短編戦利品シリーズです。前後篇。
題名がお話の内容全てを語ってしまっている気がします・・・(汗)
政権交代によって前政権時代王妃だったエレナは、新政権の外相セルゲイラクスマンの元に「被保護者」として引き取られました。
最初はぎこちなかった二
人の関係もだんだんに穏やかになってきていました。
この所外相は忙しいらしく、エレナの元に姿を見せてくれません。
メイドたちが話す外相の噂を聞いて胸を痛めているエレナは、義務付けられている「面談」のために宮殿に赴くことになりました。
そこで待っていたのは意外なことに面談など請け負ったことのない氷の大魔法使いミーシャでした。
以前発表しました「外相の戦利品」「法相の戦利品」などを読んで頂くと、事情が分かりやすいかもしれません。
時期的には「氷の大魔法使いは外相に魔法をかける」前後辺りと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 14:26:41
19087文字
会話率:22%
お久しぶりの戦利品シリーズです。外相と元王妃の二人です。
新政権の外相に「戦利品」として引き取られた前政権の王妃も、ようやく「被保護者」として扱われるようになり、外相の方も態度を軟化させてきました。ようやく二人の状況が落ち着き始めたのですが
、そんな頃元王妃エレナは、外相と閨で過ごす時の自分に大変艶めかしい悩みを抱くようになりました。
それと同じ頃エレナは、あるものが欲しくなりました。ですがすぐに手に入ると思ったそれはなかなかエレナの前に現れてくれないのです。
時期としては「氷の大魔法使いは外相に・・・」の前後くらいのお話です。
外相がまだ自分を「僕」と言うか「私」というかフラフラしている頃です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 12:59:37
15914文字
会話率:24%
短編戦利品シリーズです。一話目に財相、法相、三人の事務次官登場しております。
一話目がなんだかオマケみたいな構成になってしまいました(汗)
●前政権で王妃だったエレナは、新政権の外相であるラクスマンに引き取られてから幸せに過ごしていました。
ですがここのところ外相は忙しくエレナに会いにくることができませんでした。その間にエレナの体調は悪くなっていきました・・・という感じなんですが最終的にはいつも通りの展開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-07 22:55:30
48649文字
会話率:20%
戦利品シリーズです。「法相の戦利品」を読まれるとわかりやすいかもしれません。
法相イリヤ・レザノフの元で過ごすヴァーツラフ元殿下は、ある物語に夢中になっていました。その物語には異国の歌劇や歌曲が出てきて、ヴァーツラフは、それらを聞いてみたい
と思っていましたが、叶わぬことのように思えて半ば諦めていました。そんなヴァーツラフに、レザノフは、一つの情報を伝えました。
何故か外相が目立って、外相の部下は、ちょっとしか出てきません(笑)
※この話には両性具有の人間が出てきます。この人物は、心は女性ですし、物語中女性として扱われています。
また体は男性ですが、心は女性、という人物も出てきます。
この人物も作中では女性として扱います。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-06 23:56:08
40673文字
会話率:27%
短編戦利品シリーズです。今回は外相と元王妃が中心です。
一応これだけで読めるように心がけましたが・・・どうでしょう(汗)「外相の戦利品」「法相の戦利品」周辺を読むと分かり易いかもしれません。
若き外相セルゲイ・ラクスマンは、ある日宰相に斧を
投げつける事態が起こりました。
普段は冷静なはずの彼をそこまで逆上させたのは、ある噂とそれに関する書類、それに先日の夜会でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-26 19:29:33
20105文字
会話率:18%
短編戦利品シリーズです。
連載で、法相と外相が、めでたく落ち着いたので、その記念(笑)です。
ある日法相イリヤ・レザノフは、自分の被保護者であるヴァーツラフ元殿下の姉元王妃エレナの前に姿を現しました。
彼はヴァーツラフの義姉であるエレナに話
したいことがあったのです。
連載「紡ぐ糸・・・」開始の少し前の時期のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-21 22:07:50
9219文字
会話率:28%