レムリアは神の御使いの治める国。
その地では、聖王妃が選ばれる。聖王妃は人間だ。間違い、傷付き、老いて、死ぬ、聖王妃を通して御使いは国の人間を愛する。
下町の孤児院育ちのエリュスは聖王妃に選ばれたけれど、彼女は後ろ盾もなく聖なる能力も
持たず王の寵愛も薄い、できそこないの聖王妃だった。しかし彼女は官僚達と対立しながらも、目的を持ってこの王宮で生きていた。
あまり仲の良くない二人。
ただし、溺愛。また、多少逆ハーレム描写もあります。
性描写あり。
週二回の更新で、一カ月で完結予定です。
2/8、完結しました。
読んでくださった方、評価してくださった方、どうもありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-08 00:00:00
84088文字
会話率:36%
若く美しい女王によって統べられていた小国ミレイユは、ある日女王が大国の王妃として求められたことにより、その名を失った。そして、ミレイユで密かに生まれていた双子の王子は、生き別れの運命を辿る。
――それから20年。1人は大国の王位継承権を持つ
王子として、そしてもう1人は世界を渡り歩く賞金稼ぎとして成長を遂げていた。
決して交わることは無いと思われた2人の運命の糸は、とある騎士見習いの少女と、奴隷の少女の身分を超えた出会いと別れをきっかけに、手繰り寄せられていく。
※基本はノーマルのラブファンタジーですが、脇役として男同士カップルが登場します(性描写はありません)。苦手な方、ご注意下さい。
※大人描写の割合は低いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-18 19:16:38
643977文字
会話率:40%
神の神託により魔王降臨が知らされ、同時にある国の王妃が狂い死んだ。
各国では同時に知らされた勇者の存在を探し出す。
例え、それまでにどんな生業をしていたとしても神が選んだ存在に全ての希望を託して。
その結果が、どうなるかを考える事もしないで
。
魔王降臨に伴い呼び出された勇者と呼ばれる人物、英雄譚とは異なりマイペースな勇者は魔王を倒して戻ってきた……欲しいものの為に、世界の真実を胸に秘めて。
果たして、勇者の神託を受けた王妃の死の意味は?
勇者とは何者なのか? 神の真意は?
そして勇者に関わった人々の運命はいかに?
彼らが勇者と呼んだ存在が、一体どこの誰によってどうやって生まれたのかを考える事も無かった彼らもまた、罪を犯していると言うべきなのかも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-28 07:00:00
91654文字
会話率:24%
戦利品シリーズです。「法相の戦利品」を読まれるとわかりやすいかもしれません。
法相イリヤ・レザノフの元で過ごすヴァーツラフ元殿下は、ある物語に夢中になっていました。その物語には異国の歌劇や歌曲が出てきて、ヴァーツラフは、それらを聞いてみたい
と思っていましたが、叶わぬことのように思えて半ば諦めていました。そんなヴァーツラフに、レザノフは、一つの情報を伝えました。
何故か外相が目立って、外相の部下は、ちょっとしか出てきません(笑)
※この話には両性具有の人間が出てきます。この人物は、心は女性ですし、物語中女性として扱われています。
また体は男性ですが、心は女性、という人物も出てきます。
この人物も作中では女性として扱います。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-06 23:56:08
40673文字
会話率:27%
短編戦利品シリーズです。今回は外相と元王妃が中心です。
一応これだけで読めるように心がけましたが・・・どうでしょう(汗)「外相の戦利品」「法相の戦利品」周辺を読むと分かり易いかもしれません。
若き外相セルゲイ・ラクスマンは、ある日宰相に斧を
投げつける事態が起こりました。
普段は冷静なはずの彼をそこまで逆上させたのは、ある噂とそれに関する書類、それに先日の夜会でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-26 19:29:33
20105文字
会話率:18%
短編戦利品シリーズです。
連載で、法相と外相が、めでたく落ち着いたので、その記念(笑)です。
ある日法相イリヤ・レザノフは、自分の被保護者であるヴァーツラフ元殿下の姉元王妃エレナの前に姿を現しました。
彼はヴァーツラフの義姉であるエレナに話
したいことがあったのです。
連載「紡ぐ糸・・・」開始の少し前の時期のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-21 22:07:50
9219文字
会話率:28%
私は閨《ねや》では石のような女だと言われていた――。
月の神に守られ、広大な湖の恵みを受けた砂漠の王国オドナスは、若い国王の下で繁栄の道を歩み始めていた。その王妃タルーシアは、一度目の結婚で心身ともに傷を負い、新しい夫にも心を開けずにいた
。一方で、彼女は神殿の神官長の穏やかな優しさに癒されて、心を寄せるようになる。しかし封印したはずの過去は再びタルーシアの前に立ち塞がった。その時、彼女は初めて自分の本当の願いを知り、同時に自身の本質を知るのだった。
「小説家になろう」で完結済みの「名残の月へ綺想曲シリーズ」からのスピンオフ。前日譚ですが、この作品単体でもお楽しみ頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-05 17:00:00
51951文字
会話率:30%
異世界へトリップしてから数年。
王妃付きの侍女として暮らすヒフミさん。
ある日突然汚くてカオス化していて、変人ばかりが集まる騎士団寮の寮母にさせられてしまいます。
生きて無事に侍女に戻れるのでしょうか!
残酷描写は保険です。
最終更新:2014-09-19 22:41:57
15325文字
会話率:36%
pixivのコンペに落選した作品の再投稿です。
傭兵とイチゴの産出国として有名な中欧の小国・エルベトーレ王国。
その第一王女のリリアナ(通称リリ)は、生まれてから長らく王太子であったが、異母弟ヨーゼフが誕生したため、廃太子され、『普通の王
女』として生きることとなった。
どう生きればいいのかわからず、鬱々と過ごしていたが、傭兵騎士団の剣闘試合で腕試しに来た傭兵騎士・レフと出逢う。
異教徒に滅ぼされた公国の長だったレフの父と、リリの父王が懇意だったこともあり、レフは父王から気に入られ、リリの親衛隊長に任命される。
レフからは剣闘試合で手合わせした際に見透かされるようなことを言われ、またお調子者風な外見と態度にリリは反感を抱くが、父王主催の舞踏会にて、はとこのトーマから絡まれ、侮蔑された時にかばってくれ、手の甲に誓いのキスをしてくれてから、心が揺れ動き始める。
己が王族であることへのこだわりを捨てられず、帝国と異教徒の戦争へ志願するリリだったが、戦場で奇襲を受け、撤退を余儀なくされる。
追っ手を逃れるために逃げ込んだ無人の納屋で、ともに逃げてきたレフへ、「せめて女として死にたい」と誘惑を試みるが、レフは「一目見た時からあなたが好きだった」と言い、あくまでレフの意思でリリを抱く。
その後味方に助けられ、国へ戻ったリリは、明らかに心の荷が軽くなったことを感じる。
レフと合わせる顔がなく、彼を避けていたリリへ、次第に陰謀の魔の手が近づいてくる。
外国人の王妃・アナベルを快く思っていない一派が、リリを擁してクーデターを起こそうとしていた。
国の不和をよしとしないリリは、クーデター派を一網打尽とするため、敢えて誘いに乗ったふりをする。
クーデターの首魁はトーマだった。外国人の血を引くヨーゼフよりも、己とリリの子供の方が王位にふさわしいと妄想しての叛乱だった。
大衆を煽動する手段はよくない、自分はトーマと結婚する気はない、と説くリリだが、トーマは聞く耳を持たない。
あろうことか、「押し倒せば言うことを聞く」という思考のもと、リリを辱めようとする。リリははっきりと抵抗し、ブラウスを破かれたところで、レフが助けに来る。
形式にとらわれることの愚かしさを痛感し、リリは王族から離籍することを決意する。レフからは、情熱的な一夜の際に、将来結婚しようとプロポーズされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 03:55:33
22975文字
会話率:46%
とある国の王妃の話。
美しい王妃は誰にでも股を開く淫らな女だった。
だが、それには彼女なりに策略があった。
最終更新:2014-08-30 22:49:18
5923文字
会話率:29%
今代の王の妃は、異界から現れた乙女でなければならない。そんな国へと、うっかり召喚されてしまった私に、目の前の男が言った。「正妃となる乙女の導き手になって下さいませんか」と。
最終更新:2014-08-09 19:00:00
12008文字
会話率:46%
短編「熱砂の凶王と眠りたくない王妃さま」の番外集です。
恐れながら本編を先にご覧ください。
*他サイトにも同内容を掲載しております。
最終更新:2014-07-23 13:43:50
10254文字
会話率:2%
正妃に疎まれた、辺境国の妾腹王女ナリーファ。 彼女が、砂漠を統べる若き凶王シャラフの後宮に送り込まれてから、今日で千と一夜になる。 王の怒りをかって殺されてしまえという正妃の目論見に反して、未だにナリーファは毎晩をシャラフと過ごしている。
それは王に抱かれないため、千夜も必死に、彼を寝物語で寝かしつけてきたからだ。 決して、王と共に眠ってはならない。なぜなら……*他サイトにも同内容を掲載しております。
また、こちらを長編にしたものがアルファポリス様より同タイトルで書籍化されておりますので、宜しければお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-18 10:01:06
13446文字
会話率:27%
一回死んで、まさか生まれ変わって帰ってくるとは思わなかった。
しかも、生まれ変わる前と同じ人と結婚することになるなんて。
最終更新:2014-07-08 18:45:09
597文字
会話率:57%
自サイトで掲載している架空世界を舞台にした短編集。動乱期を生きた女たちの愛憎物語5編+α仕立ての予定。
序章及び終章……詩人編。戦禍の中で儚く散った女神官の回想……女神官編。後の世に自由の女神と称えられる女奴隷の求めた愛情……自由の女神編。
父を仇と憎む男をそうとは知らず愛してしまった少女の悲哀……理想の娘編。交わらぬ未来のため剣を切り結ぶ姫将軍の苦悩……曙の乙女編。夫に実父を弑された王妃の絶望……春霞編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-07 16:25:57
18427文字
会話率:28%
アルダッド王国のジルベルト王と異国から嫁いできたイヴォン妃のお話。悲恋、シリアス。
最終更新:2014-02-25 18:54:11
10098文字
会話率:21%
ある日、急降下魚雷投下訓練をしようと空母から発艦した攻撃隊の隊長・神前春は突然睡魔に襲われて列から離脱してしまう。目が覚めるとそこは小国・スヴィア国王妃の庭だった・・・・・。
最終更新:2014-01-16 21:14:26
4830文字
会話率:45%
ある日、目を覚ますと見知らぬ豪華な部屋で寝ていた現代OL の瑠璃。
カッコいい男性にいきなりキスされて瑠璃はルーレンシアの記憶を取り戻す。
ルーレンシアはなんと彼の妻で皇后。彼は国王だった。
無口であまり表情を変えないルーレン
シアが綴る異世界ファンタジーを語ります。
周りを勘違いさせながらルーレンシアは王妃として頑張ります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-14 09:00:52
30032文字
会話率:37%
もう二度と、その名を呼ぶことはない――あなたはもう、私を呼んではくれない。まして、触れることなど。
大切な人を守るため貫きたい想いがある。これは、四人の嘘吐きの物語。
一話ごとに視点が変わります。
ハッピーエンドではありません。ご注意くだ
さい。
「小説家になろう」様の方で連載していた話の、R18部分を含むものです。(本編は全く同じ。一番最後の話のみR18です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 17:00:00
26126文字
会話率:10%
ローランの王女の婚礼の持参としてコンラディンへやってきた侍女ティオファは、王妃となったアンジェリカの浮気を知り、その口止めを身体ですることになる。
最終更新:2013-12-12 16:37:01
71243文字
会話率:53%
前作「敵の敵は味方???」&“彼”視点の番外編集です。前2作お読みいただいてからの方が良いかと思います。
リクエストいただいたお話やその他の登場人物視点のお話となります。
なお、複数のお話となるため、念のためのR=18指定となります。
最終更新:2013-11-29 12:00:00
77732文字
会話率:28%
とある世界のとある国ととある王妃のお話
※初投稿です。
最終更新:2013-11-03 01:26:26
824文字
会話率:36%
ファウラーの襲撃にあい、弟のアンドレアと領地を追われることになったローレンは、イングランド王・ヘンリーに彼の所業を訴える術もなく、領地へ戻ってひっそりと暮らしていた。
それから七年の月日が経ち、王に領地を封土されたという男・サイラスがやって
くる。
彼は、エレノア・オブ・アクイテイン(エレアノール・ダキテーヌ)の旅行の護衛時の襲撃で王妃を守り、ファウンテンの小領主を封土されやってきたものの、自分の領地の森に醜い魔女がいると聞いた。
気味が悪いので追い出して欲しいと村人に懇願され出向く。魔女の騎士だという者達を捕らえて魔女をおびき寄せるが、その魔女というのはローレンのことで……
ローレンは「フェイ」と名乗り、ファウンテンの崩れた城に「薬草魔女」として潜り込む。
お互い少しずつ惹かれ合うが彼女は自分の秘密と行方の知れないアンドレアのために、素直になれなくて……
イギリス一二世紀イングランドを背景にしたヒストリカルロマンを目指して書いてます。
R18部分は中盤からあります。
※時代考証ならびに薬草・ハーブの知識が甘い部分があります。あまり突っ込まずに読んで頂けたら嬉しいです。
小説家になろうから引っ越ししました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-11 06:45:29
198308文字
会話率:39%