彼氏とは、五年付き合っている。
大きな喧嘩もなく、穏やかな関係。でも最近、どこか心がすれ違っていた。
そんな時、数合わせで呼ばれた合コンで出会ったのは、
“寝取り魔”と噂されるチャラ男――藤瀬 隼人(ふじせ はやと)。
軽い言葉、馴れ馴
れしい距離感。
苦手だと思ったはずの彼は、
なぜか私の「孤独」にすぐ気づいた。
「彼氏より、俺のほうがちゃんと見てるよ?」
その夜、名前を呼ばれて抱きしめられた瞬間、
心の奥の何かが静かにほどけていった――
恋とは違う何かに、すこしずつ溶かされていく。
これは、“ただの浮気”じゃない。
本当に欲しかったものをくれたのは、
いつも隣にいた人ではなく、
たった一夜で心に触れてきた、彼だった。
──「彼氏よりも、あなたの腕が温かかった」
大人の恋愛に訪れた、優しくて苦い選択の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 21:30:00
17369文字
会話率:19%
「壊れてしまっても、あの人が欲しかった」
新入社員・凛が恋に落ちたのは、10歳年上の既婚上司・佐伯。
その瞳に見つめられるたび、心も身体も抗えなかった。
透明感のある茶色の瞳、白い肌、しなやかな指。
囁かれる甘い声は、凛の理性をやすやすと溶
かしていく。
快楽と罪悪感のあいだで、もがく日々。
それでも彼は、逃げようとする凛を、何度でも引き戻した。
誕生日に贈られたティファニーのネックレス。
「もう一人、子どもがいてもいい」
その言葉は愛か、狂気か。
水子の記憶、過去の恋人、別れ際の「お前のせいだ」。
許されない関係の果てに、壊れたのは愛ではなく、私自身だった。
それでも、あの夜の匂いと、ちぎれたネックレスが、今も離れない。
――背徳と依存に溺れる、大人の恋愛×官能ストーリー。
※更新は週末20時です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 20:00:00
16164文字
会話率:17%
児童養護施設『陽だまり』育ちの神田 芽生(かんだ めい/23歳)は、勤め先のファミレス近くの小さな平屋に住んでいたが、不審火による火事で焼け出されてしまう。
行くところがなくて途方に暮れていたところを、子供の頃から見知っている相良京介(さが
らきょうすけ/38歳)に拾われて、彼の自宅マンションで家事をすることを条件に間借りをさせてもらえることに。
それは、子供の頃から京介に恋心を抱いていた芽生にとって、千載一遇のチャンスだった。
極道者と、彼のことが大好きな女性の年の差恋愛譚。
※毎週金曜日に更新。
※相良の初出作品は『ねぇ、勃たないんじゃなかったの?~欠陥品なネコと、世話好きなヤモメ~』
https://estar.jp/novels/26291228
です。(『組カノ』単独でも問題なくお楽しみ頂けます)
もし宜しければそちらもチェックして頂けたら嬉しいです♥
※極道モノと銘打ってはいますが、タイトルに「組長〝さん〟」とついている時点でお分かりのように、極道色は濃くない作品です。そう言うのを望まれる方には向かないかも知れないことを予めご了承ください。
※ちょっとだけBL要素あり。
※少しサスペンス要素あり?
※レーティングはお守り程度です。
(執筆期間:2024/10/14〜)
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○表紙は市瀬 雪様(https://estar.jp/users/117421755に)に依頼して描いて頂きました!
※作品シェア以外での無断転載など固くお断りします。
○公開後に加筆修正する場合がございます。
○素人が趣味で書いている無料小説です。ヒーローとヒロインにはそれなりに思い入れがあります。どうか優しい気持ちで見守ってやって下さい。私が読んで辛く感じたコメントは、許可なく消させて頂く事があります。すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 00:00:00
97492文字
会話率:31%
同棲を始めたばかりの|理人《りひと》と|葵咲《きさき》。
実はこのたび、ふたりに可愛い子どもができました…!?
『僕惚れ』シリーズ3作目。①〜②は一冊にまとめて『つべこべ言わずに僕に惚れろよ』に収録されています。
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○表紙絵は市瀬雪さまに依頼しました。(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
https://estar.jp/users/117421755
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▶︎『一線の越え方』BL
https://estar.jp/novels/23609510
より|逸樹《いつき》と|直人《なおひと》が出向しています。
▶︎タイトルに*が入った箇所は、性的表現を含みますのでご注意ください。
▶︎2019/10/28連載開始→2019/12/31完結
---------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 09:58:46
100532文字
会話率:24%
幼い頃に一目惚れした年下の女の子を、一途に追いかける理人。
そんな幼なじみのお兄ちゃん=理人の暴走気味な想いの強さにさらされた葵咲(きさき)は、つい理人を避けるようになって……。
※年上司書×ツンデレ女子大生の幼なじみもの。
――
○表紙
絵は市瀬雪さまに依頼しました。(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
○雪さま
https://x.com/yukiyukisnow7?s=21&t=QMTHZgxLmWb6bE3RZSSmJA
○他サイトでもお読みいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 13:41:16
117045文字
会話率:21%
俳優・大河成也は、かつて所属事務所のマネージャー・藤原亮一と恋人同士だった。
愛情に包まれたはずの日々は、次第に“把握される関係”へと変わっていく。
台詞、衣装、付き合う人間、発する言葉──すべてを「管理」される違和感。
それでも大河は、愛
だと信じたかった。
けれどある夜、「お前のすべてを俺が把握したい」と告げられた瞬間、彼は気づいてしまう。
この関係の先にあるのは、自分を失う未来だと──。
藤原との別れのあと、空虚な時間のなかで彼を救ったのは、
言葉よりも「距離」を大切にする年下の俳優・切尾佑介だった。
誰かに触れられるのが怖い。
けれど、そばにいてほしい。
壊れた心が少しずつ再び動き出す、その予感。
これは、愛を錯覚したマネージャーと、自由を失った俳優の、
支配から解放されるまでの物語。
そして、もう一度「誰かを好きになること」を、許せるようになるまでの記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 22:00:00
12807文字
会話率:11%
《『俺の元へ来い』――その一言で、私は救われた》
不幸の連続で行き場すら無い雛瀬 心は全てに絶望し、自ら命を絶とうとした。
そんな矢先に出逢ったのは、強くて優しい、だけど心に闇を抱えていた、極道の世界を生きる相嶋 八雲だった。
この出
逢いは二人の運命を大きく変えていく――。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
相嶋 八雲(あいじま やくも)32歳
×
雛瀬 心(ひなせ こころ)20歳
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※この小説はあくまでもフィクションですので、その事を踏まえてお読みいただければと思います。設定など合わない場合はごめんなさい。
また、実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
※他サイトにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 00:29:56
26398文字
会話率:56%
藤嶋陽菜(ひな)は夫である蒼(そう)と恋愛結婚をしたが、蒼は二人の結婚はしばらく秘密にしたいという。
表向きは他人である陽菜と蒼。
二人の前に現れる白川茉莉(まり)や李凱(リー・カイ)。
いまは言えない「秘密」を陽菜が聞く日はくるのか。
最終更新:2025-05-03 21:00:00
26456文字
会話率:20%
失恋の痛みを抱えていた春の日、
雨の中で出会った彼は、優しくて、でもどこか壊れそうな目をしていた。
名前だけを交わして、何度か会ううちに、
わたしは彼の寂しさに、そっと手を伸ばした。
そして──
名前を呼ばれながら、初めて抱かれた夜。
それは、ただのセックスじゃなかった。
わたしは、恋に落ちていた。
けれど、「好き」と言った瞬間、
彼は、わたしを抱かなくなった。
触れたいのに、触れてくれない。
言葉が欲しくて、身体を求める。
身体を重ねても、心が届かない。
これは、恋に臆病なふたりの、すれ違いの物語。
“好き”の意味を、身体で確かめて、心で取り戻すまでの、春の記憶。
切なくて、やさしくて、
名前を呼ばれるたびに涙がこぼれそうになる──
そんな夜を、あなたにも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 15:47:26
7673文字
会話率:16%
福岡市内のマンションで、穏やかに同棲生活を送る香月りさと藤原大輔。
そこへ突然、りさの親友・あいこが“事情アリ”で二週間の居候を申し出てくる。
自由奔放で酒好き、男にだらしないあいこの存在は、
りさと大輔の静かな日常にじわじわと波紋を広げて
いく――。
友情と嫉妬のはざまで揺れる女心。
一見コメディ、でもその裏には、火種がくすぶっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 13:05:55
1697文字
会話率:49%
【03/20 新作単話投稿しました】
――優しいあなたが好きです、と恥ずかしそうに言葉にしながらちゅ、と短くキスをする彼女の親愛の行為はあまりにも甘く、優しかった。学生時代、お前はヤクザの子だからと中身のない、謂れのない因縁で一方的に殴られ
、血が滲んでいた深い傷を臆することなく手当てをしてくれた指先は今も変わらず自分に優しく――
背中に墨色の影を持つ企業経営者の今川司(34)と社会人生活に少し疲れてしまっていた小倉千代子(30)。学生時代、互いに思いを告げず淡い片想いのままに離ればなれになってしまっていた二人はある日、十数年ぶりに再会をする。
甘えて甘やかされて、時には切なく、落ち着いた大人同士の穏やかで静かな、ちょっぴり艶のある恋模様です。
(R-18シーンがあるページには※マーク)
(アルファポリス、pixivにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 20:00:00
168282文字
会話率:27%
『本編完結済み、2024/06/06 番外編完結』
人の子である犬飼すず子(30)と神に仕える猫の神使の頂点である“猫王”三条国芳。それぞれに持つ匂いは惹かれあい、そして重なり、優しくとろけるように混ざり合う。
――猫を吸うはずの人間が逆
に猫に吸われ、さらには番になって欲しいと頼まれてしまう“逆、猫吸い”譚な異世界転移和風ファンタジー小説。
ざまぁも無いし悪役令嬢も婚約破棄をしてくる酷い男もいない、ただひたすらに互いを思いやる、そんな一途でやさしくてちょっぴり艶のあるお話です。
(R-18シーンタイトルには※マーク)
(アルファポリス、pixivにも掲載)
(魔法のiらんどには全年齢版を本編のみ掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 12:00:00
162143文字
会話率:34%
麗しの魔女ベルガモットに恋をしたのは彼女たち魔法族を統べる魔王ラヴァンド。年頃も近い二人ではあったがどうにもベルは魔王に素っ気なく――
一途な魔王×麗しの魔女が『約束』をもとに織り成す王道恋愛ストーリー。
ベルガモットの数奇な生い立ちと彼
女らを取り巻く天真爛漫な聖女やお喋り執事のヤギなど、それぞれがそれぞれの『約束』を果たそうとするほろ苦い切なさややるせなさも一纏めにした最後はハッピーエンドな大人の女性向け恋愛小説です。
ヤギがよく喋ります。
(R18ページには※マーク)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 20:00:00
108436文字
会話率:29%
35歳のIT企業家・高橋誠は、物質的には恵まれた生活を送りながらも、心の満足を得られずにいた。
ある夜、高級ホテルのバーで出会った謎めいた女性・ミユキとの一夜が、彼の人生を変える。「ミミズ千匹」と呼ばれる特別な名器の持ち主だった彼女との経
験は、誠に強烈な印象を残す。しかし朝、彼女の姿はなく、名刺だけが残されていた。
それを機に、誠は様々な「名器」の女性たちとの関係を重ねていく。美術館キュレーターのアキラ(数の子天井)、ニューヨークで出会った通訳のエリカ(巾着)、クライアント企業の担当者マリコ(タコつぼ)、茶道の先生サオリ(俵締め)、翻訳家のユキ(たぬきの金袋)…。
それぞれに独特の魅力を持つ女性たちとの親密な時間は、誠に新たな感覚をもたらした。伝統芸能研究者のレイカ(しめ縄)との厳格な関係、音楽プロデューサーのカナ(波打ち)とのリズミカルな体験、小柄な編集者ミドリ(おちょこ)の予想外の深さ、学生時代の片思いだったハルカ(亀の子)との再会、モデルのリナ(狐の尻尾)との掴みどころのない関係。
しかし、どれほど特別な体験を重ねても、誠の心には虚無感だけが残っていた。
そんな時、取引先のカフェで誠のコーヒーをこぼしてしまった普通の女性・ナオコとの出会いが、彼の価値観を根底から変える。特別な名器の持ち主ではない彼女との親密な時間の中で、誠は今までにない充足感を覚える。それは、肉体的な特別さではなく、彼女の思いやりと心の繋がりから生まれるものだった。
誠は気づく。本当の満足とは、相手の体の特別さを追い求めることではなく、心と心の真の繋がりから生まれるものだと。名器への探求は、彼の心の空虚さを埋めるための間違った試みだったのだ。
ナオコとの関係が深まるにつれ、誠は高層マンションを売り払い、シンプルな生活を選ぶ。特別な肉体を追い求めた旅は終わり、彼は本当の愛の中に最高の充足感を見出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 07:27:15
13367文字
会話率:9%
オーダーメイドの高級洋裁店でお針子として働くイトは、ある日客の男が着ていた服のほつれをその場ですぐに直してしまう。
イトの裁縫の腕に感動した男は、その日から何度も店を訪れるがイトは全く相手にしない。
あの手この手で気を引こうとする男にしびれ
を切らしたイトは、男にある条件を出す。
「手作りのものをいただけたら嬉しいです」
森山イト(26)
高級洋裁店で働くお針子
榊宗一郎(36)
大手菓子メーカー「Fujima」社員
「そういう、つもりは……なくてですね」
一つの才能を持った女の子に、一つでいいから才能がほしかった男が焦がれる話。
誤字脱字のご指摘いただけるとありがたいです。
Rシーンは予告なく入ります。
電子書籍「香りで誘って、指先で合図して」のスピンオフです。
未読でもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 23:00:00
61095文字
会話率:41%
2025年4月11日
フランス書院e-ノワール様より書籍化(電子のみ)
表紙:柏木マメ様
※シーモアは特典SS付き
よろしくお願いします!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お前なんか相手にされるわけねぇじ
ゃん、ブス」
「……大っ嫌い」
子どもの頃、散々泣かされた男と合コンで再会した紗矢香。
ところが男は紗矢香を全く覚えていない。
その上同じ人間とは思えないほど紗矢香に優しく尽くしてくれる。
本当に私のことを覚えてないの?
目の前の誠実な男に惹かれてしまうのに、どうしても昔の記憶が邪魔して素直に優しさを受け取れない。
武田紗矢香 28歳 看護師
竹本昴 28歳 MR
「紗矢香、ごめん」
ずるいよ、コウちゃん。
※マークはRシーンです。
誤字脱字報告ありがとうございます。
2023年6月12日日間ランキング1位になりました。
いいね、評価、ブクマ登録を押してくださった方、感想をくださった方、本当に本当にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 18:00:00
56226文字
会話率:32%
第4回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞銀賞受賞
2025年1月31日
ジュリアンパブリッシング、チュールキス様より書籍化(電子のみ)
表紙:森原八鹿様
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
三年前、結婚するはずだ
った彼氏に浮気されて振られた美咲。
その後同期の西野と酔った勢いで寝て以来、都合のいい関係が今も続いている。
結婚がしたい美咲は結婚相談所で男性を紹介されるが、毎回ある理由で交際に発展しない。
「セックスしたいって思う匂いじゃないんだよ……」
しかし、美咲が好きな匂いの男が愛してくれるのは美咲の身体だけ。
「西野……こんなのやめようよ……」
「……今誰のこと考えてる?」
こんなの知らない。こんな西野は、知らない。
「泣くなよ、……最後なんだろ?」
どうしてこの人は、身体しか愛してくれないんだろう。
「誰でもいい、あなたがいい」のスピンオフです。
読んでなくてもお楽しみいただけます。
※マークはR18です。
※オフィスの設定や描写は全て作者の想像です。
実在の企業や職業とは関係ありません。
書籍化にあたり、大筋は変わりませんが大幅にエピソードを増やす予定です。
→12万字書きました。
Rシーンも増やしていますのでぜひお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 20:05:58
42138文字
会話率:25%
「紫丁香花-ライラック-」続編。
義理の甥との嵐のような一夜のあと、彼への愛に気付いた瑞絵。
社会の枠、世間の目を気にしながらも、
羽洋田の家で、ひっそりと育まれていく愛情。
やがて物理学者としての才能が目覚めていく颯真と、
芸術家とし
て花開く瑞絵。
まるで量子もつれのように、
年齢も立場も海も超えて、惹かれ合う二人。
禁じられた運命の恋の行方は。
異なる世界で輝く二人が紡ぐ、
切ない愛の物語。
■スピンオフ「草野和子の窓辺から」「中平カメラマンの告白」「Sleeping Lilac」「恋に落ちる数式」「冷めない熱」今後随時更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 00:26:46
227699文字
会話率:34%
『僕には彼女を幸せにする力がある』。NYへ転勤した恋人、遥のもとを訪れる黒澤。Miss Daisy番外編。
最終更新:2015-08-23 07:00:00
19168文字
会話率:26%
『デイジーを君に。すまなかった』。4年前、謎の言葉を残して死んだ婚約者、仁。止まっていた遥の時間は、薄い日差しがさす冬の日―――NY支社から帰国した若手のホープ、黒澤に再会し一変する。かつての後輩の求愛に戸惑う心。人がもし、誰にも見せない顔
があるとしたら。何気ない日常に、おぞましい真実が隠れているとしたら。「白い花」に翻弄された、男女の恋。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-24 21:52:55
36794文字
会話率:38%
好きな人に対して本音を言わないのが大人の恋愛なんだとそう思い込んでた。
失恋した男の子がラーメン食べにいくお話。
最終更新:2024-12-12 15:17:25
1620文字
会話率:11%
松田秀明四十三歳、高卒で入社したブラック企業が倒産して五年、派遣で何とか食いつないでいた秀明は、派遣切りにあった日の夜、酔った勢いで登録したマッチングアプリで「ルナ」と名乗る女性と出会う。
ルナはいわゆる港区女子の様な美女で、秀明は何でこ
んな美女が自分と会ってくれるのか分からなかった。
「どうせ詐欺や勧誘に違いない」そう決めつけて斜に構えていた秀明だったが、ルナはあっさり体の関係を許し、お小遣いやブランド品をねだる事も無かった。
ミステリアスなルナに秀明は次第に魅かれていき、そして彼女の事を知りたいと渇望するようになった。しかしルナは自分の事について語らず本名さえ分からない。
しばらくセックスフレンドのような関係を続けた後、秀明はストーカーのように彼女の事を調べ、その訳を知ることになる。
……みたいな大人の恋愛小説って感じの話です。全6エピソード・完結まで投稿済み、エタる心配はないので安心してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 00:00:00
42587文字
会話率:25%
中谷凛 26歳。予備校講師をしている。
ある日、東大を卒業して父親の跡を継ぐ政治家になると誰もが思っていた
高校時代の同級生・西辻慧が、アルバイトとして凛の勤める予備校にやってきて・・・・・・。
お互い印象の悪かった二人は、徐々に魅かれ
合っていく。
クール女子のラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 01:40:59
102237文字
会話率:39%
樫野芙実(かしの ふみ)、26歳。
東京のシステム開発会社で派遣社員として働いている。
男性と付き合ったのは過去に一度だけ。キスだけで終わった。
男性経験無しの化粧っ気のない地味な女だが、趣味はロックバンドのライブを見に行くこと、それから
一人エッチの妄想日記を書くこと。
ある日同じ職場の蒼井理志(あおい さとし)と偶然ライブハウスで顔を合わせてから、二人の距離が近づいていく・・・・・・・。
おしゃれ男子×地味女子の大人のラブストーリー。
**********************************************************
夏前からスマホで地道にメモ書きしていたものがたまったのでアップします。
連載中のものがあるのに中途半端ですみません汗。(あちらはちょっと展開を変更することに
なったので、今急いで修正中です。ごめんなさい)
時間があきそうなので、もっと後に出そうと思っていたこれを出しますm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 02:53:41
231707文字
会話率:45%
【第一部】
松代紗奈二十二歳。複製画と肖像画などを描いて生計を立てている。
ある日、紗奈はアトリエ兼自宅にしているコテージの近くの川で倒れている男性を見つける。
足を痛めて一人で歩けない男性をなんとか運びこみ手当てをするが、病院に行きた
がらず一人で帰ると言い張り・・・・・。
母親に愛されず叔父の養子となって育った画家の女性と、旧財閥企業の次男との恋愛ストーリーです。
【第二部】
宮森レイア。二十二歳。
紗奈の高校時代の同級生。
絶世の美女だが、内面は幼さの残る少女のような心の持ち主。
父親は不明、母親は幼い時に死去して、母親の友人に育てられる。
双子の弟の玲央はイギリス留学中。
高級テニスクラブの受付のバイトの縁から中園家に入り浸るようになり、そこで秘書を務める俊と出会う。
天真爛漫な美女と、クールな眼鏡男子との恋愛ストーリーです。
【第三部】
中園家の長男・中園征哉。
頭脳明晰で仕事もスポーツも音楽も、何でも人並み以上にこなすが、
普段は適当でお調子者のハイスペック男子。
ある日、中園の家に不審者が侵入してくる。
少年だと思っていたが、実は白雪姫のように美しい女性だった・・・・・・・。
幸薄美人と旧財閥企業の長男との恋愛ストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 13:03:27
314967文字
会話率:35%
「会いたいわ、愛しいフレデリック。あなたも元気になってくれることを、いつも祈っています。アリア」
侯爵令嬢クロエは、死んでしまった姉、アリアの代わりに今日も婚約者のフレデリックに手紙を書く。生きているアリアがその手紙をしたためているという
表向きで、アリアの署名で締めくくって。
アリアが死んだ事故現場に一緒にいたフレデリックは酷い状態で、アリアからの手紙を生きるよりどころにしながらリハビリを続ける。
一方でアリアの振りをして手紙を書く中で、クロエはフレデリックを夢に見るようになる。その夢の中に突然入ってきた夢魔のレイジは、クロエの夢を報酬にフレデリックをもう一度歩けるようにしてくれるという。その代償の夢は大人の恋愛小説のようなどぎつい内容で……。
手紙を交換する中で二人の心は近づいていくが、そこにアリアはいない。クロエは、フレデリックは、膨らみ続ける恋心をどうしたらいいのか。真実を知った後、フレデリックは?
ショッキングな始まりですが、ハッピーエンドにするつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 20:10:00
43530文字
会話率:53%
大丈夫。頑張れる。
問題ない。慣れてるし。
みんなの幸せのため。
みんなが安心できるように。
だから、頑張る。
わたしがいちばん「おねえちゃん」だから。
大丈夫。わたしさえ我慢すればみんな上手くいくから。
幼馴染の暁(あき)と結婚して理
想的な夫婦を装って暮らしていた奏(かなた)。 ある日、思わぬ知らせが届き、平穏だった生活は一変した。
自分の意思とは無関係にどんどん変わっていく状況に翻弄される日々。状況をうまく飲み込めず、ただ流されることしかできずにいた。
そんな奏の前に、ずっと会いたいと願っていた人が現れて、奏の世界は大きく動き出す。
真実か嘘か、正解か不正解か、良い事か悪い事か……なにを信じれば良いのかわからなくなっていた奏は、大切な人たちに支えられて少しずつ自分の中の答えを探し始めた。
*作中にセクシュアルマイノリティに関する様々な表現が出てきて、時にはネガティブなニュアンスの言葉が出てくることもありますが、あくまでストーリーの流れに必要な要素としての表現だということをお断りしておきます。 作者は当事者のため、セクシュアルマイノリティが差別されたり排除されたりしない世の中になってほしい、という願いを常に抱きつつ作品を書いています。 決して差別的な意図はない、ということをふまえて読んでいただけたら幸いです。
*セクシュアルマイノリティに対するフォビア/ヘイト表現にトラウマをお持ちでフラッシュバック等が心配な方は、閲覧をご遠慮ください。
*一部、差別的、暴力的なエピソードや性的な表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
*当然ですが、女性同士の恋愛に抵抗がある方は読まないでくださいね。
*この作品は『エブリスタ』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 20:34:15
302269文字
会話率:36%
『熱帯魚の躾方』のスピンオフ作品となります。主人公菰田拓哉の少年期から亡き妻梨花との日々の物語です。途中までは本篇と同じ内容となりますので、本篇を読まれてから御一読頂けると幸いです。
最終更新:2024-09-05 12:00:00
33349文字
会話率:21%
仮想現実ゲーム開発会社に勤める神崎玲。
ある日、神崎 玲は一通のメールを受け取った。
「何だこれ…? 『仮想空間 エデンの園』…?」
『ようこそ、大人の楽園「エデンの園」へ。
エデンの園は、刺激と官能に満ちた仮想空間です。
このテーマパー
クでは、大人の恋愛や性的好奇心を満たす多彩なアトラクションをご用意しています。
ソフトな体験を求める方には、個室でのプライベートなダンスを楽しめるバーチャルストリップクラブ、エロティックな芸術作品を展示した官能的なアートギャラリー、さまざまなコンセプトのラブホテルが立ち並ぶラブホテル街、ロマンチックなムードを楽しめるカップル専用のスペースなど、初心者の方でも安心して楽しめるエリアが広がっています。
よりディープな体験をお求めの方には、性奴隷体験や、主人となって命令を下したりできるエリア、性奴隷や捕虜となったアバターたちが戦う激しいバトルを楽しめる地下闘技場、秘密めいた闇オークションなど、アダルトな要素を含むコンテンツが満載のエリアがございます。
さらに、エデンの園では、アバターの外見やスキルのアップグレード、プライベートエリアのカスタマイズ、特別な称号やアイテムの獲得など、ポイントを活用したさまざまな特典をお楽しみいただけます。
紹介制システムを導入しているエデンの園へアクセスするには、複雑なアクセスキーが必要となります。この秘密の楽園で、あなただけの特別な体験をお楽しみください。
さあ、エデンの園で、あなたの欲望を解き放ちましょう』
仮想空間でありながら、抑圧された欲望が解放される文字通りの体験型大人専用テーマパーク。快楽の闇市場であった。
玲はそこで一人の少女に出会う。
*******************************
寝取られなし宣言。
イチャイチャ、ラブラブ、ハメハメ♡、あはん♡を楽しむエロロマンスをコンセプトに書きたいと思っています。
寝取られはありませんが、もしかしたら流れ上、寝取りは発生するかもしれません。ご留意下さい。
さあ、エデンの園で、僕の欲望を解き放ちましょう!
念の為、性的描写がある部分は♡。本番行為がある部分は♥のマークを入れておきます。(暫定)
エロ描写は勉強中。小説に慣れていないのと、思いつきでやってるので更新速度は早くないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 20:23:44
16827文字
会話率:21%
王国でその名を知らぬ者はいないと評される大商人、ローレンス・フィッツジェラルドには裏の顔があった。
平民ながら宮廷への出入りを許されている彼は国家規模のプロジェクトに参加する一方で、平民、貴族問わず法外な利息で金を貸し付け、債務者を破滅に
追い込む悪徳高利貸しだったのだ。
ある日ローレンスは一人の伯爵夫人のもとを訪ねる。リリアーヌ・オルフェウスと名乗る美しい黒髪と灰緑色の瞳を持つその女性は、ローレンスから金貨300枚もの借金をしていた。だが社交界でも宮廷でもその姿を見たことはおろか、名前すら耳にしたことがないローレンスは彼女の借金に違和感を抱く。しかも伯爵夫人でありながら働いて借金を返すと言い、使用人のいなくなった屋敷ですべての家事をこなしている彼女に、ローレンスは思いがけない提案をする。
ーーー家事が得意だと言うのなら、働き口を紹介しよう。俺の身の回りの世話をしてくれ。その給金で借金を返せばいいーーー。
底知れぬ孤独を抱えた非情な高利貸しと、夫とその愛人から貶まれ、全てを失った伯爵夫人。
絡み合う運命の糸に導かれた二人はゆっくりと密やかに心を通わせていくのだが……。
※R18の章には*が付いてます。参考にして下さい。
※エブリスタ様、アルファポリス様、カクヨム様、Nolaノベル様でも同作品を連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 22:08:47
187977文字
会話率:52%