聖女として神殿に仕えるルージェの元へ、両親から手紙が届いた。その内容にルージェは衝撃を受ける。
『あなたの兄は、魔界の王の子なの』
大好きな兄・クロードが魔族だったことよりも、クロードと血が繋がっていないという事実に驚き、歓喜するルージ
ェ。
両親は魔族を匿った罪からの迫害を避けるため、遠い地に旅立つという。
聖女として生きるか。両親と共に遠方へ旅立つか。
ルージェの出した結論は――
「もちろん魔城へ嫁ぎます!」
「いや、人間と魔族は結婚できないからな?」
クロードの反対を押し切って一緒に魔界へやってきたものの、種族の差に身分の差、さらには小姑のような魔王(※ 義父)に邪険に扱われたりと、ルージェの『花嫁計画』は前途多難…!?
◆ お兄様大好きヒロインによるテンション高いラブコメです。
◆ 完結前後で一部を改稿する可能性があります。
◆ R18シーンがあるお話はタイトルに「★」表記あり
◆ 設定はすべてフィクションです。実際の人物・企業・団体には一切関係ございません
◆ 不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 22:15:40
52602文字
会話率:45%
【2023年11月1日 一迅社メリッサさまより書籍化となります】
王の一夜の過ちから生まれたレインは
王宮で“見えない”人間として生きていた。
ある日父である王から、竜人の国の人質になることを告げられ、
同時に竜人の国の宰相であるシグル
トの暗殺を極秘に命じられる。
レインが向かった竜人の国では、
竜人たちが生き生きとした日々を送り
レインを“見てくれ”、自然に受け入れてくれる。
レインは徐々に感情を取り戻し、心を開いていく。
そしてシグルトは誰よりもレインを大切にしてくれる。
「どうしてそんな哀しそうな顔をしている」
「君を哀しませている全てを消してしまいたい」
やがて期限である一年の終わりが近づく。
連れ戻された故国で、レインは自分に秘められた力を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 19:00:00
143181文字
会話率:45%
獣人ばかりの地域で拾われた人間の女の子が、成長して娼館で働くおはなし。
獣人さんたちは二足歩行しているほぼ獣、メインヒーローは第一線を退いた悪役系商人な老狐です。倫理観とか年の差とか種族の差とか全部無視しました。苦手な方はご注意ください。
※残酷描写とガールズラブは風味程度です。不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 08:41:18
90268文字
会話率:37%
暗闇の中で、眩く光る。そのくせ、一向に手が届かない。闇夜に輝くあの星を、いつか射落としてやりたいと、ずっと思っていた――…。
夢魔のリームシアは過去に、魔族の天敵で脅威である神官の卵――神官候補生を誘惑した。これで奴は神の加護を失くして失脚
するとほくそ笑んでいたのだが…、おかしい。恨まれる覚悟はあったけれど、ロックオンされて求婚されるなんて、予定にない。夢魔のわたしが性女ならまだしも、聖女って…何かの間違いだと思うのですが?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-20 21:00:00
161018文字
会話率:19%
海底国のお姫様・フォースは海上国の漁師・ライオに片思い中。
年の差?身分差?種族の差?そんな些細な事は気にしな~い。可憐なフォースちゃんの魅力でライオ様を悩殺よ。
だがしかし、愛らしくせまってみても、せっせと賄賂を贈ってみても、ライオはちっ
とも靡かない。しかしフォースも粘り強い。何度断られても起き上がりこぼしの如く愛を叫ぶ。
そんなフォースがとった強硬手段はライオの元への押しかけ女房。ライオ宅に強引に居座って、あの手この手でせまりまくる。
さてさてさて、積極的なお姫様・フォースは様々な困難を乗り越えてライオの愛を獲得できるのか?
**注** 童話の人魚姫とは何の関係もありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 22:15:16
129565文字
会話率:34%