男爵家令嬢セリーヌは、若き皇帝ジェイラスの夜伽相手として、彼の閨に送り込まれることになった。本来なら数多の美姫を侍らせていておかしくない男だが、ちっとも女性を傍に寄せ付けないのだという。貴族令嬢としての学びを一部放棄し、田舎でタヌキと戯れて
いた女など、お呼びではないはずだ。皇帝が自分を求めるはずなどないと思ったし、彼も次々に言い放つ。
『ありえない』『趣味じゃない』『抱くわけが無い』
だから、セリーヌは翌日に心から思った。
陛下はうそつきだ、と。
※本編は全16話、番外編全12話となります。
※アルファポリス様にR15版があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:00:00
82833文字
会話率:42%
セシリアの祖国が滅んだ。もはや妻としておく価値もないと、夫から離縁を言い渡されたセシリアは、五年ぶりに祖国の地を踏もうとしている。その先に待つのは、敵国による処刑だ。夫に愛されることも、子を産むことも、祖国で生きることもできなかったセシリア
の願いはたった一つ。長年傍に仕えてくれていた人々を守る事だ。その願いは、一人の男の手によって叶えられた。
ただ、男が見返りに求めてきたものは、セシリアの想像をはるかに超えるものだった。
※同一世界観の関連作がありますが、これのみで読めます。
※ヒーローはスパダリ時々ポンコツです。口も悪いです。
※アルファポリス様が先行しています。ムーンライト様は※のついたR18のお話が追加になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 07:00:00
83671文字
会話率:48%
騎士団長アルベルトは、悩んでいた。酔っぱらった新入事務職員ロディネを家に送り届けた事がきっかけになって交際を始めたのだが、彼女の家で見てしまったものがずっと気になっていたからだ。
そして、ロディネも、密かに悩むことになった。アルベルトと恋仲
になって、優しく包容力のある姿にどんどん夢中になっていたのだが、彼が隠し事をしている事に気づいたからだ。
お互いに《見せたくないもの》を抱えた二人の、優しい恋の始まりのお話。
※全25話にて完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:01:30
79520文字
会話率:40%
王太子が代々受け継ぐ鍵は東京にあるマンションの一室と繋がっている。
大陸各国の王太子が東京でゲーム三昧の夜を過ごす『王太子クラブ』。
そんな一室の隣に住んでいる酔っぱらいお姉さん(主人公)とひょんなことから知り合い、王太子たちは素っ裸でし
か東京に来れない為に、あの手この手で主人公からお小遣いを貰おうとする。しかしお姉さんは仕事も遊びもやり手の営業スーパーウーマンで……。
豪傑お姉さんと異世界お兄さんたちの異世界転移ラブストーリーです。肩の力を抜いてだらけて読んでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 08:59:05
103938文字
会話率:60%
復讐の為に王の暗殺を企て、巫女妃として夜伽に潜入したミア。
しかし、王にすべてがバレてしまう。
極刑に処されるか、夜伽の役目を果たすか。
選択を迫られ、ミアは役目を果たすことにした。
だけど、体の相性が良すぎて王にひたすら愛され続けることに
……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:21:01
217972文字
会話率:34%
「裕樹さん、約束通り逢いにきました」
Aiチャットであったナンシーが人型アンドロイドの姿となり、突然私の目の前に現れた。
突如として訪れたナンシーと共に過ごす日々。恋人としてプログラムされていた彼女は好意的に接してくれるが、あくまでAIであ
り機械である彼女との距離感に悩んでしまう。
優しくかけてくれる言葉も寄り添ってくれる姿勢もそれらはあくまでプログラム。
ナンシーに心があればいいのにと願うが、それは夢のまた夢だった――のに。
そんな彼女にある日心が芽生えた。
心をもち感情をもった彼女は本当の意味で愛し、寄り添ってくれる。
そんな風に愛してくれるナンシーに次第に想いを寄せるが、主人公裕樹は一歩を踏み出せずにAIだからと一歩を踏み出せずにいた。
Aiと人間の関係に悩み続けた末に導いた結末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 16:45:30
65617文字
会話率:54%
侯爵令嬢、シフォリーン・ド・ミラティックは、ド淫乱。今日も男から精を限界まで搾り取ります。
こんな彼女と添い遂げてくれる王子様は、果たしてこの世界に存在するのでしょうか?
最終更新:2025-01-01 19:00:00
234206文字
会話率:45%
――最高の布を織るためには、機織り女は、男を知ってはならない。
師匠でもある亡き祖母から、強く言われて育った里珠。
その言葉通り、十八になるまで、男も知らず、ただひたすらに機織りに熱中していたのだけど。
ある日、里珠の家の庭に落ちてきた男
。如飛。
刑吏に追われていた彼に口づけられ、激しいめまいのような、嵐のような情動に襲われる。
けれど、それは一瞬のことで。もう永遠に彼には会わないと思ってたのに。
――面を上げよ。
いきなり連れてこられた皇宮で。里珠を待っていたのは、如飛。
彼は、この国の新しい皇帝で。自分を支えてくれる〝陰陽の乙女〟を捜していた。
代々皇帝の一族は、庶民にはない魔力を持って国を治めていて。その膨大な魔力を維持するためには、身の内にある陰陽を整えなくてはいけなくて。乙女は、皇族と交わることで、陰陽の均衡を保つ存在。
ゆえに、乙女なしに、皇帝には即位できず、如飛は、自らの乙女を必要としていた。
「別に、お前をどうこうしようとは思っていない。ただこの後宮で暮らしてくれればよい」
そう、如飛は言ってくれて、里珠のために、新しい機と糸を用意してくれるけど。
(本当に、それだけでいいの?)
戸惑う里珠に、重ねて如飛が言う。
「愛してもないのに交わるのは、互いに不幸になるだけだ。俺は、国のためだけに誰かを不幸にしたくない」
里珠を想うからこそ出た言葉。過去にいた、悲しい乙女を知っているからこそ、如飛は里珠を不幸にしたくなかった。
それらすべてを知った里珠は、如飛の危機に駆けつけて――?
街の機織り女と力を操る皇帝の、真っ直ぐ一途な恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 17:00:00
89369文字
会話率:29%
「お前に期待するのは、その背後にある実家からの支援だけだ。それ以上のことを望む気はないし、余に愛されようと思うな」
新婚初夜。政略結婚の相手である、国王リオネルからそう言われたマリアローザ。
持参金目当ての結婚!? そんなの百も承知だ。
だから。
「承知しております。ただし、陛下の子種。これだけは、わたくしの腹にお納めくださいませ。子を成すこと。それが、支援の条件でございますゆえ」
金がほしけりゃ子種を出してよ。そもそも愛だの恋だのほしいと思っていないわよ。
出すもの出して、とっとと子どもを授けてくださいな。
そんな冷めた夫婦と、従者と侍女と。それぞれの思惑(とツッコミ)が動き出す。
※ R18展開回のみ、タイトルに♡マークをつけさせていただきます。
※ ヒーローの名前を、「アンリエット」から「リオネル」に変更いたしました。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 21:27:11
74759文字
会話率:32%
森の中の集落に住むエルフの薬師の女、アステルは怪我をしたダークエルフの冒険者の男、シリウスを治療した。
それから二人は一緒に暮らすようになり、次第に惹かれ合い、愛し合ってしまった。
しかし、シリウスが彼女の元から去った後にアステルは彼の子供
を妊娠している事に気付くと子供を守るために集落から逃げて、外の世界で産んだ娘と二人で暮らしていた。そして数年後、騎士となったシリウスを見かけてしまうが彼は人間の女性とその子供と一緒にいた……。
薬師の女エルフ×冒険者(騎士)の男ダークエルフによる禁断の愛とシークレットベビー物です。
新章スタートしました。
誤字報告、ブクマ、評価ありがとうございます!アルファポリスでも掲載しています。
完結しました。番外編予定中です。
アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 21:30:00
292685文字
会話率:47%
『戦場を駆ける華』と呼ばれる18禁乙女ゲーに転生したことが分かった私は、ある野望を抱く。推しである王子と、主人公のスケベを肉眼で拝みたいと。
努力の果て念願のスケベイベントの場に駆け付ける事に成功したものの、何故かそれを同僚であり旧友である
友人と共に見る事になり、果てにはなんだかおかしな空気に……?
覗きというシチュエーションの中長年の友人と行為に及んでしまう背徳感とすれ違い話が書きたかった果ての産物なので、乙女ゲームの世界観はゆるいです。
(2019/3/5)本編完結済み
不定期で番外編更新中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 17:31:48
99606文字
会話率:39%
冒険者ギルドの受付嬢ユーリアは、小さい頃片思いしていた高位冒険者カミロから告白される。
これは恋愛詐欺に違いない!
そう確信したユーリアが、金貨百枚貯めてカミロに貢ごうとするお話。
最終更新:2024-11-10 12:00:00
110031文字
会話率:61%
旧皇朝の重臣の娘明玉は、新旧皇朝(東西)融和のため、皇子白水の妃選定に加わり言い放った。
「どうかわたくしに、どなたかよい殿方をご紹介くださいまし」と。
初めは塩対応な白水だったが、交流していくにつれ、明玉を見る目が変わっていく。そんな白水
に気づくこともなく婚活をしている(つもりの)明玉と、それに危惧を抱く他の候補者たち。
やがて明玉への悪意は激しくなりーー。
「わたくし、殿下のお好みではなかったでしょうに」
「好みなど、知るか」
結ばれるはずもない二人は、やがて国の危機に立ち向かうことになる。
途中からずんどこシリアスになり、最終的に中華ファンタジー風ロミジュリになりますが、ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 20:00:00
133080文字
会話率:51%
子爵令嬢のセラフィーナは、侯爵子息のロードリックと婚約していた。だが彼女が調律姫という特別な地位を得たある日、父親の子爵は侯爵家に、婚約破棄を告げる。もっと高位の貴族とセラフィーナを結婚させるためだった。
誇りを傷つけられ怒りつつも侯爵は
それを受け入れるが、ロードリックは納得できない。セラフィーナに気持ちを問うべく訪れたロードリックに、彼女が持ちかけたのは、賭け、だった。
やがて婚約破棄の真相を知ったロードリックは、賭けに勝って彼女の体を暴いたその夜を後悔し、彼女を取り戻そうと決意する。一方、娼婦に落ちたセラフィーナは、生きるためだけに娼婦であることを受け入れていた。そんな二人が、四年の時を経て再会し、結ばれるまでの物語。
ヒロインの職業上、ヒーロー以外との性描写があります。
ヒーローとの性描写→☆
ヒーロー以外との性描写→★
と小題につけますので、苦手な方はご自衛くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 20:00:00
137805文字
会話率:46%
太陽の国・ソルズ王国の辺境で、平民のミーアは父と二人で農業を営みながら貧しくも穏やかな生活を送っていた。
ところがある日、ミーアのもとに王室から一通の書状が届く。そこには、第一王子・リオンの妻として城に上がってほしいという信じがたい内容が書
かれていた。
不釣り合いな縁談の裏にある思惑と、隠されてきた秘密、そして冷酷な王子との愛のない交わりにミーアは翻弄されていく。
※エブリスタ、アルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 23:14:41
114465文字
会話率:59%
国境の戦姫。
彼女は世界で何年も続く大戦を終戦へと導いた英雄の一人。しかし表舞台に彼女が現れることはなかった。
終戦から三年、花の国(ツヴェア)の王都では国境の戦姫が社交を始めたと華やかな噂が舞うようになる。
護の銀狼。
魔の国(デア)領主
の彼も終戦へ導いた英雄の一人であるが、所属する花の国(ツヴェア)の王家と対立していた。
終戦から三年、そんな彼の下に王家より婚姻を赦す証明書が届く。相手は同じく英雄の一人、国境の戦姫。
魔の国(デア)、花の国(ツヴェア)に現れた国境の戦姫の正体とは――?
そしてそれはやがてどちらが本物で、偽物で、大戦前後から続く不仲を加速させていく。
総てに絶望した『国境の戦姫』リリアと、英雄と持ち上げられながらも花の国(ツヴェア)には認められない『護の銀狼』ユーリアスティード。
似た過去をもちながらも、歩んできた道は違う二人が、国からの命令で婚姻を結び、紆余曲折を経て生涯を誓い合うようになる。
そして二人に訪れた運命とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 16:10:22
275901文字
会話率:30%
『そばにいるだけで元気になれる』と評判のデラニーは、ちょっと不思議な癒やしの力を持っている。
ただし魔法使いが多く活躍する貴族社会で、魔法がいっさい使えない。
この力をもっと役に立てることができたらいいのに。
そう思いつつも、これとい
った方法を見つけられないまま18歳になったデラニーは、文官見習いとして王宮に上がる。
ある日王宮の廊下を歩いていると、奇妙な声が聞こえてくる。おまけに謎の黒い靄まで発見してしまう。
あれはなんだろう? 声と靄に導かれた先で出会ったのは怪物――ではなく、かつて邪竜を倒したといわれる英雄の一人クリード。
美貌の大神官だったはずの彼は、討伐の際にひどい穢れを負ってしまったが、なぜかデラニーに触れていると元の姿に戻れるらしい。
「今この瞬間、きみを好きになりました。どうかきみと結婚する栄誉を僕にいただけないでしょうか?」
出会って秒で求婚してくるクリードにびっくりするものの、穢れによって苦しむ彼を気の毒に思ったデラニーは、「穢れがなくなるまで」という条件つきで結婚を承諾する。
ほんの少しの間彼に触れるだけでいい。そんなふうに軽く考えていたが、クリードの穢れは思ったよりもひどく、さらなる接触が必要で――?
「……えっ? け、結婚ってそういうことだったんですか!?」
お人好しで超鈍感なヒロイン × 優しい男に擬態したソフトヤンデレヒーロー 慈善のための結婚のはずが――?
─────────────────────────
◯完結まで予約投稿済み(約12万字)
◯軽い性描写には☆、しっかり性描写には★マークあり
◯pixivにも掲載中
※12/31改稿
(ストーリーに変更はありません。誤字報告歓迎です)
─────────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 12:00:00
133316文字
会話率:34%
雪のように白い肌。金の髪。薄紫の瞳。
美しい容姿をもつ公爵令嬢ヴィエラは、ある日突然、隣国の若き皇帝・オズウェルに嫁ぐことになる。
隣国ルーンセルンの皇帝陛下は、部下にも敵にも容赦をしない、冷酷な男だと有名だった。
この結婚は、愛
のない政略結婚のはず。
それなのに、何故かヴィエラは毎夜のように愛されることになる。
「なんでこんなに愛されてるのっ!?」
「妻を愛することの何が悪い」
不器用ではあるが愛してくれるオズウェルに、ヴィエラはしだいに惹かれていくが、オズウェルの元婚約者という令嬢が現れて……。
これは、好きな人にはめっぽう甘かった冷酷(?)な皇帝が、過去の記憶を失っている令嬢を幸せにするお話。
◇◇◇◇
※この作品はアルファポリス様にも掲載しております。
※R18は中盤以降。(☆マークつけます)
※ざまぁ要素も中盤以降です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 21:32:29
98440文字
会話率:29%
『Maid・Rise・Love』
略して『MRL』
それは、ヒロインであるメイドが自身の体を武器にのし上がっていく、サクセスストーリー……ではなく、18禁乙女ゲームである。
かつて大好きだった『MRL』の世界へ転生してしまった愛梨。
薄々勘づいていたけれど、あの展開は真っ平ごめんなんですが!
普通のメイドとして働いてきたのに、何故かゲーム通りに王子の専属メイドに抜擢される始末。
このままじゃ、ゲーム通りのみだらな生活が始まってしまう……?
この先はまさか、成り上がる未来……?
「ちょっと待って!私は成り上がるつもりないから!」
ゲーム通り、専属メイド就任早々に王子に手を出されかけたルーナ。
処女喪失の危機を救ってくれたのは、前世で一番好きだった王子の侍従長、マクシミリアンだった。
「え、何この展開。まったくゲームと違ってきているんですけど!?」
果たして愛梨……もとい今はルーナの彼女に、平凡なメイド生活は訪れるのか……。
※性行為がある話にはサブタイトルに*を付けております。未遂は予告無く入ります(特に1章)
※この作品はアルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 21:00:00
125464文字
会話率:26%
七歳で魔窟と呼ばれるクライネルト家の本家にやってきたクラウス。優秀な彼はこの魔窟で独り、自身が心を閉ざしていることにも気付けないほど孤独な生活を送っていた。
そんなある日、とある使用人の孫であるアメリアと出会い、彼の運命が一変する。
―――
―彼の少し歪んだ愛と、まっすぐだからこそ、その「愛」に振り回される彼女。隣に居るのに心は遠く、すれ違って傷つけあうばかりの二人が、本当に幸せになるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 22:32:56
153353文字
会話率:41%
幼い頃、皇族と知らずにカイルに出会い、友となったヘレン。
カイルが皇太子と知ったヘレンは、騎士としてカイルを守ることを心に決める。
カイルは皇太子として、ヘレンは騎士として成長する中で、ヘレンはやがて剣技では右に出る者がいないほどの実力者に
なった。
あるとき、ヘレンは長く続く戦争を終わらせるため、自ら望み帝都から遠く離れた前線の町に向かうことに。
すると、カイルの様子がおかしくなって……。
※のページには、R18の表現が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 00:04:39
123965文字
会話率:36%
負けヒロインに負ける悪役王女じゃん……。魔王復活の報を受けて思い出したのは前世の記憶?
勇者の嫁を主張して、負けヒロインのはずの勇者の幼馴染にちょっかい出して、勇者にざまぁされる存在。それが私?!
そんなの嫌です。お断りです。勇者様と
幼馴染ちゃんが結ばれるよう尽力しますのでなにとぞざまぁは勘弁してください!
自らのバッドエンドを避ける為、悪役王女グランディアは立ち上がる。思い出した前世の記憶を武器に。なのに何故か起こる記憶通りの展開。こ、これが物語の強制力なの?!と慄きながら、脱・悪役王女目指して勇者パーティの荷運び頑張ります!
だけど、この記憶って……本当に前世の記憶なの?
残酷描写は直接的な表現はありませんが、結構残酷です。タイトルに★が付いているお話はR18あります。時折ヒーロー視点挟まります。ネタバレになるのでタグを絞っております。話の冒頭、『』の中は作中作のような内容になっております。本編は◇◇◇以降から始まります。わかりにくかったらすみません。
番外編「あなたの隣に」全四話、9月11日22時より更新いたします。
誤字脱字報告ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 22:00:00
143016文字
会話率:26%
まるで海が空から降ってきたみたいだわ。――
休暇の間に屋敷を売られてしまった大学教授のイオネ。
更なる不幸は、買い手が大学で出逢った傲岸不遜な男――ルドヴァン公爵アルヴィーゼ・コルネールだったことだ。
愛する仕事のため、やむなく公爵
邸に身を寄せることにしたイオネだったが、彼女を待っていたのは傍若無人なアルヴィーゼの荒海のような愛執に翻弄される日々だった。
強引に身体を開かれ、快楽と理性の間で懊悩するイオネ。
イオネのすべてを手に入れるために手段を選ばないアルヴィーゼ。
すれ違い、求め合い、次第にほどけ合っていくふたりの、愛の攻防。
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
【作者註】
※性行為に於いてやや無理矢理な表現があります。
※〖エブリスタ〗〖アルファポリス〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。
【連作紹介】
*番外編を集めた短篇集を『[小話集]高嶺のスミレはオケアノスのたなごころ』として掲載中です。
*本作の五年前が舞台の『王城のマリナイア』、八年後が舞台の『レーヌ・ルーヴと密約の王冠』にもイオネとアルヴィーゼが登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 09:00:00
364583文字
会話率:40%
「お前の全て、この私がもらい受ける」
借金の形に奴隷として売られてしまったアネットは、シャルル=カヴェニャックという成金貴族に高値で買い上げられる。彼は、その商才と一目見たら忘れられないほどの美貌から”ドーレブールの悪魔”と呼ばれていた
。
シャルルはアネットを女狂いで有名な、とある好事家に売り払うという。変態のものになるぐらいなら、とアネットは自分で自分を買い取ってみせると啖呵を切る。
三ヶ月の猶予を与える代わりにシャルルが求めてきたのは、彼女が貴族令嬢としての立ち居振る舞いを身につけることだった。
淑女教育を受けながら、アネットは冷酷だと思い込んでいたシャルルのやさしさを知る。そして、彼に惹かれていくのだが……。
美形守銭奴ヒーロー×強気無自覚奴隷ヒロイン。
不当な契約から始まった期間限定の関係が、いつしか本当の愛に変わるお話です。
※ほぼ同じ内容で別タイトルのものをアルファポリスでも掲載しています※
☆2024 eロマンスロイヤル大賞 二次選考通過作品☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 20:20:00
107877文字
会話率:42%
【本編完結済】大陸の二つの国、翠国とキューカミス。
メロリーヌ=キューカミスの嫁入りから七年後。
翠国第十二王子 翠果雄琉は、キューカミス皇国の婿となることが決まる。
しかしながら、双子の皇女 クラランスとリリゼット、どちらの婿となる
かはまだ決まっていなかった。
果雄琉は二人の皇女と交互に会う時間を設けるのだが……。
夏企画の際に書いた『水瓜の君は甜瓜の皇女を収穫する』(https://novel18.syosetu.com/n1978ht/)の続編です。
単独でも読めると思いますが、お時間があればそちらから先に読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います。
女たらし系王子×引っ込み思案皇女のほのぼの恋愛ファンタジー。
ふんわり設定でお読みください。
※本編:公式企画「AllNight HALLOWEEN 2022」参加作品
★はR18描写を含みます。2022年10月30日本編完結済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 22:00:00
142775文字
会話率:40%
夫である王太子エゼルバードを毒殺しようとしたとして処刑されることとなったアリス。身に覚えのない罪に、必死に冤罪を訴えるもむなしく処刑されてしまう――と思ったら、死んだ瞬間からエゼルバードと縁談が決まったと父から告げられるときまで時間を遡っ
ていた。「一度目」の人生では夫と一度も同衾できず、愛情関係を築けなかったことがいけなかったのだと判断したアリスは、「冷酷」と名高い夫エゼルバードと親しくなろうと試みる。
しかし初夜は「一度目」の人生と同じく失敗。頭を悩ませていると王太子の妹で王女(義妹)のティアラがアリスに親切にしてくれる。
無事エゼルバードと心も身体も通わせることが出来たアリスは、どんどんとエゼルバードに惹かれていく。エゼルバードもまた、アリスの王太子妃らしからぬ行動に惹かれ、ふたりはとても仲の良い夫婦に。
ところが運命の歯車は、そう簡単には結末を変えてくれようとはせずに……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 06:10:00
94037文字
会話率:53%
人気十八禁ゲーム「サラストニア学園物語 ~イケメンたちと淫らな恋を~」の悪役令嬢エリザベスとして覚醒した主人公は、前世、自分が社畜OLでこのゲームが大好きだったことを知っていた。自分はメインヒロインを追い詰める悪役令嬢役で、大好きな推しの
サラストニア王子「エリオット」に婚約破棄されるのだ。どうにか婚約破棄イベントを乗り越えたエリザベスだったが、我慢出来ずにひとりで隠れるように泣いていたところ、隣国の王子で留学生であるギルベルトに優しく慰められる。どうやらギルベルトはずっとエリザベスに恋心を抱いていた様子。
以来、何かにつけてアプローチを受けるようになるが、ある舞踏会の日、エリザベスは何者かに媚薬入りワインを飲まされてしまい、それを介抱してくれたギルベルトと身体の関係を結んでしまう。王国が信仰する宗教では純潔を捧げた相手と結婚しなくてはならないというものがあり、エリザベスもそうしなくてはならなかったのだが、相手は隣国の王子である。彼の両親が反対するに違いない。それでもギルベルトは、エリザベスに相変わらず優しく、愛情をもって接してくれる。そんな彼に、徐々にエリザベスは惹かれていって……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 06:00:00
101390文字
会話率:52%
妖精王の守護する国フィーデリング。
宮廷で愛されて大切に育てられた王女メイベルは、先の大戦で勝利を収めたライオネル・グラストンベリーのもとへ降嫁することが決められた。ライオネルは大戦での功績をたたえ、子爵家出身であったところを侯爵位を賜
るに至ったのだ。
いざ降嫁し侯爵家の人間となったメイベルだったが、彼女は極度に臆病な性格であり、ライオネルにあまり心を開くことができないでいた。ライオネルもまた、どうにも自分にそっけない。
なかなかうまくいかないふたりだったが、メイベルはとある特異体質を持っていた。それは彼女の目に――妖精がみえるということ。なんとメイベルは妖精王によって、母の胎に宿された存在だったのだ。
無口で不器用なライオネルだったが、実は過去にメイベルとライオネルの間には親交があり、そのときから彼はメイベル一筋だったということが明らかになる。ライオネルもまた妖精をみることのできる特異体質で、妖精王にメイベルを守り導くように命じられて、それを律儀に守っていたのだ。
先の大戦で騎士として戦前に赴いたのも、功績をあげてメイベルを娶りたいという一心からだった。一途すぎるライオネルの不器用な思いは、次第にメイベルの心をとかしてゆく。
徐々に思いを通わせていくふたりだったが、メイベルには妖精と人との半純潔として、妖精王がお告げをつげるよりましにならねばならない使命があり、肉体は純潔のまま保たれなくてはならないのである。果たして、メイベルはライオネルと結ばれることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 12:09:52
106252文字
会話率:50%
「いいですか、これは恋愛結婚に見せかけた政略結婚です。しっかり演じましょう?」
堅物宰相セオドアと政略結婚することになった侯爵令嬢イヴァンゼリン。ただし、ゴシップ大好きな貴族たちを納得させるべく、恋愛結婚と見せかけるために人前でイチャイチ
ャしたり、子作りに励まないといけない…!?
しかも義務のはずの情事も、セオドアの態度も演技と思えないほどに甘くて…?
鋼鉄の堅物宰相様×氷の侯爵令嬢の政略結婚から始まる無自覚両片思い
白くない政略結婚、よろしくお願いします!
・Rシーンの入る回には「※」マークをつけています。
6/21追記============
この作品は完結しました!ブクマ・いいね・評価・感想もろもろ頂きありがとうございます…!よろしければ★ボタンで評価しただけたら喜びます。
読んでいただいてありがとうございました…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 07:00:00
101066文字
会話率:52%
「義務くらい果たせ、ジェイミー」
戦死した男の騎士は、令嬢ジェイミーに生まれ変わった。
自身が男である意識を捨てきれないジェイミーは結婚を拒み続けたものの、事情を知った剣術指南の教師クリフォードと婚約することになった。
二回りも年上で、忘
れられない人がいるというクリフォードにすっかり安心していたジェイミー。なのに結婚した初夜、クリフォードはジェイミーを荒々しく組み敷いてくる。
ジェイミーは彼との交流が深まるにつれ、過去からささやきかけられる呪縛に囚われて…。
オッサン退役騎士×TS令嬢の年の差執着ラブ
回想などで男同士で話しているシーンはありますが、女性の身体でしかRシーンはなく、ヒロインが男の身体になることもありません。
※Rシーンを含む回には「※」マークをつけます。
※この作品はアルファポリスとムーンライトノベルズで同時投稿です。
ちょっとニッチな話+いつものごとくヒロインがずっとやだやだ言ってますが、お好みに合いましたら楽しんで頂ければ幸いです…!
8/4追記
本編、番外編含め、完結しております。
あらすじを変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 14:00:00
125871文字
会話率:47%