西方の小さな国の王女として生まれたユーリシエルは、その容貌と出自のために、王宮では忘れられた存在だった。色んな国の物語を読むのが好きで、いつか異国を訪れてみたいと夢みていたが、ある日父から政略結婚を命ぜられる。自分を蔑む相手を受け入れられず
、ずっと憧れていた国へ嫁ぐ姉の侍女として紛れ込むことに。辿り着いた異国の地で巡り会ったのは、王子の側近であるリーゼンラール。年上で、優しいリーゼンラールに惹かれるが、とても叶うはずがない恋だとわかっていた。口が達者で行動力抜群の元籠の鳥である王女様が、憧れを現実にするために奮闘するお話。【※アルファポリス様にも掲載(若干内容が異なります)以前、なろうに投稿していたものの改稿版です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-09 14:11:10
203447文字
会話率:40%
ミアは、突然、父から婚約が決まったと聞かされ驚く。結婚など一生することはないと、騎士として生きていくのだと思っていたのに。しかも相手は、ミアの弟子だったリカルドだという。互いに信頼し合う良き友人ではあるが、自分を女としては愛していないリカ
ルドと、上手くやっていけるはずもない。しかし、国王の命令でもあるこの婚約を断ることは無理だった。
リカルドには、他に愛する人がいると知っていたミアは、自分に出来る最善の策を尽くし、リカルドの未来を守るために妻となることを決意する。
誰よりもその人の傍にいられる権利と引き換えに、淡い恋も、信頼も、友情も、すべてを失い、憎しみだけを受け止めることになったミア。それでも、自分には、強靭な心と身体が備わっているのだから、耐えて見せると思っていたミアだったが、リカルドの残酷な仕打ちは、ミアの心をあっけなく壊した。
自分が心に秘めていた想いが強い程、苦しみも大きくなるのだと知ったミア。もう一度やり直すには、何もかもが遅すぎるのだろうか……。【2018/6/30】一迅社メリッサ様より書籍化。【仔犬のウィリアム救出作戦発動中】想いが恋に変わるとき:http://ncode.syosetu.com/n7783ds/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 18:07:28
350852文字
会話率:33%
時は明治。子爵家の娘・響子と、大会社の御曹司・千紘は政略結婚で夫婦となった。結婚生活は清く潔白なものであったが、困難を乗り越えながらお互いに心を通わせてゆくうちに、ある変化が訪れる―――。
最終更新:2019-01-03 00:18:10
9629文字
会話率:44%
婚約者であるルパートとの挙式の話をするべく、両親とドゥヌカ城へと向かったリオノーラ。だが婚約者のルパートは亡くなったと聞かされ、更に彼の代わりに婚約者となったのは、リオノーラを幼い頃に苛めていた弟のアラステアだった。
突然のことに動揺するリ
オノーラへと、アラステアははっきりと告げる。
『恋人へ囁くような甘い言葉は吐かないし、愛を語ることもない』と。
だがリオノーラはアラステアの優しさに徐々に心惹かれていく。
※本編は完結しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 22:00:00
167254文字
会話率:53%
小さな王国サリアーヌは平和でのどかな王国だったが隣国や周辺諸国との折り合いが悪かった。
意を決した国王は隣国や敵国を招いての大舞踏会で敵国を歓待することを決意する。
ヒロインである辺境伯令嬢のエミリーは貴族令嬢でもありながら王室御用達のド
レスを縫うお針子でもある。
地方の貧乏貴族でありながら、来たる宮廷の大舞踏会に向けて貴婦人の衣装を製作するのに追われるが、そんな中彼女の仕事場が泥棒に入られる。
盗まれたのは大量のドレスとなるはずだった生地。
そして挑発的なカエルの封蝋がされた置き手紙。
その頃都では義賊が現れ金持ちの商人の家を荒らし回っているという。
その犯人は殿下の血の繋がらない兄とも替え玉とも言われていて…
エミリーは家運を賭けた一大事!
だが、それだけでは無い。あの復讐を誓った筈の大嫌いな幼なじみが何故か今更ながら迫ってきて…
一方、エミリーの友人サラは興味本位で事件を追求する内に宮廷社会の陰謀に巻き込まれてしまい…
果たしてエミリーは大舞踏会が開催されるその日までにドレスを縫い上げる事が出来るのか?そして何にでも首を突っ込む友人のマイペースな子爵令嬢の恋は実るのか?
そして、怪盗の正体とは?
Wヒロイン。
ヒロインの一人は復讐を誓った筈の冷徹な(?)婚約者(?)とかなりドロドロした冷戦(?)中w
もう一人のヒロインは熱烈に求愛されているのにまったりマイペースです。
時にシリアス。ほのぼの。糖度が高くなったかと思えばエロかったり修羅場ったり。
⚠︎話にドロドロの後継争いと一部残酷な表現を含む。
中の人はフランス第一帝政期とか戦争と平和の頃の服飾と軍服大好き人間です(*´艸`)
(決してミリオタではありませんが)
軍服を着たおさーんから美青年までたっくさん出てきますw
★の色がつく章はとてもシリアスなエロで
☆の色がつく章はほのぼの?しとります。
舞台は1810~1815年代のフランス風(?)
かなりドッロドロした恋愛模様が絡む推理小説を目指します (*ゝω・*)
アナザーストーリー
https://ncode.syosetu.com/n5326fc/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-27 22:44:35
48554文字
会話率:27%
エリナは侯爵家の末娘であるマリーベルに仕えるメイドだった。そして、政略結婚によりマリーベルが独身である国王に嫁ぐ事が決まり、エリナは専属侍女として輿入れに同行する。婚礼を挙げ、初夜の準備をして夫婦の寝室を後にしたエリナは何者かに見知らぬ部屋
に連れ込まれる。そして、エリナを組み敷いたのは、マリーベルの夫になった筈である、国王クロムウェルだった。混乱する彼女に、彼は残酷な言葉を告げる。
「やっと見つけた…俺の番。二度と離さない。」
そして、彼女は美しき国王に無理やり純潔を奪われ、国王の寝室に監禁されてしまう。
国王と王妃の間で揺れる侍女の苦悩の日々に終わりと救いはあるのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 21:40:16
4964文字
会話率:51%
「私は自分が産んだ子を愛せないような人間。貴方が殺したいほど憎い母親と同類なんて、ほんと笑える。」施設育ちの美青年×政略結婚したお嬢様
最終更新:2018-11-22 00:45:33
883文字
会話率:28%
「あなたが私の妻になる、というのが条件だ」祖国を救う為セレーネが助けを求めたのは、氷の皇帝と名高いテオドール・ラリス・クラウディウスだった。凍て付く様な冷たい瞳なのに、セレーネを見る時だけは狂おしいほどの熱情が秘められていて……? 好きなの
に好きだと伝えられず、二人は互いに苦しみその想いをひた隠してしまう。「あなたは私の妻なのだろう……? ならば、私を慰めてくれ」淫らに強く執拗に愛され、セレーネの身体は悦びにうち震えて――。拗らせ皇帝と美姫のすれ違いラブストーリー。【R18】
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他サイトにも掲載しております。大人の恋処女作。→その完結作を改稿(漢字修正・エピローグのみ少々加筆変更など)し、投稿させて頂きました。
2021/2/25アマゾナイトノベルにて発売。
書籍のみの書き下ろしがあります…!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 01:36:24
130079文字
会話率:34%
一人の貴族の夫人が意識を失った。
代わりに彼女の体を得たのは、彼女の前世である女性だった
乙女ゲーム、異世界転生、すれ違い、政略結婚
好きな要素を詰めた作品
最終更新:2018-11-03 23:00:00
26114文字
会話率:11%
【2018.10 ティアラ文庫さまより書籍刊行】
過去の出来事が原因で男性に恐怖心を持つ、辺境伯令嬢オリヴィアは、ある夏の夜会で夫になる男だという伯爵令息フレッドと出会う。
オリヴィアにとって最悪の出会い方をした男とのやむを得ない政略結
婚を前に、彼女はせめてもと提案する。
「私との間に、子供を望まないで頂きたいのです」
フレッドはその提案を呑む条件として、ある「賭け」をしましょうと言ってきて────?
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2018.10.17 プランタン出版ティアラ文庫さまより、「触って、抱いて、もっと愛して。 臆病な令嬢は貴公子の一途な熱情に蕩かされました」と改題・改稿の上書籍化していただきました。
R18表現のあるページには※を付けています。
2016.12.22に本編完結しました。お付き合い頂きありがとうございました!
以降不定期に番外編を投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 00:06:09
208816文字
会話率:40%
戦死したエヴェリーナの父の亡骸を送り届けてくれた第二王子カレル。悲しみも癒えないうちにエヴェリーナと王子の結婚が決まる。
この婚姻はエヴェリーナの一族が持つ領地と権力を王家が接収するために結ぶのだとカレルは言い、それに反発した一族の中には怪
しげな動きが広まって――。
★★背景はともあれ世間知らずな田舎貴族の姫君とクールな軍人王子が愛し愛されな仲になっていくお話です。
★★性的な描写がある回にはその相手や強弱に関わらず*がつきます。
☆☆1話につき1000〜2000字程度折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-11 13:08:54
89068文字
会話率:32%
初恋の相手だった隣国の王太子・ライアンの元に嫁いだ王女・エセル。見目麗しい夫は誰よりも甘く優しく、政略結婚とはいえエセルをとても大切にし、熱心に愛を囁いてくれる。
しかし彼は夫婦の寝室でエセルを抱いた後、密かに自室に戻って毎晩違う女性と過ご
していることを彼女は知ってしまった。
ショックで倒れたエセルは、勇気を振り絞って夫を責めるが――――。
シリアスを装ったラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 17:26:35
5488文字
会話率:32%
大陸唯一の国家である紗真国は″王家″と″神家″によって動かされている。その神家の風来坊・フェイの元に突然舞い込んできたのは、なんと自分の結婚話!はてさてこの結婚どうなることやら。
最終更新:2018-09-21 23:54:23
10414文字
会話率:53%
政略結婚で隣国に嫁いだ姫は、夫の夜の訪れがないことを嘆いていた。だが、ある夜、庭で出会った夫はまるで別人のように彼女を翻弄する。ようやく身も心も結ばれた、と喜ぶ彼女に彼は告げた。「ところで、あんた、だれ?」と。姿は同じだが、中身が天使と悪魔
のように違う二人の男に翻弄される姫君のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 07:20:07
5271文字
会話率:17%
エルディースの第二王女・アンネローゼは憤慨していた。どうして、アンネローゼの可愛い妹(ロージィちゃん)が、人でなしのフレンティア国王になど嫁がされなければならないのか。ロージィちゃんはロージィちゃんを愛して大切にしてくれるひとと結婚すべき…
、え?なら貴女が嫁ぎなさい?魔女め、そっちがその気ならいいだろう、フレンティア国王に嫁いでやろうではないか!
アンネローゼは、まだ知らない。その政略結婚には、裏があることを…。
※R18は終盤で、*印をつけさせていただきます。
※とある世界の国・フレンティアが舞台。
※シリアスとコメディの落差にご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-21 21:00:00
90911文字
会話率:21%
神の異世界と現世を繋ぐものはなに? [例え世界に神に逆らうことになろうともこの愛貫く。だから貴女をガンガン抱き貫くから覚悟して。それが夫婦である証拠なんだ]
世界最古のラブストーリー。
◇更新は毎日 7:00 22:00の二回となっていま
す。なるべくRシーンは夜に回しています。
〔R18〕世間知らずでツンデレ誘惑王女ティティインカは略奪王(実は兄)ラムセスに商人イザーク・シュラウドとの婚約を命じられる。妻にさせられたティティだが、イザークのあまりのまっすぐな想いに絆され、惚れて、いつしか恋を望むようになっていく。
しかし、イザークにはとある秘密があり、その秘密は世界を揺らがすほどの大きな愛へと変わって行く。
スロースターター溺愛なので、冒頭前書きに試し読みを置きます。
やっぱり中盤からガンガンやってます(;^_^A ドSで純な王子×呪術系王女をよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 20:00:00
112804文字
会話率:38%
【コミカライズ企画進行中です!】
亡国皇女に転生したヒロインが、イケメンマッチョ(中身はちょっと残念仕様)と仲良し夫婦になるまでのお話です。
転生先で殺されそうになっちゃったり、敵国に連れて行かれちゃったり、政略結婚させられちゃったりします
。
※2020.06 内容を一部修正しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-06 20:00:00
137562文字
会話率:32%
ヒトの国の第三王子と、魔王様の政略結婚…だけど好き過ぎてある意味ツラい話。
深夜テンションだよゴメンネェ!
最終更新:2018-08-05 02:35:25
6060文字
会話率:52%
私とあなたの間には
愛はないんですね…
最終更新:2018-07-31 19:25:40
11635文字
会話率:40%
伯爵家に生まれたリリーナは十五の年に、一回り年上の侯爵に嫁いだ。十八になれば離縁することが決まっている白の結婚だ。
最終更新:2018-07-24 05:00:00
14731文字
会話率:52%
・コミックス全2巻(漫画:烏丸かなつ先生)発売中です
※ご注意※
小説とコミカライズでは展開や描写を若干変えております。
コミカライズではより「溺愛」にフォーカスした甘エロなお話を目指していますが、
小説は「執着」にフォーカスし、エッチの
描写もハードな内容になっております。
(特に小説版はアブノーマルな描写もありますので、キーワードをご確認のうえ苦手な方はご注意ください!)
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当人は平凡なつもりOL・瀬尾日奈子。引っ越した先のマンションの管理人さんはとってもイケメンで、なぜか自分にとってもよくしてくれる。
『ひなちゃん、かわいい。おいで』
笑顔が人懐っこくて、優しくて(ちょっと変態だけど)ひたすら甘やかしてくれる人。どこか憎めない、かわいらしい人。
私は段々ほだされていって、体まで許してしまった。
――だけどそれは罠でした。
『ひなちゃんほんと、馬鹿でかわいい』
優しい管理人・春海さんは、私の前で2度豹変する。
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※本作の性描写なし版『ベタベタに甘やかされるから何事かと思ったら、罠でした。』をベリーズカフェにて掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-20 23:31:20
84475文字
会話率:51%