大倉酒造の次男、平次が結婚することになったのはまだ戦争が始まる前のころだった。稼業を継いだ口の悪い優男の兄に連れまわされて、働き手になる人を、と方々探し回った。大男や怪しい稼業の男と結婚させられそうになる中が、平次本人にはどうにも他人事のよ
うに思えた。そんなこんなで決まった輿入れでやってきたのは、病を患った万年青という儚げな青年だった。働き手になりえない彼は実家へ帰されそうになるが、周囲の反対をよそに万年青を気に入った平次は勝手に祝言をあげてしまう。二人の結婚はそうして始まっていった。【本編完結】【番外編(ヤクザ×酒蔵の主人)完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 18:30:51
248627文字
会話率:35%
「なぁなぁ、尚也、今日の講義で、蛇沢教授(へびさわきょうじゅ)が、蛇神の伝説を語ってたけど、それって本当だと思うか?」
この会話がきっかけで、尚也が、蛇神伝説に興味を持ち、夏季休校中に、蛇沢教授の故郷に行くことになったのだが・・・・
この作品は、診断メーカーのお題、私は、13RTされたら「蛇神への生贄」をお題にしたのえっちなお話を書きます!で、13RT達成したので、制作したものです。
https://shindanmaker.com/a/590092
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 20:32:25
5544文字
会話率:69%
古くからの因習により、吸血鬼の元へ嫁ぐこととなった主人公、レオ。しかし彼の本業は吸血鬼専門のハンターで……!?
※この小説は、『小説ディアプラス×forestpage ボーイズラブ・ノヴェルコンクール』チャーム賞受賞作に大幅な加筆修正を施
したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-16 22:00:00
92711文字
会話率:37%
「父さん、男嫁を本妻にするにはどうすればいいの?」「養子を迎えて、嫁を母親にしちゃえばいい」お義父さん、即答です。しかしどうしてこの一家は、当の男嫁の前で平気でそんな話をするんでしょうね?男嫁って、本来はちゃんとした女性を妻に迎えるまでの仮
の嫁なんですよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-21 00:10:02
1271文字
会話率:62%
男嫁ってご存じですか?良家にある習慣で、跡取がしかるべき嫁をとる前にそこらの女(失礼な表現ですよね)にひっかかるのを防ぐ目的で仮に迎える嫁のことです。私もここ御堂家に男嫁としてお世話になって6年目、もうそろそろ退職金をいただける頃合じゃない
かと思うのですが。「ごめんね、用意してないんだ」……え、どういうことですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-13 21:27:45
1041文字
会話率:53%