ナツ、平凡な高校生の生活は、ある朝、クラスメイトのノゾミが傷つき、通りで一人ベンチに座っている姿を見つけた瞬間、劇的に変わる。あざだらけの彼女が父親について衝撃的な告白をしたことで、ナツは無視できない深い痛みに直面する。衝動に駆られ、ノゾミ
を学校の保健室に連れて行くこの行動が、彼を彼女と切り離せない運命に結びつける。
この出会いの後、思いがけない事情でナツとノゾミは同じ屋根の下で暮らすことになる。この予期せぬ同居生活は、二人にそれぞれの傷と強さに向き合うことを強いる。ナツはノゾミの過去を理解し、彼女を追いかける影から守ろうとする中で、かつて単純だった自分の人生が、共感、怒り、そして予想外の絆といった複雑な感情で満たされていくことに気づく。緊張感あふれる瞬間、予想外の笑い、そして外の世界との対峙を通じて、二人は癒しがただ生き延びることだけでなく、互いの中に居場所を見つけることだと学んでいく。
ドラマ、ロマンス、そしてコメディの要素を織り交ぜた『同じ屋根の下で』は、人間関係の力と、痛みに立ち向かうために必要な勇気を描き出す。ナツとノゾミは、必ずしも優しくない世界で自分の居場所を探す物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 06:00:00
9650文字
会話率:19%
男女比が1対99に偏った世界。
草食化、絶食化した男性達は引きこもり、女性達は男性達に冷たくあしらわれていた。
そんな世界に生まれ変わった白銀あくあは、夢半ばで果たせなかった前世の夢、アイドルになる事を目指す。
「世の中の男性が女性に冷た
いのなら、俺が傷ついた女性達に笑顔と感謝を届けて癒してあげたい」
バイト先で知り合った大手代理店で勤務していた天鳥阿古と二人三脚で始めた芸能活動。
やがてその活動は日本の多くの女性達を救い幸せにするだけではなく、その救いの翼は世界へと羽ばたいていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 23:00:00
5963209文字
会話率:31%
納谷馨はちょっと前に転職を機会に心機一転したいと彼氏に振られ、現在会社と家の往復がメインの28歳会社員だ。彼氏がわりの推し活の勢いも収まり、心に隙間風が吹くある日、なんとなくデザインが気になった誰のかわからないトレーディングカードを買った。
そこには「カードを枕の下に入れると癒しが得られます」と解釈できる文章が。馬鹿にしつつ偶然それを体験した馨はラッキーとばかりに毎日実践するようになると、ある日好みの執事風イケメンが夢に現れて……?
ハッピーエンドです。まだ書き終えていないのでどういう着地になるか分かりませんが、結末はハッピーエンドです!いつものごとく短編書いてたら長くなったので、連載にしました。書き上げ次第順次投稿です。
少しでも楽しんで頂けたら、嬉しいです。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 22:00:47
59433文字
会話率:56%
神島瑞樹30才は本日無事に親友の結婚式を見届けた。…その親友は数年隠れて恋した相手だった。幸せになってほしいと思うけれど、どこか苦い思いもありつつ、友人達と二次会を楽しんだ。そして最後は新郎新婦の友人として仲良くなった安田櫂李と二人になった
。男同士、飲みの〆として食事をすることになって…?
ハッピーエンドで終わります。初のBL作品です。ガッツリえっちシーン書きました。普段はTL書いてます。どうぞ宜しくお願いします。
読んでいただいた皆様のお陰で、10/11日間短編5位に入れました!どうもありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 00:00:00
13253文字
会話率:56%
普段は甘くて美味しいチョコレートで癒されるが、バレンタインの日だけは別だ…。
バレンタインが嫌いな私の席には、いつもの通り、仕事中に癒してくれる一粒チョコが置いてある。だけど今日は見る
のも嫌なので、触りもせず、残業時間までそのまま放置していたら、チョコをくれたイケメン後輩が私の椅子に勝手に座っていた…。 ハッピーエンドものです。 過去最短で書き上げました。その為、何処かに破綻があっても生温かい目で、大目に見てください。
宜しくお願いします。 2/17日間短編6位、総合9位に入りました。読んで頂いた皆さん、ありがとうございました!年下好きな方も、そうでない方も、手に取っていただけて嬉しいです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 00:59:31
8670文字
会話率:58%
「このざーこ♥ ざーこ♥ マゾ豚のくそ雑魚チンポっ♥」
古ぼけたアパートに住む冴えない男にとって、隣に住む天使のような少女、咲穂ちゃんだけが唯一の癒しだった。
隣の部屋に住むビッチなロリ爆乳少女に、身も心も搾り取られるお話です。
Hシー
ンのあるパートは、タイトルの先頭に♥が付いています(タイトル末尾にはプレイ内容を記載)。
こちらの作品は、Pixivにて連載していた作品の転載となります。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25113605
全7パートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 22:00:00
4651文字
会話率:32%
性行為にあまりいい思い出がない雨瀬 翠(あませ すい)が、“胸だけ愛でられたい”と登録したマッチングアプリで、“胸を愛でるのが好き”な男性と出逢う──
少しだけ風変わりで、でもとても丁寧な恋の始まり。
甘やかされること、安心して愛されること
。
とろけるようなやりとりの中で、少しずつ“誰かと心もカラダもちゃんとつながる”感覚を実感していく、静かで濃密な恋愛ストーリー。
【ゆる甘×ちょい切な×丁寧えっち】
恋を始める前も、始めたあとも──
あなたの“愛されたい気持ち”を肯定してくれる物語
※タイトルに★がついている話には性的な描写を含みます。
※この作品はエブリスタ様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:40:00
65033文字
会話率:33%
目を覚ますと、そこは神殿の中。なぜか私は「聖女」として、この国を癒してほしいと懇願されていた。状況が呑み込めぬまま、なんとなく漫画で見たような“それっぽい祈り”を捧げてみると──結界が張られ、癒しの光が発動してしまった!
魔力を使い果たし倒
れた私を抱き上げたのは、筋肉ムキムキ、黒髪の好青年──第二王子アシュレイ。無骨で寡黙、でも不思議と優しい彼は、誰よりも丁寧に私を看病してくれる。魔力の回復には肌と肌の接触が必要──つまり、毎晩アシュレイに抱かれて眠るってこと!?
国王の命により、私たちは巡礼の旅へ出ることに。
不器用な愛が、ゆっくりと確かな絆へ変わっていく──これは、異世界で始まる聖女と第二王子の恋と成長の物語。
※はR-18回となります。
本作品はChatGPTの力を借り構成・創作しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 19:45:10
109494文字
会話率:31%
美尻と芯の強さを兼ね備えた30代の女性ルポライター・森田芳枝。流行らない温泉地を取材し、その魅力を“身体ごと”発信する異色の取材スタイルで話題を集めている。だが、彼女の真の目的は記事ではない──その土地に根を張る“心の闇”を、快楽と対話を通
じて癒すこと。
毎話訪れるのは、過疎や経営不振に悩む温泉宿。そして、そこにいるのは女将や従業員、跡継ぎたち、それぞれが抱える深い悩み。引きこもりの青年、性的トラウマを持つ若女将、不倫に迷う仲居たち──芳枝は自らの肉体と心をさらけ出しながら、静かに寄り添い、解きほぐしていく。
取材の合間に披露される全裸入浴、ストリップショー、密室での濃密な交わり。そして、旅立ちの朝にそっと手渡されるUSBメモリー……それは単なる記録ではなく、“癒し”の証そのもの。
裸になれば、見えるものがある。身体で触れれば、伝わるものがある。
これは、ひとりの女が、温泉と欲望の湯けむりをめぐりながら、「書いて、脱いで、癒す」姿を綴る官能と救済のルポルタージュである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:30:00
389347文字
会話率:29%
のどかに甘々を読みたい方、ぜひ…♡
恋を知らなかった攻めが、初めての執着に溺れるお話(´艸`)♡
超モテ×平凡かわいい受け。
「好き」を知った瞬間から、猫可愛がりが止まりません♡
切ない→甘々・溺愛・成長あり。のんびり癒し系BLです♡
※他サイトにも(エブリスタ・アルファポリス・フジョッシー)掲載しています。ブクマ計18000くらい。
※いいね・感想・評価・レビューを頂けたら、嬉しいです(≧▽≦)♡
Twitter @yuuri_likes折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:07:01
934702文字
会話率:42%
「祝福のキスから始まる、婚約の運命。」
癒しの力を持つ王女・リィナと、謎めいた猫耳青年アスト。
一夜の出会いと、祝福のキス。
それが「彼」を思わぬ方向に“元気”にさせたなんて……知らなかった。
8ヶ月後、政略結婚の相手として現れたのはーー彼
!?
運命が巡る夜、ふたりの距離が一気に縮まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:10:00
8828文字
会話率:44%
【ヤンデレ執着ストーカー×陰キャ裏垢男子大学生】
暁音は承認欲求を満たすためSNSに際どい自撮りを投稿している、いわゆる裏垢男子だ。そんな暁音には男のストーカーがいる。ストーカーは裏垢のフォロワーで、暁音を全肯定してくれる癒しの存在であり
、暁音は彼に恋をしていた。
一方で、アパートの隣に引っ越して来た同じ大学のイケメン陽キャ・真瀬銀詩の距離感の無さに翻弄されつつも、暁音は彼に次第に惹かれていってしまう。
ストーカー男か。イケメン陽キャか。暁音はどちらを選ぶのか。
そして謎のストーカー男の正体はーー?
★→ハッピーエンドルート
☆→おまけのifルート(監禁バッドエンド)こちらはハッピーエンド最終話に合わせて同時投稿します。
※作中に(笑)や♡記号が入ってきますので、苦手な方はご注意ください。攻めも語尾に♡つけて喋ります。後半は特に♡だらけです。
※暴力やいじめ、過激なシーンが含まれます。R18表現は唐突にでてきます。後半はほぼ毎話R18です。
※ストーカー攻/貞操帯/アナルプラグ/乳首吸引/開発調教/野外フェラ/イラマチオ/尿道プラグ/スカ/淫語/生ハメ中出し
※主人公はストーカーとのえっちな行為を嫌がりません。嫌がったり恐怖したりをお求めのかたにはあまり向かないと思います。ごめんなさい。(ifのバッドエンド除く)
※攻めの名前にちなんで毎日昼の12時に更新します。最終話まで予約投稿済み。
※注意※この作品は暴力・犯罪行為を推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:00:00
71489文字
会話率:44%
大陸の東側に位置するオストマルク王国の王立学院で、かつて第三王子と婚約者の公爵令嬢が、悲劇に見舞われた。それから数年後、レオンハルト・シュタイナーは思い出した、自分はこの世界に生まれる前は、日本という国の15歳の女の子だった事を、生まれた時
から重い心臓の病で、ほとんどベッドから離れられず、生涯を終わった事を。
プロローグは、悪役令嬢風、本編は少しそれに関連しますが、主体ではありません、異世界チートはあるような、無いような…転生した少女が色々な経験を経て、幸せになる物語。基本コメディーとシリアス半々くらい、後半ややシリアス、微エロはありますが、主人公が育つまで、がっつり18禁はありません、大分あとになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:00:00
3509985文字
会話率:42%
渋谷のクラブ「ムスク」。
紫とピンクのネオンがミラー天井に映り、ムスクの媚薬香が空気を甘く濡らす。ここは、性の悩みを抱えた女性が訪れる秘密の楽園。
金髪ロングの玲奈(26歳、B88)と青ショートヘアの真鈴(28歳、B90)、女食いコンビが、
ゲストを快楽の波に沈める。
玲奈の唇はキスで心を溶かし、指は乳首を甘く苛み、真鈴の舌は絶頂の淵へ誘う。
欲求不満、羞恥心、未経験の緊張
どんな悩みも、彼女たちの手で愛液と絶叫に変わる。
汗で透ける黒Vネックドレスをまとう玲奈が囁く。
「今夜、全部忘れていいよ」赤オフショルダーの真鈴が微笑み、舌を湿らせる。
「あなたの声、全部私たちのもの」ムスクのセックスルームで、ゲストの身体は痙攣し、喘ぎが響く。
玲奈と真鈴の指と舌が、悩める女性の心と身体を癒す。
官能、癒し、微笑みの物語が幕を開ける!
※画像はAIで制作。実際の人物ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 09:21:31
125807文字
会話率:28%
タイトル変更しました
略して「ゆきゆい」になるようには調整はしてます
2・3年前に妄想で書いていたものを
掘り起こして手を加えたのが最初の1話です
その後の話は…新規に書いてます
桜庭由希子は学校での性教育をきっかけに
エッチに興味をわ
くと叔父…脳性麻痺の治次に迫る
それがきっかけで叔父との関係が深まり
クラスメイトの隣の席で幼稚園からの幼なじみである
雪柳結衣も加わって物語が始まる
えっちだけじゃなくて食事介助、トイレ介助などの
介助も少女達がしてくれる毎日を描いた物語です
治次のモデルは作者本人であり
30代の頃までの身体の状態を投影しています
ただし、喋ることは可能という設定にしてますが
自分自身は喋るよりも足で書いて伝える方が楽で
喋らなくなってました
長編連載になりそうな予感になります
感想等ありましたら書く上で方向性も決められると思いますので
感想等もよろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 06:33:14
267056文字
会話率:54%
【貴族×貴族。明るい人気者×暗め引っ込み思案。】
人付き合いの苦手なルース(受け)は、貴族学校に居た頃からずっと人気者のギルバート(攻め)に恋をしていた。だけど彼はきらきらと輝く人気者で、この恋心は消えていくだけのものだった。
親友
として過ごす二人。しかしある日、ギルバートが成り上がりの令嬢に恋をしていると聞く。苦しい気持ちを抑えつつ、二人の恋を応援しようとするルースだが……。
「俺がお前の失恋を癒してあげるよ」
お互いに失恋したと勘違いした攻めに、かりそめの恋人になる提案を持ちかけられてしまって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:00:00
29416文字
会話率:37%
はなしのながれはかのものしだい。
ただ人は欲望を打ち込むのみ。
最終更新:2025-06-29 21:52:10
5286文字
会話率:0%
男主人公=御崎(みさき)ルネには、血の繋がりのない二人の可愛い妹がいる。
ルネは、日々の癒しを求めて、恋する相手=上妹の紗夜(さや)の部屋を隠しカメラで観察しており、大人しい紗夜のほぼ毎晩行われる、いじらしいオナニーを見ながら一物をしご
く日々を送っていたが。
ある夜、紗夜のオナニーを映したパソコンをそのままにして眠りに落ちてしまい、下妹=七姫(ななひ)に紗夜の部屋を盗撮している事実がバレる。
「昔から仲良し兄妹のお兄ちゃんが、妹の部屋を覗いていたら、重罪だよねぇ?」
兄の弱みを握って楽しそうにする七姫に、「口止めのかわりにお兄ちゃんをエッチな勉強の教材にさせろ」と脅されて、言いなりセックスをさせられる。
何をするにも終始、楽しそうな七姫は、昔から飄々としており、何を考えているかわからない性格なのだが。
後日、県境に車で出かけた際に、ルネは唐突に意識を失う。
一緒にいた七姫が何事もなく過ごしている事実から、七姫はセックス以外にも何かを企んでいるのではないかと思い始める。
現代世界の日常系R18妹純愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:30:00
62398文字
会話率:31%
彼女ナシのただ性欲が強い早漏の男子高校生である【射山永久】が転生した世界は、男女比が1対10万の世界で男性の精液が何でもアリのチートアイテムであった。
傷を癒したいと願えば傷を癒す液体になるし、強力な力を得たいと願えば飲むと力が強化される液
体に効果が変化する。
彼は現代で培ってきたフェチと性欲を吐き出しまくり、幼い頃から城でエチエチまみれの日々を送っていった事により精巣が鍛えられ、気が付けばその最強の液体を最も出せるオスになっていた。
そんな彼は男性にして勇者に選ばれてしまったので、この最強ち〇ぽを使って欲のままにハーレムを作りながらも世界を救う。
《大抵の設定やら展開を主人公のエロ展開や無双展開に繋げていっている為、設定に矛盾があるかもしれません。なのでノリと勢いで読んでくれると助かります》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 13:50:07
2067822文字
会話率:28%
「おかえりなさい。お尻にする?それとも、おまんこにする?」
平凡な会社員の笛地伊津夢(30)と、その妻、笛地芽留(32)。
相思相愛の甘々夫婦は、今日も都会の片隅で、愛し合って暮らしています。
旦那の日々のストレスや挫折、喜怒哀楽を全て
包み込み、
どんな悩みもデカすぎる懐と「お尻」で解ケツしてくれる、とっても優しい嫁。
そして、そんな彼女に対して、どんな香水よりも特別で、どんなアロマよりも癒される、唯一無二の「香り」を届ける夫。
仲良し夫婦が描く日常譚で、疲れたあなたの元に、そっと癒しを届けます。
尻フェチ旦那と匂いフェチ妻。
えっちで、優しくて、温かい時間の、始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:00:00
35096文字
会話率:28%
「もう頑張りたくない。誰かに甘やかされて生きていきたい」
顔が良すぎて人生ハードモードなエリート女子・千鶴が、すべてに疲れて打算まじりの合コンへ。目をつけたのは、真面目で不器用で、でも安心感だけは妙にある、無駄にガタイのいい非モテ男子。
一方の彼は、まさか自分に好意を向けてくる美女が現れるなんて思ってもおらず、ただただ戸惑うばかり。それでも、なぜか二人は自然と“ちゃんと恋人”になっていく。
誰にも選ばれなかった人が、ただ一人にまっすぐに愛される話。
甘やかしあって、癒しあって、何があっても「だいじょうぶ」って思えるようになる恋です。
※積極的美女×非モテ長身マッチョ男
※話数に _ がついているのは他視点の話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 11:40:00
145042文字
会話率:53%
日間総合ランキング4位獲得しました。
ーーーーー
僕の名前はアルト。
前世でも恋人いない歴=年齢のまま生涯を終え、今世でもそれは継続中。
王立クラウディア魔剣士学園、入学初日。僕はここで、絶世の美少女たちと出会った。七剣姫と呼ばれ、この世
界に七つある属性それぞれ最強の魔剣士。
僕も英雄になりたい。それが無理なら、せめて普通の青春を送りたい。
友人を作り、仲間と共に強くなり、そして――運命の恋人に出会う。
この学園で甘酸っぱい思い出を作りたい。
転生したこの世界でなら、きっとそれが叶うはずだと信じていた。
……だが、そんな甘い期待は入学したとたん粉々に砕け散った。
ここでは入学時にスキル判定で僕は「スキル無し(無能)」の烙印を押された。
スキル判定会場では僕はまるでさらし者になった。
七剣姫はわざわざ僕のことを見に来た。
炎の王女(1年生):モモア・フレイム・アルトドルフ
「無能なんだ。信じられない。初めて見た!激レアね。ちょっと燃やしてみてもいい?」
雷の皇女(1年生):リア・ヴォルデンベルク
「……私だったら恥ずかしくてこんな所にいてられないですね。どんな神経をして学園生活を送るのでしょう。」
大地の公女(1年生):ユノア・グランツバッハ
「決して努力が報われないって不憫ね。同情するわ。まあ、素行の問題かもしれないけど。」
水の聖女(2年生):メルキア・アクアリス・アクイナス
「女神様に見放されているのね。前世の行いが悪かったのでしょう。」
光の神姫(2年生):レティシア・ルーメンシュタイン
「やはり無能は無能っぽい顔しているな。例えスキルを授かっていたとしても、きっと役に立たない程度のものだったろう。」
癒しの巫女(3年生):トア・フェルディナント
「まあいいじゃない。トイレ掃除要員で学園においておけば?」
闇の竜姫(3年生):ロザリア・ドラグライオス
「弱い者は戦場で最初に死ぬ役割がある。それだけでも価値はあるさ」
こんな屈辱の中で、学園生活を送らないといけないのか。
つら過ぎる。
でも、まさか……彼女たちがスキルを失い、僕に助けてもらうことになろうとは、この時誰も予想していなかったのだった。
ーーーーー
※カクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 07:46:24
167943文字
会話率:31%