消化器内科の荒川秀隆(29歳)は、少女趣味の服を着せられ成長してきた影響で、大人になった今ではかわいいものが好きな大人になっていた。
イケメンの優等生でモテた学生時代だが、彼女を家に招けば破局を繰り返し、今では彼の性癖を誰にも知られないよう
ひた隠しに過ごしている。
とはいえ少女趣味を完全に我慢できるわけもない。真面目な勤務医の秀隆にとって、唯一の趣味でありストレス発散法が、女装姿でのSNSの配信である。
完璧な女装によって、誰にも正体がバレるはずはないと思っていたにもかかわらず、同じ病院の新人看護師の雨海敦(22歳)が、自分のファンだと言い出して──!
秘密を知られた医者×彼に執着する看護師の執着攻めボーイズラブ開幕!
※3月9日に改題してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 12:17:25
30139文字
会話率:31%
【第一幕完】企画“Blue Moon Cocktail”の同シリーズ作品に登場した男女カップルのオムニバス恋愛話(予定では全二編)。
《第一幕「混浴欲情 ~サユとジジマル~」》
*あらすじ
貧乏一家イチマツ家の長女サユリは、同僚のシジマ
ルが好きだった。シジマルに彼女ができることを恐れたサユリは、身体を使って籠絡するべく、湯屋で入浴中のシジマルの元へとすっぽんぽんで突入した。
「シジマル! 大好き! 愛してる! 私の処女あげるから抱いて!」
「オレも好きー♡」
サユリは媚薬も使われながら浴場で初体験することになった。
*第一幕タグ:体格差、処女喪失、媚薬、鏡、淫魔、悪い男(少し)、番、匂いフェチ
※同シリーズ作品「妖怪紳士…」の余談として載せるつもりだった話です。
無断転載禁止
#BMC_使ってもいいのよ(詳細はシリーズ説明へ https://novel18.syosetu.com/xs1380b/ )
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 12:17:20
15689文字
会話率:22%
大学生の梔子睦月(くちなしむつき)には子供の頃に行方不明になった早月(さつき)という妹がいた。
一度は早月が見つかったという知らせがМ機関から届くも、早月は彼らの前から姿を消した。
数日後、睦月はМ機関職員から早月を見失ったことの謝罪を
受けたが、その席で、睦月は彼らに“とある疑い”を持たれていることを知る。
「まさか、俺が暗殺犯だとでも言いたいんですか?」
――――実は睦月には二つの秘密があった。
一つは、右手首を失った直後に奇妙な左手首が右腕にくっついて、時間を操る異能を得たこと。
そしてもう一つは、人生を三度繰り返していることだ。
三度目の人生において、自分と関わることで以前の人生での恋人が死ぬと思った睦月は、彼女から離れる道を選ぼうとしていた。
異世界が繋がる異変に翻弄された男の話。
※この物語はフィクションです。実在の国・団体とは全く関係ありません。
※前書き欄に注意書きを入れています。
※同シリーズ作品「妖怪紳士…」に登場する兄、睦月メインのお話です。
《設定お借りしました!》
・N0649JN 霧崎飛(きりさき らい)さん(2〜6話、ep.35〜ep.38、ep.60)&石丸愼也(いしまるしんや)くん(13話、ep.63)
・N9278JM 蒼(あお)さん(13話、ep.63)
・N5754JM
①深海蒼汰(ふかみそうた)さん(13話、ep.63)
②ヒロインについて“ラッピング→開封→ピル”の流れ(ep.31〜ep.33)
③“三嘴さんと花房さんがフォトウェディングをする”(ep.51)
④地域のボスを“お館様”と呼ぶこと(ep.61)
⑤深海さんのお母さんがBarを昼営業していること(ep.63)
・N8005JL 山崎響(やまざきひびき)くん(13話、ep.63)
・N8692JT 渡瀬歩夢(わたせあゆむ)くん(13話、ep.63)
・N0580JM 五十嵐六花(いがらしりっか)さん&ヤトさん&『花屋葦船町』(ep.65)
《当作品と同シリーズ作品について》
(1)無断転載禁止
(2)#BMC_使ってもいいのよ
企画参加作品に対してのみ【作品設定(キャラクターや、その他の設定など)】の使用を許可しています。
文章を複製して公開すること(転載)は禁止。引用の形式であれば可。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 19:20:00
145745文字
会話率:31%
アギナルドがミネルヴァと始めて出会ったのは、里の中の唯一の病院である医療棟の新生児室だった。
医師見習いとして働き始めていたアギナルドは、赤子たちの健康チェックのために先輩医師マルクスに付き添って訪れたその足で、運命の出会いを果たした。
オギャーオギャーと泣く数人の赤ん坊が並んでいるその端っこにいた、一際可愛らしい光り輝くような存在の赤子を見た瞬間に、ズキューン、と心臓が撃ち抜かれて瞬殺されたかのような衝撃が走ったのと同時に、いきなり股関が膨らみ爆発して、アギナルドは服の中に白濁を撒き散らしていた。
新生児に一目惚れした男とそのトンデモ恋に巻き込まれた少女が番になって家族になる話。
【注意】冒頭のみ少し小児性愛(ペドフィリア)表現注意。
⚠赤ちゃんに欲情しているので苦手な方は注意⚠(冒頭での本番行為はないです)
※アルファポリスにも掲載。なろうにR15版あり。
※無断転載禁止
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 06:32:37
12932文字
会話率:35%
新シリーズです。
クールサド系のロリ巨乳拷問官に、おっぱいで色仕掛け調教されて、堕落していく感じです。
パイズリ、授乳手コキ、幼児化etcです。
基本M向けです。
不定期に連載していきます。
6,7章くらいに分けて投稿していくつもりです
。
世界観は現代で、若干能力バトルモノです。
~あらすじ~
------------------------------------------------------------------------------
20XX年の日本。
特殊な能力を持った人間達が時々生まれ、能力を持たない普通の人と自然に生活していた。
警察に属し、能力によって起こる犯罪を取り締まる主人公。
ある日、大事な後輩を人質に取られて、世間を賑わせていた犯罪者組織に捕まってしまう。
独房に入れられた主人公のもとにやってきたのは、
自らを拷問官だと言う冷たい表情のロリ爆乳少女『ムルノ』。
自分の正義を守るため犯罪者組織の一員に心を許す訳にはいかない。
そんな主人公に与えられる、ムルノ自らのおっぱいを駆使した誘惑洗脳調教。
屈せず耐えていれば、警察の仲間が自分を助けに来てくれるはず。
だがムルノにも恐ろしい能力が――。
果たして主人公は彼女に抗い、無事に逃れることは出来るのか……。
------------------------------------------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 09:23:40
87867文字
会話率:40%
あらすじ 謎の本からロリ爆乳の悪魔を召喚してしまった召喚士。
主人を堕落させるのが自分の目的だと語る彼女に誘惑され、どんどんそのおっぱいに溺れていく。
勇者の仲間として立派な召喚士になるため、彼は堕落せずその誘惑を退けられるのか。
それとも
溺れて、そのまま虜になってしまうのか……。
ロリ巨乳、色仕掛け、堕落、パイズリ、授乳手コキ、幼児化って感じです。
こちらの作品は、クール教信者さんにリクエスト頂き書かせていただいたものです! ありがとうございます!
そして投稿に合わせて、なんと本編、差分両方の素晴らしい挿絵を描いていただきました!
↓こちらのFanboxさんでエピローグ前の幼児化差分を支援者限定で投稿させていただきました!(1/24)
こちらも幼児化、幼児プレイ、パイズリ、おもらし、な感じです。26000字程ありますので、よろしければそちらも読んでいただけると嬉しいです。
https://tunetureru.fanbox.cc/posts/1831156折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 09:24:46
41929文字
会話率:45%
ロリ爆乳の悪魔を召喚してしまった召喚士。
主人を堕落させるのが自分の目的だと語る彼女に誘惑され、どんどんそのおっぱいに溺れていく。
勇者の仲間として、立派な召喚士になるため、彼は堕落せずその誘惑を退けられるのか。
それとも溺れて、そのままお
っぱいの虜になってしまうのか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 22:34:13
14137文字
会話率:45%
自らの足で棲家から出た名もなき少年は道端で倒れかけたところ、名家・成宮家の息女に拾われた。そこで成宮家の当主たる紗雪に楓と名付けなられ、帰るべき家がない彼は彼女に仕える使用人として生きることとなる。
寂びれた屋敷の一角に住む紗雪と共に
穏やかな日々を過ごしていく中で、傷ついた心は徐々に癒されていくのにつれて、灰色だった視界は紗雪の存在によって色付いていく。純白に笑う彼女に、目を惹かれて止まない理由に気づいてしまった頃にはもう手遅れで、恋心が赴くまま紗雪の全てを知ろうした時、穏やかな日常は一瞬にして崩れ去った。
他でもない最愛な人の手によって告られる成宮家に潜む闇。そして紗雪に仕える使用人達のそれぞれが主人に向けて抱える愛、執着、羨望、葛藤に触れた時、楓が迎えるべき結末はどうなるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 01:37:51
164196文字
会話率:52%
エメスラーナ教国最強と名高い女聖騎士レーネ・ベリルは、その武勇と高潔さで民からの信望厚く、腐敗した権力者から煙たがられていた。結託した彼らはレーネを屈服させるため、異国の奴隷調教師オドグを差し向け、彼女を肉奴隷に堕とさんと画策するが……
最終更新:2025-03-10 22:31:08
10373文字
会話率:72%
1970年代生まれの主人公、博史(ひろし)は、中学1年生の時に、隣に住む幼馴染の4歳年上の清恵(きよえ)という女性の(洗濯され干してあった)下着を、偶然、目にしてしまう。その後、性に目覚めた博史は、中学2年生の時、我慢できずに、清恵の入浴シ
ーンを覗いてしまう。そして、幸運にも、高校2年生の夏、清恵との初体験を迎えることができた。やがて、医学生となった博史は、20歳の時、1歳年下の恋人、祐美子(ゆみこ)に処女を捧げてもらった。その後、実は、やはり博史を慕っていた祐美子の親友の美咲(みさき)に誘惑され、寝取られてしまい、その、前立腺マッサージまでをも、駆使するテクニックに、翻弄されてしまう。さらに、28歳の青年医師となった博史は、本当は愛し合いながら、お互いのすれ違いのため、それに気づかずに他の男性と婚約してしまっていた、3歳年下の、元の職場の受付嬢の千紗(ちさ)とも、アナルセックスまで含めた、印象深い、一夜の関係を持った。そして、その後、仕事の上では、大出世、大成功をおさめた博史であったが、結局、高齢になるまで、以上の4人以外には、結婚したいと思える女性が現れることはなかった。そんなある時、懐かしさから、清恵、祐美子、美咲、そして千紗の4人の現況を調べた博史は、彼女達、4人全員の血を引く、和泉(いずみ)という女の子のひ孫がいることを知ってしまう!奇跡と思われたその事実に、博史は感動し、17歳の和泉との結婚を、万難を排して実現させた。そして、その初夜、博史は見事に、和泉を懐妊させたが、その、あまりに甘美過ぎる興奮に、高齢の博史の心臓は、ついに、耐えきれなかった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 20:26:01
31904文字
会話率:0%
1970年代生まれの主人公、博史(ひろし)は、中学1年生の時に、隣に住む幼馴染の4歳年上の清恵(きよえ)という女性の(洗濯され干してあった)下着を、偶然、目にしてしまう。その後、性に目覚めた博史は、中学2年生の時、我慢できずに、清恵の入浴シ
ーンを覗いてしまう。そして、幸運にも、高校2年生の夏、清恵との初体験を迎えることができた。やがて、医学生となった博史は、20歳の時、1歳年下の恋人、祐美子(ゆみこ)に処女を捧げてもらった。その後、実は、やはり博史を慕っていた祐美子の親友の美咲(みさき)に誘惑され、寝取られてしまい、その、前立腺マッサージまでをも、駆使するテクニックに、翻弄されてしまう。さらに、28歳の青年医師となった博史は、本当は愛し合いながら、お互いのすれ違いのため、それに気づかずに他の男性と婚約してしまっていた、3歳年下の、元の職場の受付嬢の千紗(ちさ)とも、アナルセックスまで含めた、印象深い、一夜の関係を持った。そして、その後、仕事の上では、大出世、大成功をおさめた博史であったが、結局、高齢になるまで、以上の4人以外には、結婚したいと思える女性が現れることはなかった。そんなある時、懐かしさから、清恵、祐美子、美咲、そして千紗の4人の現況を調べた博史は、彼女達、4人全員の血を引く、和泉(いずみ)という女の子のひ孫がいることを知ってしまう!奇跡と思われたその事実に、博史は感動し、17歳の和泉との結婚を、万難を排して実現させた。そして、その初夜、博史は見事に、和泉を懐妊させたが、その、あまりに甘美過ぎる興奮に、高齢の博史の心臓は、ついに、耐えきれなかった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 20:19:59
67705文字
会話率:0%
大雨の帰り道、女子高生「あめ」を拾う。
服を脱がせると体には痛々しい傷が無数にあった。
正午を超えると発現するとてつもない性欲。
様々な苦難と共に、彼女の過去、様々な人間を巻き込んで物語は進んでいく。
果たしてハッピーエンドか。バッドエンド
か。
★がついているのはエロシーンありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 18:15:00
68365文字
会話率:39%
美大生の僕は、唯一の女友達である美沙にモデルをお願いする。ヌードは駄目だが水着だったらということでモデルをしてくれることに…。しかし当日、描いてると…。
最終更新:2025-03-10 17:53:23
4445文字
会話率:16%
新しく引っ越してきた部屋で、男は不思議な感覚に襲われる。奇妙な、未知の感覚だったが、明らかに快感だった。
その快感の源は隣の部屋。そこに住む若い女性だった。男はその隣の部屋の女性の、性的興奮を感じ取っていた。やがてそれは自慰行為に及び、男は
彼女の自治行為の快感を体験し身もだえる。そしてついに、彼女の膣にペニスが挿入される快感を受け止めて悶絶する。
快感を受け止める人数は日に日に増えていく。同時に多くの女体と接続し、セックスの快感を受け取る毎日が続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 14:30:52
70331文字
会話率:17%
公爵令嬢フェリシアは、8年に及ぶ婚約関係にあった王太子レイモンドから、ある日突然、前代未聞の「誠実な」婚約破棄を提示された。
彼にしなだれかかる令嬢も、身に覚えのない断罪とやらもない。賠償として、レイモンドはフェリシアが婚姻するまで自身
も婚姻せず、国一番の金山と、そして、王位継承権まで、フェリシアに譲渡するという。彼女は承諾せざるを得なかったが、疑問を覚えてしまう。
どうして婚約破棄をするの?どうしてここまでの賠償を――?
色々考えているものの、結論は考えていないものと大差が無くなってしまうヒロインと愛が深すぎて溺愛を通り越してしまったヒーローの話です。
本編10話となります。
アルファポリスにはR15版を投稿しています(最終話はこちらとかなり雰囲気が異なります)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 11:00:00
57486文字
会話率:14%
聖女アグネスは6年前の大がかりな浄化の後、力を急速に失い、浄化の依頼をされなくなっていた。それでもただ一人、律儀に彼女を指名し続けてくれた竜騎士を浄化しようとして失敗し、自分の力が本当に失われたことを悟る。
その場で引退を決め、別の聖女
を呼ぼうとしたとき、彼は彼女を引き留めて、彼女に浄化してもらいたいと切望する。力の無い自分に残された方法は、交わることしかないと告げると――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 11:00:00
14551文字
会話率:16%
厳しい暑さのある日、魔力切れを起こしたドロシーは倒れる寸前になりながら、なんとか家にたどり着くことができた。けれども、家には、3カ月前、突然彼女を捨てた最強の冒険者が上がりこんでいた――。
言葉が圧倒的に足りないヒーローと意外に言葉が足
りないヒロインの恋模様の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 11:00:00
25741文字
会話率:18%
【書籍化します。2025年2月28日上下巻同時発売!】
国内最強と謳われた王宮魔法騎士リーディア・ヴェネスカは退役を決意した。王太子を庇ったことで、魔法騎士の命綱である魔術回路を損傷したためである。
これを機に田舎に引っ込み、晴耕雨読な生活
を夢見た彼女だが、移住先で何故か宿屋を営むことになる。
秘密を抱えた魔法騎士のアルヴィン、屋敷妖精やノア一家達と共にまったりスローライフを送るリーディアの元に、かつての同僚が王太子を連れ、王都から逃れてきた。
【本編完結しました。ありがとうございます】
※マークがR15、R18表現ありです。
※他サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 08:00:00
374329文字
会話率:33%
「陛下、婚約解消して頂けませんか?」
エルフの国ルルドキポス共和国のエリアルがパルジファル帝国の竜の皇帝ロイバルトの婚約者になって半年。
互いの国の利害から結ばれた婚約だが、その元凶となった『災い』が無事に収束したため、エリアルは皇帝に婚約
の解消を申し入れた。
しかしエリアルの半年とロイバルトの半年はまるで異なっていたのだった!
ツンデレの暗黒竜の末裔と、鈍感脳筋なエルフちゃんの誤解だらけの半年です。
※マークがR18表現ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 20:00:00
146883文字
会話率:34%
「 はあぁあああああっ!?」
「 嘘でしょぅおおおっ!?」
そこは駅前にある所謂(いわゆる)待ち合わせスポットである。
その中央にあるベンチにため息と共に、がっくり、と腰を降ろした男と女。共に仕事終わりと思われるビジネススーツ姿である。
「おい、おい、おい、三週連続ドタキャンって……勘弁してくれよぉっ!?」
「仕事が長引いてドレスアップする間もなく駆け付けたっていうのに、このタイミングでドタキャンっ!?」
それ程大声で愚痴った訳では無かったが、坐った位置が隣同士であってみれば、おのずと声は聞こえた。
何気に振り向いた二人が思わず似たような声をあげる。
「えっ? ……もしかして邨木(むらき)先輩っ?」
「あれっ? ……もしかして和(やまと)くんっ?」
先程お互いに〝愚痴った〟言葉を思い出して幾分照れ臭そうに視線を泳がせる二人。
しかし、数瞬の後 ――
「や、和くん……ヤケ酒に付き合いなさいっ! ……どうせ あなたも花金(死語)だというのに予定が無くなったんでしょうっ?」
卒業後二年振りに合った先輩の〝圧〟に気圧された後輩が連れていかれたのは色気もへったくれもない居酒屋のチェーン店であった。
それから小一時間あまり。酒の勢いを借りて互いの相手の悪口を言い合って、幾分気持ちに余裕を取り戻した二人だった。
そうとなれば、互いの相手と久し振りに〝イタス〟予定だった昂りを思い出す。
「うぬぬぅ!?……この三週間、貯めに貯め置いたチンポの〝昂り〟を どうしてくれるんだっ!?……ううむぅ、風俗行って、抜くしかないかっ!」
勿論、女子にだって性欲はあるし、思いは同じであるとも言えたが、流石に後輩の意見に頷くを得ず。
「こ、こんなトコでそういうコトを言わないのっ!」
「だって、三週間も我慢させられたんすよっ!」
幾分声を落として〝愚痴る〟龍朗(たつろう)に泉流(いずる)も、グイっ、とジョッキをあおって、つい、〝本音〟をこぼしていた。
「わたしだってさあ、ドレスに着替える時間はなかったけどぅ、下ろしたての〝勝負ぱんつ〟だけでもと穿き替えてきたのにぃ……む、無駄になったわよぅ!」
泉流は、がくっ、と肩を落として続けた。
「手洗いして、箪笥の肥やしね…」
「えっ? ……次のデートで穿けばいいじゃないすか?」
「莫迦ねぇ……〝下ろしたて〟ってトコに意味があるのぅ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 05:40:00
10398文字
会話率:50%
いま、屋上の給水塔の陰で、俺の親友の加茂 祐輔(かも ゆうすけ)の彼女であり、学年一位の美少女でもある葦沢 カロリーヌ 璃苑(あしざわ かろりーぬ りおん)が俺に跨って、あん、あん、言ってるんだがっ!?
何故そうなったかって?
今か
ら三〇分ほど前の事だ。
放課後、俺はいつもの屋上の指定席で時間を潰していた。
彼女の織戸 幾ゑ(おりと いくえ)は学級委員長なので毎日学生会の仕事(押しつけられた雑用とも言う)があって、俺は待っていなければならない。
先に帰ろうモノなら、絶対に幾夜ママ(幾ゑのママ)が俺の部屋まで『説教』に来るからだ。お隣さんというのも結構やっかいなモノだ。
しかも、最近の『幾夜ママの説教』は〝性的な意味合いのある〟方向になりつつあるのが大問題なのだ。幾夜ママは娘と違い巨乳の美人さんなので、俺としては嬉しいかぎ……いや、大弱りなのだ。
―― で、天気も良いし、身体を伸ばして、うつら、うつら、していたらいきなり俺に跨ってきた奴がいた。しかも、顔の上に被せていた雑誌を押さえてやがる。
まあ、何故か女だと俺の直感が教えてくる。
いや、股の上に跨られたら、それが野郎の学生ズボンか、あるいは女子のスカートの中身(パンツ、とも言う)かは〝感触〟で判るだろう?
そして、幾ゑじゃないのは判っている。学院での幾ゑはこんなエロイベントは起こさない(自宅ではもっとエロエロだが……(笑))。
軽かったし撥ね退けても良かったのだが、俺を脅かした〝罰〟を与えなくてはいけない。俺に跨って顔(の上の雑誌)を押さえている相手(想像上では美少女)の胸の膨らみ目指して両手で、もみ、もみ、攻撃を繰りだした。
「くひゃあ ☆彡 ※ ◎×♂§☆っ!?」
意味不明の悲鳴(?)をあげて雑誌が吹き飛んだ。
「ひゃに、ふんにょほ、ふけへっ!?」
「意味不明だぞ、葦沢 カロリーヌ 璃苑っ!」
「ふ、ふ、フルネームで呼ぶな、助平っ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 18:10:00
4631文字
会話率:40%
碧山 誠(あおやま まこと)が、友人の誘いに乗ってそのダンスパーティ――『貴堂院女学苑』K等部が毎週末開催しているダンスパーティ――に参加したのには、実は秘めたる個人的な理由があった。
その主催者こそ誠の《憧れの君》貴堂院 愛姫(きどう
いん いつき)その人だったからである。
もしかしたら、『姫さま(愛姫の愛称)』に逢えるかもしれない。万が一にでも、一曲でも踊れたらどんなだろう……前夜、寝しなに思い描いた誠の願望(妄想)は、しかし、ものの数瞬で儚く消えた。
そこは、圧倒的に身分違いを思い知らされるハイソなパーティだったのだ。
しかし、失意のままにその場を去ろうとした誠は、ふとした偶然からそのダンパ会場の地下で催されていた、もう一つの『会』に紛れ込んでしまった。
そこで何と憧れの愛姫に出会った誠は、訳が判らない内にその『会』に入会されられてしまう。そして、その貴堂院女学苑のハイソなお嬢さま方の中でも更に選び抜かれたお嬢さま方の集う『会』の本当の顔とは……。
誠はその地下ホールで踊るお嬢さま方の優雅な立ち居振舞いとは裏腹にその衣装の奇抜さに唖然とさせられるのだった。洋画の中の『仮面舞踏会』を彷彿とさせる目線だけを隠すような仮面は良しとしても、煌びやかな衣装は何故か皆、当然のように乳房と股間が繰り抜かれて剥きだしだったのである。――これぞ、裏社交界に君臨するオートクチュール工房《TOHOKO(トウコ)》のまさに裏バージョンの衣装の揃い踏みであった。
愛姫たち上流階級のお嬢さまにとって、結婚とは政略結婚に他ならない。企業家や政治家とのしがらみの中でより大きな利益をもたらす結びつきの道具としてのみ、彼女たちの『結婚』は存在した。
それ故、逆に結婚までの自由な時間は、しがらみのない自由恋愛を享受する権利をそれぞれの家父長から与えられていたと言っても過言ではなかった。その為にこそ、家父長の公認と援助の下に、この『会』は存続していたのである。
つまり、誠が紛れ込んだ地下ホールの『会』こそ、そんなお嬢さま方が一夜の秘めた遊びを享受する秘密のパーティだったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 19:00:00
154592文字
会話率:44%
邪神に処女を奪われた黒髪の少女、『水無瀬 透華』は、日夜その凌辱の記憶を思い出すたび、性器を疼かせていた。
そんな彼女を預かったのは、遠くで暮らしていた実の兄。
男。
男根を持ち、孕ませる機能を持った存在――。
透華の性欲は暴走し、兄に、自
らの凌辱を乞い、媚びた誘惑を開始する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 23:13:20
13379文字
会話率:26%
奨学金を早く返したい彼女の選ぶ道
最終更新:2025-03-09 20:42:32
2286文字
会話率:15%
ブラック企業に勤める私、芦原雪菜(あしはら ゆきな)には、毎朝エレベーターで出会う人がいる。ジョギング姿で目深い帽子とマスクとの間には、人懐っこそうなタレ目が覗く。名乗った事はなく、お互いに会釈だけする間柄のはずなのに、その人は、なぜか私の
名前を知っていてーーーーーーーー初投稿です!なんでもござれな人、良ければ暇つぶしに読んで行って下さい。※この短編には直接的なR18な表現はありません。力不足です、ごめんなさい。※※※この物語は世の中のストーカーを肯定するものではありません。疲れた女の子が絆されるだけの、フィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 00:59:12
4778文字
会話率:39%
人嫌い公爵レティオにハニートラップを仕掛けるよう命じられた王妹エミーナ。だが、虐げられていた彼女は恋愛経験ゼロ。一生懸命誘惑しようとするも、レティオにはまったく効かないどころか、なぜか甘やかされる日々に……!
追い出されるはずが、いつのまに
か溺愛されてる!?
でも、実はレティオには秘められた力と王家との因縁があって――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 18:00:00
105718文字
会話率:29%
没落貴族のイリーシャは王に見初められて側室になったが、虐げられる日々。
ある日、王が閨に彼女が憧れていた騎士を連れてきた。
王に見られながら騎士に貫かれ、イリーシャは初めての快楽を味わい――。
※残酷な描写タグは念のためです。直接的な表現
はありません。
※8/4あとがきに蛇足的なヒーロー視点を追加。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 21:50:59
8308文字
会話率:21%
ラルサス王子は留学先で美しいシャレードに一目惚れした。しかし、彼女はこの国の王太子の婚約者だった。手の届かない人なのに、学園生活を送る中で想いは募るばかり。王太子のシャレードの扱いがひどいのにも腹が立つ。一方、シャレードもラルサスに心惹かれ
るが、婚約者のいる身であるので、淡々と応対していた。ある時、倒れかけたシャレードをラルサスが抱きとめると、彼に付いている精霊に、シャレードが不治の病に侵されていると告げられ、衝撃を受ける。ラルサスは──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 18:06:23
100568文字
会話率:32%
二十年以上同じ人を想い続けている奈央。
でも、彼とは決して結ばれない。
なぜなら、彼は妹の恋人だから。
自分の想いを押し殺して生きる奈央。
そんな彼女が出会ったのは、同じくつらい恋を続ける義昭だった。
二人は大きな秘密を抱えたまま夫婦にな
る。
本物ではない、ままごと夫婦。
それは互いの好きな人はそのままに、夫婦になりきるごっこ遊び。
片想いの二人が送る、温かくて切なくて甘い恋の物語
※ベリーズカフェにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 16:18:26
96147文字
会話率:53%
狼族の美人冒険者『エルザ』と、彼女の付き人兼パートナーの『レイン』との、ちょっと倒錯的な純愛物語です。
最終更新:2025-03-09 15:43:10
5567文字
会話率:47%
朝起きたら、お気に入りだったフルダイブ型MMORPGのアバター姿に!?自らの拘りと性癖、そしておっぱいを盛りに盛った金髪爆乳エルフ、セレナの身体となってしまった男子大学生の「森山(もりやま) 碧(みどり)」。
彼、もとい彼女は同じ境遇で女騎
士ロゼッタとなった友人(元男)と共に、現代に出現したダンジョンを踏破する!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 21:57:09
23692文字
会話率:41%
舞はれっきとした高校生でありながら見た目ではJSにしか見えなかった。
その彼女はあこがれる男子高校生の『幼すぎる』という言葉を聞き、大人になるために歓楽街に向かう。そして彼女を拾ってくれたのは彼女と同級生の美少女の父だった。
最終更新:2025-03-09 13:15:30
77681文字
会話率:39%
稚瀬は中学に上がったばかり。それがたまたま叔父にセックスを教えられることになり、すっかり好きに。しかしそれが父親にばれて、取り繕うために父と関係を。父も彼女の夢中になり、そしてそれに気付いた兄が彼女に手を伸ばす。いつしか稚瀬は性の泥沼に全身
を投じ、そして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 11:22:54
223521文字
会話率:41%
女子高生の優香は風紀委員長とあだ名されていた。父が警察官僚であり、彼女はそれを盾に非行少女狩りをしていた。標的にされた非行グループのボスである京実は部下で彼女と同じ学校にいる怜に彼女の攻略を指示する。怜は『非行グループを抜けたいので助けて欲
しい』と彼女に持ちかけ、それをきっかけに彼女と親しくなり、次第に彼女を自分に引きつけてゆく。いつしか彼女は怜のペットにされ、怜の命令なら何でもするようになる。だが、優香の運命はそこから更に転がり落ちてゆくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 11:44:45
156181文字
会話率:34%
彩花は、首を絞められる感覚に異常な執着を抱く27歳の女性。孤独な日々の中、彼女は自分で首を絞めて一時的な快楽を得ており、その行為は彼女にとって愛撫であり、寂しさを埋める手段だった。しかし、心の奥では誰かに激しく絞められることを夢見ていた。
ある日、彩花は古書店で真琴と出会う。鋭い目つきと静かな威圧感を持つ真琴に惹かれ、彩花は本をきっかけに彼女と親しくなる。カフェでの会話中、意を決して「首を絞められるのが好き」と打ち明けると、真琴は興味を示し、二人の奇妙な関係が始まる。真琴の手が彩花の首に絡み、行為は徐々にエスカレート。彩花は支配される快楽に溺れ、真琴もその行為に引き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 12:38:08
2119文字
会話率:28%
アーレア王国の姫、アウローラ。彼女はいつか守役のグラディウスと結ばれることを夢見ていた。ある日、何の前触れもなくふたなりの体となり、自らの変化に戸惑う。グラディウスに優しく導かれ、やがて立派な女王となる。それからというもの、アーレア王国には
代々ふたなりの娘が一人だけ現れ、その者に国を継がせるようになった。
繁栄する王家の中の恋愛模様を不定期長期連載で描いていきます。R18要素濃い目。
※ボーイズラブ要素、ガールズラブ要素はメインではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 09:00:00
38041文字
会話率:55%
アーレア王国の一人娘であるアウローラ姫。年は十七歳。ある日、何の前触れもなくふたなりの体となっていた。戸惑いながらも自身を慰める。彼女は十歳上の騎士で守役のグラディウスに、身分違いの恋をしていた。いつか彼と結ばれるのが夢だったのに、こんな体
になってしまった……。当代最高の騎士であるグラディウスは、姫の想いを受け止め、深い愛情と執着で大人の世界へと導いていく。アウローラは立派な女王へと成長し、アーレア王国はその後、代々一人だけ現れるふたなり娘に王位を継がせ、末永く繁栄する。溺愛、女性向け官能小説、ハッピーエンド。長期連載。
アウローラとグラディウスの行為には、指示・命令系のSM描写、女攻め、他の男女を交えての行為あり。アウローラが受け入れるのはグラディウスのみ。
第2章以降は子供世代の物語。親子、兄弟ほか近親者同士の行為多数。BL、GL、衆人環視もあり。
全50話前後を予定。他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 19:10:00
38041文字
会話率:55%