子爵家に生まれた令嬢の名はソフィア。政略結婚の両親の間に愛はなく、当主の自覚なく遊び歩く父のかわりに領地を切り盛りする母は彼女が幼いうちに天に召されて、愛人から後妻となった継母と義妹のいる王都で暮らす父のもとには行かず、使用人たちに囲まれて
ひとり領地で成長した。貴族令嬢の憧れである社交界デビューも用意されず、同い年の義妹からは「王子様と踊ったわ」と手紙が届く。そして父からも届いた手紙にて、自分の縁談が決まったと知らされる……。だけどわたくし全然平気!世の中はクソでもないし幸不幸を決めるのはわたくしですもの!それに旦那さま……格好良くない?素敵じゃない?お父さまサマですわよね!※ザマア無し■トラウマ持ちの年上男性(童貞)×自己肯定感高めの健全淑女(純粋)の恋物語■R18展開は後半部になります。ハッピーエンド確約。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 06:00:00
75094文字
会話率:63%
子爵令嬢フィニシアは誘拐された。だが身代金は支払われず、憲兵すら来ない。帰ったところで家族にはその程度しか愛されていないし、婚約者は浮気者のろくでなしだ。敵しかいない状況で、ひょんなことから利害が一致していることに気付いたフィニシアと誘拐犯
の男・レヴィは、共犯関係になる。訳あり海賊風の胸筋がでかい誘拐犯×小柄で頭がややゆるふわなお嬢様。
◆エロは男性側が人外の姿(人魚)ですので苦手な方はご注意ください。
◆pixivにも掲載しています。
◆誤字報告ありがとうございます…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 20:00:00
15220文字
会話率:53%
アルベール子爵家三男ロランは転生者だった。前世のことは覚えていないことも多いが、思い出したくもない。生まれた時から記憶を持っていた彼は、自分の状況を認識しつつ、決意することがあった。
――生まれ変わったからには、好きに生きて、好きにヤって
、好きなやつと共に生きてやる。
自分が目を付けた女たちだけには自身の“力”を示し、そうでない者たちにはロクデナシを通す。下手に家督争いに巻き込まれることも、有能だとしてこき使われることも望まない。ただ自分は、良いと思った女たちを囲うために“力”を振るい、金を稼ぎ、彼女たちを抱く。
幼くして買った奴隷の猫耳メイドも兄の専属メイドも、他のメイド、冒険者ギルドの女たち、母も姉も。気に入った女は皆手に入れて抱き、幸せにする。
ぶっきらぼうで口は悪い、ロラン・アルベール、転生貴族の華麗なる性活。
お愉しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 16:47:55
401976文字
会話率:51%
実母亡き後、父が迎え入れた後妻とその娘(義姉)により虐げられてきた子爵令嬢セレサ。
そんな彼女はある日買い出しに出向いた城下町で、偶然魔法使いメルを助ける。
メルはセレサに感謝し、王宮で開かれる次の夜会にお姫様のような恰好で参加させてくれる
と誓った。
そして、美しい格好で参加したセレサは王子に一目惚れされる。
だけど、この魔法にはとある欠点があった。それは――十二時の鐘が鳴る前に王宮の敷地から出ないと、発情してしまうというもので……。
偶然助けた魔法使いに一目惚れしてしまった子爵令嬢が、魔法使い(公爵)と結ばれようと必死にがんばるお話
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 14:22:56
2608文字
会話率:22%
十八歳の時に実家の伯爵家が財政難で没落したエルナ・リアリーは、それ以来貴族や商家の家を住み込みの家庭教師として転々としてきた。
家庭教師としての稼ぎはそこそこいい。が、蒸発した父親が残した借金のため、エルナはいつも質素に暮らしてきた。
そし
て、そんな生活が六年続いた日のこと。二十四歳になったエルナは、仕えていた令嬢の嫁入りが決まったことにより、一年間住み込みで働いていた子爵家を離れることに。
さて、次は何処へ行こうか。
そう思うものの、家庭教師としての稼ぎに限界を感じてしまったエルナは、いっそ娼婦にでもなろうかと考える。
思い立ったが吉日。そう思い、エルナは娼婦の面接に行くことにしたのだけれど――そんなエルナの前に現れたのは、エルナの元教え子である侯爵令息ルシャード・ランズベリー。彼はエルナに「俺は立派な魔法騎士になって、十八歳にもなった。だから、婚姻してくれ」と言ってきて――!?
どうやら彼はエルナと幼い頃にした口約束を覚えていたらしく、それを武器にエルナに婚姻を迫ってくる。挙句の果てには「借金なんて俺が全部肩代わりする」と言い出す始末。
でも、名門侯爵家の嫡男が婚姻する相手が没落貴族の娘でいいはずがない。そう考え逃げようとするエルナをルシャードはあろうことか身体でつなぎとめようとしてきて――!?
「先生は、俺との約束をなかったことにするんですね」
「六年も想い続けるなんて、想像するわけがないじゃないですか!」
名門侯爵家の堅物令息(ただし、若干変態で愛が重い)と没落貴族の年上娘の口約束から始まるラブファンタジー。
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 21:43:55
14385文字
会話率:32%
【普段は紳士で素敵な婚約者。でも、彼の本性は――サドでした】
子爵令嬢のフィリーネは幼い頃から婚約している侯爵令息アルフレートに恋をしている。
たとえこの気持ちが一方通行でもいいから、この関係が続きますように。そう、願ってきた。
しかし
、挙式を一年後に控えた十八歳のある日。フィリーネはアルフレートに「初夜で辛くないように」という名目で閨のレッスンをされることになる。
しかも、アルフレートにはサドな片鱗があって……! 挙式を行うまでは最後までしない。その約束だけを胸に、フィリーネは彼に翻弄されていく――……。
「大丈夫。初夜までは最後までしないから」「僕意外にそんないやらしい顔を見せたら……殺すからね」
ちょっぴりヤンデレ気味の侯爵令息は、愛する婚約者の身体を自分好みに作り変えていきます。
※アルファポリスにも掲載中。
※とにかくエロに特化した短編形式のオムニバスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 20:17:25
16387文字
会話率:47%
目が覚めると知らない部屋でーー何故か美少女になってるー!?
記憶を辿って行くと、妹がハマっていた乙女ゲームの世界らしくて……その悪役令嬢って私やん!!
いやいや……全くストーリー知らんねんけど!しかもヒロインがどのルート選んでも自分が死ぬ運
命って何やねーん!!
王子・義兄・騎士を目指す子爵令息。後は居るか分からん隠しキャラ…
攻略者全員私のタイプちゃうし!誰とくっつこうがどうでもいいねんけど?!
こうなったら……(何故か備わってた)チート魔法で今世の人生こそ、長生きしてやるーっ!!
関西弁丸出し、突っ込み多めです。文面やかましいです(笑)
※なろうさんから引っ越してきました
※加筆、修正したものを投稿しています
※不定期更新になりがちです。ごめんなさい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 11:58:25
294581文字
会話率:62%
子爵家次女の私には、優しすぎるぐらい優しい婚約者がいます。十人並みの見た目の私には、勿体無いほど、見目の良い、今で言うところのイケメンで、若いのに騎士団の副隊長を努める出世間違いなしと評判の方です。
けれど、私と婚約する前に思いを寄せる方が
…。
*フィクションです。
*この作品は、アルファポリス(他のペンネーム:sivaress)でも投稿しています。
*R18は念の為
*設定はゆるいです。
*各分野の専門的な事に於いて、詳しくないので、詳しい方は『あ~、アレの事ね~』で流して頂けると有難いです;
*本作中に、薬物についての話がありますが、違法薬物等を推奨、容認している訳ではありません。
又、薬物による反応、影響等について書いてありますが、あくまでも、作者の想像、創作です。
*本作中に書かれている内容等によって、宗教や思想等を押し付け・布教等をしている訳ではありません。
*アルファポリスにて、スピンオフの【願わくは】連載中です。こちらもよろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 21:00:00
69959文字
会話率:19%
その女騎士の名前は、クワトロ・バーミリオン。女ばかり四人も生まれたからと、親が投げ遣りに付けた名前が“クワトロ”
バーミリオン子爵家の四女として生まれた彼女は、その名前の通り、燃えるような赤毛と紅玉の瞳。女で170cmと言えば、決して
小柄ではない。
そんな彼女には秘密があった。
それは、前世の彼女はこの世界ではなく、全く別の世界にある小さな島国で生まれ育ったらしい。
何故、“らしい”かと言うと、神様(?を名乗る人物)から教えられた話。
まぁ、早い話が、五才まで向こうの世界で育ったけど、死に掛けた時に魂の半分だけが、何故かこっちの世界に転生してしまったと言う。
こっちの世界の人間は、魂が欠けた状態で生まれてくる。だから転生した事自体は仕方がない。らしい…。
(ちなみに、あっちに残った方の魂は、そのまま成長して、天寿を全うした。…んだとー?!)
「じゃあ、こっちの世界で自分の半身を見つけるなんて、無理じゃねーか!」
そう詰め寄ったら…
神様(?)曰く、「こんな事は初めてで、儂も困っとる。兎に角、後は自力で頑張って“魂の半身(番)”を見つけ出し、ゴール(天寿を全う)してくれや。」そう言って、煙のように消えやがった。バカヤロー!!
板額御前が結構気に入ってて、彼女を参考に何か書いてみたいと思って書いて見ました。
話の大筋は(多分)変わりません。と言っても、参考にするだけなので、内容、結末は変わると思います。
ヒロインは元貴族令嬢ですが、傭兵歴が長かった為言葉遣いが悪いです。
文章を書くのはあまり得意ではないので、ざっくりと、細かい所は拘らず読んで頂ければ有難いです。
よろしくお願いいたします。
フィクションです。当然、実在の人物とは違うので、名前も世界も違う話になっています。
R18は念の為、入れさせて頂きます。
戦闘シーンがあるので、残酷、グロテスクな描写等、予告なく入ります。あと、恋愛要素もあるので(と言っても薄い)、R18シーンも予告なく入ると思います。(一応、目次に何か目印入れます。)
不定期更新です。(出来れば長い目で見て頂けたら…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 11:25:22
8147文字
会話率:12%
私は、妻を愛していない━━
身内の愚行を諌めた結果逆恨みされ、『虚言の舌』という真実とは反対のことしか話せない呪いをかけられたアマデオは、格下の借金まみれの子爵家の令嬢•オリヴィエラを半ば買い上げるように婚姻する。アマデオは呪いを受ける前か
らオリヴィエラに片想いをしていたが、オリヴィエラとアマデオの友人が婚約間近だったことを知らされ、嫉妬と罪悪感に駆られるアマデオは、ついにある決断を下す──。
春短編2022参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 19:00:00
22250文字
会話率:28%
没落直前の子爵令嬢が、弟の学費のために騎士団で働いていたらなんか色々こじらせた副団長に捕まっちゃう話です。
かっこいいヒーローは居ません。
書きたいところだけ書いたので、いつも以上にわかりにくいですがご了承ください。
最終更新:2022-05-05 20:00:00
32458文字
会話率:38%
これは実の兄とその嫁である義姉にぐちゃぐちゃにされちゃう少年のお話。子爵家当主であり新婚の兄から突然「夜伽を手伝え」と言われた弟ロラン。兄に犯され、義姉に侵され、ついでに家の者たちにまで道具にされて⋯⋯。これでいいのか子爵家、ちょっと終わり
が見えてるんじゃないか子爵家。でも虐められるのは気持ちいいからそれはそれこれはこれと日々流されてどっぷりと退廃的な性生活にのめり込む。ロランと子爵家の明日はどっちだ。
※ストーリーなんて飾りです、偉い人にはそれが分からんのですって天の囁きを受けて書いています。♡喘ぎ過多、オホ声、嗜虐的な性表現がございます、閲覧にはご注意下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 17:33:11
48384文字
会話率:64%
行儀見習いとして、子爵家から王宮に送られたエリヴァル姫は、次期女王を狙う伯母の罠によって凄惨なSM調教を施される日々を過ごした。サディストの公爵夫人や令嬢からの凄惨な責め苦によって、受け身だったエリヴァルは強気な少年のように変わり、淫らな姫
君になってしまい……。
連載小説「孤独な姫君たちの蜜の駆け引き」の過去話です。本編の前に、こちらを先に読んでも楽しめます。
※作中には、過剰な性描写や残酷な表現が含まれます。
※この作品はアルファポリスにも掲載中です。エピローグは、アルファポリス限定公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 07:43:07
74587文字
会話率:45%
国民総魔法使いの国の子爵令息ユーリアスは、全く魔法が使えない。
ポンコツ認定されて引きこもり生活を送るうちにすっかり肥え太ったが、亡くなった祖母の祖国、極東ヤッパネーの『三十歳童貞魔法使い伝説』に則って純潔を守るべく、清く正しく鬱々しく日々
を送っていた。
ある夜、つまみ食いに忍び込んだ厨房の鍋から、全裸の大男が出てきた。
全裸鍋男は自らをヤッパネーの神の使いで、ユーリアスの望みを叶えにやってきたと言う──
「いやいや、変質者でしょ!?」
◇ムッキムキ異国の神の使い×ポンコツぽっちゃり令息
◇ある意味体格差
◇受けは痩せても超絶スタイルの美人にはなりません
◇同じく『童貞魔法使い伝説』を元にした拙作(NL)とは全く別物です
◇R表現ページには※をつけています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 19:00:00
57293文字
会話率:44%
15歳の時に義姉クレアと婚約者ジャンのベッドインを目撃した。
そして、婚約破棄されてしまったプリムローズ。
家からも追い出すための名目で、金持ちの子爵様に売られるも同然の後妻に入る予定だったが、夜会で出会ったクライド・レイヴンクロフト次期
公爵様から、結婚をもうしこまれる。
しかし、クライドには、すでに親の決めた婚約者がいた。
第2夫人でいいなら……と、言われて、後妻に入るよりは、第2夫人のほうがマシかもとか思っていると、約束だ、と頬にキスをされた。
「必ず18歳に迎え入れる」と約束をしたのだ。
でも、15歳のデートの日にプリムローズは来なかった。
約束をすっぽかされたと思ったクライド。その日から、一向にプリムローズとクライドは会うことはなかった。
時折出す手紙のやり取り。18歳も近いのに、プリムローズがどうしたいのかわからないクライドは困惑していた。
そして、プレスコット家での現状を知り、クライドはプリムローズを助けに向かう。
そのまま、グリモワールの塔に連れて行かれてる。
最初は、形だけの結婚のつもりかと思っていたのに、公爵様はひたすら甘かった。
そして、独占欲の固まりだった。
第1章 出会いと眠り
第2章 グリモワールの塔
★無断転載禁止!
★R-18には※をつけます
★あらすじは時々追加したりします!
★タグも時々追加します!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 16:00:00
127251文字
会話率:37%
貴族の私生児として虐げられてきたエウリッタ。死神卿と恐れられる、傭兵上がりの子爵のもとに嫁ぐことになるが……。
最終更新:2022-04-03 07:10:02
106056文字
会話率:43%
子供の頃、子爵令嬢のリリアは、知見を深めるため祖父と共に国内を旅しているという侯爵令息ディートリントと出会う。
第一印象は――天使。
しかし王立ミレティス学園に入学したいというリリアに勉強を教えてくれる態度は上から目線で、さらに魔
法が苦手と言うと突然キスしてきた!
「俺の魔力を分けてやっただけ」
乙女のファーストキスを奪っておいて悪びれる様子はない。
見た目は天使だなんて一瞬でも思った自分が馬鹿だった、絶対に跪かせて謝らせてやる――そう思ったリリアは、猛勉強して八年後、王都にある王立ミレティス学園に入学する。
そこには成長したディートリントの姿が。
すっかり大人の魅力を身に纏った彼だが、俺様気質はまったく変わっていない。
おまけにリリアを好きだと言ってきて……!?
※不定期更新。R18含む場合はタイトルに「※」をつけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 05:06:11
142490文字
会話率:43%
子爵令嬢のセラフィーナは、侯爵子息のロードリックと婚約していた。だが彼女が調律姫という特別な地位を得たある日、父親の子爵は侯爵家に、婚約破棄を告げる。もっと高位の貴族とセラフィーナを結婚させるためだった。
誇りを傷つけられ怒りつつも侯爵は
それを受け入れるが、ロードリックは納得できない。セラフィーナに気持ちを問うべく訪れたロードリックに、彼女が持ちかけたのは、賭け、だった。
やがて婚約破棄の真相を知ったロードリックは、賭けに勝って彼女の体を暴いたその夜を後悔し、彼女を取り戻そうと決意する。一方、娼婦に落ちたセラフィーナは、生きるためだけに娼婦であることを受け入れていた。そんな二人が、四年の時を経て再会し、結ばれるまでの物語。
ヒロインの職業上、ヒーロー以外との性描写があります。
ヒーローとの性描写→☆
ヒーロー以外との性描写→★
と小題につけますので、苦手な方はご自衛くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 20:00:00
137805文字
会話率:46%
子爵令嬢オレリー・アストレイが空回りしながら死病に取りつかれた婚約者(仮)を救い、じゃあ元気で、と婚約解消しようとしたら逃げられないお話。
ヒーローが絶世の美男子に見える美少女オレリーの空回りを楽しんでいただけると嬉しいです。
本編、後日
談とも完結しました。
次世代官能小説大賞をいただきました!
2018年1月に書籍化しました!
応援してくださってありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 00:00:00
133107文字
会話率:35%
血の繋がった父親だと思っていた男にミリアはレイプされた。
実は男はミリアの本当の父親ではなく、死んだ母親が托卵まがいのことをしていたのだった。
妻に裏切られた男の復讐で処女を奪われ、人買いに売られたミリアはやがて一人の貴族に買い取られる。
その男は帝都から左遷まがいに地方に飛ばされた、子爵家の四男だった。
その子爵家の四男は、貴族としては変わり者で多くの侍女や従者にかしずかれるのを嫌っていた。
だからミリア一人をメイド代わりとして買い、家事をさせたのだ。
人買いに「貴族様の不興を買うな、夜の相手も必ずしろ」と言い含められていたミリアは、意を決して彼に夜伽の申し出をする。
◇ ◇ ◇
基本的には、可哀想な女の子が幸せになる話です。ですので最初の不幸のどん底は、理不尽さでドン引きになると思います。子爵家の四男に引き取られてからは、これでいいのかとミリアが思うくらいに大事にされます。
「◆」暴行シーンがあります
「♡」イチャラブシーンです
「♀」オナニーシーンです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 13:09:52
72140文字
会話率:46%
子爵夫人、エレナ・フランフィードにとって結婚は義務だった。
夫とは上手くいっていない。夫はエレナを女として愛さず、外に愛人を作って子供までいる。
家の若いメイドたちは、そんなエレナを軽く見ているようだ。
生活に不満とつまらさを感じるなか、エ
レナはある若い庭師と出会い――。
ある女のひと時の恋と、心境の変化のお話。
※ハッピーエンドかは人によると思います。何でも許せる方向けです。
※ザマァはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 23:45:28
14744文字
会話率:29%
ある日仕事を理由に実家に寄りつかなかった公爵家長男のエドワードはふと実家からの手紙を読んだ。
そこには彼が大切にしていた妹のことが書かれていた。
手紙に書いてあることは本当なのかとエドワードは慌てて実家である公爵家に戻った。
そこで
見たのは目は開いているのにまるでここに心はいない心が壊れた妹アリスの姿だった。
顔をのぞいても消して目が合わず反応はほぼない状態だった。
エドワードは何故こんなことになったのかと嘆いた。
そして、調べの途中で一人の令嬢の名前が挙がる。
子爵令嬢マーガレットの名前が…。
エドワードは決めた、この女を妹と同じ目に遭わせてやると!
そう、妹と同じく心を壊してやると決めたのだ。
…だが、エドワードはこの時怒りで我を忘れ気づいていなかった、調査はまだ調査途中だったことを…。
そう、エドワードが妹の敵認定した令嬢がまさかのひとちがいだったということを
早とちりし勘違いで怒りの矛先をマーガレットに向けた後でエドワードが真実を知ったときにはすでに最初にエドワードが望んだ通りマーガレットの心は壊れてしまっていた。
勘違いでした、ではすまない事態にエドワードは困惑するが…
誰が悪いのか?どこですれ違ったのか?
妹を溺愛する兄がとった行動のお話。
残酷な描写があります、苦手な方は回れ右!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 20:00:00
4301文字
会話率:33%
伯爵家次男のウィリアムは、婚約者のセリーナを幼い頃から真面目に一途に愛してきた。後継ぎの誕生で入婿予定の婚約が解消されても気持ちは変わらず、幼馴染で子爵令嬢のセリーナを娶るために地位を求めて上級文官を志す。
念願叶って異例の若さで王都に出仕
した翌年、正式に婚約が認められ、結婚準備を進めていた矢先……なぜか王太子殿下直轄の隠密組織構成員に抜擢され、無慈悲にも長期潜入調査を任命されてしまう。間近にあった幸せな未来を絶たれ、ウィリアムは身を切られるような思いでセリーナから離れることに。
孤独に耐えつつ職務に励んでいた数年後のある日、潜入先の町でセリーナに瓜二つな女性を見かけて……事態は思わぬ方向へ。
★シリアス風味で微ミステリー配合
★あくまでメインは恋愛!いちゃらぶ!
★ファンタジー要素は低め&甘設定ご容赦を
★R18注意に*印(軽め*<重め*****)
✳︎アルファポリスで再編改稿版を投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 00:00:00
120934文字
会話率:31%