伯爵令嬢レオポルティーナは、幼馴染でもある婚約者フェルディナントを幼い頃から慕っていた。一方、フェルディナントは子供の頃から彼女と3人で親しくしていた側近のヨハンと密かに愛し合っていたので、彼女を妹のような存在としか思えず、彼女と恋人のよう
な触れ合いができない。そのことを知らないまま、レオポルティーナはフェルディナントと結婚。3人は互いに嫉妬の渦に巻き込み、巻き込まれ、精神を蝕んでいく。同性愛がタブーだった時代の幼馴染3人の愛憎劇。
シュタインベルク王国物語シリーズ(『始まりはデキ婚から』等)と同じ世界の同じ国でそれより少し昔、この王国がずっと保守的だった頃の話です。シリーズの登場人物と直接関係のある人物は出てきませんので、この話だけでもお楽しみいただけます。
【読む前にご注意】同性間・異性間の性的交渉、無理矢理行為、セクハラの描写がありますが、無理矢理行為やセクハラを推進するわけではありません。これらの描写をあくまで架空の描写として受け付けられないと思われる方は、ブラウザバックをお願いします。
同性愛禁止というのはあくまでこの物語の世界の設定であり、現実世界での同性愛を否定するものではありません。
エピソードのタイトルに付いている★は男性同士R18、*は異性間R18です。括弧入りの場合はR15相当です。
アルファポリスでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 09:31:32
96616文字
会話率:66%
ラウラはノルリアン王国の第1王女だ。生まれた時に銀の鱗につつまれていたために、母である王妃からバケモノと疎まれて大伯母エドラに育てられた。十二才になって初潮を迎えたラウラは、銀の鱗がすっかりとれて目の覚めるような美少女に生まれ変わる。
やが
てラウラは隣国マラーク国王の王妃として嫁ぐが、夫には婚約者の時から既に愛人がいた。嫁いだ後、愛人は王妃であるラウラに対してさんざん意地悪をする。なんだかんだと彼女をかばう夫に、ついにラウラは愛想をつかす。「逃げ切るしかないわね」そのセリフに食いついたのは年下の護衛騎士。「絶対に逃げ切ってください」怖いほど真剣に頼み込んでくる。
彼は隣国ヴァスキアの王太子エカルトだった。そしてラウラの唯一の伴侶。それを必死で隠してラウラに仕えた日々が、ようやく報われる。
最初戸惑うばかりだったラウラも、だんだんにその愛に応えたいと思うようになって、自分の中に欠け落ちた愛する心を拾ってゆくようになっていく。
全体的に少し重めのお話しですが、ヒーローとヒロインが相手しかいないと認め合い愛し合うようになるまでのお話しです。
R18は後半に入ります。前半ゆるめのR15++くらいのが入りますが、ヒーローとヒロイン以外のアレですので、気持ち悪いと思われる方は申し訳ありませんがブラウザバックでご対応ください。
アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。
カクヨムには全年齢版を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 00:00:00
115269文字
会話率:27%
私は愛する義父の虜。(https://novel18.syosetu.com/n4712iq/)の続編です。
夫の不貞のすったもんだの末に密かに憧れていた義父が一人で暮らす実家に単身で入る事になった和美は色々あって愛する義父の秘密の『妻』に
なった。
閉ざされた空間でただの男女として互いの欲求を素直に曝け出し今日も深く愛し合う二人はとっても幸せなのだ。
※義父×嫁モノです。
※ソフトな表現ですが色々変態的な行為をしているので無理!と思われた場合は即閉じてください。
※この物語はファンタジーです。現実とは完全に切り離して一つの娯楽としてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 19:27:42
20950文字
会話率:35%
[完結]残虐な父王に疎まれていた王女リアンヌは心を閉ざし苦しい日々を送っていた。ある時、古びた聖堂で手酷く痛めつけられた青年、シオンを助ける。彼は虐げられた魔族の混血だった。身分を隠して会ううちに互いに惹かれ合う二人。だが、王女は成金男爵と
結婚させられてしまうことに。シオンへの想いを秘めながら男爵の元へ嫁いだリアンヌは、夫の恐ろしい本性を見せつけられて……
シリアス寄りですがハッピーエンドです。
*R回には✳︎をつけます。
*無理矢理行為はありませんが、少しだけ未遂があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 14:16:05
57521文字
会話率:42%
轢き逃げされて、半身不随だった私は、心身共に疲れはて、最愛の夫を自由にするために、死を選んだ筈だった。
最終更新:2022-11-27 21:00:00
34130文字
会話率:20%
その日、夫と喧嘩した。ろくに働かない彼は、私の両親の遺産を勝手に使ってギャンブルや風俗に入り浸っていた。「また溜めればいいだろう」と言った彼が許せなくて怒ったら殴られた。
我慢できずに、包丁で刺してしまった所に、隣に住む友人が現れて……。
最終更新:2022-11-23 10:27:09
6054文字
会話率:53%
王弟の后妃として、宰相として、国に尽力してきたハロルドに、夫ダニエルから告げられた言葉は。
「大嫌い」「二度と顔も見たくない」
怒って離縁状を突きつける? 捨てないでと泣いてすがる? いやいや、ここは大好きな夫の願いを叶えてあげないと!
下手に実行力があるものだから、心づかいは明後日な方向に拗れることに――。
すれ違い夫夫の熟年離婚は回避なるか。
【4/21:シリーズにおまけSS追加】
男前の王弟(まっ黒)× 美形の宰相(ぼんやり)
※「春の短編祭2022」参加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 17:00:00
27492文字
会話率:34%
「離婚致しましょう、旦那様」
新年の麗かな朝、散々苦しめられたクズ夫から財産の半分以上を勝ち取った元侯爵夫人のルシア。
自由を手にしたルシアはずっと訪れたかった叔母の故郷であるフィリオレンツェ国に旅に出た。
初めてのひとり旅にルシアは開放的
な気分になり、旅を目一杯楽しみ偶然知り合った魅力的な男性と気がつけばベッドイン?
しかも立て続けに違う男性と2回も!一体自分の身になにが起きたのか分からないまま逃げてしまったら突然、衛兵に囲まれて投獄されてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 03:00:31
13662文字
会話率:32%
オーティス・レイスは、一言でいえば自分勝手な男であった。双子の弟ヴィクターの恋人を無理やり自分の妻とし、結婚したのにも関わらず、罪悪感に耐え切れず、外で愛人を作る。
これからもそんな歪んだ鬱屈した毎日が続くと思っていたが、妻が強盗に殺された
ことから彼の人生は変わり始めていく。
クズ夫の行く末は、一体どうなる?
ベリーズカフェさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 08:10:14
9297文字
会話率:33%