目を覚ましたとき、俺は知らない惑星の砂の上に倒れていた。
周囲には言葉を話す“女”たち──いや、“女の姿をした支配者”たち。
男はここで物言わぬ家畜。発情期にだけ価値がある、射精と交配のための“器官”として、檻に繋がれていた。
男の数は、
女の十分の一。
発情は年に数回、射精回数と精液の活性値によって価値を測られる。
そして、俺は検査の結果、“平均の13倍”という異常値を示し、この惑星で“特級の種”として扱われることになる。
名を奪われ、「774番」と刻まれた焼き印。
立って歩くことすら許されず、四足で引き回され、陰部の反応を測られ、射精皿に“活性体”を吐き出す毎日。
羞恥も怒りも通じない。“言葉を持つ雄”はただの研究対象にすぎないのだから。
だが──
墜落した俺の宇宙船を発見した国家が、ある“取引”を持ちかけてきた。
「科学知識を差し出せ。さもなくば、お前の人生は生殖器の価値で終わる」
市民権か、家畜としての一生か。
それでも「射精するかぎり生きられる」──この惑星において、唯一与えられた生存条件だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:22:23
18067文字
会話率:22%
第一章 犬の世話のアルバイトという事だったが、世話というのは発情期の雄犬の性処理でした。やがて完全な雌犬にされ、交尾を続けることになります。
最終更新:2025-06-30 00:10:00
41030文字
会話率:49%
猫獣人の国のお姫様、ルナは、満月の夜に訪れる発情期に悩まされていた。獣化を防ぐため、部下である冷酷な騎士団長、レオに相談することに。レオは、ルナの発情期を抑えるため、月の力を弱める秘宝「月の涙」を探すことを提案する。
最初は人間を嫌ってい
たルナだが、レオの優しさの一面を知り、次第に惹かれていく。しかし、発情期が近づくにつれ、獣としての本能が抑えられなくなり、レオに激しい衝動をぶつけてしまう。葛藤しながらも、ルナはレオとの触れ合いの中で、愛を知り、獣人としての自分を受け入れていく。
昼は「月の涙」を探す旅、夜は発情期に翻弄されるルナ。レオは、獣性と愛らしさの二面性を持つルナに翻弄されながらも、次第に彼女への愛を深めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:49:11
31628文字
会話率:24%
夏は嫌いだ。この世で一番、大切な人を亡くした季節だから。
俺様亭主関白気質のイケメン年下ワンコ×魂の番であるアルファを失った影のある年上未亡人
オメガの桐生薫は大学卒業後、魂の番であるアルファと番った。
そして一週間後に最愛の大
切なアルファを交通事故で亡くしたのだ。
番を失った状態での発情期と体力の低下による喘息の発作や意識障害、心臓の病気に悩まされ、入退院を繰り返す。
ようやく彼が治療を終えたときには五年の歳月が経っていた。
両親や兄弟と絶縁状態。
職を失っていた薫を救ったのは、大学時代の親友・朝霧瞬だ。
高校の事務をしている彼のツテで田舎へ引っ越し、私立北条大学付属高校の図書館で働きながら茶道部顧問となる。
失った番とどこか雰囲気の似た茶道部監督の国語教師・楠大和に淡い思いを寄せながら、田舎でのゆっくりとした暮らしに心身を癒やしていく。
いつものように町場で買い物をしていれば、五年ぶりの発情期が起こり、見知らぬアルファに襲われてしまう。
運よく大和に救われるもののオメガの本能には逆らえず大和の住むマンションで一夜をともにしてしまう。
そうしてセフレとしての関係をズルズルと続けているうちに、高校へやってきた教育実習生の竹本雅が大和の魂の番だと発覚し——。
この作品はfujossy様から転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 16:23:21
27709文字
会話率:36%
猟師の青年は、森で飢えと渇きで倒れたところを、人狼の少女に救われる。ログハウスで看病されながら、彼は幼い頃のような安堵を覚える。だが、夜が明けると発情期を迎えていた彼女は豹変し、獣の本能むき出しで青年を押し倒す。理性が崩壊した彼女に逃げ場の
ないベッドで襲われて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:52:21
4897文字
会話率:45%
「ねえ、お姉ちゃん……わたし、もう妹じゃいられないの」
肌を擦り合わせるだけで、理性が焼け落ちる。
発情期のように疼く身体を、抑えてくれるのは“姉”だけ。
これは、姉の澪(みお)と妹の玲央(れお)。
一つ屋根の下、血のつながった双子姉妹
が、
“れずり合い”という快楽に堕ちていく、
濃密で、湿った、禁断の物語。
言葉を交わすことさえ最小限。
擦れる太もも、蜜の音、荒い吐息。
それだけが、ふたりの関係を物語っていく。
理性は、とうにお終い。
あとはただ、夜ごと互いを擦り潰すだけ。
本作は、筆者の妄想と執筆AI(ChatGPT)との深夜の“れずり合い”の果てに生まれました。
あらゆる理性を失った先にある、言葉の湿度をご堪能ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:51:10
3464文字
会話率:31%
とある森には「狼の魔女」が住んでいるという伝承が残る。新聞記者の私は、「狼の魔女」の正体を突きつめるべく森に足を踏み入れたが、彼女は意外にも私のことを気に入ってくれた。ある日、彼女に呼び出されると「発情期」だから協力してくれと言われ身体を重
ねることに……
獣人の陰毛は濃いめでもいいと思います。だってケモノだし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 20:29:02
7835文字
会話率:49%
人間と獣人が暮らすオメガバースな世界。人間のオメガである閑季(しずき)は政略結婚でエゾタヌキ獣人のアルファの帷(とばり)と番になり息子の楓こと楓名(ふうな)を授かった。夫との間は冷えきっているものの、息子さえいれば充分だ。今日も閑季は息子の
楓のもふもふしっぽを愛でながら幸せに暮らしている。しかしそんな時オメガの発情期が訪れて抑制剤も効かなくて……!?目を覚ました時に傍らにいた姿に驚きを隠せなかった。しかしながらその出来事がまさかの溺愛ルートに向かうだなんてその時は露とも思わなかったのであった。
※不定期です
※カクヨム、BLoveにも転載しております(♡喘ぎ、エロ抑えめ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:48:25
23676文字
会話率:57%
アルファの中でも別格の存在として君臨している澤泉財閥。斗輝は澤泉家の長男で、彼も父親に劣らず優秀なアルファである。しかし、二十歳を迎えても番に出逢える気配もなく、鬱々とした日々を送っていた。そんな息子を憐れに思った父が、とある施設を紹介する
。そこで斗輝は、運命の番であるオメガの写真を目にした。その瞬間、これまでの無気力な人生が一転。しかし、ようやく出逢えた番であるオメガは、「唯一の番」という観念が抜けていて、自分が斗輝に執着される理由が分からない。発情期を迎えても、斗輝を拒もうとする。それでも、斗輝は自分の番を大事に大事に囲い込んでゆく。●受け仔をベッタベタに溺愛する攻め様が書きたいと思っていたら、オメガバースネタが降ってきました。まぁ、みやこ作品は基本的に溺愛設定ですが、本能の部分で惹かれ合う二人が書きたいなぁと。実際には、オメガ君が勘違いっ子なので、完全に惹かれ合うまでには時間がかかりますが。そんなオメガ君を必死で手に入れようと頑張るアルファ様を、どうか温かく見守ってください。●アルファポリス様でも、同時掲載。●4/8追記:発情中の奏太君は、口調が幼くなり、漢字表記が少なくなります。多少読みにくいとは思いますが、ご容赦いただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 22:05:37
832375文字
会話率:27%
豊かな自然に囲まれた全寮制男子校に通う多生遥は、自分がオメガであることを周囲に隠して生きている。親の顔も知らずに育った彼は、何事もなくひっそり生きていくことを望んでいた。もしオメガであることが知られたら、発情期のたびに誰かに犯されるかもしれ
ない。それは、遥にとって何よりの恐怖だった。
そんな遥が三年生に進級した春、新入生の中にアルファがいたのだ。そのアルファは前嶋澄王と言い、世界でも名が知られている前嶋カンパニーの御曹司である。その澄王が自分の番であることに気付いてしまった遥は、必死になって彼との接点をなくそうとしていた。
ところが、入学式の翌日、早々に遥は澄王と対面することになってしまった。住む世界が違う澄王と接することで必死に守ってきた小さな世界が壊されてしまうことに怯える遥であったが、澄王はひどい鼻風邪を患っていて匂いがまったく分からないと言う。
お互いが発する匂いによって番であることを認識するこの世界において、鼻が利かないことは致命的なことだが、遥にとっては不幸中の幸い。
しかし、物事は遥の思うようには進まない。その後も遥は澄王から身を隠そうとするけれど、なぜか彼は遥の居場所を探り当てる。意外な場所で身を隠している遥に、「まるで、宝探しをしている気分になりますね」と、澄王は優しい笑顔で言ってくるのだった。
【注意】作中には男性による妊娠、出産といった言葉が出てきます。そのような描写を組み込む予定は今のところありませんが、言葉だけでも苦手な方は速やかに撤退願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 06:00:00
426006文字
会話率:31%
お前は俺のオメガだ。忍耐系アルファと拗らせ系オメガの禁断のオメガバース
※表紙を描いて頂きました(第1話に挿入しました)
※オメガバースの世界観をお借りしています
オメガながらも若き社長として采配を振るう森生潤。ある日、自身の体調管理を
委ねている、医師で双子の兄の颯真から、思いがけないアドバイスを受ける。
それは、経営者でいるために投与し続けてきた抑制剤の副作用により体調が不安定になっており、治療のためには、あえて発情期を起こしたほうがいいとのこと。
たしかに、これまで仕事を理由に発情期を完璧に抑えていて、何年も経験していない。しかしオメガという性を受け止め切れていない潤は、兄のその言葉に戸惑いを隠せない。さらに、それは経営者としてまさに正念場に立たされているタイミングであった。
オメガバースに若干の独自設定を加えています。世界観はPRETENDと一緒ですが、全くの別の話です。こちらのみでもお楽しみいただけます。性描写が入る回は★を付けますので参考になさってください。
タイトルの「FORBIDDEN」は「禁じられた」「禁断の」といった感じの意味。
話が進むにつれ近親相姦の要素が強めになりますので、苦手な方は回避ください。
fujossy、エブリスタでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 00:00:00
822547文字
会話率:36%
僕にとってこの愛は奇跡でした。スパダリα×番を失ったΩの再会愛。
初めての発情期で見ず知らずのアルファに無理矢理番にされた高校生の尚紀。希望を失わず懸命に生き、本来の番である江上廉と番契約を結び直すまでの失意からの救済の物語。
FORBI
DDEN余話。本編と連動していくため不定期更新です。こちらから読まれても話が通じるように書いていきますが、本編をある程度読まれた方が何倍も楽しめると思います。
〜あらすじ〜
高校生の西尚紀は、二学年上の先輩、江上廉のことをずっと憧れを抱いていた。しかし、卒業式でも勇気を出せず、ただ背中を見つめるだけ。最初から諦め、踏み出せない自分が歯痒かった。
一年後、オメガとして初めて発情期に見舞われた尚紀は、通りかがりのアルファの男(夏木真也)に介抱され、あろうことかそのまま番に…。一夜で人生が大きく変わり、帰る家を失った尚紀は、同じく夏木の番という「シュウ」と一緒に住むことになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 00:00:00
286654文字
会話率:30%
生まれて間もなく修道院に置かれていた孤児のフェルは、そこですくすくと成長した。第二次性徴の時に一般平民であるベータと診断され、そのまま修道女になりたかった彼女は、だがしかし修道女と牧師に『まだ出家するには早すぎる』と説得されて外で働くことに
。
修道院を出て食堂で働き始めた彼女は、祭りの始まりと同時に自分の中に違和感を感じた。
―――どこからかとてつもなく良い匂いがする。
そんな彼女の世界が変わる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 05:00:00
46140文字
会話率:30%
最強青肌悪魔将軍が即堕ちする話です
ハーメルンでも投稿してます
キーワード:
最終更新:2025-06-06 01:44:12
11952文字
会話率:37%
クラスの孤高なヤンキー女子、犬飼来夏
ひょんなことから主人公桃園春香は彼女と一緒に生活をすることで少しずつ打ち解けていく
しかし彼女の中で受け継がれる人狼の血は、彼女自身も知らなかった本能を今呼び起こさせる……
「て、めえ! 調子乗んなよ
!」
「わふぅ♡ ご主人様ぁ♡」
え?記憶はばっちり残ってるの?
かくして主人公は彼女の立派なご主人様になれるのか
これは現代を生きる人狼の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 22:06:27
90307文字
会話率:54%
冒険者のシロネはボサボサの白髪に小さな背丈には不釣り合いな胸と尻を持った猫獣人。
そんなシロネは一緒に行動する冒険者のギゼルと交尾をしたがっていた。
獣人は発情期にならなければ交尾をすることができない体だが、強制的に発情期を早める方法を試す
シロネ。
そして見事に発情期を迎えた小柄でむちむちのメス獣人と、筋骨隆々のヒトオスとのドスケベ交尾が始まるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 20:00:00
9059文字
会話率:50%
小学四年生の森口昇太朗にはお姉ちゃんが出来た。父親の再婚相手の連れ子である。彼女は昇太朗の六つ年上で、昇太朗は初めて出逢った時、こんなにも綺麗な人がいるのかと見惚れ、一目惚れした。そしてそれはお姉ちゃんの方もであったらしい。そしてお姉ちゃ
んは、危険なレベルのブラコンとなった。
彼はまだ幼かったが、いずれ自分にメロメロにさせようと、アブナイお姉ちゃんは行動を開始する。
2025/5/11日間2位! 5/16週間2位!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 07:00:00
103419文字
会話率:44%
この世界の女性には発情期なるものがあった。
現代となっては抑える薬もあるのだが、その薬をワザと飲まずに意中の男性に迫る手段としても使われていて……。
発情期のある世界。はじめは連載にしようと思ったり、ぶっちゃけツメが甘いと思ってはおりまし
たが、まあ、これはもう(習作)の短編としてアップしてしまおうかな、と。
お手軽に――というにはチト量は多いですが、お愉しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 07:00:00
7725文字
会話率:42%
*e-ノワールより電子書籍化が決まりました。2025/1/24~ シーモア、ピッコマで先行配信が行われます。シーモアは書店特典番外編も!是非よろしくお願い致します~!
**e-ノワールにて王都編の電子書籍化が決定しました。2025/5/23
~ シーモア、ピッコマで先行配信が行われます。沢山加筆したので、是非よろしくお願い致します~!
エレモス王国北部の辺境に住むフェルシアには、幼なじみに、狼の血筋を引いた獣人、リュカが居る。
二人は寒さの厳しい国で、ほとんど家族のように仲良く暮らしていたのだが、ある日、リュカに治癒術士としての才能があることが分かって以降、フェルシアは僻地で、リュカは王都で、離れて暮らすようになった。
そうして、それから数年。
リュカは王都での魔法の修練を積み、治癒術士として名を上げるまでの存在になっていた。
そうして、たまの休みになると、フェルシアのもとに帰ってくるようになったのだが――。
幼い頃の純粋なかわいらしさは消え失せ、持ち前の美貌で女性をたぶらかし、発情期になるとそれを発散するために手当たり次第女性に手を出すという、クズ中のクズになっていた。
幼なじみ関係、男がクズ(女性関係がだらしない)、主人公にだけ執着、狼の獣人(耳と尻尾は常時存在)という感じの設定のお話です。
おおよそ三~五話程度で終わるかと思います。R指定シーンは三話目で出てくる予定です。→すみません四話目になりました。
お付き合いいただけますと幸いです。
*10/21 日間ランキング5位、10/22 日間ランキング2位を頂きました。皆様のおかげです。ありがとうございます!
*10/25 本編は完結しましたが、番外編を更新するために連載中に戻しました。年齢制限シーンがある話には※を打ってあります。
*12/23 王都編が完結しました。ご覧頂きありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 00:00:14
161020文字
会話率:51%
突如DomSubの世界に飛ばされたおじさんが、Subとして慣れてきた頃にオメバガースの世界に転移してオメガになり、発情期でとろとろになりながら「命令しれくれ……ッ」とか言っちゃうのエロすぎるなって妄想です。美形年下攻めです。
現代→Dom
/Subユニバース世界→オメガバース世界 を転移しちゃった自称おじさんのお話。ややこしい設定ですが受けのエロさを伝えたいだけなので頭を空っぽにして読んでください。
バースの概念はふんわり設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 17:30:00
13458文字
会話率:32%
社会人の瑠璃は突然の発情期を知らないアルファの男と過ごしてしまう。記憶にないが瑠璃は大学生の地味系男子、琥珀と致してしまったらしい。
元の生活に戻ろうとするも、琥珀はストーカーのように付きまといだし、なぜか瑠璃はだんだん絆されていってしまう
。
ある日瑠璃は、発情期を見知らぬイケメンと過ごす夢を見て混乱に陥る。これはあの日の記憶?知らない相手は誰?
不器用なアルファとオメガのドタバタ勘違いラブストーリー。
現代オメガバース ※R要素は限りなく薄いです。
この作品は『KADOKAWA×pixiv ノベル大賞2024』の「BL部門」お題イラストから着想し、創作したものです。ありがたいことに、グローバルコミック賞をいただきました。
https://www.pixiv.net/novel/contest/kadokawapixivnovel24折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 18:30:00
29259文字
会話率:42%
身体が大きくてムチムチ。モテないオメガの茉萩はあえて残念なアルファを探して、婚活セミナー会場で藤真を見つけた。しかし藤真は残念どころか余裕のある大人の男で……?
勢いだけあるオメガが実力行使でアルファを捕まえたら、とろとろに甘やかされちゃ
うお話。
オメガバースのアルファが『優秀』という部分を、オメガにあげたい!と思いついた世界観。先日投稿した「ポンコツアルファ」と同じ世界線です。
※特殊設定の現代オメガバースです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:00:00
17297文字
会話率:42%
「一度抱かれた身体は、もう、他を受け入れられない」
──その夜、俺のすべては、あの人に奪われた。
高級娼館〈花影楼〉でナンバーワンを張る、Ωの男娼・伊織。
媚びない微笑みと、儚さを纏った美貌で、どんな客も夢を見せられる。
けれど“本気”を
見せたことは、一度もない。
誰にも、触れさせない――はずだった。
抑制剤の切れかけた夜、現れたのは
物腰柔らかな“名も知らぬ男”・暁人。
「香りに、惹かれただけです」
その一言で、伊織の世界は、熱に溶けた。
発情期が始まる。
逃げ場も理性も失って、身体を晒す。
重なる肌、啜られる喘ぎ、熱に溺れる夜──
それは、ただの本能なんかじゃなかった。
「君を買い取りたい」
そう告げた男が、実は“運命の番”を探して世界を旅する、ただ一人のαだったとしたら?
身体だけの関係だと思っていた。
でも、身体が覚えている。
――あの人じゃなきゃ、満たされない。
執着×運命×快楽に濡れる、仮初じゃすまない愛の記憶。
“もう、誰にも抱かれたくない。あなた以外は。”
【第1期】伊織と暁人の愛に溺れる物語(R18)
【第2期】伊織が拾われた幼少期から、男娼となるまでの日常、成長物語
第2期を先に読んでもいいかもしれません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 15:57:58
83336文字
会話率:32%
マッチングアプリなんて、僕には向いてないと思ってた。
それでも、どうしようもなかった。
発情期はすぐそこまで迫ってて、このままだと本当に壊れそうで。
……だから、あの日、僕はアプリを開いた。
ほんの出来心だった。誰かに頼りたかっただけ。
見つけたのは、ふわっとした笑顔の長身イケメン。簡素なプロフィール、偽名かもしれないって思ったのに──なぜか、指が動いてた。
初めて会った瞬間から、何かがおかしかった。
空気が熱くなるみたいで、彼の匂いだけで頭がぼうっとして。
近づかれるたび、身体が勝手に反応してしまう。
……知らないふりなんて、もう限界だった。
「……α、だよね? だったら……お願い、我慢できないの」
僕の正体なんて知らないくせに。
それでも彼は、僕を拒まなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 06:11:24
6839文字
会話率:29%
ある日、媚薬入のTS薬を飲んでしまった春田真(はるたまこと)。女体に変化し戸惑う彼の元を幼馴染の愛川良平(あいかわりょうへい)が訪ねてくる。しかし、良平は変化した真をあっさりと受け入れるのだった。男同士の爽やかな友情で終わるかと思いきや、媚
薬効果が発動し、真の発情期が始まってしまう⋯⋯。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 01:03:22
46326文字
会話率:43%
※本作はフランス書院eブックス様から発売中の『明らかに両想いなのに長いことつかず離れずだった幼馴染と、ついに一線を越える話』の第三話となります。書籍化にあたって新たに執筆した部分のうち、フランス書院様からその前半部の掲載許可をいただきました
ので、このたび電子書籍の発売日にあわせて公開いたしました。
両片想いでなかなか気持ちを通じ合わせることができなかった竜胆隆とその幼馴染・三春澪は、最近ようやく「両想い」の恋人同士となった。そんな二人が、成人式に参加するため東京に向かうフェリーのロイヤルスイートで、心ゆくまでコスプレイチャラブエッチに耽溺するお話。ハイレグをしっかり食い込ませた万年発情期のバニーガールとなって全身ローション塗れで精子を搾り取ってきたり、四つん這いの淫乱ドMメス猫となって「いじめて欲しい、にゃん♡」などと頼んできたり……誰よりもドスケベで、誰よりも一途な幼馴染の魅力を詰め込みました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 00:21:22
30760文字
会話率:69%