「王国は滅びた。だが、彼女の戦いはまだ終わらない。」
魔軍の侵攻によって、小国エルデンベルクは陥落した。
砦は破れ、王都は蹂躙され、生き残った者たちは奴隷として鎖に繋がれる。
剣をとり、戦場に立ち続けた王女イライザ。
彼女は命を賭して
避難民を逃がすため殿を務め、敵の大軍を相手に孤独な死闘を繰り広げた。
だが、圧倒的な数の前に敗れ去り、捕虜となる。
魔族の手に堕ちた闘姫を待っていたのは、果てしない苦痛と屈辱、そして終わりの見えない試練。
どれほど体が傷つこうとも、どれほどの辱めを受けようとも、彼女の瞳に宿るものはまだ消えていない。
しかし……
彼女の戦いの結末は、まだ誰にも分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 22:03:38
19437文字
会話率:27%
王女エレインは女性ながらに剣を持ち、隣国との戦争の最前線にいた。彼女は1000人に1人が得られるという「天恵」である「ガーディアン」の能力を持っている。それを戦で発揮していたが、戦況は劣勢。ところが、突然の休戦契約の条件により、彼女は敵国の
国王の側室に望まれてしまう。
敵国に向かった彼女を出迎えたのは、マリエン王国王弟のアルフォンス。彼は前線で何度か彼女と戦った勇士、かつ幼いころにエレインの国で会ったことがある相手だった。アルフォンスの紳士的な対応にほっとするエレインだったが、彼の兄である国王はそうではなかった。
エレインは王城に到着するとほどなく敵国の臣下たちの前で、夫となる王に「ドレスを脱げ」と下卑たことを強要される。そんなエレインを庇おうとするアルフォンス。互いに気になっていた2人だが、王族をめぐるごたごたの末、結婚をすることになってしまい……。
敵国にたった一人で嫁ぎ、奇異の目で見られるエレインと、そんな彼女を男らしく守ろうとするアルフォンスの恋物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:00:00
208826文字
会話率:53%
エーデン王国第5王女ヘルミーネは、命を狙われて逃げる最中「ドット」を通過してしまい、人間界から魔界、そして冥界に落ちてしまう。「冥界落ち」をして体が黒い霧になってしまった彼女は、他の黒い霧たちと共に魔界に攻め込み、そこで「魔王の眷属」ラーシ
ュに拾われる。やがて人間に戻るヘルミーネだが、人間の女性が魔界で生きるにはマーキング――体内に精液を放たれること――が必要で、仕方なくラーシュに抱かれることに。また、冥界にいる他の「黒い霧」たちは何故かラーシュと彼女を標的にして攻撃をするようになり、様子がおかしい。それは、過去に冥界落ちをした「妖精界の女王」のせいだと言うのだが……。
※儚げなヒロインと、彼女を守ろうとする大剣使いのお話です。R18シーンは最初は無理矢理、最後は甘々という感じ。
※魔界強制セックスシリーズですが、単体でお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 20:00:00
115217文字
会話率:57%
長年の戦争を終え、敗国シェラーザはボルベルク王国へ隷属の証として第二王女を嫁がせた。しかし、輿入れの旅の途中で盗賊に襲われ、第二王女の身代わりを務めていた女剣士ミジェールが攫われる。訳あってボルベルク王国から彼女の救出を依頼された傭兵王イリ
オス。彼が盗賊達の住処にたどり着いた時には既に凌辱の後。全裸で男達を切り伏せた血濡れのミジェールとイリオスは出会う。過去が似ている二人はほんの数日で心の距離を縮めていくのだが、王城から迎えに来た使者が思わぬ真実を告げて……。
※Pixivにて掲載しているものを、構成し直し加筆修正しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 23:00:56
74456文字
会話率:58%
王女フェリシエンヌはある事件により男性不信になってしまった。
近衛騎士アルベリクが突然オネェに目覚めたと思っていたけれど、じつはフェリシエンヌを怖がらせないための演技だったらしい。
真実を知ったフェリシエンヌは、アルベリクの悪評を払拭し、彼
に素敵な結婚相手を紹介しなければならないと決意したのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 12:10:00
18355文字
会話率:22%
【書籍】ティアラ文庫様より発売中です!(書籍版は『心をなくした皇帝とお飾り皇妃 ~結婚二年目にして溺愛生活始まりました~』と改題しております)
【あらすじ】
皆から恐れられている「心をなくした皇帝」メレディスに嫁いだ隣国の王女リリアーヌ。
政略結婚ではあるものの、輿入れのときに彼に命を救われて以来、本当の夫婦になりたいと望んでいた。願いは叶わず、妻として扱われないまま、公務以外で顔を合わせることのない日々が続き一年が過ぎた。
ある日、リリアーヌは周囲に促されるかたちで、メレディスに公妾を勧める。
すると憤って部屋を飛び出していったメレディス。しばらくして禍々しい髑髏の指輪を持って戻ってきた。
彼曰く、「これは、指につけた者の本心を強制的に引き出す魔法のアイテムである」という。
心をなくした皇帝ご本人の同意のもとに、彼の恥ずかしい本音が暴かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 20:00:00
116362文字
会話率:32%
バイラ王国の王子、マルタンは隣国の王女と運命的に出会う。
彼らは無事結婚し、夫婦の縁を保つことができるのか。
最終更新:2025-01-21 22:26:31
27086文字
会話率:46%
★ゼロサムオンライン様にてコミカライズ毎月第四金曜日連載中です★
唯一の王の子である、王女ユレイア。ただ一人の王女を巡り、陰謀渦巻く宮廷で追い詰められた彼女が助けを求めたのは、幼き頃から傍らにあり、彼女を守り続けた若き将軍、レギウスだった。
はたして溺れているのは、姫君か、若き将軍かそれとも双方か。
姫と騎士(将軍or軍人)というキーワードに惹かれる方に大変おすすめの内容……にしたい個人的希望。
※同名で公開している短編を長編に改編したものとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 00:19:37
613061文字
会話率:24%
追い詰められた姫君が助けを求めたのは、若き将軍だった。
すがみや様主催の「孕ませ企画」投稿作品です。
※短編をベースに長編に改編した、同タイトルの連載版の更新を始めました。
※短編版のコミカライズが、ゼロサムコミック「溺愛令嬢は旦那さま
から逃げられません…っ」アンソロジーに掲載されます。2020.10.24発売。
※ゼロサムオンライン様にて、連載版をベースにしたコミカライズ企画が進行中です。2021年内開始予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 00:00:00
13358文字
会話率:33%
アウローラは、離宮を覆う炎を見つめながら自分の最後の時を覚悟していた。腐敗した国の全ての責任を、その背に負い、最後の王族としてこの世を去るために。
そんな、死を間近にした彼女の元に現れたのは、幼馴染みであり、憧れの人であり、初恋の人であり、
そして今は名ばかりの夫である騎士、グレイヴだ。険しい表情をした彼を見つめて、アウローラは微笑む。
「…グレイヴ。やはりあなたなのね。私を殺しに来る人は」
三話完結。R18要素は最終話のみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-07 14:00:00
21014文字
会話率:18%
ヴェルークは、深い悲しみと苦しみの中で、運命の相手とも言える『番』ティナを見つけた。気高く美しかったティナを護り、熱烈に求愛したつもりだったが、彼女はどうにもよそよそしい。
プロポーズしようとすれば、『やめて』と嫌がる。彼女の両親を押し切る
と、渋々ながら結婚を受け入れたはずだったが、花嫁衣装もなかなか決めようとしない。
そんなティナに、ヴェルークは苦笑するしかなかった。前世でも、彼女は自分との結婚を拒んでいたからだ。
※短編『彼が愛した王女はもういない』の関連作となりますが、これのみでも読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 17:14:25
22358文字
会話率:42%
本作を原案に10.5万字超の長編として加筆のうえ、夢中文庫プランセ様より電子書籍化して頂きました。短編後の二人のお話も沢山書いております。表紙絵はgamu先生が美麗に描いてくださいました。【R7.5.23配信開始】です。応援ありがとうござい
ました!
※アルファポリス様のR15版は規約により、取り下げております。ムーンライト様の短編は引き続き、お読み頂けます。
【短編あらすじ】
王女レオーネは、侯爵家令息のアリエスが幼い頃から大好きだった。彼女は長身で、大きく豊かな胸を持つ魅惑的な身体であるにも関わらず、彼はレオーネにいつも素っ気ない。彼女が聖獣の力を持つもの特有の発情期を迎えた時は、身体を差し出して鎮めてくれたが、その後も相変わらずの塩対応だ。レオーネが悩んでいると、彼が自分とは正反対の可愛らしい令嬢と親しくしているのを見てしまう。アリエスが優しく笑いかけ、「小さい方が良い」と言っているのを聞いて、彼女はようやく失恋を受け入れた。二人の妨げになるまいと決意し、行動を開始する。沈着冷静なアリエスは、嫌そうに自分を遠ざけ始めたレオーネに、愕然とした。
彼女が演技などではなく、本気でそう思っていると分かったからだ。
※関連作がありますが、これのみで読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 00:14:59
15369文字
会話率:37%
小国の王女イザベルは、騎士団長リュシアンに求められ、密かに身体を重ねる関係にあった。夜に人目を忍んで会いにくる彼は、イザベルが許さなければ決して触れようとはしない。キスは絶対にしようとしない。行為を終えた後、自分が部屋にいた痕跡を完璧に消し
て去っていく。そんな彼の本当の想いを知った時、イザベルに大国の王との政略結婚の話が持ち込まれた。断るという選択肢は、イザベルにはなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 12:52:22
22893文字
会話率:35%
王女が好きで国を滅ぼした従者(蛇男)の話。両片思いです。pixivなどにも掲載しています。(pixiv版は名前変換可能)
特殊性癖てんこ盛りですm(_ _)m
苦手な方はご注意ください
言葉責め→ぬるいです
媚薬→唾液が媚薬代わりで
す。表現はぬるいです
スプリットタン→蛇の舌先みたいに割れてる舌です
ヘミペニス→ペニスが2本あります。アナル挿入は今回はないです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 15:29:45
6410文字
会話率:55%
ある日をきっかけに王女の排泄姿を目撃してしまった護衛騎士の性癖が歪んでしまう話。
登場人物の名前は設定しておりません。
※メインはお姫様の排泄シーンですが、護衛騎士の男オナニー要素があります。
最終更新:2025-01-14 23:05:59
12536文字
会話率:42%
ケーキ作りが得意な王女モニカは、王太子ダグラスと結婚したものの、ある悩みを抱えていた。ダグラスは腕利きのショコラティエであり、ケーキを作るたびに彼から厳しく評価をされてしまうのだ。
そんな日々に嫌気がさしていたある日、モニカはケーキを巡って
ダグラスと喧嘩になる。
モニカが義弟のローガンの元へ行こうとした矢先、ダグラスは抑え込んでいた嫉妬心をぶつけてきて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 23:02:04
13596文字
会話率:47%
テルクスタの王女レイチェルは、第二王妃の子であるがゆえに宮殿の離宮で慎ましく暮らしていた。とはいえ、優しい兄や姉に囲まれた暮らしは平穏そのものである。
そんなある日、隣国リュドミラからテルクスタ国王宛に一通の手紙が届く。リュドミラの王妃選び
のため行われた‘‘番(つがい)占い’’の結果、若き国王ヴィルヘルムはテルクスタ王室の者との結婚を望んでいるというのだ。
しかし、リュドミラとテルクスタは長年敵対している国同士。そしてヴィルヘルムは、強大な魔力を持つため黒狼と恐れられている男であった。
姉を助けたいと考えたレイチェルは、身代わりとしてヴィルヘルムの元へ嫁ぐことを決意する。しかし彼女は、とある秘密を抱えていた。
レイチェルは無事にヴィルヘルムの妻となったものの、夫婦として迎えた初夜に、彼がレイチェルを抱くことはなかった。
そんなヴィルヘルムの態度にレイチェルは困惑するものの、彼の行動の裏に隠された優しさに触れて、二人の距離は次第に縮まっていき……?
+ヒーローの登場はエピソード8「黒狼との対面」からになります。
+R18シーンにはエピソード名に♡が付きます。
+4/6日間連載中ランキング10位ありがとうございます。
+2024/08/12、本編完結しました。
+アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 22:01:17
136627文字
会話率:52%
王女オリヴィアはヴァイオリンをこよなく愛していた。しかし自身最後の音楽会で演奏中トラブルに見舞われたことにより、隣国の第三王女クラリスに敗北してしまう。
そして彼女の不躾な発言をきっかけに、オリヴィアは仕返しとしてクラリスの想い人であるラン
ダードの王太子ヴァルタサールと結婚する。けれども、ヴァイオリンを心から楽しんで弾いていた日々が戻ることは無かった。
そんな折、ヴァルタサールはもう一度オリヴィアの演奏が聴きたいと彼女に頼み込む。どうしても気が向かないオリヴィアは、恋人同士のように一晩愛して欲しいと彼に無理難題を押し付けるが、ヴァルタサールはなんとそれを了承してしまったのだった。
+8/15-8/16日間総合1位ありがとうございました。
+8/18後書きにかなり長めの小話追加(約5100字)。
+アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 01:14:14
12079文字
会話率:48%
正月の翌日である一月二日の朝、ごく普通の高校生である麻田信久の寝床に、ヴォルナーナ星第三王女で許嫁のツェーラがもぐり込んできた。大事な部分だけをかろうじて隠しただけの下着だけをつけた彼女は“姫初め”なんて単語を口にする。
ツェーラは信
久と小さい頃出会っていたと言っていたが、まったく記憶のない彼、肉体的接触はもう少し後でと考えた。そこであえて受け入れるフリをして、ツェーラがためらえば思い止まらせるつもりだったが雄の欲望に勝てず、身体を重ねてしまう。
私にとって初めて「ノクターン」に上げる小説で、企画参加も初めてです。よろしくお願いします。
【追記】タイトル変更しました。旧タイトル「姫初め ~地球の、日本の素晴らしい文化~」
【追記2】あらすじもラストもつけ足しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 05:58:22
5973文字
会話率:26%
クラス30名、全員丸ごと異世界召喚。
目が醒めると王城、世界を救えと頼むの王女。
剣と魔法の王道テンプレ異世界ファンタジー開幕と思いきや――
想像以上にシビアで過酷で残酷な「R18指定」の世界だった。
敵は魔王じゃなくて淫魔王? 魔獣じ
ゃなくて淫獣?
男は食料、女は苗床、敗北展開必至のハードモード。
バイオレンスでエロチックな物語の幕が上がる。
*エロ描写有
⁂エロ描写有(ハード)
☆本番描写有
★本番描写有(ハード)
クラス召喚された世界は『R18指定』でした 蛇足講義
https://novel18.syosetu.com/n0401jx/
こちらに登場人物紹介載せています。興味のある方は是非折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 22:53:21
165848文字
会話率:38%
四歳年下の少年王(美形!)と結婚することになった十七歳の王女フェリシア。年上としてベッドでリード…したいところだけれど、実は子作りの方法、よくわかっていないんです~!
★★書籍★★
17年6月1日に一迅社より書籍化。(レーベル名 メリッサ
)
→番外編:ローランド視点でフェリシアを見初めたところから青年になるまで。
18年6月29日に同社より文庫化。(レーベル名 メリッサ文庫)
イラストは八千代ハル先生です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 22:30:30
351604文字
会話率:42%
女王となるはずが、十七歳のときに弟が生まれ、母国に居場所をなくした第一王女・オデット。大きな碧い瞳を持つ美少女ではあるが、態度も口調も尊大で、考え方は政治家的、女らしさの欠片もなく、婚約も破棄になったのに、なぜか隣国の国王(イケメン)に熱烈
に求婚され…!? 溺愛もの。
★★書籍★★★
2018年3月30日に2巻が発売。kindle unlimitedもあり。
新キャラのモテ侯爵投入! ふたりの恋愛は出産後が本番!って感じです。
2017年1月に書籍化。タイトルが少し変わって
『愛していると言ってくれ!~孤独な王と意地っ張り王妃の攻防戦~』1巻です。
kindle unlimitedもあり。
1巻は本編部分のみなので、かなり加筆(主にR18シーン)しました。
エピローグとして本編の後日談、あと番外編も書き下ろしています。
イラストはみずきたつ先生で、レーベル名はディアノベルスです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 06:00:00
195163文字
会話率:36%
黒き砂塵舞う大熱砂――その広大無辺なる砂漠には人ならざる存在が住まうという。始まりの仔らの気配を感じながらその奥にある黒の聖地を目指す炎騎士マルク・フェルネス。一方で鍛冶師リュウレイと相棒リュウフォンもまた黒の聖地に向かった炎騎士を追いかけ
ながら元姫巫女候補アリステロア王女の行方を探っていた。
黒の聖地に眠る黒の王の目覚め、それは炎騎士を新たなる死闘へと誘う――。
これは遥かなる神代の昔に歴史の闇に埋もれた知られざる物語の一説である……。
――――――――――――――――――――――――――――
――それは歴史の狭間に消えた一人の騎士の物語。
王と姫巫女の物語が伝説なる少し前、そして王の意思を受け継ぎ神と敵することを選んだ始まりの帝が立つよりはるか先――。
歴史に刻まれぬ底知れぬ深い闇の底でうごめく者共がいた――炎王がうち滅ぼした始まりの仔ら、彼の者共の残党とその躯を啖らい原初の民人の娘と契りし人外の者ども。
始まりに在りし始まりの獣――閉ざされた原初への門を探し求め、始原への回帰を望む者共の怨念は地の底から染み出る漆黒とともに再び中原の大地に暗雲をもたらさん。
かくして始まりの怨念に狂った大いなる獣どもの王――五色の王は先の戦での傷をいやすために各地の聖地にその身を沈め、再び殺戮への衝動をその心中に封じつつ目覚めの時を待つ。
これはその命と引き換えに残された炎王の剣を振るい、始まりの怨念に挑んだものたちの物語である――。
――――――――――――――――――――――――――――
炎王リュウシンの戦いから五年後、大陸はいまだ深い混迷の中にあった。
あるものは絶望し、またあるものは己の野心を成し遂げるべく剣を手に取る。まさしく群雄割拠の中原に再び大いなる破滅の影が近づきつつあった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 21:12:44
1625479文字
会話率:37%
異世界トリップして、早5年。なんやかんやで、小国の養女になって長閑な王女ライフを満喫していた。が、ある時大陸一のオブシディアン皇帝の妾妃として、帝国に嫁ぐことに。事なかれ主義で流されやすい、平凡を愛する麗弥に、安寧は訪れるのか?
最終更新:2025-01-01 00:00:00
211911文字
会話率:50%
洪角としては小柄だが実直で精強なテルクルは、軍人と町道場の師範を経て、当時十歳の王女の護衛兼からだづくりと武芸の師として招聘された。それから四年が過ぎ、王女ルルシィはすっかりテルクルになついていた。
年始、王族は祭祀のため半月をかけて各地を
巡る。首府・緋宮御所への帰還を果たした日、ルルシィは疲れた様子も見せずテルクルを臥所へ招いた。
///
あけましておめでとうございます! 今年はねハートマークをつかわないことをね目標にねやっていこうとねそうすればハートマークに頼りきりの私はうまく書けなくなって書く量が減り推敲に苦しむこともなくなるってものであれっふつうに書けちゃった。ハートマークやめるのやめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 00:00:00
17171文字
会話率:55%
突如何処とも知れぬ、不可思議な空間にある『神殿』とやらで『出会った女神に非常に気の毒そうに告げられた言葉と、加護と祝福を与えられた』後に気が付いたら、目の前には『召喚が成功したと喜ぶ神官』そして『異世界へと召喚された人間達』は、その国の王
様や王女様に会うなり「『勇者様』どうかこの世界をお救い下さい!」と頼まれ、「元の世界に戻る為には『召喚の儀式』の『目的が達成』されたら『元の世界』へ帰れる」と教えられて『召喚者一行』は、長い苦難の果てに『勇者一行』となり『魔王城』へと辿り着くが……
……『勇者一行』は碌に『魔王城』に辿り着くことすら出来ず、そして『召喚の儀』が幾度も繰り返される。
現在書き直し作業中の【『僕』だけが感じているその『違和感』は……】の主人公と黒幕に纏わる誕生秘話と黒幕と主人公のみならず、あらゆる世界とその世界の総てを『玩具』くらいにしか考えていない、『神々』の『思惑』と『思い付きの娯楽』によって、『運命を翻弄』され、『弄ばれ』た挙句『都合の良い玩具』として『創り変えられていく存在達』が『世界の真実』を知り、『絶望』し『壊れていった者達』が『最終的に欲望の奴隷』となり、『魔王への絶対の忠誠を誓い』まだ『真実を知らない人間』を『魔王の意思』次第で命じられるまま『罠』を仕掛けて魔王に捧げ、壊し、犯し、侵し、創り変えられる魔王を愉しませるだけの玩具になってしまう。
ーしかし『この世界』で『魔王』と呼ばれる『存在』の『真実』と、その『真の目的』は『人間』や『魔族化されたモノ達』には、知り得ない『真実』であり、そこには『召喚の儀』に纏わる『秘密』もあった……
現在書き直し中の冒頭エピソードにあたる『序章』のみ『勇者と魔王の物語』ではありません。『あくまでも人間目線での『魔王』』や『勇者一行』や『人間達(物語の『本編開始前』の何百年とか単位での過去に、『剣と魔法と魔物とかがいる異世界で、『人間目線』でかってに『魔王呼ばわりされた存在』が特に否定せず、お遊びで『魔王ごっこ』をやって、一応本命の目的はあるのですが.……支配とか侵略とか洗脳とか全部遊びです)
本編はハイファンタジーな勇者と他称魔王の物語ですが、勇者パーティーは主役ではありません。
あくまでも『勇者一行と魔王の戦い』は、『壮大なごっこ遊びの延長』になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 12:00:00
3010文字
会話率:57%
野心が強すぎて父と兄らに追いやられて僻地へ嫁がされてしまった姫君の話し(短編よりお引越ししてきました)
ひたすらに皇弟様がお嫁ちゃんラブを貫きます。警戒心剥き出しガルガルなお嫁ちゃんがたじたじになりながらも大切にされて男嫌いも強気な鎧も剥
がされて徐々に女性らしくとなっていくお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 00:46:11
110118文字
会話率:32%
お飾りの王妃かと思いきや。そうじゃない夫婦のお話し。
最終更新:2024-05-09 19:32:29
3982文字
会話率:38%
政略結婚した後の皇弟と追放王女様の夜の営みの話し。皇弟→→→→→←元王女くらい想いに差がある夫婦です。のっけからいちゃついてます。
最終更新:2024-04-06 20:17:02
3760文字
会話率:14%
王女シャルリンテは、火あぶりにされるところだった。
それを止めたのは新王のスーリだった。
「強大な魔力を持つ王女を焼き殺しては、魔女になるかも…。
処女を奪えば魔力は消える…」そして始まった公開処女喪失。
その相手はスーリだった。
残虐な父
王が、三年前急襲した国から王宮に連れて来た少女だ。
そして、昨日まではシャルリンテの侍女をしていたはずだったのだが…。
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 19:49:28
69138文字
会話率:30%
血の繋がらない義兄王子であるエリアスに想いを寄せる小国の王女イングリット。
しかしある日、彼女の元に大国の王太子からの縁談が持ちかけられた。国力の差を思えば拒否権などなく、大国に嫁ぐことは避けられない。
縁談を決めた義両親を毒殺したイングリ
ットは、せめて思い出が欲しいと義兄の紅茶に薬を盛り――。
☆ヒロインは非常に自分本位な考えの持ち主で他人の命を軽んじており、命を奪う描写があります。また、鬱々とした展開が続き、後味も良くはありません。
☆「月見酒の集い」様が2023年11月23日~30日に開催された個人企画「囚われ企画」への、今さらすぎる参加作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 22:00:00
17338文字
会話率:34%
魔法国家に生まれながらも国で唯一魔法の使えないシェリーティアは一人でこっそりと魔法の修行をしている時に出会った、名前も素性も知らない青年と恋に落ちた。
実は彼がこの国の王太子であること、隣国の王女と近々結婚することを知り、自ら身を引くもの
の、想いを捨てることができずに王女への嫉妬から魔力を暴走させて彼を殺してしまう。
そうして次に目が覚めた時、彼と出会う二か月前に時が巻き戻っていると気がつくのだった。
――今度こそ幸せになって欲しい。だからどうか、あなたを殺めた私を見つけないで下さい。
彼に憎まれていると思って今度こそ身を引こうとする伯爵令嬢と、彼女に避けられていると思って今度こそ捕まえたい王太子の、すれ違いの恋の話。
4月5日に本編が完結しました。
6月11日から後日談の公開を新しくはじめています(6月20日追記 3話目に大幅な書き足しをしました)
第30回フランス書院文庫官能大賞様にてe-ノワール部門賞を受賞しました。
2023年6月23日より電子書籍が配信されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 22:00:00
150310文字
会話率:30%
初恋の王子様の元に政略で嫁いで来た王女様。
けれど結婚式を挙げ、いざ初めての甘い夜……という段階になって、これは一年限りの白い結婚だなどと言われてしまう。
「白い結婚だなどといきなり仰っても、そんなの納得いきません。先っぽだけでもいいから
入れて下さい!」
「あ、あなたは、ご自身が何を仰っているのか分かっておられるのですか!」
「もちろん分かっておりますとも!」
初恋の王子様とラブラブな夫婦生活を送りたくて、非常に偏った性の知識を頼りに一生懸命頑張る王女様の話。
5/3 タイトル模索中につきコロコロ変わる可能性があります。すみません。
「アルファポリス」様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 22:00:00
40937文字
会話率:32%
名前も知らない男と寝た。王女のくせに。
最終更新:2024-12-27 18:16:26
8723文字
会話率:39%