嫁いできたばかりのエレメンデールは、聞いてしまった。
「エレメンデールに優しくするのはただの義務だ」という夫の言葉を。魔女の血を引く彼女は、生まれながらに虐げられて育った。夫に優しくされて、初めて人の優しさに触れた。
だけどその淡い想いを打
ち砕いたのは、夫本人だった。
ショックを受ける彼女に、夫──ロディアスは告げた。
「第二妃を迎えようと思う」と。
名を挙げられたのは、ロディアスの恋人として密かに有名な令嬢、ルエイン。
私は、二人の邪魔になっているのでは──?
そう感じたエレメンデールは、ひとつ、彼に嘘を吐くことにした。
*効率的で合理主義な男が、失って初めてその存在の大切さに気が付くお話
*R18は激しめです
*2/29&3/1日間1位、3/5&3/6週間1位ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 18:00:00
68313文字
会話率:22%
ドM令嬢のチェリーディアは、ある日婚約者のロイドに婚約破棄を叩きつけられる。
衆人環視の元、罵られるチェリーディアはしかし……とても興奮していた。
そんな彼女に、思わぬ声がかかる。
*美人に蹴られたり殴られたりしたい(無自覚に)病んでるド
Mヒロインがヒーローの優しさに触れて困惑しながらも性癖に抗えないお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 18:00:00
20488文字
会話率:36%
ドM令嬢のチェリーディアは、ある日婚約者のロイドに婚約破棄を叩きつけられる。
衆人環視の元、罵られるチェリーディアはしかし……とても興奮していた。
そんな彼女に、思わぬ声がかかる。
最終更新:2024-02-08 14:46:16
20462文字
会話率:36%
成金男爵家の娘であるエルナは婚約者との面会に向かう際中、事故に遭う。
そして、次に目覚めると見知らぬ部屋にいた。
その部屋の持ち主だというのは、見知らぬ美しい男。彼はバートラムと名乗り、エルナを攫った張本人だと。
「今日からお前の家はここ
だ」
そう言われ混乱するエルナに、バートラムは覆いかぶさってきて……。
「もう二度と、お前を離すつもりはない」
彼が度々呟く、意味の分からない言葉たちと、エルナに近い人物しか知りようのない個人情報。
意味が分からない中、エルナは自身の記憶を掘り起こしていく――。
謎の美しい男(23)×攫われた娘(20)の無理矢理の共同生活から始まる、病みにまみれた謎多いロマンス・ラブ。
▼掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 17:27:57
5077文字
会話率:31%
――双子の妹の身代わりとしてすることになった政略結婚。冷たいはずの夫は……何故か私に執着し始めました!?
大国メドウズ王国の辺境貴族シャーウッド子爵家は魔法使いの名門家系である。
そんなシャーウッド子爵家には双子の娘がいる。優れた魔法を使う
ことが出来る次女ケイリン。そして、魔法が使えない落ちこぼれの長女エマリネだ。
ある日、ケイリンに辺境をまとめるアーカート伯爵家の当主バートランドとの縁談が舞い込む。
しかし、ケイリンは猛反発。どうやら彼女には愛する人がいるらしく、バートランドとの結婚は絶対に嫌だと。
その結果、ケイリンの代わりにエマリネがバートランドの元に嫁ぐこととなった。
元々これはケイリンに来た縁談。ということは、相手が求めているのは――優秀な魔法使い。
自分は愛されない妻になるはずだ。
そう思っていたエマリネだが――バートランドと生活していくうちに彼の抱える悩みを知ることになる。
さらには、彼のその悩みはほかでもないエマリネと×××することによって、解決できることが判明して――……!?
「大丈夫。僕がキミを優秀な魔法使いにしてあげるから」
「だとしても、この密着度はおかしくないですか!?」
自分を見下してきた家族を見返すため。そして、なによりも――バートランドのため。
必死に努力をするエマリネだったが、ある日辺境で事件が発生したことにより、二人の関係にひびが入りそうになる。
これは、落ちこぼれと呼ばれてきた魔法使いと、魔法使いとしての致命的な欠点がある伯爵の、いずれ溺愛になるお話です。
※アーカート伯爵家の寵愛花嫁シリーズのその①です。全部で③まであります。それぞれの作品は個別ですが、ヒーローが三兄弟です。それだけです。
※掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 21:48:24
3683文字
会話率:27%
ブラックな会社に勤務する内海朋香の癒しは、ネットに連載されている恋愛小説を読むことだ。周りの人物に虐げられるいわゆる『ドアマットヒロインもの』を愛読していたが、度を越す酷さに読むのをやめようとしたその時、ヒロインのベルフィーヌ王妃と中身が入
れ替わってしまった。夫は愛人と逃走し、戦争中の敵国に占領され、あわや断首という悲惨な状況に放り込まれる。しかし、イケメンだが恐ろしい竜人の国の王ヴォルレアスとの出逢いから運命は変わった。幽鬼扱いをされていたのに彼の王妃の座におさまり、ツンデレ国王とのいちゃいちゃな日々が始まったが……がんばる女性が虐待死寸前から竜人国のアイドル(?)にのしあがるラブコメです。ハッピーエンドです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 22:57:15
119078文字
会話率:50%
リリィ・ディアマンテはここが大好きだったゲームの世界で自分が主人公の義姉でセクハラ紛いの嫌がらせをするショボい悪役だと気づく。
なんとか主人公のクレイを悪の道に染めず、幸せになって欲しいと考えて、選択した行動が大間違いでメタクソ酷い目に遭
っちゃう女の子のお話です。
義弟×義姉・主人公×ザコ敵
捻れた執着溺愛ものです。
ハッピーエンドではありませんが、愛は山盛りあります。
ふわっとお読みください^^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 21:00:00
8903文字
会話率:27%
降嫁した王女イルヴァは、自分の妹と夫が情死を遂げたことにより、腫れ物に触るように扱われていた。世間の注目から逃げるように隠棲したイルヴァを訪ねるのは、『夫の親友』かつ『妹の義息子』である青年ユリウスだけだった。
醜聞に苦しむ遺族として傷を舐
め合ううちに、イルヴァは優しいユリウスに惹かれていくが――。
※ヒロインにヒーロー以外の複数人との(全然幸せそうじゃない)ラブシーンが複数回あります。
※最後はハッピーエンドですが、道中ドアマットです。
※暴力・死・戦争描写があります。
※シリーズ作品ですが、舞台の国が同じだけなので単体で読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 21:00:00
67159文字
会話率:47%
フランセット・オクレールは、夜会で婚約者である第三王子に婚約破棄を言い渡された。
恋情ではなく義務感から縋りつこうとして、振り払われて床に倒れた瞬間、前世の記憶が蘇った。
野生の竜として自由に生きたこと、一人の人間を愛し心を通じ合わせたこ
と、人々の中で平和に暮らしたこと、愛した人間と共に戦って魔物に喰い殺されたこと。
前世で命を落とす直前にそうしたように、フランセット慟哭しながら気を失った。
三日後に目覚めたフランセットは、もう虐げられるだけのか弱い令嬢ではなかった。
ジョゼと名を変え、家も家族も婚約者も全てを捨てて、新しい人生を歩み始めた。
一方、レアンドル・バローは竜と契約できない半端者の竜騎士と陰口をたたかれていた。
なぜ竜と契約できない原因は、レアンドルの前世にあった。
前世から深い縁がある二人が幸せになる物語です。
R18シーンは予告なくはいります。
朝8時と夜8時に更新します。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 20:00:00
119508文字
会話率:32%
獣人と人間が共存している、海に囲まれたパルメーア王国。
とある不幸な少女が、一人の竜人と出会い、永遠に愛される話。
※2021年に発売した同人誌に載せていた短編です。
販売終了になり権利が戻ってきたので、改稿の上投稿します。
※「同
人誌こそ!自分の好きな話を!!」とはりきって書いたため、
非常に私らしい話になっております。
頑張って直したんですが…直したんですがね…
その時の勢いを感じていただければ……
よろしければ是非広い心で読んでやって下さい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 19:00:00
21924文字
会話率:40%
【2023年11月1日 一迅社メリッサさまより書籍化となります】
王の一夜の過ちから生まれたレインは
王宮で“見えない”人間として生きていた。
ある日父である王から、竜人の国の人質になることを告げられ、
同時に竜人の国の宰相であるシグル
トの暗殺を極秘に命じられる。
レインが向かった竜人の国では、
竜人たちが生き生きとした日々を送り
レインを“見てくれ”、自然に受け入れてくれる。
レインは徐々に感情を取り戻し、心を開いていく。
そしてシグルトは誰よりもレインを大切にしてくれる。
「どうしてそんな哀しそうな顔をしている」
「君を哀しませている全てを消してしまいたい」
やがて期限である一年の終わりが近づく。
連れ戻された故国で、レインは自分に秘められた力を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 19:00:00
143184文字
会話率:45%
【2022/6/22、宙出版さまのシェリーLoveノベルズより電子書籍化していただきました】
レイラ・ブルックスは、幼い時に不幸にも馬車の事故で家族を失い、伯父のトーマス・ブルックス侯爵に引き取られた。
年頃になり、美しくなった彼女は「
ある力」のせいで伯父に利用され、束縛されていた。従姉妹のジョージアナのシャペロンとして夜会に出ていたレイラはある日、異国から来たアルヴィンに出逢う――
寂しかったレイラが、運命の貴公子に出逢って溺愛され幸せになる話。
※ヒーローは相変わらず真っ直ぐ(と思う)ですが、出逢うまでちょっと時間がかかります
※その代わり、小さい仲間が出てきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 21:00:00
122727文字
会話率:43%
伯爵令嬢レオポルティーナは、幼馴染でもある婚約者フェルディナントを幼い頃から慕っていた。一方、フェルディナントは子供の頃から彼女と3人で親しくしていた側近のヨハンと密かに愛し合っていたので、彼女を妹のような存在としか思えず、彼女と恋人のよう
な触れ合いができない。そのことを知らないまま、レオポルティーナはフェルディナントと結婚。3人は互いに嫉妬の渦に巻き込み、巻き込まれ、精神を蝕んでいく。同性愛がタブーだった時代の幼馴染3人の愛憎劇。
シュタインベルク王国物語シリーズ(『始まりはデキ婚から』等)と同じ世界の同じ国でそれより少し昔、この王国がずっと保守的だった頃の話です。シリーズの登場人物と直接関係のある人物は出てきませんので、この話だけでもお楽しみいただけます。
【読む前にご注意】同性間・異性間の性的交渉、無理矢理行為、セクハラの描写がありますが、無理矢理行為やセクハラを推進するわけではありません。これらの描写をあくまで架空の描写として受け付けられないと思われる方は、ブラウザバックをお願いします。
同性愛禁止というのはあくまでこの物語の世界の設定であり、現実世界での同性愛を否定するものではありません。
★は男性同士R18、*は異性間R18です。括弧入りの場合はR15相当です。
アルファポリスでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 07:00:00
86265文字
会話率:66%
幼い頃に婚約して相思相愛の王太子エドワードと公爵令嬢ステファニー。エドワードが20歳、ステファニーが18歳になる翌年に結婚予定だった。だが、そこに悲劇が襲ってステファニーは心身ともに傷を負って王家に輿入れする資格を失い、婚約を解消せざるを得
なくなった。その後、彼女は過酷な運命を辿ることになる。
一方、次世代唯一の王位継承権保有者のエドワードは、意に反して次の婚約を迫られた。紆余曲折の末、隣国の王女を娶ることになった。エドワードは愛する女性が別にいることを婚前に王女に告白し、お互いに仕事上のパートナーとして尊重すると約束し合った。その約束には後継ぎを作るための閨も含まれていた。エドワードは妃を当初は約束通り丁重に扱おうとするが、閨がうまくいかず、妃は徐々に不満を募らせ、エドワードのまずい対応もあって妃の母国との国際問題に発展していく。
読む前にご注意:主要登場人物のうち、エドワードはクズ基地化します。女性2人にとっては暗い展開が続きます。タグにメリーバッドエンドを入れていますが、どちらかと言うとビターエンドかバッドエンドになるかと思います。そのうちの1人には救いを用意したいと思っていますが、本編では実現しません。
ヒロインは無理矢理行為を受け、複数人と関係を持つことになります。そのような描写に抵抗のある方はご自衛お願いします。
R18シーンのある話のタイトルには*、R15に相当する話には(*)をつけています。
他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 13:00:00
122493文字
会話率:64%
「君を愛することはない」とか言っちゃう男VS姉のものを全部奪う妹 ファイッ
最愛の婚約者も、将来も、何もかもを妹に奪われた。
そう思っていたのに、私の元の婚約者は妹との新婚初夜にてこう宣ったのそうだ。
「君を愛することはない。僕の最
愛の彼女の何もかもを奪った君の品性下劣さには、ヘドが出る」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 03:00:37
20920文字
会話率:36%
「靴でも床でも何でも舐めるから許してェ!!!」
魔女狩り盛んな現代、雑魚魔女であるリアは監禁される毎日を送っていた。彼女の監視役のエイデンは、趣味は人体実験、性癖はサドというとんでもない魔女狩り執行人。そんな彼の性欲処理を行っていた彼女は、
ついに月経が止まり吐気に悩まされるようになる。魔女の血を絶えさせようとする政策の最中に妊娠なんて、母体ごと処刑されてしまう!そう思った彼女は脱走を決意するが、エイデンは案外彼女に執着しているようで…?!一人じゃ何にもできない彼女は、彼から逃げることができるのか(フラグ)。生き汚い彼女の戦いが今、始まる―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 20:44:02
12074文字
会話率:42%
「またヤリ捨てられた…!」
都合の良い女に成り下がりつつも逞しく生きる貴族令嬢、マリア。彼女は隣国の第二王子、ユダと腐れ縁の幼馴染。しかしある夜をきっかけに2人の関係に変化が訪れる…!?
登場人物ほぼほぼ爛れてる!でもちょっと笑える!?差別
や偏見に塗れたクソみたいな現実の中、拗らせた女と捻くれた男は手を取り合えるのか…!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 19:05:02
6764文字
会話率:33%
前世の記憶が戻る以前は「聖女になりたい」と思っていた。
前世の記憶が戻ってからは「聖女になりたくない」と思った。
誰からもイジメられず
誰からも陥れられず
誰からも八つ当たりされず
誰からも逆恨みされず
ただ無難に生きたいだけ…。
最終更新:2023-09-04 13:00:00
201494文字
会話率:26%
この地獄は死んだら終わるのか――――。
マリッサはマーズ王国の宮廷魔法士だ。6歳から戦場へ連れていかれ、魔法で多くの人間を殺してきた。見た目や出生を疎まれる日々。安らぎはなく、小さな希望を抱いたところで、それらは権力者に容易く摘み取られる
。そんな日々を感情すらマヒした状態で過ごしていた。
その日、マリッサは捨てられた。鹿を狩るような感覚でオークを狩りに来た王に付き合わされたが、思っていたよりオークは余程強かった。王がその死地から逃れるために、マリッサはそこで死ぬまで戦う事を命じられたのだ。
自分でも驚くほど、必死に抗うマリッサ。それでも、ついにオークに捕らえられ裸に剥かれてしまう。
もうだめか――――、諦めた瞬間、空気の破裂するような音をさせ、すべての生き物が動きを止めた。
生き物が肉塊に変わった世界で、彼女を覗き込んだのは喜色を浮かべた美しいアラクネだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 18:00:00
320113文字
会話率:39%
リヴィエラは生前とっても鬼畜な夫に虐げられて挙げ句に毒殺されたんだけど、無事に天国にたどり着いたらリヴィエラを溺愛する天使が待ち構えてた。文字通り天と地ほど違う境遇に頭がついていきません!
ブス眼鏡令嬢シリーズの短編スピンオフです。
本編
をお読みでないかたも、問題なく読んでいただけると思います。
不遇のヒロインが死んじゃって天国で天使に愛される、題名どおりのフンワリ作品。
ヒロインが生存時に受けた仕打ちを説明するために時々残酷な表現があります。
全体的にコメディのハピエンです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 18:27:23
9776文字
会話率:44%
デューリングの王女レオノーラは良い考えを思い付いた。豊かな隣国の国王陛下に『貴国の王女が無礼を働いた』といって殺してもらい、レオノーラの首を旗印に父である愚王を殺してもらうのだ!...ところが渾身の提案は陛下に一蹴され、なぜかレオノーラは男
色であるはずの陛下にズブズブに溺愛されるのだけど...。
拙作『ブス眼鏡令嬢は偏屈公爵様の最愛』のスピンオフ。
元のお話を知らなくても大丈夫です。
アンドレアスの従兄の国王クレーメンスと隣国の虐げられ姫レオノーラの恋物語。
終始マイルドな『ブス眼鏡』のお話と違い、前半はかなり悲劇。
残酷シーンが沢山あります。
『ブス眼鏡』の二人はコメディ担当で登場します。
ヒーローと心が通い合ったら、あとは溺愛まっしぐらのハピエンです。
設定フワフワ。
R少なめで後半までありません(☆マークつけてます)。
悪役はブチのめされます。
作者は口が悪いのでお上品な作品がお好みの方はこの作品はNGです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 17:53:09
127258文字
会話率:41%
婚約破棄の末に、敵国の好色な老侯爵に嫁がされ、昼夜となく蹂躙されているノルンだが、ある日ふと気づいてしまう。
厳格な雰囲気の老侯爵は、記憶すら朧な初夜以降は自身の衣服すら乱さず、ただ指先と道具でノルンを高めたあとは、情を交わさずに去ることに
。
魅力にも乏しく棄てられた自身を、少しでも何かに使えるように性技を施しているのだろうか。それとも、少しでも祖国の情報を引き出すための籠絡か。
自分でも理由のわからない恐怖に追い立てられるように、少しでも役に立てればあるいは棄てられずに済むかと思った矢先、祖国での記憶を取り戻す。
では、何故?あの方は【ろくに利用価値もない】【辛うじて役立てることもなくなった】私【など】を。……多少は、ほんの少しだか、情けをくれているのだろうか。
思い上がった考えが止まらず、せめて答えが欲しいと苦しむノルンだったが、その夜に夫婦の寝所へ忍んできたのは老侯爵ではなく。猛虎のような青年だった。
と言うのが表向きのあらすじで、呪いで歳取ってる、周知されたやべぇ性癖あるろくでもない有能ヒーローが、敵国から送られてきた詫び嫁(幸薄系ドアマットヒロインもどきの姫騎士)を好き勝手にかわいいかわいいした挙句、歳が元に戻った瞬間本格的にがっつり牙を剥く話です。愛しかない。
完全にネタバレですが最後まで老侯爵でいて欲しい枯れ専の方には本当に申し訳ない仕上がり故に、時間泥棒になる可能性があるので書いときますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 22:34:11
18906文字
会話率:15%
「リゼッタ、君のように僕を尊重することができない女性は婚約者として相応しくない。出て行ってくれ」
体調が優れなかった日の夜、ベッドを共にすることを断っただけ。ただそれだけの理由で婚約を破棄されたリゼッタは失意の中、10歳年上のシグノー王子
の元から追い出された。雨の降りしきる暗い道を抜けて自分の家へ戻るも、婚約破棄を知った義理の両親からは「恩知らず」と罵られる。
何処にも行き場のないリゼッタを受け入れてくれたのは、貴族が足繁く通うと噂の娼館だった。自分の身も心も無価値となった今、存在価値を求めてリゼッタは娼婦となって働く決意をする。しかし、そこで彼女についた太客はまさかの悪名高い隣国の王子でーーー
▼はR18
全78話で完結します。三章構成。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 17:49:29
145914文字
会話率:54%
【(官能シーンのみ)の話は、飛ばしても大体内容が通じます。】
18歳の誕生日の夜。
侯爵令嬢のイレーヌは、父である、ヴィクトル・サトーレ侯爵の手により、兄セシルと共に、敷地内の塔に幽閉される。
すべては、数ヶ月前に自死を遂げた、母ア
デライドを追い詰めた皇帝への復讐のためだった。
イレーヌは、一糸纏わぬ姿で目隠しをされ手を縛られた状態で、兄のセシルから執拗な愛撫を受ける。
抵抗するも、清らかだった体は段々と快感を覚えていく。
なぜ、父の計略により兄から穢されることになったのか……。
その理由は、イレーヌの持つ、特別な力にあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 00:18:04
136096文字
会話率:35%
家族から見放されたリーナは、田舎の領地で慎ましく暮らしていた。
18になった日、両親がリーナの元にやってきた。
どうやら、姉のエルビィが失踪したらしく、それを伝えに来たようだ。
「全部お前のせいよ!あと少しで、エルビィはニコラスと結婚して
幸せになれたはずだったのに!」
母親に平手打ちをされ、一方的に詰め寄られたリーナは、エルビィが結婚する予定である事を知った。
結婚相手は、リーナの幼馴染だった。
「お前がエルビィの代わりにニコラスと婚約するんだ」
エルビィとニコラスの結婚は政略的な意味が強く。相手を替えてでもしないといけないものだった。
リーナは当然断るが、使用人や領民を飢えさせたいかと脅されて渋々婚約を受ける事になる。
久しぶりにニコラスと顔を合わせたリーナは、その冷たい態度に再び傷つくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 16:41:59
69071文字
会話率:36%
ファザコンバリタチ男の娘インキュバス×ガチムチ堅物……のフリしたド淫乱カントボーイパパ。
ナーロッパ系ファンタジー世界観。執着ヤンデレ気味の人外息子(庶子)が、自分を生んだカントボーイ実父相手に合意孕ませックスしている話です。
近親相姦(
息子×父)/妻子持ちNTR/カントボーイ(おまんこ男)注意。受けにも攻めにもマトモな倫理観はありません。人によっては胸糞悪いかもしれない。
いわゆるドアマットヒロインを書こうとしたはずなのに、なぜかインモラル近親相姦カントボーイものが爆誕していました。
この作品はpixiv、アルファポリス、自サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 17:00:00
6266文字
会話率:41%
「また当て馬役にされた上に殺されるのか」アリアはいい加減うんざりした。実はもう三度目の人生をループしていたのだ。どうやら生前に読んでいた剣と魔法、バトル何でもありの恋愛ファンタジー小説の中に転生してしまったらしい。役どころは原作ヒロインのヘ
レナと原作ヒーローのジークフリートの恋愛成就の為に死ぬ宿命にある『当て馬キャラ』だ。表向きは内気で病弱だが大切にされている第三皇女という設定。だが実際は無能で不気味で醜いと冷遇されている。アリアとジークフリートは婚約者。しかもジークフリートが熱烈に口説き落とした。だが彼には秘かに想い合う女が出来てしまう。絶世の美女で全てにおいて完璧なレディという設定のヒロインのヘレナだ。許されぬ恋に身を焦がす二人、周りも二人の恋を純愛だと応援、アリアは二人を引き裂く悪女だと噂されて行く。ヘレナの魅力に無償の愛を捧げる作中の男たち。アリアの専属騎士までヘレナに忠誠を誓う始末だ。どう考えてもジークフリートは浮気男でヘレナは略奪女なのだが。更にヘレナにはアリアにしか見せない裏の顔があった。この世界の倫理観は一体どうなっているのか? と作者(創造主)に突っ込みたいが原作矯正(強制)力は凄まじく、何故かアリアは毎回ジークフリートに恋焦がれ愛を得ようと尽くしてしまう。死ぬタイミングと方法、回帰する時期は三回とも異なるが、共通しているのはヘレナの為にジークフリートに殺されるという事。だが四度目に巻き戻った際、アリアはジークフリートへの想いが再燃する事は無かった。あるのは虚しさと怒り。少しずつ変わり始めるキャラや取り巻く状況。もしかしたら呪術で作者(創造主)とコンタクトが取れるかもしれない?! 今度こそ生き残って自分の幸せを掴み取ってやる! どうせならこの倫理観の狂った原作世界をぶち壊して叩き直してやろうじゃないの! これは革命よ!! 果たしてアリアの運命、そして恋の行方は?
※R指定は念の為です。
※ゆっくりじっくり進展します。
※アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 15:16:54
61827文字
会話率:27%
子爵家に生まれたものの、両親にかわいがられるのは義妹ばかり。義母から憎まれ、下女のように扱われている『召使い令嬢』ソニア。
貴族特有の『魔力』を持っていないため、蔑まれてきたソニアは、ひどい暮らしから抜け出そうと商人と婚約した。けれど、結
婚の条件は魔法を使えることだった。
つてをたどって魔法の家庭教師を頼むが、やってきたのはエリート魔術師で、しかも身分の高い侯爵家子息のアルベルト。
「あなたには性教育が必要です」
魔法を使うためには、性的快感が必須? しかも、女嫌いで有名なアルベルトから性教育を受けなきゃいけないなんて!?
ソニアは三か月後の結婚式までに魔法を使えるようになるのか……?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
※R18シーンには★印を付けました。
※他サイトにも掲載しています。
※タイトルを変更しました(旧題:召使い令嬢と呼ばれたわたしが魔法を覚えたら、なぜか女嫌いのエリート魔術師に溺愛されました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 19:00:00
135277文字
会話率:44%