の同級生でもあるカイラスに相談すると、普段は陽気な彼の雰囲気が一変した。
なぜだかイリーナが結婚して職場離脱すると信じ込んだ彼は、恐ろしい形相で相手は誰だと問い詰めてきた。
鈍感かつ空気読めなさそうなヒロインと、空気読めすぎて十数年耐えてきたヒーローの、いろいろすれ違っている物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 17:39:51
24344文字
会話率:28%
王命により邪竜退治の勇者、ベルン辺境伯に嫁いだ王女リディアは、白い結婚を送っていた。
しかしある日、それまで妻に無関心だった夫は、とつぜん彼女を「義姉ちゃん」と呼び、無垢だった妻に襲いかかった。
十五歳の時に義姉を喪ったヒーローと、その義
姉の生まれ変わりであるヒロインのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 19:50:25
21273文字
会話率:22%
フェルレスト王国の唯一の王女ラヴィニア。彼女は悪女で有名だった。そんな醜悪な性格のラヴィニア王女は、アイゼンに目を付け無理やりアイゼンを愛人にしていた。その愛人アイゼン・クレイドル辺境伯のもとに、彼女が暗殺されたと知らせが届いた。
確かに彼
女は死んでいた。何度も死んでくれと願った王女の死に安堵したアイゼンだったが、ラヴィニアは生きていた。そのうえ、記憶喪失だと言う。
でも、ラヴィニアは記憶喪失ではなかった。彼女は死に、ラヴィニアに転生した魔女が復活したのだった。
そんなことを知らないアイゼンは、悪女らしくないラヴィニアの変貌に訝しみながらも、ラヴィニア(魔女)と一緒に辺境の地に帰ることになり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 23:11:07
100365文字
会話率:61%
鉄仮面な辺境伯(42)×能天気マイペースな男爵家四男(17)
イディオス男爵の四男であるジゼルは、家族や周りから蝶よ花よと愛されて育ってきた我儘令息だ。
上の兄達は独立したが、我儘放題のジゼルに両親は手を焼いていた。
自立するよう促さ
れ、是が非でも働きたくないジゼルは貴族達に婚姻の文を送りまくる。唯一、ジゼルを迎え入れると返答したのは、辺境伯のルシアスだった。
色よい返事がくるとは思いもしなかったジゼルは、婚約を破談にさせようととんでもない我儘をぶつけるが、ルシアスは嬉々としてそれを受け入れるばかりで──。
※ファンタジー設定です。タグのご一読をよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 21:00:00
26711文字
会話率:48%
少年時代に田舎から王都に単身移り住み、騎士になったジョン。
その後隣国で魔術の研究を積み、エスヴェダールに帰国してからは、持って生まれた光魔法で汚れた土地を浄化することに勢力を注ぐ。
同期の恋人ともうまくいっており、順風満帆に思えたはずが一
変、以前の上司に会うため辺境の地へ向かうことになり・・・。
拗らせ元上司×鈍感元部下 俺様系イケ辺境伯×美人浄化師兼、騎士兼、研究者
注1)この作品は、【農家の五男ですがなにか?】の続き(第4章にあたる)になります。
注2)本編第1章でヒーローだった元騎士団長と主人公ジョンのストーリーですので、それ以外のヒーローが推しの方には非常に好ましくない展開になりますのでご注意ください。(ただ、本編最終章のヒーローにも救いがあるはずです)
注3)不定期更新です。
注4)男性妊娠、出産有折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 20:36:53
30213文字
会話率:30%
仕事が一段落した、魔法士グレン・ガイはロアール王国パーヴァイアンス辺境伯の名代、100人騎士長ロイド・キャンベルから奇妙な依頼をされた。捉捕らえた宿敵のナクラウ王国コールマン辺境伯家令嬢、姫騎士フィリスを畜生道に、大山猫半人半に改造して欲し
いと。
姫騎士フィリスが、マッドな魔法士グレンの館で人間の女性として過ごす最後の日々が幕を明ける。
不可逆な大山猫半獣人半美少女として生まれ変わ為に。
「兎獣人、ウサ子は魔法士に今宵も犯されるの」「村娘欲情調教 ~少女は美しく淫らに生まれ変わる~」「夜盗姉妹は美少女自動人形娘に生まれ変わる ~ 魔法士はビキニアーマーがお好き ~」と一応、同じ世界観ですがノリで小説を出筆している為、設定に矛盾が生じている可能性がありますが、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 19:00:00
21804文字
会話率:16%
前世では女も男も食い散らかしていたクズだった俺は乙女ゲームのモブキャラ、アンバー・クォーツとして転生をしていた。セフレだった男に刺され男しか存在しないゲームの世界へ。
ゲームの中でのアンバー・クォーツはラピス・サファイア公爵令息の従者とし
て登場していた。
男しか存在しない世界。
宝石の名前が家名である攻略対象たち。
【ガーネット王国のアレキサンドラ王子】【サファイア家のラピス公爵令息】【エメラルド家のジェード侯爵令息】【シトリン家のルチル辺境伯令息】【スピネル家のシェル伯爵】
赤、青、緑、黄、紫とそれぞれ攻略対象の色が決まっている。
ゲームの開始は攻略対象たちが学園を入学する所から始まる。
ある日突然、治癒魔法を使えるようになる平民が学園に入学する。その男を攻略者たちが奪い合う恋愛ゲーム。
ゲーム開始は攻略対象者が15歳になる入学式。
モブはモブらしく端でひっそり乙女ゲームの恋愛模様を楽しむとしよう。
※男性が妊娠する描写あります。
※乙女ゲーム開始まで時間がかかります。気長に読める方のみ推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 19:52:39
96378文字
会話率:47%
辺境伯4男として異世界転移したテオ、黒髪黒目の住民はこの世界におらず、異端視されていたが
学校で好成績を修め、宰相補佐秘書室に就職した。
だが、宰相補佐官秘書官室は別称城内下僕部屋。
ここの仕事は各省庁からの法令問題、令嬢の縁談、喧嘩の仲裁
はては分別ゴミ出しまでと多岐にわたっていた。
魔法と力業のテオと瞬間記憶能力のルーカス、情報収集と隠密を得意とするオリーが解決していく爽快(?)ストーリー。ESN大賞6折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 09:53:45
724247文字
会話率:23%
【書籍化します。2025年2月28日上下巻同時発売!】
国内最強と謳われた王宮魔法騎士リーディア・ヴェネスカは退役を決意した。王太子を庇ったことで、魔法騎士の命綱である魔術回路を損傷したためである。
これを機に田舎に引っ込み、晴耕雨読な生活
を夢見た彼女だが、移住先で何故か宿屋を営むことになる。
秘密を抱えた魔法騎士のアルヴィン、屋敷妖精やノア一家達と共にまったりスローライフを送るリーディアの元に、かつての同僚が王太子を連れ、王都から逃れてきた。
【本編完結しました。ありがとうございます】
※マークがR15、R18表現ありです。
※他サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 08:00:00
374329文字
会話率:33%
辺境伯と王都のご令嬢。結婚式の三日前に初めて会う。そんなごく普通の政略結婚をした二人。でもただひとつ違っていたのは 奥様は巨乳だったのです。
※新婚カップルがただやっているだけの話です。山も谷もありません。
※二年目はタグ注意!ご了承の上
、お読み下さい。
※他サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 20:00:00
63591文字
会話率:30%
人間と魔族が戦う世界。
ヒルドブランドは魔剣士になるべく産まれたのに魔力がなく出来損ないと嬲られていた。
伯爵領の領民や父に虐げられ何度も死にそうになる。
敬愛する五つ上の優秀な従兄・エドゼルがいつも守ってくれていたが、宮廷魔道士に招集され
離ればなれになる。
魔法に見切りを付け辺境伯領でエドゼルの助けになれるようにと剣術に励んだ。
十五年後。
二十三歳になったヒルドブランドは魔王討伐のため騎士として王宮に招集された。いつの頃か敬愛は形を変え、一人の男としてエドゼルを愛するようになったヒルドブランドは父の元を訪ねた。
その時、魔力を持たないにもかかわらず一冊の魔導書の内容が身体に入ってくる。
『吸収魔法』
他者から、魔力とその者が使える魔法を吸い取り自在に扱える恐ろしいものだった。
その頃エドゼルは第二王子の恋人の一人になっていた。
宮廷魔道士長となったエドゼルは苛まれる孤独を振り払えず、手を伸ばした第二王子に溺れてしまっていた。
エドゼルもまた幼少期に虐げられていたのだ、己の母によって。
ヒルドブランドを呪うことに全力を注ぐ母は、一度としてエドゼルに関心を向けてはくれなかった。支えとなっていたヒルドブランドからの敬愛も失ったエドゼルは、第二王子が囁いてくれる愛が全てとなり盲目となった。
だがその愛は、エドゼルの黒魔術を意のままに操りたい第二王子の嘘だった。
従兄を盲愛する魔剣士と、愛に翻弄される黒魔道士のファンタジーBL。
※エッチは予告なしで入ってきます。
※アルファポリス様と同時掲載となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 02:22:17
95315文字
会話率:33%
ここはとある異世界ファンタジー世界を舞台にした、バトルあり、ギャルゲー・乙女ゲー要素ありのRPG「最果てに咲くサフィニア」、通称『三さ』もしくは『サン=サーンス』と呼ばれる世界。
その世界に生を受けた辺境伯の嫡男ルーク・ファルシオンは転生
者ーーーではない。そう、ルークは攻略対象者でもなく、隠しキャラでもなく、モブですらなかった。
ゲームに登場しているのかすらもあやふやな存在のルークだが、なぜか生まれた時から四大精霊(火のサラマンダー、風のシルフ、水のウンディーネ、地のノーム)に懐かれており、精霊の力を借りて辺境領にある魔獣が棲む常闇の森で子供の頃から戦ってきたため、柔かな態度や丁寧な言葉遣い、母親似の美麗な相貌に似合わず、荒事にすぐ顔を突っ込むような脳筋に育っていた。
十五歳になり、王都にある王立ルサルカ魔法学園に入るため、ゲームの攻略対象者である侍従(記憶なし)とともに出向いたルークは、なぜか行く先々で無自覚に登場人物たちに執着され、その結果、本来攻略対象者が行うはずのもろもろの事件に巻き込まれ、ゲームのシナリオを崩壊させていく。
ーーそしてこの話はシナリオを崩壊させるルークを覗き見て楽しむ大精霊サマ(前世の記憶あり)の目線でおおくりします。
大精霊×ルーク(お相手が変わる時もあります)
アルファポリスさんでも公開しています。
※18禁、残酷な描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 09:02:38
40777文字
会話率:38%