【腹黒い他国の第二王子×負けず嫌いの転生者】
第二王子:ブライトル・モルダー・ヴァルマ
主人公の転生者:エドマンド・フィッツパトリック
【この道を歩む~転生先で真剣に生きていたら、第二王子に真剣に愛された~】 の第二部になります。
上記から読んでいただけると、より分かりやすいかと思います。
必死に手繰り寄せた運命の糸によって、愛や友愛を知り、友人たちなどとの共闘により、見事死亡フラグを折ったエドマンドは、原作とは違いブライトルの母国であるトーカシア国へ行く。
異文化に触れ、余り歓迎されない中、ブライトルの婚約者として過ごす毎日。そして、また新たな敵の陰が現れる。
全体的にかなりシリアスです。死亡表現やキャラの退場が予想されます。グロではないですが、お気を付け下さい。
闘ったり、負傷したり、国同士の戦争描写があったります。本編ド健全です。すみません。
二部は戦争描写なし。戦闘描写少な目(当社比)です。
※ 恋愛要素薄めです。バトル小説にBLを添えて。
※ 全編主人公視点で進みます。
※ アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:05:26
52202文字
会話率:53%
【腹黒い他国の第二王子×負けず嫌いの転生者】
エドマンドは13歳の誕生日に日本人だったことを静かに思い出した。
転生先は【エドマンド・フィッツパトリック】で、二年後に死亡フラグが立っていた。
エドマンドに不満を持った隣国の第二王子である
【ブライトル・ モルダー・ヴァルマ】と険悪な関係になるものの、いつの間にか友人や悪友のような関係に落ち着く二人。
死亡フラグを折ることで国が負けるのが怖いエドマンドと、必死に生かそうとするブライトル。
「僕は、生きなきゃ、いけないのか……?」
「当たり前だ。俺を残して逝く気だったのか? 恨むぞ」
全体的にかなりシリアスです。現在執筆中の二期以降は、死亡表現やキャラの退場が予想されます。グロではないですが、お気を付け下さい。
闘ったり、負傷したり、国同士の戦争描写があったります。
本編ド健全です。すみません。
※ 恋愛までが長いです。バトル小説にBLを添えて。
※ 攻めがまともに出てくるのは五話からです。
※ アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 16:06:03
122249文字
会話率:45%
「どうせ俺なんか...」
ホワイトローズ王国の第二王子、ヴィクター。
太った醜い体型、下品な言動、無能な性格ーー
誰からも軽蔑され、宮廷の恥と呼ばれる男。
そんな彼の瞳に映るのは、すべてを見下す貴族たちの嘲笑の目。
だが誰も知らない。こ
の男の真の姿を。
「愚者のフリをして天才を隠せば、誰も警戒しない」
裏では冷酷非情な策略家、表では愚かな王子。
魔法の変身術で姿を変え、「シルバー伯爵」として
魔導具産業を掌握し、王国経済を支配下に置く。
彼の計画は着々と進んでいた。
かつて彼を嘲笑した高慢な貴族令嬢・エレノアを落とし、
彼女の親友・レイアをも堕落させることで、
復讐の第一歩は完璧な成功を収める。
「今度は王家そのものを、そして世界を――」
二重生活、三重人格。
非情な復讐劇と渦巻く欲望。
絡み合う陰謀と計略。
王子は微笑む。
「俺を軽蔑した者たちは、やがて俺の足元で泣くことになる」
前世の知識と圧倒的な知性を武器に、
彼の野望は王国を超え、世界へと広がっていく。
――見くびられた男の復讐は、まだ始まったばかりだ。
☆は性的な文章あります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 19:00:00
1190100文字
会話率:35%
上級貴族として生まれたリトは自身が仕える第二王子殿下と共に、教高等院へ進学した。同輩とともに主教となるために学んでいく。しかし、穏やかな日々は、徐々に姿を変えていく。いったい今この国で何がおこっているのか…
複数カプできる予定。一つの時間軸
をそれぞれの視点で描く予定です。魔法のある世界観です。長編をじっくり読みたい方におすすめ。R18までは遠いです。
予定cp4つです。一つは表現決まったら追加します。
腹黒執着×鈍感
微ヤンデレ×適当流され
執着×執着(お互い激重)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 14:22:30
150778文字
会話率:56%
目を覚ますと、そこは神殿の中。私は“聖女”として、この国を癒してほしいと懇願され、状況が呑み込めぬまま、それっぽく“祈り”を捧げてみる。すると、結界が張られ、その上癒しの光まで発動してしまった!魔力を使い果たし倒れた私を抱き上げたのは、筋肉
ムキムキ、黒髪の好青年、第二王子アシュレイ。無骨で寡黙な彼は、屋敷へ私を連れ帰り看病してくれる。魔力の回復には肌と肌の接触が必要で……。それってつまり毎晩アシュレイに抱かれて眠るってこと!?国王の命により、私たちは婚約者として巡礼の旅へ出ることに。不器用な愛が、ゆっくりと確かな絆へ変わっていく。これは、異世界で始まる聖女と第二王子の恋と祈りの物語。※はR18回となります(現在85章中18章分がR-18です)
本作品はChatGPTの力を借り構成・創作しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 14:09:33
173290文字
会話率:30%
リスティーナはメイネシア国の第四王女という身分でありながらも母親が平民であるため、冷遇されていた。
そんな時、父である国王から、ローゼンハイム神聖皇国第二王子に嫁がされるよう命じられる。
それは、父王が溺愛している異母姉のレノアを嫁がせたく
ないという身勝手な理由からのものだった。
異母姉であるレノアの身代わりに嫁いだリスティーナ。
しかも、夫である第二王子、ルーファスは呪われた化け物王子と呼ばれていた。ルーファスには既に妻が三人もいて、リスティーナは四番目の妻として嫁がされることになる。
夫のルーファスはリスティーナに冷たく当たり、強く拒否をするが、彼の心の傷に触れ、次第に惹かれていき…、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 09:06:50
1180376文字
会話率:37%
サンクォーツ王国の第一王子エリスは、その日5歳になったばかりの弟、アルバートの姿を見て前世の記憶を思い出した。──正確には、前世遊んだゲームの記憶を。
ここはそのRPGの世界で、よりにもよって自分はゲームのラスボスであるエリスに転生している
ではないか。ラスボスエリスは悪逆非道のかぎりを尽くし、最後には主人公であり弟でもあるアルバートに殺される存在である。そんな運命まっぴらごめんだ。
幸いゲームの記憶はしっかりある。品行方正に生きればいいし、何よりアルバートは世界一可愛い存在で兄弟仲は良好。ラスボス回避は簡単のはず……だと思っていたのだが……?
前世を思い出して極度のブラコンと化したエリスと、そんな兄がいろんな意味で大好きなアルバートの、剣と魔法と精霊を巡る物語。
母親違いの弟×兄(第二王子×第一王子)
固定CPですが主人公がちょいちょいモブに襲われそうになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 00:10:00
209593文字
会話率:50%
第二王子リオネル・ヴァーグ・エルトリシアは、王になれないスペア王族としての役割に倦んでいた。だがある日、失態を犯した少女メイドを折檻する中で、自らが女の涙と屈辱に激しい興奮を覚えるサディストであることに気づく。それ以降、リオネルは純潔を守ろ
うとする者、誇り高き者、反抗する者を標的とし、彼女たちの心と身体を徹底的に征服し、陵辱することに快楽を見出す。清き女たちを獲物とする彼の人生が、闘姫、聖女、未亡人たちとの出会いによって狂気と欲望に染まってゆく。 どっから読んでも大丈夫です。エロありには♡をつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:00:00
267151文字
会話率:33%
BL小説。超長編。帝国皇帝×敗戦国王子(分類するなら溺愛×健気な傾向ですが、ファンタジー要素の方が強めです)。
大帝国ダルヴァディアに無謀な侵略戦争を仕掛けた小国カルスは当然のように敗北し、その敗戦国第二王子シュリは、帝国皇帝アースヴァルト
の側室として帝都に迎えられる。
だが、単なるカルス国王の暴政の一環だと思われていた此度の戦争は、何者かによる壮大な謀略の序章に過ぎなかったーー。
(※この作品は、同名作者による個人サイトにも掲載しております。連載中。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:42:30
471365文字
会話率:24%
「男同士なんてあり得ない!」と言っていた初心な主人公が、性に奔放なエルトニア王国の第二王子の妃となり、ケンカップル→バカップルの果てに、巻き込んだ世界を救っていくラブコメ。
人間の国の軍事力では最弱なエルトニア王国だが、戦闘系の特殊スキ
ルを持った王族たちは旅団クラスの力を持っており、他国の侵略から国を守ってきた。
最強の戦士同士のカップルが世界の危機に立ち向かう物語。
カップリング : 『 腹黒ドS王子✕美貌の魔剣士』
ジャンル : 王族/執着攻め/強気受け/(無自覚)美人受け/ノンケ受け/あまあま/バトル多め
えっちなシーンには、「*」マークをつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:42:34
105718文字
会話率:45%
不器用に誇りを抱いて生きる彫金師・レティシア。
ある日、王宮への贈り物が納品直前にすり替えられるという事件が発生する。
身に覚えのない罪に巻き込まれる中、レティの前に現れたのは、素性を伏せた男《ロー》。
職人としての矜持と技術、そして彼女
の小さなこだわりを見抜いた彼は、静かに手を差し伸べてくる。
だが彼の正体は、王家の第二王子・ローランだった。
「君の作ったものに、心を打たれた」
「君を守らせてほしい」
誤解と陰謀の中で揺れ動く心。
冷たい鉄を打つ手の奥に宿る、誰にも見せたことのない熱。
これは、孤独に生きてきた女職人と、やさしさをまとった王子が少しずつ惹かれ合う、静かで熱い恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 21:00:00
78575文字
会話率:43%
私、エミーリア・フォン・ヴァイスハイトは近いうちに婚約者である第二王子に婚約破棄をされるらしいです。
へぇ?浮気をしているのはそちらなのに?
「婚約破棄をされる前に婚約破棄をしてあげましょう」
浮気王子に制裁を加える侯爵令嬢の話。
カクヨムに全年齢版を掲載しております。
毎日15時更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 15:00:00
18512文字
会話率:51%
「呪いは解くので、結婚しませんか?」
竜を愛する竜騎士・リウは、横暴な第二王子を庇って代わりに竜の呪いを受けてしまった。
痛みに身を裂かれる日々の中、偶然出会った天才魔法使い・ラーゴが痛みを魔法で解消してくれた上、解呪を手伝ってくれるという
。
だがその条件は「ラーゴと結婚すること」――。
初対面から好意を抱かれる理由は分からないものの、竜騎士の死は竜の死だ。魔法使い・ラーゴの提案に飛びつき、偽りの婚約者となるリウだったが――。
※週1~4回ペースで最終話まで更新予定。
※この作品は他のサイトにも掲載していいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 21:00:00
69784文字
会話率:32%
第二王子×元同級生の愛人
10年以上、囲われていた王子に、できちゃった結婚すると告げられた三十路の愛人のお話。
なんちゃってファンタジー。男同士は結婚できない世界線のお話です。
18千字程度の短編。
全三話。
愛人視点→王子視点→愛人視点。
最終更新:2025-07-19 12:33:50
18071文字
会話率:21%
舞台俳優の水沢レンは、自身の出演する舞台の物語の世界に転移してしまった。
悪役令嬢になり婚約破棄をされるノード侯爵令嬢カレン。
そして無口で不愛想だが誠実な悪役令嬢の兄でレンが舞台で演じた相手ジーク。
ノード侯爵家は後にジークが殺害されカレ
ンが婚約破棄をされることによって没落する。
二人の先の未来を知っているレンは二人を救いたいと策を練る。
それなのに――
レンは聖女には親友認定を受け、関わらないと決めた第二王子アルバートには執着され……?
※重めのお話です。執着系無自覚ヤンデレ出ます。本気でご注意を!
※誤字脱字報告ありがとうございます!!
本当に本当に有難いです!! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 23:51:04
88263文字
会話率:40%
第二王子レグルスは王国最強の騎士アルタイルと政略結婚するよう強要されていた。
幼馴染の親友だと思い、レグルスはアルタイルを信頼していたが、裏切られたと絶望する。
婚約破棄をかけて決闘を挑むも敗北し、逃げようとして抗えば、手酷く凌辱されて抱き
潰される。
アルタイルが想いを寄せているのは兄のはずなのに、なぜこんなにも執着されるのかわからなかった。
レグルスは容姿の似ている兄の代用品にされているのだと察し、兄の代わりにされるなんて嫌だと抗い続ける――。
※冒頭に無理矢理わからせる性描写あり。ケンカップル要素あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 21:00:00
55166文字
会話率:30%
宝の鍵シリーズ最初の物語。それは、金の王子と銀の王子、風の子の時代より遥か昔、三千年前まで時を遡る……。
リンスロット・レイデューク・ディエラ 十五歳。ディエラ国の第二王子であり、尊き女神の息子。太陽のように眩い美貌と明るい性格から
、黄金の太陽王と呼ばれていた彼の前途は明るかった。
だが、その不幸は、とある邪鬼と縁(えにし)を結んだ事から始まった。呪いを受けた彼の体は十歳位の年齢にまで若返り、小さくなってしまったのだ。華奢な手足、細い首、低くなった背丈。その身に纏うは大きな王冠、かぼちゃパンツと赤マント。
超絶に愛らしくなってしまった兄を見て、それまで大人しく従順だった弟は本性をあらわにし、うっとりと残酷に微笑んだ。
「兄上、なんてお可愛らしい……」
冷淡ドS系に変貌した半身と愉快な仲間達を供に、リンスロットの元の姿に戻る為の旅が幕を開ける。
神々に翻弄される似てない双子、定められし運命に抗えるのか?
最初にして最後の物語。シリーズ第三弾!
●長編 連載中
●過去編
●弟×兄
※宝の鍵シリーズ↓
一作目 金の王子と銀の王子(完結済)
二作目 風の子(完結済)
三作目 日だまりのカケラ
時代順には、日だまりのカケラ→金の王子と銀の王子→風の子となります。最初の物語になっているので、こちらから読んで頂いても大丈夫です。
※R18表現ありのページには*が付いております。
※不定期更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 22:24:52
47700文字
会話率:43%
邪神スノーデュークと女神の子供達との最終決戦から二十四年。
女神の腕(かいな)を離れた世界には、平和な刻(とき)が流れていた。
セフィラン・アシェイラ。世界唯一の大陸、スノウ大陸に存在する三つの国の中でも最も大きく栄えた国、アシェイ
ラ国の第二王子として生を受けた彼は、どんな医者でも治す事の出来ない、ある病を抱えていた。
十七歳の時、療養の為、故郷を遠く離れた森の中で鬱々とした日々を送っていた彼に、人生の転機とも言える出会いが訪れる。独特な雰囲気を持つ白髪の神官、リュカとの出会い。
それは、偶然か。それとも、必然だったのか。
二人の間に刻まれた蒼の遺恨が動き出す時、再び物語も動き始める。
病持ちの王子と訳あり神官。二人の若者が運命に立ち向かう。
宝の鍵、次世代編開幕。シリーズ第二弾!
⚫長編。本編143部。完結済みです。
⚫続編
※宝の鍵~金の王子と銀の王子~の続きの物語になります。
その為、この話自体は異世界転移はありませんが、同じタグを使わせて頂いています。
前作を読まれてからの閲覧をお薦め致します。
※R18表現ありのページには*が付いており、リバ注意・逆カプのものには**と付けております。メイン以外の他キャラ相手のものは***が目印です。
※ムーンライトノベルズ限定公開のものには、(限定)と記しています。
※同時公開場所 エブリスタ
文章見直し、改稿実施完了済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 22:25:00
1063278文字
会話率:40%
生国滅亡の日を誕生日に持つ僕は、敵国王家の後宮に預けられて第二王子の乳兄弟として育てられた。僕を引き取ったのは王城へ一番乗りで攻め入った隣国ランテス王国。産まれたばかりの赤子に罪はない、とのことだが、まだ1才児だった兄王子含めて皆殺しだった
ことを考えれば、どこまで信じて良いものか怪しいところだ。
溺愛アルファと亡国オメガの初夜のお話。ですが、濡れ場どこいったんでしょう。
独自解釈版オメガバースです。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 02:58:20
6599文字
会話率:37%
聖女リリーは混乱していた。
聖女としての大きな務めを果たし、記念式典に参加していたところ突然第二王子と愛しげにまぐわう記憶が蘇ったのだった。恋人同士ではないはずなのに、記憶なのか妄想なのか。
混乱するリリーの前に女神が現れ告げる
「あなたと
恋人たちの記憶を断片的ですが戻るようにしておきました」嗚呼なんということでしょう情報量が多いのです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 22:32:00
7620文字
会話率:40%
プロローグ(転生直後)
私は転生した。
よりによって、大好きだった乙女ゲーム『聖なる恋と呪いの王子』の世界に——しかも、物語とは何の関係もないモブ令嬢「レティシア=グランフォード」として。
この世界には、私の“推し”がいる。
黒髪に
赤い瞳、氷のように冷たい顔立ち。そして、心に深い傷を抱えた第二王子・ジークハルト=フォン=ルーベンス。
ゲームでは、聖女に恋をし、そして彼女を第一王子に奪われてしまい、呪いの力に飲み込まれて命を落とす……そんなあまりにも切ない運命だった。
でも今は違う。
私はこの目で、彼が笑うところを見たい。
彼が誰かを愛し、愛されて、生きていく未来を、今度こそ——
私が、推しを幸せにしてみせる。
そう決意してから数日後。
「……お前、俺に何の用だ?」
学園の廊下で声をかけると、彼は冷たい目で睨みつけてきた。けれど、その奥にはかすかな怯えが見える。
(……やっぱり、誰も信用できないんだね……)
「ただ……殿下とお話がしたくて」
「……ふざけるな」
彼は私を壁際へと追い込み、鋭い瞳で覗き込んだ。
「お前ら女は……俺を気味悪がって近寄らないくせに、なぜ媚びる?」
「私は……殿下が好きだから」
「……好き? くだらん」
吐き捨てるように言った彼の目が、赤く光った。
「なら——証明してみろ」
「……え?」
「口先だけの言葉など、信じられない」
その時、彼の声が低く震えた。
「……俺の……肉棒を舐めろ」
頭が真っ白になった。
でも、怖くはなかった。
この人が、どれだけ孤独で、疑い深くて、誰かに“受け入れられる”ことを諦めているか、知っているから。
(……大丈夫。私は、殿下のためなら……なんでもできる)
——私の転生物語は、最初から常識なんて通じない。
でも、それでもいい。
だって私は、推しの幸せだけが欲しいから。
愛の証明は、快楽と共に。
疑うことしか知らない彼に、私は何度でも愛を囁く。
——そう、たとえその始まりが、“淫らな口づけ”からだとしても。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 22:00:00
23844文字
会話率:33%
天界の若き大神官・イノリは、気まぐれで魔界を訪れた。
「使い魔がほしい」と軽い気持ちで立ち寄ったその場所で、彼は偶然――
いや、まるで『祈り』に導かれるように、一人の悪魔と出会う。
名はマヨル。
魔界の第二王子でありながら、双子の兄にそ
の存在を消され、
誰にも知られぬまま、二十年もの歳月を牢に囚われていた。
顔が好みだから、連れて帰る。はじめはそれだけだった。
それでも、二人の運命は、ゆっくりと、しかし確かに交わり始める。
**
ドS天使×ピュア悪魔の主従ラブがメインです。
たまに堅物天使×ツンデレ魔王も出ます。R-18にしていますが基本甘めでほとんどやってません。需要あれば性癖全開のもいずれ番外編として書きたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 19:00:00
141421文字
会話率:36%