魔王マーゴットと婚姻した姫騎士ソレイユは激しい睦みあいの日々の末に懐妊し、無事に双子の可愛い赤ちゃんを出産した。幸せいっぱいのはずなのにソレイユはなぜか浮かない顔。
「マーゴったら昔は毎晩朝の鳥が鳴くまで愛してくれていたのに、今は夜にな
る前に自分の部屋に帰ってしまうのよ! あんな性欲の強い男がこんなに長く禁欲できるなんておかしい! はっ、もしかして浮気してる? 妾を作った?」
産後のソレイユのことが大事すぎて今は欲望のままに抱いたりなんかできないと思い詰めるマーゴットは国務の忙しさに追われて忘れていた。妻が一度こうと思ったら周りの言うことを聞かずに突っ走ってしまう、魅力的だが困った女だということを……。
今作は過去作短編「姫騎士ソレイユの純潔」https://novel18.syosetu.com/n1380hg/の後日談です。これ単体でも読めます。
企画「姫初め2023」に参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 07:00:00
25659文字
会話率:67%
国王陛下は政治的理由で仕方なく妻にした王妃を嫌っている。神聖な初夜は国王が王妃の寝室を訪れ二人きりで契りを交わす慣例であったが、国王は自身の寝室に王妃を呼び出した。王妃が寝室に訪れると既に女人の喘ぎ声が聞こえていて……。
そこには妾にもな
れない立場である猫耳の獣人がいた。世継ぎのためだけに呼ばれた王妃は耳付きの獣と国王との甘く激しい性交を同じベッドの隅で見守り、精を放つときのみ受け皿となる。
あまりにも屈辱的な扱いだが、家のため、国のため、王妃は受け入れるしかないのだった。
なんだかんだで全員幸せになるハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 14:25:29
8072文字
会話率:37%
※小説家になろうで連載中の『悪役令嬢は南国で自給自足したい』の登場人物のお話ですが本筋とは無関係です。
ハナ・バーロウは蝶よ花よと育てられた結果、ぽっちゃり大らかに育ってしまった伯爵家のご令嬢。
家族は彼女を愛らしいと言うけれど、ぽっちゃ
りが原因でお見合いは十連敗中。
そんな日々を過ごしている時、屋敷に獣人の国ライラックの第三王子ミーニャ・フェリクスが滞在することになる。
黒猫獣人な王子に気に入られたらしく、押し倒されて、流されて。
彼に好意を持ってしまったハナはミーニャの愛妾になりたいと願うのだけれど、ミーニャの思惑は別のようで……。
気まぐれお猫様系黒猫王子×おっとりご令嬢が幸せになるまでのお話。
※このお話単体で読めるようになっています。
※10万文字前後で完結のハッピーエンド作品です。
※他サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 14:04:23
54973文字
会話率:38%
斜陽ながら旧家である和泉家の次女、和泉 絢音は妾腹である―――― イヤ、正確に言うと婚外子。
父・絢治は和泉ナツと結婚する前既に、絢音の母・静音と将来を誓い合った恋人同士で、既に静音は絢音を身ごもっていた。ここでナツの横やり(横恋慕
)がなければ、絢治と静音は普通に幸せな家庭を築いていたが、どうしても絢治との子供が欲しいナツが絢治の実家・成瀬家の負債の肩代わりを条件に、絢治との結婚を強行した。俗に言う゛略奪婚゛だ。
そして、月日は流れ、年ごろになった絢音には家族の問題以外にも頭痛の種が出来た。
祠堂で開催された学院祭で絢音を見初めたと、とある資産家一族の一人息子が結婚を前提としたお付き合いを申し込んで来たのだ。
大して面識のない男から前触れもなくそんな申し出を受けた事に戸惑い、絢音としてはお断りしたかったが。
和泉家再興の絶好の機会と、ナツは一人で大盛り上がり。両手を挙げての大賛成。
本人・絢音の意思など完全に無視でトントン拍子に話は進み、とりあえず在学中に婚約で卒業後結婚という運びになりそうなのだ。
絢音はその長男・深大寺虎河関連の良くない噂を知り、どんより落ち込むばかり。
そんなある日、以前知り合った西島という男性との再会から、絢音の新たな人脈が広がってゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 15:19:09
5511文字
会話率:5%
ぼくの父は、愛人をしている。この町のみんながそれを知ってる。
この町の一番北側の、坂を超えた向こう。
葛西坂と呼ばれる、色町へ続く一本道。
その坂を下って、父はこの町に来た。
幼いぼくを腕に抱いて。
最終更新:2022-11-23 14:34:55
44625文字
会話率:45%
大倉酒造の次男、平次が結婚することになったのはまだ戦争が始まる前のころだった。稼業を継いだ口の悪い優男の兄に連れまわされて、働き手になる人を、と方々探し回った。大男や怪しい稼業の男と結婚させられそうになる中が、平次本人にはどうにも他人事のよ
うに思えた。そんなこんなで決まった輿入れでやってきたのは、病を患った万年青という儚げな青年だった。働き手になりえない彼は実家へ帰されそうになるが、周囲の反対をよそに万年青を気に入った平次は勝手に祝言をあげてしまう。二人の結婚はそうして始まっていった。【本編完結】【番外編(ヤクザ×酒蔵の主人)完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 18:30:51
248627文字
会話率:35%
大物二世政治家の近江に、背後から話しかける記者の姿があった。無礼な様子で話しかけてくる記者を壁に押し付け、近江はその唇を獣のように吸い上げるのだった…。
最終更新:2022-02-12 22:27:21
4399文字
会話率:40%
妾は妖怪ビッチッチ!とってもビッチな妖怪なのじゃ!
名前もビッチ!生き様もビッチ!!
もんのすごいガバマンじゃて!
エッチらビッチら旅道中!
今日も今日とて男たちの精を喰らい尽くすのじゃ!!
妾の伝説ここに爆誕じゃ!!!!!
最終更新:2022-11-05 21:00:00
19505文字
会話率:60%
15歳で66歳の国王の愛妾となったクロエ。
22歳になった今でも思いだすのは少女時代に一年間、ともに過ごした、2歳年下の伯爵家嫡男アレクシスのことだ。
その彼が、近衛兵として、クロエと国王に近侍することになり……?
自分より背が低かっ
た少年が、見上げるぐらい背丈が伸びてから現れる系のおねショタ好きな方、よろしかったら!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 07:00:00
13655文字
会話率:26%
※ R18シーンは第二章以降から本格的に始まります。序章にR18シーンはありません。
大富豪の令嬢アミーラは、性に目覚め始めていた。
十八の誕生日を迎えるにあたり、アミーラは、父のマーリクから奴隷を買い与えられることになる。
気乗
りしないアミーラであったが、父に連れられてやって来た奴隷市場で、美しい獣人の奴隷のアスランに一目ぼれする。
ところがアスランは、いわゆる家内奴隷ではなく、性技に特化した性奴隷だった――。
※ 性知識に乏しい令嬢が、お金持ちのマダムたちにご奉仕してきた、経験豊富な性奴隷の獣人に色々されます。
最初は恥じらいや価値観ゆえにいやいや言っていますが、快楽に抗えなくなります。
この小説の舞台設定には下記のものが含まれます。ご注意ください。
下記の設定につき、強いこだわりのある方にはお勧めいたしません。
※ 男尊女卑
※ 奴隷制度
※ 愛人・愛妾
※ 獣人
この物語はフィクションです。史実とは異なります。
この作品は、下記のサイトでも掲載しています。
ノベルピア https://novelpia.jp/novel/1938折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 17:37:53
59735文字
会話率:42%
サリーナは侯爵令嬢で、第一王子アルフレッドの婚約者だ。2歳年下の妾腹の義妹、キャロリーヌが学院に入学してきてから、アルフレッドはキャロリーヌに夢中になり、サリーナとの関係も破綻寸前。アルフレッドの側近のダンテやカルロもキャロリーヌに夢中にな
り、サリーナを公然と罵る様な事も度々だ。
学院内でも、健気な義妹を虐げる悪役令嬢の姉と噂されるようになり、サリーナは孤立していた。
そんな時、サリーナを庇って助けてくれる歴史学の教師ステフ。パッとしない容姿のステフだが、傷ついたサリーナを包むように癒してくれる心優しい人柄に、サリーナは徐々に惹かれていく。しかし、サリーナとステフは生徒と教師。それに、サリーナには婚約者のアルフレッドがおり、教師のステフとは許されない禁断の関係だ。
キャロリーヌやアルフレッドとの関係が悪化していくのに反比例して、ステフへの想いを募らせていくサリーナ。
学院生活最後の卒業パーティーで、アルフレッドが衆人の前でサリーナに婚約破棄を突き付ける計画を立てている事を耳にしたサリーナは、侯爵家から追放される前にと、胸に秘めていたステフへの想いを告げようとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 00:11:47
29520文字
会話率:43%
恋した女性が父と結婚し、木崎漣は滑稽な失恋をした、そしてうっかり、漂流した。
海を望む田舎村の役場の雑用としてこき使われる日々にはほとんどもう、何の未練もありはしない。人生に草臥れきって、このまま死んだところで何を恨もうか。諦めきった
漣の前に、海の中から現れたのは銀髪ちんちくりんつるつるぺったんこののじゃロリ幼女、彼女は自らを「船幽霊じゃ!」と言う。人魂の「母さま」と二人きりで海の中に生きる彼女は、船幽霊として初めて沈める船に、漣の小船を選んだが、
「……なんだか妾たち気が合うのではないか」
気付けば、すっかりなつかれてしまった。
「人魂の母さま」の目のないところで、人生最初で最後のつもりの悦びを船幽霊の幼い身体から得ることを思い付いた漣だったが……。
真っ白な船幽霊のぷにぷにボディにやがてくっきり水着の日焼け跡が刻まれるとき、二人は夫婦になる。
===
やんちゃで甘えんぼうで元気いっぱい、未熟だけど頑張っておよめさんになろうとする船幽霊の健気さと、不遇な暮らしの中で彼女に恋をして生きる力を取り戻していく青年の話。二〇二二年の夏さいごのおにロリ小説です。ほとばしれオシッコ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 14:00:00
154724文字
会話率:46%
魔術師の家の貰われ子として育ったものの、魔法の使えないレインフォールは剣の腕を磨き、長じて「龍殺し」となったが国に疎まれ恋人を兄に奪われて、「魔の島」へ単身の龍征伐を命じられる。それは片道航路、実質的には追放令だった。
嵐に巻き込まれ
舟は沈み、漂流者となったレインであったが、彼が辿り着いた「魔の島」に住んでいたのは人魚、黒虎、そして人間、更に龍の少女たち。
失意のレインは彼女たちに囲まれて、心づくし愛情てんこもり甘々なかよしハーレムライフで元気を取り戻し、わりとすんなりこの島に骨を埋める決意を固める……。
===
高貴なお嬢さまでママで銀髪な発育抜群人魚と、やんちゃで天真爛漫なおれっ娘黒髪の黒虎つるぺったん、そして気弱甘えんぼうで幼児退行する金髪ぷに幼女、更に妾のじゃロリ邪龍金髪メスガキ未熟ボディに囲まれて、常夏の島での永遠の日々が始まる。海も砂浜も山も森も島全体がさながら愛の巣、傷んだ心もほとばしる黄金色のオシッコで塗り潰して、気付けば抱え切れないほどの幸せに浸るのです。
*人外キャラ登場しますがHシーンはいずれも幼女の姿をしています。
*「異世界転移」の描写を含みますが、主題ではありません。
pixivにおきましても以下のURLにて掲載しております。
https://www.pixiv.net/novel/series/9499296折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 12:00:00
414546文字
会話率:51%
架空の世界の架空の王国で、妾腹の第一皇子として生を受けたレインが、術者の少年や異母弟、部下と心を通わせながら国王の座につくまでの話。
本作品はpixivにも掲載しています。
最終更新:2022-09-04 00:19:37
40705文字
会話率:25%
ある日、最近噂の『人食いの化け物』にお得意様を食べられて宿無しになってしまった男妾のセリオ。
「人食いを、見つけて欲しいんです」
怒り心頭の彼が訪ねたのは、完全無欠、稀代の天才と名高いスゴ腕魔法使い、オースティン・ミラーの邸宅だった。押しに
押しまくり、なんとか弟子として転がり込むことに成功するが、実はこの魔法使い、家事力0のとんでもない不摂生男で……。
魔法以外ダメダメの天才魔法使い×貧民街生まれ世話焼き青年が、正体不明の人食いを探しながら一つ屋根の下ドタバタするお話です。
※4話、5話までお相手が出てきません。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 21:12:05
70876文字
会話率:40%
東の領地にある小さな村で妹と暮らす青年梵は、農作物に害を為す魔獣鳥の被害を見に畑に行くと畑の傍で怪我をした一人の男を見つけるがー
(受け)梵(そよぎ)・・・十八歳。歳離れた妹と暮らしている。(攻め)暢臣(のぶおみ)・・・二十七歳。東の領地
である奥平の領主の三男で妾の子で冷遇されているが優れた武人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 08:25:56
583文字
会話率:82%
童貞王子はセックスがしたいっ!
エルカンド王国の第一王子ガウェインは今年一七歳になるのだが、王国が弱小国すぎて嫁ぎたいという姫が一人も居なかった。正妻もいないのに貴族の娘の妾なんか作れないので、とりあえずガウェインは王国を訪れていた大国バ
ーファリア神国の王女であり聖騎士でもある第三王女モルファを口説いてみることに。
もちろん弱小国の王子というだけで相手にもされなかったのだが、その従者であるライカが興味本位で童貞王子をセックスに誘ったのである。
そして始まる童貞王子の種付けセックスライフ。これは弱小国の童貞王子がそのチンポ一つで成り上がっていく物語……ではなく、姫騎士と従者をただただ孕ませるだけのハメハメ物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 22:34:48
7213文字
会話率:45%
『男妾(だんしょう)は泡沫の夢を見る』の番外編集です。
不定期更新。ほとんどが短編、まれに短期連載あり。
ブラントとアンソニーが織りなす甘いひとときを、ぜひご堪能ください。
最終更新:2022-08-04 21:46:07
35812文字
会話率:31%
国の危機を救うため、隣国の前王に妾として仕えることになったアンソニー。
恋も性の経験すらもない彼は、二十五歳年の離れたブラントに、身も心も蕩かされていく。
絶倫の元王(43)×華奢で純朴な青年(18)
イケオジに溺愛される青年の、デロ甘
小説。
「春の章」「夏の章」「秋の章」完結。4/8より「冬の章」始めました。
年の差カップルの甘く蕩けたひとときを、ぜひご堪能ください。
※fujossy、アルファポリスにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 17:53:35
248250文字
会話率:37%
とある小国の王族は、男系かつ直系の血脈を繋いできていた。たとえ長子が女児であっても女王として即位することはできず、一番最初に生まれた男児が原則として王となり、時には第二、第三王子が王座につくということもあった。
ある時代、国王夫妻は
第一子として女児を儲けるものの、中々第二子の懐妊に至らない。貴族院は万が一にも王族の血脈の断絶を避けるため、過去の例に従い公妾を選定し、若くして夫を失いその美貌ゆえに多くの男性に言い寄られながらも決して靡くことのなかった前侯爵夫人がその役目に選ばれた。
前侯爵夫人は無事懐妊し男児を出産したものの、二年ほど遅れて王妃もまた男児を出産した。二人の男児は順調に成長し、慣例に従い第二王子である王妃の子が王太子となった。
一足先に成人した第一王子は最低限の公務と官吏としての仕事をこなしながら母である前侯爵夫人と共に穏やかに日々を過ごしていた。
そんなある日、王太子である第二王子が急な病に倒れ、治療の甲斐なくその命を落としてしまう。その凶報を受け、気ままに暮らしていた第一王子は急遽王太子とならなければならなくなった。
ここで問題になったのが、未来の王妃をどうするかである。微妙な立ち位置であった第一王子には成人後も婚約者がいなかった。今から選ぼうにも、王妃教育には時間がかかるもの。そこで白羽の矢が立ったのが、前王太子の婚約者であった令嬢だった。
そうして、政治的に振り回された二人の婚約は為され、一年間の喪中が開けた直後、急ぐように二人の結婚はなったのだった。
そんな第一王子グレンとその妃となってしまったマリーは、初夜を迎えようとしていた――――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 16:34:40
52153文字
会話率:44%
フェリスは聖女だった。
一般的な聖女であれば一定期間教会に囲われたのち、結婚適齢期になれば、その血をつなぐため、役目から解放されるのが一般的だった。
しかし、フェリスの力は「先見」であり、聖女達の中でも特に希有とされていた。
そのためか、婚
期をやや過ぎても役目から解放さなかった。
そんな折、妹が、粗暴と放蕩で悪名高い王子の花嫁選びのガーデンパーティーに参加しなくてはならなくなった。
最低一家に一人、娘を差し出すという王命であったため、フェリスは妹の代わりにパーティーに出席することにする。
純潔を失えば、教会から辞することが出来るのではないかと思って。
ところが、第二王子エドワードは、横暴で放蕩者という評判とは異なる人物のようで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 12:34:37
26085文字
会話率:49%
この日、とある伯爵家の娘は後宮にあがった。娘は王より新たな名を賜った。名はセレーネ。由来は彼女の容姿にあった。月の光を思わせる白銀の髪に翡翠の瞳、ほっそりとした肢体をもつ彼女は社交界で『月の妖精(セレーネ)』と呼ばれていたのである。娘を妾に
と望んだ王は、まだ若い青年だった。王家の血筋らしい黒髪と上背をもつ精悍な美男だったが、彼には秘密があった。
一方セレーネには将来を約束した庭師の恋人がいた。王の妾の任期は二年。彼女は妾の務めが終わり次第、恋人と一緒になるつもりでいたが、王は『君の恋人に爵位を与えるから、私の子を産んで欲しい。二年後には必ず解放するから』と言い出した。王の願いを断ることが許されないセレーネは、恋人との未来のため、王に身体を許すことになったが──。
恋人がいる令嬢に本気になってしまった王と、恋人がいるのに王に快楽堕ちしてしまう令嬢の性愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 22:00:00
14254文字
会話率:30%
10年前、あとにしたこの場所に俺は戻ってきた。……――今度は正妃として。
昔、俺は子供を捨てた。
当時半ば自失状態だった俺がリセデオ王国、リモヌツ公爵家の養子になったのは8年前。俺の実の母親が大国の王族だったと知ったのと同時だった。
母
のことを愛している公爵が、自分の子供である可能性の高い俺を探していたのだという。
今更。そうは思いながらも俺は、可能な限り愛情を注いでくれる公爵の元で貴族としての教育を受け、立ち直ってきた矢先、謝る公爵に頼まれ、隣国ニアディスレの王室へと嫁ぐことになる。
そこは10年前にまだ幼かった我が子を連れて行くこともできずに一人、自分だけで去ることになった、当時、俺が国王の愛妾として過ごしていた場所だった。
10年前。突然、記憶を失った国王ルスフォルから受け入れられずに離れざるを得なかった主人公ティーシャが自分を知らない、かつて愛した相手だった国王と再び愛を育む話。
12歳の息子を添えて。
になる予定です。
・男女関係なく子供が産める魔法とかある異世界が舞台。
・概ねドシリアスの予定。
・第二章が過去編。
・ぶっちゃけプロローグの冒頭一文書きたかっただけ。(出オチ。
・残りは全部後付けの見切り発車。
・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
・アルファポリスさんにて先行公開してます。
・ストックが無くなったので次の更新は未定です。
・1回の投稿の文字数をだいたい3000~6000字ぐらいに調整しているので、アルファさんとは1話単位の区切りが違います(アルファさんは1話だいたい1000~2000字)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 22:00:00
152314文字
会話率:14%
キーツクライド王国の最貧困の出自のエミルは、七呪いと呼ばれる猫の耳と尻尾を持った一族の末裔の少女。その容姿の特異さからサーカスできつい労働を強いられたり、好事家な貴族に玩具にされたりと、散々な人生を送ってきた。自分たちを踏みつけにしてヒエ
ラルキーの頂点である王侯貴族たちが楽をして暮らしていることを知り、この国の破滅を願うエミル。
なんでも国王には息子はひとりしかおらず、庶子であるレナルド・シャノンさえ死ねば、跡取りが途絶えることを知ったエミルは、あらゆる手段を用いてレナルド・シャノンに近付き、彼を殺そうとする。
ところがレナルドの口から語られたのは「この国をめちゃくちゃにしてやりたい」という、エミルと同じ願いだった――。
若き美しき妾腹の王の息子と、最下層で育った呪われた血を持つ少女。ふたりが共謀していくうちに、徐々に宮廷内が変化しはじめる。
【注意】
不快でグロテスク(弱)な描写、性的暴行のシーンがございます。なんでも許せるかた向けです。
不快、グロテスクな描写のある章には「※」、性描写のある章には「*」がついておりますので、あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 06:01:20
100552文字
会話率:52%
【アマゾナイトノベルズ様より電子書籍化していただきました】
詳細→http://www.amazonitenovels.com/novels/68.html
(※この物語には若干残酷な描写が含まれます。残酷な描写のあるシーンには「※」がつ
いておりますのでご注意ください)
「どうかわたしを慰み者に――」
戦に負けた戦利品としてフィルヴィニア王国に差し出されたアドネス王国の姫ジゼルは、フィルヴィニア王国の王太子ヴィクトルの愛妾となることに。しかしジゼルは父王から、ヴィクトルを亡き者にするよう極秘の命を受けていた。けれど気の弱い彼女は、なかなか父王の命令を遂げることができない。しかもヴィクトルを殺そうとしていることをすぐに彼に気付かれてしまうが、なぜかヴィクトルはジゼルに優しく接してくれて……?
冷遇されて育った姫と、祖国の仇の美しい王太子。
ジゼルは果たして祖国の敵をうつのか、それとも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 08:01:13
80490文字
会話率:52%
妾の娘であることから家族から虐げられ、使用人としてメイフィールド家で暮らしている少女ララ。そんなララのもとへ姉が拒絶した縁談が舞い込んできた。なんとそれは領主であるギルバート・ブラッドベリー伯爵との縁談だった。ブラッドベリー伯爵は嫁いだ娘
が次から次へと姿を消すという、幽霊伯爵として有名だった。しかも伯爵家にはなんと、人間は伯爵本人しかいないのだという。
拒否権もなく、唯々諾々とブラッドベリー伯爵家へ挨拶へと向かうララ。しかしそっけない態度の美貌のギルバート・ブラッドベリー伯爵には、なんとララと同じ秘密があって……?
※ゆるい西洋風設定です。細かいことは見逃してください。
※妾、妾腹に若干差別的要素が含まれています。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 20:12:23
54346文字
会話率:59%