虎の獣人であるティーガは、生まれつき身体が弱く、力を重視する虎の一族の中で、侮蔑の対象となっていた。また、幼い頃に足を悪くし、両足が不自由となってしまったティーガは、一族の長の屋敷の小さな部屋に閉じ込められるようにして育つ。
ティーガの
知らない外の世界では、獣人のような強い特徴を持つわけではないが、数の利を生かした人間という種族が他の種族から突出するようになっていた。その手は獣人の国にも伸び、和平を結ぶ代わりに、人と、希少となりつつある虎の獣人の婚姻を進めようと提案する。自身の血を尊ぶあまり、他種族の血を招き入れることを忌避してきた虎の獣人は、獣人の中でも代を重ねるごとにその数を減らし、今や数えるほどしか存在していない。一族の存続が危ぶまれている虎の一族は、人間の繁殖能力にかけようと、その提案を呑むことにした。そうして、差し出されたのが、ティーガである。
大国の位の高い貴族との婚姻を、強引に進められたティーガ。しかし、人間と獣人の婚姻には、ティーガの知らない事情があるようで……?
*人間(貴族)×虎の獣人
*オメガバースの要素を含む
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-31 17:24:08
30284文字
会話率:47%
獣人(人型)の溺愛王様×幸薄い不幸少年
親から邪魔者扱いされつつも愛されたいと願っていた清水智冬は、ある日空腹と栄養失調で意識を失い目が覚めると、異界に降り立っていた。
そこは始祖が狼の王狼国。そして王狼の一族の王バスティアンと出会う。
すでに愛する相手がいる王様が、不遇の不幸少年を溺愛するまでのお話。
※異世界トリップものです
※当初、攻には溺愛する恋人がいます
※主人公は基本ネガティブ全開です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 15:38:22
19117文字
会話率:47%
呪われた一族と呼ばれるモルテ家の長男として産まれたアンバーは、次男のコーラルが家督を継ぐ3年後には、この世から消える運命にあった。
コーラルを守る事だけを目的として生きてきたアンバーに求婚して来たのは王位継承権を持つラピスだった。消え行く運
命故に想いを返す事が出来ないアンバーとラピスは少しずつ距離を縮めていくが、やがて巻き起こる隣国との戦とモルテ家に引き継がれてきた秘密により、引き裂かれていく。
※書いている内に内容が変わって来たのであらすじを少し修正しました。また変更になるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 13:31:44
155643文字
会話率:31%
闇の一族といわれる公爵家令嬢のリゼルは、漆黒の髪、翡翠色の瞳を持つ美しい令嬢。漆黒の宝石と謳われている。光の神の末裔といわれるエルミナール帝国の光の皇子カイルから求婚されるが、ある日、リゼルは人身売買組織に攫われてしまい、リゼルを助けるため
にカイル皇子は、隣国の王女とやむなく結婚する事になってしまって…。
隣国の陰謀に翻弄され、リゼルとカイルは別れを余儀なくされ、なかなか結ばれることのできない、甘く切ない恋の物語。じれじれです。※プロローグからR18描写あります。
★<初恋編>は完結しました。
★番外編「カイルとリゼルの姫初め♡」公開中。
★番外編〜あの夜を忘れない〜ランスロット&フィオナのスピンオフを公開中。
★アルファポリス様にも掲載しています。
誤字・脱字等、お読みづらい部分があるかと思いますが、ご容赦いただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 23:27:26
370418文字
会話率:28%
僕は、一族を、皆を殺した貴方を愛してしまった。
※追記1:物語が終わったら別ルートも書く予定
最終更新:2017-03-03 16:28:26
32597文字
会話率:48%
ある日、奏(かなで)の家に父が会社のお金を横領していると本家から遣いがやってきた。
一族当主からこの件を不問にする為に提示された条件はただ一つ。一人娘である私が当主の花嫁になること――
家族を守る為、私は彼と結婚することを決めた。
例え、
彼が冷酷当主と呼ばれ恐れられている人だったとしても―――
冷酷当主(28)×少女(16)
<本編完結>*番外編更新中*
**自サイトより加筆修正して転載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-22 20:26:21
45439文字
会話率:36%
一族から見放され一人死を迎えた少女は、「愛されたい」と願い 異世界に生まれ変わる。
美しい母に愛され束の間の幸せを味わうが、“薔薇の刻印”を巡って出生の秘密が明らかとなっていき…。
ーーそして満月の夜、少女は運命と出逢う。
★不定期連載
、R-18要素はエグめ?
エロは後半になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 21:03:46
3729文字
会話率:14%
俺、記憶喪失。無事帰宅したけど、見た目王子のシロと無表情気味なクロとの生活。覚えてないだけに色々謎。あんたら俺の事知ってる?色々あったから記憶は少しずつ戻る気もする。焦らず前を向いて行こうと決意した。弄り揶揄うことが愛情表現って疲れるよね。
でも優しさがあったり守られてるのを理解した。二人と一族に囲まれて日々生きて行くリジュアル。そんな日常だらだら愛され主人公目標。R18保険。脳内妄想のまま書いてます。→2月7日27話で二部回収。完折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 20:00:00
80777文字
会話率:60%
鬼の一族の若長と、一族最弱の娘の悲しい物語。
なろうから撤収指示されたものにHシーン加筆しました。
最終更新:2017-02-06 18:00:00
4827文字
会話率:30%
1977年、一人の赤ん坊が産声を上げた。名は「晴成」。晴成には二つ上の兄がいた。兄弟は星を愛し、天文にとても興味があった。幼少のころは仲のよい兄弟であったが、成長するにつれてこまかな溝が生じ、それは大きな亀裂となって、やがて二人を分けた。
その世界には、安易に踏み込んではならない三つの領域があった。コンピュータによる脳への介入、蘇生、時間移動。しかし、網の目をくぐり、密かに研究する者がいた。
運命か宿命か。その研究者は一人の少年と出会う。いまは失われた星の帝の流れを汲む一族の皇子であり、のちに、マザーコンピュータシステムの分野で権威を二分することになる存在である。
コンピュータによる脳への介入、蘇生、時間移動。そのすべてが可能になったとき、世界は創られ、そして崩壊の道へと動き出した。
青年の願いはただ一つ。自分たちの唯一であった世界を取り戻すこと。兄を助け、己が壊してしまったあの日へ還すこと。ただ、それだけだった。
※重複投稿となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-28 13:21:16
72420文字
会話率:37%
柚梨(ゆずり)は交通事故で運ばれた先の病院で、人間離れした美形の男・怜(れい)に、事故がきっかけで、ある一族の仲間になってしまったと告げられる。普通と違うのは、生きる為に少量の人間の血を必要とする一族である、という部分だった。
何とか気持ち
の折り合いをつけ、一族に慣れようとする柚梨。だが変異種である柚梨の血は、一族を統べる階級である真族(しんぞく)の怜を惑わしてしまい・・・?
気持ちは目指せ雰囲気エロス。
美形(オレ様)×可愛い(性格強気)。
話の内容的に少しだけ流血描写などがあるかも知れません。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 02:00:00
15368文字
会話率:30%
世界から消された「ユダ一族」の歴史を綴る話。
絶対的な化学兵器で世界に君臨する帝国と、自然を愛し神を信仰する民族との戦乱の歴史。
最終更新:2016-11-06 00:00:00
3669文字
会話率:8%
一族から離れて森の外れに住む魔女と、彼女の元に通う狩人の話。
無自覚両片思い。
狩人に媚薬を盛ってへろへろにしたところを魔女が押し倒してます。
最終更新:2016-11-05 22:05:58
2939文字
会話率:22%
――私は、この男――犬猿の仲である従兄弟と結婚する。
少し他とは違う、変わった一族の生まれの弐ノ宮玲は結婚を急かされていた。どうせ知らない男と結婚させられるだろう。そう思っていたのになぜか結婚相手は会えば罵り合うような関係の従兄弟である陸
川葵。愛はない……と思っていたのだが……。険悪なスタートから最終的にはいちゃいちゃするようになるそんないとこ夫婦の話。最初が鬱々としているというか暗いです。本格的にエロいことするのは少し後です。
※3章にNTR要素(ヒーロー以外からの強姦)があります。苦手な方はご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 00:30:03
207169文字
会話率:52%
終焉のときを迎えようとしている一族の長、紗夜。
相容れぬはずの存在である夕月の家に通う千暁。
ささやかな願いと、間抜けた復讐の行く末と、その日々の結末は。
自サイトに掲載しているものを、リライトして投稿しています。
※残酷描写については保険
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 23:53:29
35035文字
会話率:29%
冷遇されて育った双子の王子と王女は、母方の祖父に引き取られた。しかし、王子は祖父の使者たちと離れるのを嫌がる。
※王子への虐待がなろう版よりも詳細になっている3話目の裏の話です。
最終更新:2016-10-08 05:00:00
4179文字
会話率:20%
魔獣が跋扈する弱肉強食の世界で、平等と安寧を信条とする巫女の一族と魔獣をも支配し本能のままに生きようとする魔女の一族が長年争っていた。巫女の一族が築いた王国の魔法学園に所属する最高位の巫女は一人の青年に恋心を抱いていた。片想いだ。巫女の信条
は、平等。誰かを特別に想う気持ちは平等とはほど遠いことを自覚しながらも密かに抱くだけならと思い、皆には最高位の巫女であることを隠して学園生活を送っていた。しかし、ある晩、魔女が巫女の住まう教会に奇襲をかけ、巫女の最高位である娘に呪いをかける。かけられた呪いは、平等を犯せば死に至る呪い。つまり片想いは許されず、想えば想うほど報われないほどに命を削る。しかし、周囲も巫女も最初はそれに気づかず、巫女は次第に青年への恋心を強めていった。一方で青年は自分より強い娘をライバル視していて、娘を冷たくあしらうことが多かった。けれど時折見せる優しさに惹かれる娘。次第に青年も気づかぬうちに娘に恋をする。巫女が命が削られていくのを知ったときにはもうその恋は後戻りできないところまできていて・・。のちに青年は娘が巫女であることを知り、娘は学園から姿を消した。命を削りながらそれでも恋をする巫女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-21 06:50:30
9657文字
会話率:21%
帝国歴1201年、神皇国の侵攻に呼応して挙兵した、没落貴族シーナ一族は、帝国への叛乱を企てて敗れ去りました。そんな落城から始まる、一人の女戦士が物語であります。
最終更新:2016-09-16 22:00:00
12445文字
会話率:75%
越後で、平家方の豪族として、源平合戦を戦っていた。結果として史実のように敗れて、源氏側にすり寄って、生き残りを図ったが、そのすり寄った相手が、梶原景時で、景時が一族毎滅ぼされると、結果的には鎌倉に反抗するしかなくなり、戦って敗れたというわ
けだ。
まぁ、当たり前だが、女のあたしは、犯されている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-03 07:00:00
26963文字
会話率:75%
江戸時代中期、人里離れた山奥にある小さな里が滅んだ。その里は、戦国時代の覇権争いに負け、歴史から姿を消したとある武家に仕えていたお庭番の末裔たちだった。
彼らはひっそりと息を殺すようにして生きていたが、そのわけは、望むものは如何なることも叶
えるという秘宝を守るためだった。代々の頭領しか知らぬその秘宝を巡り、人々は殺しあう。
この話は、里唯一の生き残りであり、最後の頭領となった右京とその周囲の人々の話である。
この作品は「PIXIV」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 09:20:46
138596文字
会話率:44%
人間と妖怪が共存の道を選んで千年後の日ノ本の世界。妖怪の頂点に生まれた鬼門の管理者の青年・鬼龍静流と妖怪の底辺の力しか持たない鬼龍家に仕える虎妖怪の一族の少女・玄青姫乃。身分も力も体格も格差がありすぎながらも2人は許嫁になり、姫乃の成人(1
6才)の日、夫婦になった。
内容:合法ロリを手に入れた普段マグロ(隠語)で時々ドSな絶倫男とそんな旦那様が大好きで色々緩い少女との愛と子作りに励む普通……ではないかもしれない彼等の普通の日常のお話。
※妖怪ベースですが、本来の妖怪との構造や陰陽の常識とは異なる点が多々あります。故意です。
※R18表現をがっつり目指す為、ご注意下さい。部分的に注意は入れません。
※基本的にハッピーエンド、ラブエッチしかありません。
※遅筆ですので不定期更新という事でよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-29 23:31:11
15920文字
会話率:10%