かつてその背中を追いかけていたライバルが、男娼になっていたーーー。
騎士団に所属するクラインは飲み仲間に騙されて、歓楽街にある男娼館に入った。もともと娼館嫌いだった彼はすぐに店を飛びだしたが、そこで思いもよらない相手と再会した。その相手は、
かつて同じ学院で学んでいたマクヴェス・ハーネストン。マクヴェスは二年前に没落したハーネストン伯爵家の跡取り息子だった。
★★
*途中で視点が変わります。
*書きたい話をキュッと短くまとめたので、雰囲気でサクッと読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 13:10:36
11060文字
会話率:62%
戦争によって瀕死の重傷を負った軍人、火陀(かだ)は、軍部の人体実験によって九死に一生を得る。
その代償として、彼は人を食わねば生きていけぬ体になっていた。
悪逆非道の畜生として生きていくことを選んだ火陀。しかし、ある美しき男娼と出会いが道を
変える。
男娼の名は、天知(あまち)。
天知は、どんなに傷つけられても再生する、不死の体を持っていたのだ。
火陀はいくら食べても死なない天知に運命を感じ、傾倒していくが……。
【注意!】
上記の通り、本作はカニバリズム(人肉食)をテーマにしています。
また殺人や拷問、人体損壊など、非常にグロテスクな描写が続きます。
少しでも苦手な方は、閲覧をご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 19:00:00
81579文字
会話率:36%
舞台は18世紀イギリス。
ギルマーティー侯爵家の一人息子、アラステアは政治家を志す誠実でハンサムな青年だった。
彼は成人を祝う祝賀舞踏会での晩、ひょんなことから男娼館に連れられる。——その館の名は《薔薇館》
子を孕むことの無い都合のいい性欲
処理の対象として、男娼たちは貴族の間で重宝されていた。
アラステアはそこで、最も人気のある男娼『ティターニア』と呼ばれる美しい少年と出会う。
少年の悲しい過去と、そんな彼に惹かれるアラステア。
貴族の青年と、美しき男娼との禁断の恋の行方は——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-28 15:23:15
102164文字
会話率:29%