昭和の初め
貧乏華族の伊都子は女学校卒業間近になっても縁談が決まらない。しかし親友の初子の家で久我井紘古登と出会う。
いつも不機嫌で無口な男。口を開けば嫌みったらしい。伊都子はそんな印象最悪な男と結婚することになってしまう。
人生詰んだと落
ち込む伊都子。一向に打ち解けようとしない紘古登。
果たして二人は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 20:49:48
7220文字
会話率:43%
註:本作は、「小説家になろう」様で連載中の、<a href="https://ncode.syosetu.com/n9451gu/">秋津皇国興亡記</a>のR18版番外編となります。本編をお読み
になってからご覧になることをお勧めいたします。
東洋の端に浮かぶ島国「秋津皇国」。
戦国時代の末期から海洋進出を進めてきたこの国はその後の約二〇〇年間で、北は大陸の凍土から、南は泰平洋の島々を植民地とする広大な領土を持つに至っていた。
だが、国内では産業革命が進み近代化を成し遂げる一方、その支配体制は六大将家「六家」を中心とする諸侯が領国を支配する封建体制が敷かれ続けているという歪な形のままであった。
一方、国外では西洋列強による東洋進出が進み、皇国を取り巻く国際環境は徐々に緊張感を孕むものとなっていく。
これは、そんな時代を生きた者たちの、秘められた断章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 12:00:00
58960文字
会話率:30%
没落した子爵家の令嬢・橙子は出戻りのうえに毒婦と呼ばれる評判の悪女。実家のために金持ちに嫁ぎ、夫が亡くなってからは夜な夜な男漁りをする。
そんな橙子が再会したのは、かつての婚約者である須賀伯爵家の秋馬。彼から取引を持ちかけられて、悪女らしく
秋馬の欲望に応えていくものの、橙子は実は処女で。
処女であることも、ずっと秋馬が好きだったことも隠して悪女を続ける橙子と、橙子の家が没落した原因を探る秋馬が、じりじりとすれ違って…。
大正時代っぽいけど、いろいろとふんわり設定の、どこかの国のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 21:00:00
32317文字
会話率:32%
主席華族家の嫁教育の番外編です。
SM色強めのファンタジーです。
ファンタジーです。
SM経験の無い身で書いてます。
実際こんな事が可能かどうかはわかりません。
ファンタジーなのでゆる〜く読んでくださいませ。
本編と続編をお読みいただ
いた方が、人物関係などが分かり易いかと思います。登場人物については別にまとめておきました。 年齢差、調教、近親相姦、複数プレイ、不義、二穴、レズ、BL、淫乱など、苦手なワードが有りましたら読むのを避けてください。特にSMなどが苦手な方はお避けください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 20:00:00
14626文字
会話率:47%
主席華族家の嫁教育続編です。
ごく普通の主婦であった前世の記憶を持って転生した娘が知った、嫁入り先の主席華族家で無双(性的に) するお話です。
前作をお読みいただいた方が、人物関係などが分かり易いかと思います。登場人物については別にまとめ
ておきました。
年齢差、調教、近親相姦、複数プレイ、不義、二穴、レズ、BL、淫乱など、苦手なワードが有りましたら読むのを避けてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 08:00:00
23183文字
会話率:45%
主席華族家の嫁教育の登場人物です。
まだ書き足していきます。
最終更新:2024-01-06 20:20:44
3780文字
会話率:0%
目が覚めると森の中にいた少年・雪夜は、わけもわからないままゴロツキに絡まれているところを美貌の公爵・ローゼンに助けられる。
転生した先は 華族、樹族、鉱族の人外たちが支配する『ニンゲン』がいない世界。
たまに現れる『ニンゲン』は珍味・力を増
す霊薬・美の妙薬として人外たちに食べられてしまうのだという。
折角転生したというのに大ピンチ!
でも、そんなことはつゆしらず、自分を助けてくれた華族のローゼンに懐く雪夜。
初めは冷たい態度をとっていたローゼンだが、そんな雪夜に心を開くようになり――。
優しい世界は最高なのでクッキーを食べます!
溺愛される雪夜の前には樹族、鉱族の青年たちも現れて……
……という、ニンゲンの子供が人外おにいさん達と出逢い、大人編でLOVEになりますが、幼少期はお兄さん達に育てられる健全ホノボノ異世界ライフな感じです。(※大人編は性描写を含みます)
完結まで執筆済みなので、毎日更新ばんがります!
※主人公の幼児に辛い過去があったり、モブが八つ裂きにされたりする描写がありますが、基本的にハピエン前提の異世界ハッピー溺愛ライフものです。
※大人編では残酷描写、鬱展開、性描写等が入ります。
アルファポリス様(https://www.alphapolis.co.jp/novel/106207589/84801587 )、カクヨム様(https://kakuyomu.jp/works/16817330663735338468) でも公開しております~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 21:24:20
605521文字
会話率:34%
目が覚めると森の中にいた少年・雪夜は、わけもわからないままゴロツキに絡まれているところを美貌の公爵・ローゼンに助けられる。
転生した先は 華族、樹族、鉱族の人外たちが支配する『ニンゲン』がいない世界。
たまに現れる『ニンゲン』は珍味・力を増
す霊薬・美の妙薬として人外たちに食べられてしまうのだという。
折角転生したというのに大ピンチ!
でも、そんなことはつゆしらず、自分を助けてくれた華族のローゼンに懐く雪夜。
初めは冷たい態度をとっていたローゼンだが、そんな雪夜に心を開くようになり――。
優しい世界は最高なのでクッキーを食べます!
溺愛される雪夜の前には樹族、鉱族の青年たちも現れて……
……という、ニンゲンの子供が人外おにいさん達と出逢い、大人編でLOVEになりますが、幼少期はお兄さん達に育てられる健全ホノボノ異世界ライフな感じです。
完結まで執筆済みなので、毎日更新ばんがります!
※主人公の幼児に辛い過去があったり、モブが八つ裂きにされたりする描写がありますが、基本的にハピエン前提の異世界ハッピー溺愛ライフものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 22:18:45
3288文字
会話率:14%
元アイドルの僕・景山聖は、元華族だけど今は貧乏な実家の母たっての願いで、資産家の東郷家のご子息とお見合いをすることになった。アイドルをやめてまでお見合いなんて、すごくすごく嫌だったけど。
「…あなた…僕のガチ恋だった…りんごまるさん……?
」
顔合わせの場にいた「東郷錫也」さんは、僕のガチ恋でトップオタの「りんごまる」さんだった。
のんびり更新、ほのぼの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 19:00:00
37353文字
会話率:44%
昭和五年八月。神田に住む華族の娘、笠間綾子が失踪した。遠方の兄・尚治に宛てて書かれた四篇の手紙には、綾子が失踪に至るまでの秘密が綴られていた。それは、魍魎に魅入られた少女が堕ちる、血塗れの道程の記録だった。
最終更新:2023-11-27 20:11:42
10196文字
会話率:2%
あらすじ
華族令嬢の九条凛子は、
わけあって、世間の目から隠れるように暮らしていた。
そんな折、父に連れていかれた舞踏会で
実業家で成金の相楽と出会う。
緩やかに家が没落していく中、
相楽は凛子に囁く。
「自分のものになりさえすれば、家を助
ける」と。
相楽の傲慢な言動に戸惑いつつ
凛子は家のために求婚を受け入れる。
過去の事件から誰にも心を開けない凛子だったが
夜毎愛を囁かれ、体を重ねるうちに気持ちが揺らいでいく。
一方の相楽にもなにやら秘密があるようで──。
愛のない政略結婚と思いつつ、
凛子は夫への恋心が抑えられなくなっていく。
登場人物
九条凛子(くじょうりんこ)
18歳。
華族令嬢。
過去に巻き込まれた事件から
心を閉ざして、自分の殻にこもっている。
相楽遼介(さがらりょうすけ)
30歳。
労働者上がりの平民だが、
第一次世界大戦による軍需景気によって
成り上がった野心家。
不遜な言動で凛子を困惑させる。
悪人は出てきますが、わかりやすいざまぁはありません。
シリアスで谷の部分も多いですが、
最後まで読んでシリアス特有のカタルシスを味わって頂ければ幸いです。
他サイトにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 21:28:30
104879文字
会話率:38%
──体は許しても心だけは許さないそう決めていたのに。いつしか身も心も囚われていた。
華族令嬢の九条凛子は、
わけあって、世間の目から隠れるように暮らしていた。
そんな折、父に連れていかれた舞踏会で
実業家で成金の相楽(さがら)と出会う。
緩やかに家が没落していく中、
相楽は凛子に囁く。
「自分のものになりさえすれば、家を助ける」と。
相楽の傲慢な言動に戸惑いつつ
凛子は家のために求婚を受け入れる。
過去の事件から誰にも心を開けない凛子だったが
夜毎愛を囁かれ、体を重ねるうちに気持ちが揺らいでいく。
一方の相楽にもなにやら秘密があるようで──。
愛のない政略結婚と思いつつ、
凛子は夫への恋心が抑えられなくなっていく。
登場人物
九条凛子(くじょうりんこ)
18歳。
華族令嬢。
過去に巻き込まれた事件から
心を閉ざして、自分の殻にこもっている。
相楽遼介(さがらりょうすけ)
30歳。
労働者上がりの平民だが、
第一次世界大戦による軍需景気によって
成り上がった野心家。
不遜な言動で凛子を困惑させる。
完成済なのでさくさく更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 21:03:25
2778文字
会話率:11%
婚約破棄されたことにより結婚を諦めていた公爵家の令嬢、百合子。
破棄されて以降、誰からも結婚の申し出が来ることはなかったのに突然伯爵家から百合子の嫁入りを求められた。
「あなたは……馬鹿にしないのですか」
「君が誰を想っているのかは知
っている」
啼け、乱れろ、よがり狂え。
※明治から大正あたりをイメージしています。
※フィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 21:00:00
13942文字
会話率:24%
「私が鬼になったら私を殺してください」
いつかおっかあと暮らす。
そう夢見て奉公先での扱いに耐えていたのに、おっかあはとっくのむかしに死んでいた。
その悲しみをあやかしに魅入られて、私を襲った奉公先の坊っちゃんを殺そうとしたところを通りすが
りの青年に止められる
彼はこの世ならざるモノを祓う祓い師だった
彼とともに過ごしながら私は自分が何者なのか知ることになる
華族の青年と元奉公人の切ない恋物語
※架空の大正16年、架空の町「璃翠」が舞台の和風恋愛ファンタジー
※エブリスタ先行、そのほかのサイトにも掲載、「幸せの見つけ方~大正妖恋奇譚」https://ncode.syosetu.com/n0088ij/ のムーン版
※R18な内容はだいぶ先、ストーリー重視
※参考:怪異・妖怪伝承データベース https://www.nichibun.ac.jp/YoukaiDB/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 16:00:00
73576文字
会話率:35%
嶋田麻理子は1億の借金を返済している、元華族の家系のお嬢様。その彼女が勤めている佐藤邸の主人の佐藤貴明が大嫌いなのに、ある日、いきなり本人が迫ってくるようになった。当惑しながらも断りきれず、受け入れていってしまう麻理子の恋の行方は? 自サイ
ト同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 07:30:58
202579文字
会話率:48%
『好きになるかどうかは3秒で決まる』そんな俺が3秒で落ちた
高柳十維。昼は国際派弁護士でバリバリ働き、夕方からはジムで精を出し、バキバキに割れた腹筋を持つその男は、昔は華族で何代も続く家の次男として生まれた、超ハイスペック男!
もう、モテ
ないわけがない!
毎日のようにナンパされるが、誰にも靡かない。
「好きになるかどうかは3秒で決まるんだよね。
3秒みてときめかない人は一生ときめかない」
この持論でどの人も一刀両断!
そんな十維は、妹が一人暮らしをするといって借りた家の挨拶回りで、一目見た瞬間、3秒で恋に落ちた!
相手はいかにもワイルドで危険な香りのする男……
近づいてはいけない香りのする男に、恋をした。
諦めなくてはいけない、好きになってはいけない、
そう、これ以上は……
FLOWERシリーズ第二弾!
坊ちゃん弁護士 ✖️ 夜働くフェロモン男
好きなのに近づけないもどかしい2人の恋物語。
第一弾で登場した、寧々の兄貴とフェロモン男のお話です。
第一弾の主役の京介と康太も登場しますヨ!
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 21:00:00
90563文字
会話率:31%
華族の庶子として生まれたゆずは、オメガのせいで虐げられてきた。
しかし、運命の番と出会い、知らなかった幸せと愛を与えられた。
最終更新:2023-07-18 18:07:15
21430文字
会話率:40%
華族の庶子として生まれたゆずは、オメガのせいで虐げられてきた。
しかし、運命の番と出会い、知らなかった幸せと愛を与えられた。
だが、ゆずはそんな幸せが不安で…。
最終更新:2022-09-11 07:19:28
3176文字
会話率:38%
恋を知らないドライなヤリチン(イケメン攻め)×名家の箱入り息子(美人受け)
【あらすじ】
とある幼稚舎からの一貫校に編入した大学生の建吾(攻め)。彼は快活な同性愛者だが恋愛には関心が薄く、セフレがいれば問題なかった。内部進学組の志生(
受け)と出会い打ち解けるが、志生はあまりにも箱入り息子すぎて――。
【注】ハート喘ぎ、濁点喘ぎ、んほぉ系、大柄×小柄(体格差あり)、セフレのいる攻め、公衆トイレでの行為、など。
【登場人物】
在原建吾(アリハラケンゴ)︰攻め
聞くより前にやってみる派。大手ゼネコンの役員の息子。趣味は運動。興味があればボクシングでもサッカーでもなんでもやる。ちょっとドライ。今のところセフレは五人。マンションでひとり暮らし。
深草志生(フカクサシオ)︰受け
旧華族家の箱入り息子。幼稚舎からこの某学園に通っている。家ではテレビゲームパソコンすべて禁止。理由がなければ門限は七時。本人もそれほど不自由に感じていなかったが、建吾と知り合ってから自分の世界が広がってゆくのを感じている。
いつも読んでくださりありがとうございます!
続きます!(ハピエンです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 23:59:00
21087文字
会話率:52%
華族令嬢・三石綾子が突然落とされた世界は「占い」が全てを決める平和ボケ・・・ごふっ。争いもなく、1000年以上の繁栄を続けてきたワイマール王国。
落ちた先では王国で2番目の「占星力」を持つと自称する、こちらも自称「王子様」がキラキラした目で
「アイシテル!!」なんて突然の愛の告白。
でも、「地に足つけて、額に汗かいて」がモットーの綾子にとってはそんな詐欺師、、、もとい、淑女的に言えば、「不審人物ですわね」な相手に構っている余裕など全くなくて。
冷たく拒否した綾子は「王子様」を振り切って、生まれ育った日本のお家に帰れるのか?!空回りする自称「王子様」の愛はどうなる?!・・・なんてドタバタラブコメです☆(多分、今のところ予定。)
※R‐18(Hシーン)にはサブタイトルに★が付いています。詳細表現が苦手な方は参考にして頂ければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 21:00:00
81375文字
会話率:23%
華族の家の一人娘に生まれた私は、両親の決めた人としか結婚できず、自由な恋愛のできない自分の身を日々嘆き、理想の男性を思い浮かべ発散するために自分を慰めていた。そんな私の世話をしてくれている、専属使用人の千歳(ちとせ)。軽井沢の別荘へ避暑に行
った際、彼女から想いを打ち明けられる。そのまま汗を流すための浴場で、私は千歳に女どうしの交わりの気持ちよさを教え込まれるのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 21:00:00
7981文字
会話率:81%
日本中から優秀なアルファとオメガの子女だけが集まる花ノ宮学園(はなのみや)
そこに通う小森凛音(こもりりんね)の生家、小森家は名ばかりの元華族。名前ばかりが売れ、実は破産寸前の小森家の1人息子、凛音は外見が地味なオメガであった。
そんな凛音
の婚約者、如月奏(きさらぎかなで)は如月財閥の長男。2人は家が隣同士という縁もあり幼い頃から一緒にいた。幼少期から儚げで美しい別格の容姿を持っていた奏は生まれたときから凛音にべったり。「僕たちは将来結婚するんだー」と語る奏に凛音は淡い恋心をいだいていた。しかし、家柄も容姿も頭脳も何もかもつりあっていないと感じていた凛音はその恋心を心にしまっておく決意をした。「かなは僕と結婚しない方が幸せになれる」そう信じる凛音と凛音をドロドロに甘やかして離れられないようにする奏。優しい奏の凛音に対する執着は凛音の想像を遥かに超えていて…。執着オメガバース
小森凛音
地味であるが前髪を上げると息を呑むような美しい見た目をもつオメガ。奏が周りに顔を見せないようにしている。努力家であるが諦めがはやく、奏は自分以外と結構した方がが幸せになれると本気で信じている。悲観的。
如月奏
金色に近い茶髪と同じ色の瞳をもつアルファ。神様に愛された完璧な容姿をもっている。穏やかで誰にでも優しいが、誰にも優しくない展開的な男。ただし凛音だけは別で、かなり執着している。凛音が他の奴と結婚したら、相手の事を抹消して、凛音は監禁する。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 23:19:32
507文字
会話率:50%
明治四十四年五月、蘭伯爵の妾腹の娘、小桜が十六歳にして華族学院女学部中等科へ八ヶ月もの遅れの末入学した。
蘭家の鬼子には近付いてはいけないよ、人を狂わす呪いが掛けてあるからね。
鬼子と呼ばれる彼女に近づく者は誰も居ない。
彼女に
は誰にも告げられぬ秘密があった。それは腹違いの兄、隆一との秘め事である。
いったい何故、彼女は隆一に執着されるようになったのか。それは彼女の持つ特異な体質と境遇が少なからず関係するのだった。
昼間は学院、夜は隆一に翻弄される生活を送る中、京都華族学院より、伯爵令息の三条 龍哉が編入してきた。周囲に臆する事ない小桜を気にかけるうち、二人は互いに想いを募らせる。
明治時代末期を舞台に繰り広げられるラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 21:23:33
70333文字
会話率:26%
大正時代。日露戦争の孤児であった呉島真(くれしままこと)は、華族であり貿易会社を成功させて財をなした榊原家の執事である義父に引き取られる。そこで榊原家跡継ぎの榊原明良(さかきばらあきら)と親しくなり、義父に明良の執事となるように教育されて育
った。
長じてのち。明良と共に東京に出てきた呉島は、明良に押し切られて体の関係を持つようになっていた。明良は大事にしてくれるが、主人と使用人との関係など許されるものではない。ところが、明良は許嫁である公爵家の令嬢との婚約を誰にも相談なく破棄してしまい……。
※毎日更新で1月17日から毎日16時更新予定です。全12話。
※2021年に、ディアプラスBL小説大賞に応募した作品です。三次選考通過。多少語尾などを訂正し、横書き投稿用に空行と各部分の小タイトルを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 16:00:00
39202文字
会話率:38%
2023/1/22完結。
時は大正。
華族令嬢・猪股椿は、婚約破棄され見捨てられ、没落寸前まで追い詰められていた。
元婚約者・桜庭忍に娼館に売られる寸前、椿を助けに現れたのは、かつての従者であり大富豪に昇り詰めた男・藤島清一郎だった
。
清一郎のおかげで娼館行きを免れた椿。復讐が目的だと言い張る清一郎が椿に望んだ対価は、彼女自身――。
倒錯する想い。
彼の本当の目的は、ただの復讐か、身体目当てか……それとも――?
※なろうムーン投稿合計100作品目の記念作品のため、作者の趣味全開です。2年前の活動報告で予告していた作品ですが今になりました。
※全12話(+1話)設定はふんわりしていますので、ご了承いただける方のみお読みください。
※読者様によってはメリバだと思うかもしれません。
※参考文献は作品終了後に掲載いたします。
※2023/12/23アルファポリスに転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 22:57:55
26118文字
会話率:35%