ここは、大国カジャの王の後宮。
妾妃として納められた、元奴隷のシュエンは倦んでいた。
慣例に従い、金で贖われた妾妃が王の子を身ごもらなかった場合、それは”娼妃“として国内外の有力者たちに貸与される。
当然のように組み敷かれ、あらゆる男たちに
抱かれてきたシュエンはやがて、「後宮いちばんの稼ぎ頭」とまで揶揄されるようになった。
ある日、シュエンはまたも褒賞代わりに見知らぬ男のもとに遣わされることになった。
◆
「異国の傭兵ですか」
「ええ。言葉は通じないと思いなさい。北の山岳を根城とする、最近勢力を増した傭兵団の長だそうよ」
「山岳……」
都のはるか北にそびえる山の峰は、ただ「北の山」「山岳」と呼ばれている。
王も後宮で働く女官たちも、誰も知らない。
そこには、かつてシュエンが暮らした村があるはずだった――
〜1話目や「隠す恋(1)」に凌辱表現があります。二夫にまみえるヒロインが無理な場合はおすすめできません。不定期更新です〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 08:09:28
56123文字
会話率:39%
【病弱捨てられ皇子(幼少期)と中身現代サラリーマン(外見・黒い噂のある美貌の文官青年)】(2部からは成長後)
社会人の芦屋は、何の前触れもなく購買した乙女ノベルゲーム「瀧華国寵姫譚(そうかこく ちょうきたん)~白虎の章~」の世界に取り込
まれていた。そのうえ、現在の自分の身上は悪役として物語終盤に処刑される「蘇芳」その人。目の前には現在の上司であり、のちの国家反逆の咎で破滅する「江雪(こうせつ)」。
このままでは自分の命が危ないことを知った芦屋は、自分が陰湿に虐げていた後ろ盾のない第3皇子「花鶏(あとり)」を救い、何とか彼が国家反逆の旗振りとならぬよう、江雪の呪縛から守ろうとする。
しかし、今までの蘇芳の行いのせいですぐには信用してもらえない。
それでも何とか、保身のため表向きは改心した蘇芳として、花鶏に献身的に尽くしつつ機をうかがう。
やがて幼い花鶏の師として彼を養育する中で、ゲームの登場人物としてしか見てこなかった彼や周りの登場人物たちへの感情も変化していく。
花鶏もまた、頼る者がいない後宮で、過去の恨みや恐れを超えて、蘇芳への気持ちが緩やかに重く積み重なっていく。
成長するに従い、蘇芳をただ唯一の師であり家族であり味方と慕う花鶏。しかしある事件が起き蘇芳に叛乱の疑いがかけられる。何とか疑いを晴らそうとする蘇芳だが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 07:18:39
199541文字
会話率:34%
『どうして他の人間に優しくするんです!? 俺だけ見て! 俺だけ可愛がってください、先生!』
『昔はあんなに素直ないい子だったのに……』(あとなんか性格変わってない?)
【病弱捨てられ皇子(幼少期)と中身現代サラリーマン(外見・黒い噂のある
美貌の青年文官)】(中盤からは成長後のお話になる予定)
社会人の芦屋は、何の前触れもなく購買した乙女ノベルゲーム「瀧華国寵姫譚(そうかこく ちょうきたん)~白虎の章~」の世界に取り込まれていた。そのうえ、現在の自分の身上は悪役として物語終盤に処刑される「蘇芳」その人。目の前には現在の上司であり、のちの国家反逆の咎で破滅する「江雪(こうせつ)」。
このままでは自分の命が危ないことを知った芦屋は、自分が陰湿に虐げていた後ろ盾のない第3皇子「花鶏(あとり)」を救い、何とか彼が国家反逆の旗振りとならぬよう、江雪の呪縛から守ろうとする。
しかし、今までの蘇芳の行いのせいですぐには信用してもらえない。
それでも何とか、保身のため表向きは改心した蘇芳として、花鶏に献身的に尽くしつつ機をうかがう。
やがて幼い花鶏の師として彼を養育する中で、ゲームの登場人物としてしか見てこなかった彼や周りの登場人物たちへの感情も変化していく。
花鶏もまた、頼る者がいない後宮で、過去の恨みや恐れを超えて、蘇芳への気持ちが緩やかに重く積み重なっていく。
成長するに従い、蘇芳をただ唯一の師であり家族であり味方と慕う花鶏。しかしある事件が起き「蘇芳が第3皇子に毒を常飲させていた」疑いがかけられ……?
『アルファポリス』投稿中
https://www.alphapolis.co.jp/novel/778145794/396883288折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 12:55:47
102836文字
会話率:31%
人と妖が共に暮らす世界。
主人公、嫋(たお)は生贄として妖に嫁ぐことになった。
相手は神としても祀られる大鷲、朱鷹(しゅよう)という。
朱鷹は嫋に一目惚れしてしまい、熱烈にアタックする。
しかし、嫋はおぼこ娘のような顔をして快楽に弱
く、なにより男を悦ばせる術を知っていた。
朱鷹は嫉妬で怒り狂い、嫋の全てを手に入れようと躍起になるが───。
─────
・全24エピ。完結保証。妖編、後宮編を想定してます
・支配欲と執着心強い人外攻め×被征服欲強いけど執着心薄い生贄受け
・アホエロとシリアスの往復
・攻め複数(最後は一人)
・人を食う描写、ショタおに、無理やり、受けの道具扱い、受けの母性に縋る攻めたち
短編の「旦那様と楽しい子作り♡」から連載にしたものです。キャラの過去を若干変えてます
pixiv・アルファポリスにも試験的に載せてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 12:09:10
73056文字
会話率:40%
花街一の美女 ✕ 顔だけ取り柄の将軍
宴の席で、高級妓女、李円円(りえんえん)の歌声と気高さに惚れた将軍、楊苑大(ようえんた)は、教養不可欠の青楼に入り、大金をはたいて円円を指名。
その際、薬を使って同衾しようとしたのがバレ、ついで
に他の悪行も告白し、妓院への出禁を言い渡される。それでも諦めずにあの手この手で円円に会いにくるのだが……。
重ならないはずの二人の人生が、過酷な運命に乗って一つになる――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 16:30:00
48724文字
会話率:38%
▼あらすじ
「女帝陛下の夫となれ」
帝国女帝エフェル唯一の夫、すなわち帝配になるため、国中から集まってきた男たち。彼らは後宮で厳しいセックス審査を受ける。審査をするのは後宮に仕える女官たちだ。
そんな後宮に、ひとりの男がやってくる。ゼエヴ
・シュアン――かつて女帝に剣を教えた魔法剣士である。ゼエヴを招いたのは、帝配選びをとりしきる宮廷房中術師ダシャ。「若い男たちでは話にならぬ」と、ダシャはゼエヴに期待をかける。ゼエヴは絶倫の肉体を駆使し、順調に試練を突破していく。
▼全6話予定。ハッピーエンド。
▼R18描写が「濃い」話についてはサブタイトルに★をつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 20:00:00
37059文字
会話率:48%
▼あらすじ
悪龍を狩る皇帝直属の賤民「狩龍奴隷」最強の男・ダイナー。彼は皇帝に龍の肉を献上し、その生命を長らえさせるのが役目だ。
「悪龍ハザクを狩ってください」
ダイナーに悪龍狩りを依頼したのは、女奴隷のキトリだった。キトリは「皇帝の友」
を名乗る、美しい女だ。わけあって後宮を追放されたキトリは、ダイナーに望みを託そうとする。
「俺にすべてを捧げるか?」
ダイナーはキトリに交換条件として、キトリ自身を差し出すよう告げる。キトリは了承し、ダイナーに抱かれる。処女を散らしたキトリは、ダイナーに抱かれるうちに自身の淫らな性に気づいていく。
最強の男と美貌の女が出会うとき、最高に奔放で波乱の冒険が始まる。
▼全31話(予定)、ハッピーエンド。
▼R15程度の描写のみの回には、サブタイトルに(☆)をつけています。
▼R18描写のある回には、サブタイトルに(★)をつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 21:00:00
82399文字
会話率:45%
俺は夢で『家族に会いたい』と頼まれ、目が覚めると紅国の王子「宇軒」という小説のキャラになっていた。なのに、この宇軒はどうやら後宮で軟禁状態にあるらしい。え、何それ。聞いてない。てか、頼み聞くならその紅国って所に行かなきゃじゃね? 行けるのか
? とか思いながらも慣れない環境に戸惑いつつ、とりあえずは脱後宮を目指して頑張ろうとするが……
/不定期更新/攻め以外と絡み(未遂)があります/18Rは予告なし/役職や階級、人名に関してはふんわりです/ご無理な方はソッ閉じして下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 21:00:00
174870文字
会話率:33%
※314部分に登場人物設定を追加 2章までのネタバレを含みます※
時は大航海時代 西の果ての小国ベリアル、その宮殿の東端に王妃とその侍女二人がひっそり暮らしていた。女神エイラの戒律に従った、つつましい暮らしぶりは、贅沢三昧の宮廷人や王の寵
姫たちから「気の毒な3人組」と揶揄されていた。
王妃の侍女テレサは読書大好きの女の子。東の果てにあるという黄金の国ジポングの物語に夢中だ。
彼女はある日、ジポングへの航海に乗り出そうとする冒険者、バルカ提督に出会う。
ひかれあう二人だったが、バルカ提督は女たらしの放蕩者として名をとどろかせていることを知り、テレサはすっかり気後れしてしまう。
バルカ提督は、名も素性も知らぬままテレサを探そうとする。が、モテ男ならではの受難が続くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 17:20:00
926351文字
会話率:40%
神聖なる女神が統べる王国セクサリア……。
この国の女神は自らに相応しい夫として、自分が処女懐胎して産んだ息子と結婚する。
しかし息子は寝取られ性癖を持っていて、彼は運命を操り、母が犯されるように仕向ける!
本作は母寝取られ(寝取らせ)作品
です。異種姦なども予定していますのでご注意ください。
ストーリーはエロ優先の為無茶苦茶です。
ハーメルンにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 16:36:54
14620文字
会話率:28%
本屋の娘、翠玉は、都に出て女官の試験を受ける。しかしそれは、皇帝の妃候補を選ぶ試験だった。
試験に合格し、一番下の位、采女をもらい後宮入りする。皇帝陛下には皇后を含め多くの妃がいる。その中で最も寵愛されているのが曹(麗紅)貴人だ。
同期で入
った他の采女たちと曹貴人に見張られ、嫌な思いをしながら後宮の生活を経験する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 00:10:00
30605文字
会話率:59%
国家占い師である胡晶鈴は、この中華・曹王朝の王となる曹隆明と結ばれる。子を宿した晶鈴は占術の能力を失い都を去ることになった。
国境付近の町で異民族の若い陶工夫婦と知り合う。同じく母になる朱京湖とは、気が合い親友となった。
友人になった
夫婦と穏やかな生活を送るはずだったが、事情のある朱京湖と間違えられ、晶鈴は異国へと連れ去られてしまった。京湖と家族の身を案じ、晶鈴はそのまま身代わりとなる。
朱彰浩と京湖は、晶鈴の友人である、陸慶明に助けを求めるべく都へ行く。晶鈴の行方はずっと掴めないままではあるが、朱家は穏やかな生活を営むことができた。
12年たち、晶鈴の娘、星羅は才覚を現し始める。それと同時に、双子のように育った兄・朱京樹、胡晶鈴との恋に破れた医局長・陸慶明とその息子・陸明樹、そして実の娘と知らない王・曹隆明が星羅に魅了されていく。
R18→11 12 36 49 73 88 92 94 101 113 120 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 15:37:22
266065文字
会話率:61%
始祖龍と呼ばれる神龍によって建国された、帝国オルデウス。
この国では、神託に従って“男”が皇后となる。
レギオンも五年前、神託を受け幼馴染である皇帝エゼルの皇后となった。しかし、彼には見向きもされない日々。自分にできることはないかと
悶々としていたある日、レギオンはエゼルが未だに後宮を持っていないという事実を耳にしーー
本編9話+おまけ1話の10話完結です。
※男性妊娠に関する描写があります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 21:30:00
31242文字
会話率:30%
架空の中華風世界、後宮内でのドロドロ愛憎劇の主人公は宦官だった。逃げ場はなく、厳しい上下関係で仲間もいなくなっていく。
此処から自由になるためには……?
最終更新:2024-07-10 19:40:48
27475文字
会話率:37%
皇太子殿下の第三妃として後宮入りしたソフィーは、姉たちから教わった手練手管で初夜の儀を乗り切ろうとするも、大失態を演じてしまう。
そして翌日、殿下から「閨の指導係を付けることにした。その者の元でしっかり学習するように」と言われてしまう。
し
かも「好きな男を閨指導に選ぶといい」とまで言われる始末。
殿下以外の男性に初めてを捧げるのなら、初恋の彼がいい。でも、彼には奥様がいる。奥様がいる人に閨係を頼むなんて、人の道に反しているわ……。
思い悩むソフィーの出した結論とは。そして、彼女の想いを初恋の彼は受け止めるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 23:02:49
15494文字
会話率:66%
他国太子(12)×側室(18)
十八歳の簫濂は側室の『令君』として後宮を纏めているが、王様からのご寵愛がまったくない。
王妃様からは睨まれ、兄上からも「噛ませ犬!」と叱られる日々。
そんなある日、ひょんなことから燚国の太子の世話をすること
に。
『令君』に一目ぼれした少年が憧れの人を手に入れるまでの話です。
*******************************************
久々更新しました!
間が空いてしまいましたが、お読みいただければ幸いです。
更新がない間もコメントしていただき、ありがとうございます。
とても活力頂きました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 23:00:00
627508文字
会話率:44%
黒き砂塵舞う大熱砂――その広大無辺なる砂漠には人ならざる存在が住まうという。始まりの仔らの気配を感じながらその奥にある黒の聖地を目指す炎騎士マルク・フェルネス。一方で鍛冶師リュウレイと相棒リュウフォンもまた黒の聖地に向かった炎騎士を追いかけ
ながら元姫巫女候補アリステロア王女の行方を探っていた。
黒の聖地に眠る黒の王の目覚め、それは炎騎士を新たなる死闘へと誘う――。
これは遥かなる神代の昔に歴史の闇に埋もれた知られざる物語の一説である……。
――――――――――――――――――――――――――――
――それは歴史の狭間に消えた一人の騎士の物語。
王と姫巫女の物語が伝説なる少し前、そして王の意思を受け継ぎ神と敵することを選んだ始まりの帝が立つよりはるか先――。
歴史に刻まれぬ底知れぬ深い闇の底でうごめく者共がいた――炎王がうち滅ぼした始まりの仔ら、彼の者共の残党とその躯を啖らい原初の民人の娘と契りし人外の者ども。
始まりに在りし始まりの獣――閉ざされた原初への門を探し求め、始原への回帰を望む者共の怨念は地の底から染み出る漆黒とともに再び中原の大地に暗雲をもたらさん。
かくして始まりの怨念に狂った大いなる獣どもの王――五色の王は先の戦での傷をいやすために各地の聖地にその身を沈め、再び殺戮への衝動をその心中に封じつつ目覚めの時を待つ。
これはその命と引き換えに残された炎王の剣を振るい、始まりの怨念に挑んだものたちの物語である――。
――――――――――――――――――――――――――――
炎王リュウシンの戦いから五年後、大陸はいまだ深い混迷の中にあった。
あるものは絶望し、またあるものは己の野心を成し遂げるべく剣を手に取る。まさしく群雄割拠の中原に再び大いなる破滅の影が近づきつつあった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 06:46:27
1621484文字
会話率:37%
偉大なる神々の末裔たちが栄えた神代の時代は過ぎ去り、やがて人の子らが迎えた黎明の時代。
数奇な運命に導かれた一人の若者により大陸を覆っていた暗雲は打ち払われた。しかし、消え去ったはずの暗雲はさらなる暗き闇を纏いて再び天を覆い尽くす。
だがそ
れでも新たなる時代の到来を渇望する人の子らの躍動が尽きることはない。神の御印を掲げて人々を導いた約束の王がもたらした短くも輝いた始まりの時代。彼らは確かにそこに存在し、いずれ来るであろう繁栄の時代を夢見ていた。
しかし、始まりの地を満たす遥かなる怨念がそれを許さず。偽りの神によって生み出され、始まりの獣の渇望により現れた真なる獣たちの王が若き炎王の前に現れし時、最後の悲劇が幕を開ける。
これは終わりにして始まりの物語――尽きることのない人の子らの明日への渇望が見果てぬ未来を切り開いた戦いの記憶である……。
―――――――――――――――――――――――――――――
五年前、中原に栄えたレゾニア王国を滅ぼした凶暴なる獣使いに復讐すべく若者リュウシンと炎神の姫巫女メイシャンの苦難に満ちた旅は今日も続く。
偉大なる炎の神に炎の王たる証、日輪の紋章を与えられた若者リュウシンはやがて導かれるがままに多くの者たちを率い、盟主としての頭角を現して王都奪還の戦いへと邁進する。
獣使いの長を倒し、大陸の覇者となったリュウシンはのちの世に流帝と呼ばれ崇められる。
数奇に満ちた流帝リュウシンと炎神の姫巫女メイシャンの運命を共に見届けよう――。
―――――――――――――――――――――――――――――
このお話はエブリスタで公開中の剣獣戦記を改題の上、新たに書き起こしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 05:26:56
3026036文字
会話率:36%
ビッチな魔性のオラネコガチムチおじさんが、とある帝国を傾けて、若き皇帝を自分専用ペットにするまでの話。
【詳しいあらすじ】
帝国の若き皇帝クラッドは、戦闘部族の男・ケイクを、後宮に后として迎え入れた。
皇帝からの寵愛は得られず、荒くれ者に
犯されてしまうケイク。しかし彼はその肉体で荒くれ者たちを籠絡し、皇帝も見過ごせないほどの才能を発揮する。
その才能を認められ、皇帝に密偵として使われることになったケイク。彼はじわじわと皇帝の心に入り込むと同時に、帝国をその魔性の魅力で傾けていき……。
全十話、完結まで予約投稿済。
pixiv、アルファポリス、作者個人サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 00:00:00
30909文字
会話率:42%
皇帝の側女、ジネットは二十八歳。二十四歳で側女となった彼女は一度も皇帝の渡りがないまま、後宮解体の日を迎え、外に出ることになった。
この四年間、ジネットをずっと支え続けたのは護衛兼従者の騎士、フィンセントだ。皇帝は、女に性的に攻められないと
興奮しないという性癖者だった。主君の性癖を知っていたフィンセントは、いつか訪れるかもしれない渡りに備え、女主人であるジネットに男の悦ばせ方を叩きこんだのだった。結局、一度も皇帝はジネットの元に来なかったものの、彼女はフィンセントに感謝の念を抱いていた。
ほんのり鬼畜な堅物騎士フィンセントと、おっとりお姉さん系側女によるどすけべラブストーリーです。
◆R18回には※がありますが、ほぼ全話性描写を含みます。
◆他サイトにも改題の上、投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 23:00:00
102917文字
会話率:33%
後宮で王太子の側女を務める侯爵令嬢リアネは、今宵も王太子の前で彼の側近の騎士、ベイジルに痴態を演じさせていた。王太子は正妻一筋の誠実な男であったが、彼は身近な男女の、それも女性側が攻め手に回る光景を見ないと興奮しない変態であった。リアネはこ
の三年間、高潔な騎士だったベイジルを性的に追い詰めていたが、この度王宮勤めの任期が明けることとなった。やっとこの酔狂な日々が終わる、ベイジルに可哀想なことをしなくてもよくなる──リアネは安堵したが、三年間共に『王太子の当て馬係』を務めてきた騎士ベイジルから、とんでもないお願いをされるのであった。
※ヒロインが攻め手側になり、お付きの騎士(ヒーロー)にアレコレして気持ちよくさせちゃう描写が序盤にあります。完全受け身のヒロインしか読めない方はご注意ください。
※アルファポリスにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 21:00:00
18545文字
会話率:37%
「明明は俺好みなんです」
命の恩人で、仙人の颯懍(ソンリェン)に弟子入りした明明(メイメイ)。
師匠の突然の「嫁候補」宣言に困惑しつつ、その訳と秘密を知った明明は……
仙人だって恋をする!?
ちょっぴりヘタレなエリート仙人× 正
義感の強い弟子のヒロイン
後宮ものでは無い中華風ラブファンタジー。じわじわ変わる二人の関係をお楽しみ下さい( ´›ω‹`)♡
※予め言っておきます!修業じゃなくて、わざと修行にしています(b・ω・)b
※エブリスタにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 08:24:32
118981文字
会話率:43%
王族が使えるはずの、人の心の声が聞こえる“視心”の能力を持たなかったせいで虐げられ、婚約破棄され、国外追放された俺(ライナ)は、冒険者パーティに拾われて技術を身につけたが、その面々が魔物の王の一人、フィスダンに殺害され、復讐を決意する。し
かし対峙するも敗北し致命傷を負った時、“時啼鶏”という神獣が出現し、気がつくと十八歳の頃に戻っていた。今度こそ、フィスダンを倒すべく、奮闘する。※異世界ファンタジーです。冒頭付近と時々シリアスですが、基本はノリふんわりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 17:08:13
5766文字
会話率:31%
「悪いんだが、後宮に入ってくれ」と、言われた僕は、焦った。僕は男である。父の話によると、何でも貴族社会に同性婚制度を根付かせるために、王族自らが同性を後宮に迎える事にしたそうで、その候補に僕が選ばれたらしい。暫くしたら離縁しても良いそうな
ので、大人しく暮らそうと思っていたら、何かと嫁いだ相手には蔑まれ、他の側妃には虐められるが――……※持ち前の鈍感さで乗り切っていく主人公のお話です。他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 08:51:36
52767文字
会話率:47%
不仲な両親の間に生まれ、父は後宮に側妃を何人も娶り、生まれてきた子供には興味を持たないクズだった。正妃だった母は、俺を即位させる事に心血を注いでいて、俺が少しでもミスをすれば手を上げた。そんな人生も、現在断頭台の前にいるし、もう終わる。
※異世界ファンタジーです。露骨ではありませんが、同性の妊娠出産描写が含まれます。(他サイトにも掲載)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 13:09:51
40863文字
会話率:59%
執着溺愛皇帝×純粋無垢な箱入り王子
「ほぉ、男か」
性別を偽ったことが露見し、殺されると怯えていた王子に、皇帝はニヤリと笑った。
「別に構わないが、この寝室は、皇帝である俺以外の精液を感知すると呪いが発動する。……お前、我慢できるか?」
「え?」
エロい嘘を信じて必死に頑張る、騙されやすい王子様の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 20:18:15
11066文字
会話率:66%
後宮でスルタンに愛でられるために存在する奴隷のケイは、日々をそれなりに過ごしていた。
ある日、美しい金の髪に目を奪われたケイは、自分の所有者であるスルタンにその者が欲しいと強請った。
「あやつは隣国の皇子だ。なかなか難しかろう。……だが、あ
やつが気に入ったのならば、そなたを贈ってやってもよいぞ?」
「なぜ、子もなせぬのに、俺が男を抱かねばならん」
「では私は、何をすれば良いのです?」
禁欲的で潔癖な皇子と、貢物となるためだけに存在してきた寵姫のお話。
果たして二人が心を通じ合う日は来るのか。
(ご都合主義&調査不足で進みます。時代や舞台設定等に正確さを重視される場合は合わないかもしれません…)
同名の類似作(TL)をアルファポリスに公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 08:00:00
151021文字
会話率:41%
冷血大公と呼ばれる私は、とある目的のために孤児を拾って厳しく育てていた。
一世一代の計画を目前に控えたある夜、様子のおかしい養い子が私の寝室を訪ねてきた。どうやら養い子は、私のために惚れ薬を飲んだらしい。「計画の成功のために、閣下の恋人と
してどう振る舞えばよいのか、教えて下さいませ」と迫られ……愚かな私は、華奢な体を寝台に押し倒した。
Twitter企画【#惚れ薬自飲BL】参加作品の短編でした。後日談含めて連載にします。3話までは多少加筆修正ありますが、大筋は短編と変わりません。
なろう(R15版)、アルファポリスでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 22:21:27
23085文字
会話率:47%
小国ながらも富めるセレスティア王国に暮らしていた美しいオルラ王女。純粋で心根の優しい王女は国の宝。ーしかし、その幸せな日々が突如終わりを告げ、脆くも崩れ去る。強大なサイラス帝国のリカルド皇帝の突然の侵攻と侵略により、一夜にして瓦解するセレス
ティア王国。美しいオルラ王女に一目で魅せられた皇帝リカルドは、オルラ王女を穢し、そのまま帝国へと連れ去り、己れの後宮へと閉じ籠めてしまう。そしてオルラ王女に執着する皇帝リカルドは、オルラ王女だけに夜伽をさせる。
滅ぼされた亡国の王女と惨虐皇帝。果たして二人の未来はー。
設定などは独自の世界観でご都合主義。 R-18作品の為、予告なしでR回あり。ハピエン♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 00:01:25
6462文字
会話率:22%