架空の国の後宮物語。
若き皇帝と、彼に囚われた娘の話です。
有力政治家の娘・羽村 雪樹(はねむら せつじゅ)は「男子」だと性別を間違われたまま、自国の皇帝・蓮と固い絆で結ばれていた。
しかしとうとう少女であることを気づかれてしまった雪樹は
、蓮に乱暴された挙句、後宮に幽閉されてしまう。
幼なじみとして慕っていた青年からの裏切りに、雪樹は混乱し、蓮に憎しみを抱き、そして……?
あまり暗くなり過ぎない後宮物語。
雪樹と蓮、ふたりの関係がどう変化していくのか見守っていただければ嬉しいです。
※2014年完結作品をタイトルを変更+全面改稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:00:00
129170文字
会話率:35%
※2024/7/24 全面改稿いたしました※
架空の国の、軍人と娼婦の恋物語。明るく健気な娼婦・キャシディーのもとへ、客として現れた大男は顔にひどい傷を負っていた。大男の名はアロイス、軍人である。
二人は互いに惹かれ合うが、キャシディーは
娼婦という立場のせいで、アロイスは顔の傷のせいで、素直になれない。二人の恋の行方はどうなるのか…?
剣や魔法が出てこない、架空の国が舞台のラブストーリーです。時代は現在よりも100年ほど昔をイメージしております。
シリアス過ぎない、じれったい、切ない、大人の恋物語がお好きな方に、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。あとは筋肉男(笑)好きさんにもw
※当作品は他の小説投稿サイトにも同タイトル・同PNで投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 14:57:22
64169文字
会話率:34%
※完結まで毎日20時に更新します。
平凡な女性会社員・高園 倫は、とある夜、密かに憧れていた年下のエリートエンジニア・日比野 晴馬に手錠で拘束されて、甘く愛されてしまう。
突然の展開に戸惑う倫に、晴馬は「これは復讐だから」と告げるが…?
甘くライトな読み口のラブストーリーです。
日々頑張っている女性がイケメンに溺愛される話がお好きな方はぜひどうぞ!
十年ほど前に書いた話を全面修正しました。
他の小説投稿サイトにも同タイトル・同PNで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 20:00:00
25135文字
会話率:42%
【執着年下攻め竜×逃げる年上受け狐】
愚者の森に住む銀狐の一族には、ある掟がある。
──群れの長となる者は必ず真竜を娶って子を成し、真竜の加護を得ること──
長となる証である紋様を持って生まれてきた皓(こう)は、成竜となった番(つがい
)の真竜と、婚儀の相談の為に顔合わせをすることになった。
番の真竜とは、幼竜の時に幾度か会っている。丸い目が綺羅綺羅していて、とても愛らしい小さな白竜だった。この子が将来自分のお嫁さんになるんだと、胸が高鳴ったことを思い出す。
どんな美人になっているんだろう。
だが相談の場に現れたのは、冷たい灰銀の目した、自分よりも体格の良い人形(ひとがた)の雄竜で……。
──あ、これ、俺が……抱かれる方だ。
──あんな体格いいやつのあれ、挿入したら絶対壊れる!
──ごめんみんな、俺逃げる!
逃げる銀狐の行く末は……。
そして逃げる銀狐に竜は……。
白竜×銀狐の和風系異世界ファンタジー。
・※はR15表現、★はR18表現があります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 06:13:55
116631文字
会話率:31%
これまで真っ直ぐに、義と忠誠だけを信じて生きてきた騎士団長の前に現れたのは、放蕩と享楽を纏い、夜の悦びに身を委ねて生きる、ドン・ジュアン。
女たちを魅了し、酒に溺れ、貴族の軛をせせら笑いながら剣ひとつで気ままに生きる男。
交わるはずのなか
ったふたつの運命が、ひとつの夜に溶け合い、崩れ、堕ちていく。
抗えぬ欲望。背徳の悦び。
その瞳を捉えた瞬間から、すべては狂い始めた――。
モリエール『ドン・ジュアン』を原案に描く、
愛を知らぬ男が、執着と快楽に絡め取られていく耽美と堕落の物語。
R18シーンには*マークをタイトルに付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:10:00
66885文字
会話率:25%
『契約からはじまる、真実の愛――冷徹御曹司と、再会から紡ぐ一途な結婚譚』
「――もう、他人のままでいられないと思った」
美しいが、一見地味で物静か、けれどどこか品を纏った静香と、頭脳明晰で冷徹と噂される若き副社長の礼司。
六年前
、身分違いの恋に終止符を打った二人が再会したのは――政略結婚の書類の上だった。
契約から始まる一年という期限付きの夫婦生活。
いつしか優しい嘘も、張りつめた距離も崩れていく。
すれ違いの中で募っていく想い。交錯する家同士の事情、嫉妬、そして隠されていた過去。
それでも、何度でも惹かれ合う二人の先にあったのは、『家族』という名の奇跡だった。
真実の愛を知ったとき、男はその名すら捨てて、彼女の人生を選んだ――
これは、ただ一度きりの契約が、本当の運命へ変わるまでの物語。
※アルファポリス様にも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:52:52
135358文字
会話率:29%
ラヴァル王国の王女アリシアは、生まれた瞬間に母を失い、母を愛していた父王からは冷遇されて育った。
「今日はお母様の亡くなった日だから、お父様があんな風に怒っても仕方がないわ」
誕生日が来るたび、そう自分に言い聞かせて過ごすアリシア。
やがて十二歳で父王を亡くし女王に即位するも、その実権は宰相ジェロムに握られ、他人の愛を知らないアリシアは意志を持たない人形のような日々を過ごしていた。
城の者達は見て見ぬふりをし、中には後ろ盾のない彼女を虐げる不届者さえいて、アリシアの毎日は辛く孤独だった。
そんなある日、アリシアは国を救った英雄を王配に迎える事になる。
相手は平民出身の傭兵あがり、軍の英雄テオバルト。
戦に生きるテオバルト、上官命令とはいえ、王配になるのを決して喜んではいなかった。
「俺に王配になれって言うんですか?」
不満げに腕組みをし、苛立ちを隠さない。それでもテオバルトはこの婚姻の裏側にある各々の狙いを胸に、王配になる事を決意する。
これは腹黒い義母や策士の宰相によって二人は騒動に巻き込まれながら、共に関係を変化させていく物語。
豪胆でぶっきらぼう、そして男らしくセクシーなテオバルトと、自尊心が低く愛情を知らない儚げ女王の、結婚生活の行方は……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 09:58:01
137008文字
会話率:36%
初めて受けた人間ドック。そこで末期の子宮がん、それに肺転移、リンパ節にも転移している事が分かった美桜(ミオ)は、仕事に生きた三十七歳の会社員。
会社員時代に趣味と化していた貯金一千万円も、もう命もわずかとなった今となっては使い道もない
。
余命僅かとなった美桜の前に現れたのは、死神のテトラだった。
「おめでとうございます、進藤美桜さん! あなたは私達の新企画、『お金と引き換えに第二の人生を歩む権利』を得たのです! さあ、あなたは一千万円と引き換えに、どんな人生をお望みですか?」
半信半疑の美桜は一千万円と引き換えに、死後は魂をそのままに、第二の人生を得ることに。
乙女ゲームにハマっていた美桜は好みのワンコ系男子とのロマンチックな恋愛を夢見て、異世界での新しい人生を意気揚々と歩み始めたのだった。
しかし美桜が出会ったのはワンコ系男子とは程遠い鬼畜キャラ、デュオンで……⁉︎
そして新たに美桜が生きて行く場所は、『愛人商売』によって多くの女性達が生き抜いていく国だった。
慣れない異世界生活、それに鬼畜キャラデュオンの愛人として溺愛(?)される日々。
人々から悪魔と呼ばれて恐れられるデュオンの愛人は、いくら命があっても足りない。
そのうちデュオンの秘密を知る事になって……⁉︎
※アルファポリス様にも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 19:01:25
123513文字
会話率:39%
黒髪メガネの地味な男子高校生・青山優李(あおやま ゆうり)。
小学生の頃、外見を理由にいじめにあった優李は、長い前髪に黒縁メガネをかけて顔を隠すようになる。そして、いじめから自分を救ってくれた幼馴染みの遠野悠斗(とおの はると)に恋をしてし
まう。
だが、彼は優李と同性で、尚且つ、街を歩けば誰もが振り返ってしまうほどの美貌の持ち主だ。
優李は常に穏やかで優しい陽だまりのような悠斗に年々思いを募らせていくが、悠斗は決して優李に恋愛感情を抱くことはない。だから家族のように、そして親友として、悠斗に彼女ができて、その人が妻になって、子供が産まれて……彼が幸せになるのを、傍で見守ろうと心に強く誓った。
でも、傍にいればいるほど、悠斗を見ていれば見ているほど思いは募り……
一方、優李が思いを寄せる遠野悠斗も、優李に対してある想いを抱えていて──……
互いに想う気持ちを隠しつつ、傍にいることを選ぶ優李と悠斗。学校の愉快な仲間たちとの生活を通して、少しずつ変化していきます。
二人の変化を見守っていただければ幸いです!
─────────
両片想い幼馴染男子高校生の物語です。
個人的に、癖のあるキャラクターが好きなので、二人とも読み始めと印象が変化します。ご注意ください。
※主人公はメガネキャラですが、純粋に視力が悪くてメガネ着用というわけではないので、メガネ属性好きで読み始められる方はご注意ください。
※悠斗くん、穏やかで優しげな王子様キャラですが、途中で印象が変わる場合がありますので、キラキラ王子様がお好きな方はご注意ください。
また、獏乃みゆには珍しく、性行為はおそらくエピローグ以降くらいのスローな進行になっていきます。珍しく純粋?キラキラ?なお話になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 12:10:00
73788文字
会話率:39%
メリーティアは、皇帝すら彼女に恐ろしい執着を見せるほどの類稀なる美貌を持って生まれた。側室に迎えたいという皇帝の誘いを振り払い、やがて大好きな幼なじみである騎士公爵グウェンダルと結ばれる。
だがしかし、幸福絶頂のメリーティアの身に突如として
雪崩のように不幸が舞い込むのだった――。
家族の死、夫の死、これらを齎した人間たちを自分の手で地獄に堕としたいと願ったメリーティアは、その美貌で神を誑かす。神の権能でグウェンダルと結婚をする前に死に戻り、復讐のために人生をやり直すことを決意した。
ドロドロ系復讐劇です。
9時と21時に更新します。
※胸糞注意・ショッキングな描写があります。
※ヒロインがヒーロー以外と致す描写があります。闇の逆ハーレムだと思ってください。
※他サイトでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 09:00:00
123542文字
会話率:34%
いつも妻・みやこを下に見ている夫・俊之は、経済的DVに不倫と好き放題。おまけに仕事もできず、後輩・笹崎にフォローしてもらってばかり。
しかし笹崎のことも「陰キャ童貞」と言ってバカにする始末。
またミスをフォローしてもらった俊之は、「今日はウ
チに来いよ! メシ食わせてやる!」と無理やり家に笹崎を連れて帰る。食事中、酔っぱらった俊之は気が大きくなり、「24にもなって童貞とかかわいそうだから、俺の嫁で卒業させてやろうか?」なんてことを言い出した。
俊之が気を利かせて外出した隙に、みやこは笹崎に「帰っていいよ」と言うのだが――?
この男ッ陰キャでもなければ童貞でもないッ
クズ夫の無茶ぶりから始まる、NTR執着愛。
ただのドスケベ小説です。
※他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 21:16:17
68734文字
会話率:42%
事故により突然天涯孤独の身になった伯爵令嬢ジゼル。彼女のもとに突然現れて「養女にならないか?」と提案を持ちかけたのは、帝国で最も恐れられているエスター公爵だった。
過去のトラウマにより男性恐怖症のジゼルの心を優しくほどいていくエスター公爵
と、その息子たち。しかもエスター公爵の正体は竜であり、ジゼルのことをつがいだと言って溺愛してくる。だんだんと心を開いていくジゼルだったが、しかしある日ジゼルの家族は事故死ではなく、エスター公爵が殺したのだと聞かされて――?
なんだかんだと書きましたが、ポリネシアンセックスが書きたかった!発情期セックス!そしてへミペ!義父、義兄、義弟からの執着に絡めとられているのか、逆に絡めとっているのか、親子丼逆ハーレムです!なんでも許せる方向け!
※肉親からの虐待、性的虐待の描写を含みます。
※マークはR15、R18です。
他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 21:00:00
227380文字
会話率:47%
ハルキが目覚めると、目の前には見知らぬイケメンがいた。
「なんでもする、償わせて欲しい」と訴える彼の話を聞いていくと…。
純愛執着重イケメン公爵令息魔法使い×能天気な訳あり異世界転移男子高校生
重いシーンと微グロシーンあります。途中で
最後までじゃない性的なシーン挟まります。
基本的に二人ののみ。どちらの視点もあります。
純愛のつもりです!違ったらすみません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:03:26
23786文字
会話率:62%
番契約――それは婚約よりも重く、相手と一生添い遂げるための互いを縛る枷のようなもの。
「精々俺を楽しませてくれよ。番様。俺の一年が意味あるものにしてくれよ。じゃなきゃ殺すからな」
「……殿下の手は煩わせませんよ。どうせ、一年だけの関係で
すから」
一年後に死ぬ予定の悪役令嬢ロルベーア・メルクールに転生!? それも、取り返しのつかない”番契約”をしている最中に転生という最悪な転生の仕方で……
自分は愛されない悪役令嬢のロルベーア。どうせ決まったバッドエンドなら残り一年、自由に生きたい――!
そう思っていたのに、冷酷無慈悲な呪われた皇太子アインザーム・メテオリートに興味を持たれてしまう。殿下は、これまで一年もたたず番を殺してきた生粋の女嫌い、人間不信……のはずなのに。
ヒーローが悪役令嬢を好きになるはずがない! 殿下はただ興味を持っただけ、そこに愛なんて存在しない! 期待するだけ無駄!
しかし、番契約で結ばれたロルベーアは、殿下から逃げることが出来ず振り回される日々……こんなはずじゃなかったのに!
ヒロインが現れたら殿下とともに受けた呪いで一年後死ぬ身。けれど徐々に殿下へ惹かれていくロルベーア。
好きになっても報われるはずがない、だってこれは悪役令嬢のバッドエンドが確定された小説の世界だから。この感情は番相手に生まれる偽物の感情なのだと自分に言い聞かせ、ロルベーアは殿下から再び離れることを決めるのだが――……?
※◇印の所はR18描写が入っています
※更新は、毎日19:30(初回だけ違います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 19:30:00
464202文字
会話率:59%
「無理やり抱かれるのは、趣味じゃないので。出直してきてくれると、嬉しいです。皇太子殿下。あと、婚約破棄してください」
「クソ……ッ、足癖の悪い女め」
ペチカ・アジェリット公爵令嬢には、秘密がある……
それは、亡き弟ベテル・アジェリットと
して近衛騎士団の騎士として一人二役を演じていること。
歪な愛を抱えた母親の元、幼いころより男装を強いられてきたペチカ。
超新星と期待されるベテル、病弱で社交界に顔を見せないペチカを演じる彼女は、本当は可愛く、煌びやかなご令嬢の生活にあこがれを抱いていた。
そんなペチカは、兄のよしみで女性嫌いの暴君ゼイン・ブルートシュタインに呼び出される。
そこで、ゼインが放った言葉に衝撃を受けて――?
「見合いをすることになった。そして、ゆくゆくは婚約者になるであろう令嬢と……貴様の姉、ペチカ・アジェリット公爵令嬢とな」
さすがに、毎日のように関わっているゼイン相手に、一人二役を演じてバレないなんてこと絶対に無理!
バレる前に、婚約を破棄しなければ!
バレてはいけない、一人二役令嬢と、鈍感暴君のすれ違い。
しかし、荒々しい暴君俺様なゼインだったが、ペチカに一目ぼれしたと言い出す始末。また、一人二役演じていることが全然バレてなくて拍子抜け!
ゼインのことを、近くで守りながらも苦手意識を持っていたペチカだったが、そんな彼の告白から、だんだんと彼に惹かれていって……?
※◇印の所はR18描写が入っています
※更新は、毎日19:30
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 19:30:00
166403文字
会話率:57%
「復讐――したいんじゃないんですか?」
公爵家の公女であるアルニカ・アーラッシュは、婚約である皇太子から婚約破棄宣言をされる。
自分は何も悪いことはしていない、それどころか最近あらぬ噂や嫌がらせを受けている。それは、本物のヒロインと、
殿下が仕組んだことだとアルニカは彼らへの復讐心を募らせる。そんな時、第二皇子のノア・ファーロスに復讐を手伝おうかと声をかけられ――?
「復讐の対価は身体出払って頂きたいんですよ」
「か、から……何故。というか、話が唐突すぎます」
復讐を手伝って貰う条件、それはノアに抱かれること。戸惑うアルニカを、その反応を楽しみ笑うノア。
アルニカはこれを受け入れ、復讐を果たすことは出来るのか__?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 08:00:00
22776文字
会話率:62%
人を手助けする仕事につきたいと、憧れをもって芸能事務所のマネージャー業務に勤しんでいた由良は、しかしながら退職の危機に直面していた。
純粋にマネージャーとして接してきていた商売相手に過剰な執着を持たれ始めたのだ。
このままでは自身も周りも危
ないため、独立開業する個人事務所に転職することに。その独立開業した人物は由良の初恋の相手だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 12:00:57
185146文字
会話率:32%
失われた愛への執着が、静かに狂気へと変わる――。
中年の男・透が山奥の古民家で孤独に生きる中、かつて想いを寄せていた女性・美穂の死と、その娘・美樹の存在が、彼の心の深層に眠っていた欲望を呼び覚ます。
静寂と記憶に支配された田舎の生活
はやがて歪みはじめ、"守る"という名の支配が暴走する。
本作『だるま』は、喪失と孤独、そしてゆがんだ愛情の果てに人が踏み越える「一線」を描いた心理スリラー短編。
過去の影にとらわれた人間の心の闇が、読者に静かに、しかし確実に迫ってくる――。
※本作には過激な描写が含まれます。閲覧にはご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 06:10:00
15002文字
会話率:26%
クリス・ハーツはどこにでもいる普通の庶民——のはずだった。
ある日、突然クリスのもとへローレンス伯爵家の使いと名乗る男が現れる。
そこで初めて、クリスは自分がローレンス伯爵家に生まれた双子の弟であったことを知る。
クリスの住むオーランド王国
では双子は“忌み子”とされ、生まれてすぐに片方が殺されることになっていた。
両親は国の掟に背き、クリスを逃したのだ。
伯爵家に招かれたクリスは、両親から「恋人と駆け落ちしてしまった兄のアレックスの代わりに結婚してくれないか」と頼まれる。
ところが相手は”冷酷王子”と名高いジェームズ王子で……!?
ふわっと書いたラブコメです。
読者様が疲れた時に優しく癒してくれる作品になれば幸いです<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 21:50:00
76105文字
会話率:50%
「弱小出版社に勤務していたが過労死した」という前世の記憶を9歳で思い出したアロンザ王国の公爵令息ニコラス・カーター。
彼は王立学院の卒業プロムで婚約者のポール・ウィンターハートに「真実の愛を見つけた」と宣言され、婚約破棄される。
だがニコ
ラスは平然と婚約破棄を受け入れる。なぜならこの世界はニコラスが前世で担当していたBL小説『アロンザの恋人』の世界だったのだ。
小説のストーリー通りに進むと、ニコラスは婚約破棄宣言にショックを受け、ポールの恋人であり主人公の男爵令息エドワード・ダーリントンを魔獣や盗賊に襲わせようとする。だが、逆に自分が魔獣に食い殺されてしまうのだ。
婚約破棄を受け入れたニコラスは、実家でのんびり生活することを満喫することを楽しみにしていた。
だがすべて片付いたと思っていたところに、王宮からの使者がやってくる。なんとニコラスに大国リンデンベルガーの第三王子フィリップ・リンデンベルガーから結婚の申しこみがあったというのだ。
フィリップは『アロンザの恋人』の2巻で新たに登場予定のキャラクター。その為、容姿やスペック以外はまだ決まっていなかった。
大国の王子からの結婚を断ったりしては、アロンザ王国がどうなるかわからない。ニコラスは国や実家の立場を考えて受け入れることにする。
だが結婚後、同じ邸宅に住んでいるにも関わらず、フィリップと顔を合わせることはない。さらに彼から「きみとはできるだけ顔を合わせないようにする」という手紙が送られてきて……!?
愛と執着が死ぬほど重い不器用王子×自分に向けられたクソ重感情に気づかない鈍感公爵令息のラブコメ。
※R-18 は遅めです。申し訳ございません<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 17:15:15
50736文字
会話率:47%
※2025年5月中旬頃にアルファポリスさまより書籍発売予定です。
小学校の給食調理員として働くアラサーの独身男、吉田有司。考案したメニューはどんな子どもの好き嫌いもなくしてしまうと評判の敏腕調理員だった。そんな彼の趣味は18禁BLのゲーム
実況をすること。だがある日ユーツーブのチャンネルが垢バンされてしまい、泥酔した挙げ句に歩道橋から落下してしまう。
目が覚めた有司は死ぬ前に最後にクリアしたオメガバースの18禁BLゲーム『アルティメットラバー』の世界だという事に気がつく。
しかも有司は攻略対象では一番人気の美形アルファ、ジェラルド王子の婚約者であるメンヘラオメガの悪役令息、ユージン・ジェニングスに転生していた。
気に入らないことがあると自殺未遂を繰り返す彼はジェラルドにも嫌われている上に、ゲームのラストで主人公に壮絶な嫌がらせをしていたことがばれ、婚約破棄された上に島流しにされてしまうのだ。
だが転生時の年齢は14歳。断罪されるのは23歳のはず。せっかく大富豪の次男に転生したのに断罪されるなんて絶対に嫌だ! 今度こそ好きに生ききりたい!
用意周到に婚約破棄の準備を進めるユージン。ジェラルド王子も婚約破棄に乗り気で、二人は着々と来るべき日に向けて準備を進めているはずだった。
だがジェラルド王子は突然、婚約破棄はしないでこのまま結婚すると言い出す。
王弟の息子であるウォルターや義弟のエドワードを巻き込んでユージンの人生を賭けた運命のとの戦いが始まる――!?
腹黒、執着強め美形王子(銀髪25歳)×前世は敏腕給食調理員だった恋愛至上主義のメンヘラ悪役令息(金髪23歳)のBL(の予定)です。
※オメガバースは独自設定有です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 12:20:00
240136文字
会話率:42%
侯爵令嬢のマリエラは、婚約者である伯爵家のレアンドロのことを愛している。悋気ゆえ女性と関わってほしくないと言うマリエラのわがままを、レアンドロはいつも笑顔で聞いてくれるばかりか、忙しい中時間を捻出しマリエラのためにあちこちに連れて行ってくれ
ていた。社交界デビューを目前に控えたマリエラは、初めてのお茶会で「それは彼にとって負担になっているかもしれない」と言われ、自分の価値感が他とずれていることを自覚する。これからレアンドロとどう接していけばいいのかを迷う中、ふたりで参加する初めての夜会の日がやってきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:00:00
22843文字
会話率:54%
自分の夫が悪魔だった。……そんな衝撃的な事実を知ったと同時に夫に執心していたらしい別の悪魔に殺されたはずのカミラは、気づけば夫であるヴァザルクとの婚約が結ばれる直前まで逆行していた。確かにカミラの記憶の中の夫は人並み外れた美貌と頭脳を持った
ひとで、人間ではないと言われて納得してしまうような相手だった。もう彼とは関わらないでいようとヴァザルクを避けていたカミラとヴァザルクの婚約は今世では結ばれることなく、カミラはデビュタントを迎える。そんな中、夜会でヴァザルクと目が合った瞬間に、彼はなぜかカミラに向かって手を伸ばしてきて……。悪魔×マイペース令嬢、全3話+おまけ1話、番外編含め完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 20:00:00
108947文字
会話率:58%
田舎貴族のキャロルは、王都の学院で実家を立て直すための婿を探そうと目論んでいた。目標と定めた伯爵家次男であるセドリックにアプローチを試みるものの、現状手ごたえは全くない。優しく応対してくれはするもののそれ以上が見えず、漫然と長期戦を考えてい
たキャロルだったけれど、令息に明らかに下心を持って近付く彼女の評判はあまり良いものではなかった。彼女の噂を聞いたセドリックの家族に責められたことで、キャロルは彼のことを諦めようと考えたが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 20:00:24
22881文字
会話率:57%
百年前の王女 兼 大聖女のローザトニア。彼女は悲劇の末、『最底辺の聖女』ロアとして生まれ変わり、虐げられていた。
一人の男性に抱かれる夢を繰り返し見るけれど、自分の前世をまだ知らない。
百年前に彼女を愛した、敵国の皇太子リュシエは、いまは
第二皇子のリュシエに転生していた。
彼には前世の記憶があるし、自分のせいで愛する女性を失ったと後悔すらしている。
二人が再会して、だんだん幸せになればいいなという話。
殺人事件、墓荒らし、前世、記憶とか、そういう要素が絡んできます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:44:42
117046文字
会話率:33%
二十年以上も前に地球から転生させた魂に一方的な好意を持たれていた話。
最終更新:2024-09-20 21:00:00
10320文字
会話率:48%
気づいたら転生してド執着ヤンデレ次期大公様に殺される幼馴染のモブになっていた────
前世の死因:羽毛布団による窒息死なスーパー怠惰無気力系高校生の新生ストーリー。
死ぬらしいけど頑張りたくはない。
その時はその時。ほどほどに生き延びよう
。
激重執着拗らせ管理癖×流されイエスマンな幼馴染CP。
幼少期から始まります。
わりと甘めです。
※首絞めなど軽微な残酷描写があります
※後ほど重めの管理系R18シーンが入ります。R指定はその都度表記します。
※全体的に自己責任でお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 16:00:00
49183文字
会話率:38%
帝国軍人のユゼフと一度離縁されて出戻った公爵令嬢クリスティーナの恋愛模様。「閣下と副官の不器用な日常。」のシグルドが出てきます。前作よりも過去の話です。本編3話(確定)。※伏線回収出来なかったものについては小話を追加予定です。
最終更新:2025-05-09 12:00:00
25807文字
会話率:37%
真面目で自己評価低めの女主人公が、強く優しい男主人公に見守られながら溺愛され、結果的にいつも二人の世界です。ほのぼの、ゆっくり日常的に愛を育む二人を描きます。
【なろう版】両想編(プロローグ)・婚約編(本編)・結婚式編(完結編)の全46話を
修正・改稿しています。【ムーン版】結婚編(続編)・新婚旅行編(完結編)の追加分及び番外編合わせて全70話で完結しています。R18はタイトルに☆です。初めての作品ですので、お手柔らかにお願いします。
ブックマークや評価をして頂けると励みになります。どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 21:00:00
100000文字
会話率:56%
イシュメリア国を支配する聖天律アマル・ザイア教団の教義は、「快楽を通して、神と繋がり浄化する」こと。
信者たちは運命の相手の番を見つけることを願い日々を過ごしている。
教団ナンバー3の男ゼロスは、幼い頃に出会った少女「りーちゃん」が忘れら
れない。とあることきっかけに、りーちゃんと交流するようになるが、どんどん独占したくなり……?
冷徹に見えて、実は狂おしいほど独占欲を抱える教団幹部 × 純粋で少しずつ染まっていく少女
が番となるまでの物語。
20:30前後に投稿予定(全7話+番外編)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:12:30
19154文字
会話率:35%
なんの取り柄もない忌み嫌われている平凡な第三皇子殿下が役に立とうと右往左往しながら頑張りつつ、周囲を巻き込み予期せぬ騒動を起こす、なんちゃって中華風オメガバースです。色々独自設定です。近親相姦を含むので苦手な方はご注意ください。
最終更新:2025-05-08 12:00:00
116493文字
会話率:30%
その男の雪膚は埋没させるように、多種多様なタトゥーが刻まれ、耳や舌、首元には鈍く光るピアスが輝いていた。派手な出で立ちの、アイドル顔負けの整った男は、二つに裂け、ピアスが煌めく舌先で、冴えない男の名を親しげに呼ぶ。男は持ち前の愛嬌で、するり
と入り込み、やがて頑なで冴えない会社員の男の内側へ侵食が始まる。
彫り師×会社員の純愛ラブストーリーです。
ファンボの方で連載していたものです。
0時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 00:00:00
137651文字
会話率:46%
大正時代風の和風伝奇ファンタジー。
辛く切ない場面も多々ありますが、溺愛ハッピーエンドです。(執着愛・狂愛要素少しあり)
序章が一人称ですが、本文は三人称です。
~あらすじ~
大帝国の統治下。
古くから人間を妖魔という化け物から救った鬼
人達は、鬼華族という名誉ある地位を授けられていた。
鬼華族の名門五大家の一つ「柳善縛(りゅうぜんばく)家」
抱かれた相手の力を減退させる『罰の執行官』の役目を負った名門一族。
その家の跡取りである「鎖子(さこ)」は、幼い頃に両親を亡くし、叔母夫婦と従姉妹にいびられ生きている。
彼女の心の救いは、彼女を助けてくれる少年「九鬼兜・要(くきつ・かなめ)」だった。
彼もまた名門五大家の一つで、彼は8歳の時に同盟国へ長い留学へ行ってしまった。
でもその時に、二人は結婚の約束をする。
虐待が酷くとも、彼への想いを胸に耐え忍ぶ鎖子。
しかし要は冷徹武士と呼ばれるようになり、16歳での再会で鎖子は要に冷たい態度をとられてしまう。
18歳の春。
要との婚姻命令が下される。
しかしこれは祝われる結婚ではなかった。
柳善縛家の特殊能力。
鬼人の力を減退させる罰を、要に執行しろという命令だった。
要の罪がどんなものかもわからないまま、鎖子は婚儀の場に。
戸惑いのままに、二人は初夜を迎える――!
冷徹な要の本心は?
二人の結婚の意味とは?
帝都に潜む不穏に巻き込まれながら、二人の愛の行方は?
楽しんで頂けると嬉しいです。
登場人物紹介(作品内にもあります)
◯柳善縛鎖子(りゅうぜんばく・さこ)18歳
幼い頃に両親を亡くして叔母夫婦とその娘に虐げられる日々。
彼女は柳善縛家の特殊能力、抱かれた相手の鬼妖力を減退させる力を持っている。
ある日、初恋の相手の要に嫁ぎ力を減退さえる命令を受ける。
◯九鬼兜要(くきつ・かなめ)20歳
強さで有名な九鬼兜家の長男。幼い頃に帝国のために留学し努力し続けてきた。
「帝国の死神」「冷徹武士」などと呼ばれる彼が、なぜ謀反をして罰を受けることになったのか?
表紙絵は自作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 22:23:55
161290文字
会話率:48%
白皙《はくせき》の肌に白金の髪、ルビーを埋め込んだみたいに綺麗な赤い目を持つ美貌の少年レム。
二年前、月の女神《マーニ》の加護を受けた月の巫女《シグ・ルーナ》に助けられたレムは、氷と雪と冬の国エルムトで軍神《テュール》となる。
軍神《テュ
ール》とは、月の巫女《シグ・ルーナ》とエルムトの人々を守る男の集団である。
戦うことにあまり乗り気ではないレムに、なにかとお節介を焼いてくるのがおなじ軍神《テュール》であるイヴァン。
黒髪とアイスブルーの目を持ち、容姿端麗なイヴァンだったが、じつはとんでもなく愛の重い男だった。
イヴァンとともに、本土《イサヴェル》から来た要人の警固を任されたレムは、要人の護衛を務める美しすぎる男サミュエルと会ったその日以来、様子がおかしくなる。
そして、夏至の祭り《ユハンヌス》も終わりかけた嵐の夜、事件は起こる。
本土の要人を偽りエルムトに来た者たちは、月の巫女《シグ・ルーナ》の命を狙う暗殺者たちだった。
異変に気付いた軍神《テュール》の仲間を攻撃し、エルムトから姿を消してしまうレム。
眉目秀麗な謎めいた男サミュエルと親密な関係にあったレムは、組織から離れられずにエルムトでも裏切り者として扱われてしまう。
自分や月の巫女《シグ・ルーナ》を捨てたレムにショックを受けるイヴァンだったが、彼への思いを捨てきれず、再会のたびに思いを訴える。
本土のイサヴェル、砂と岩と夏の国ケルムト、そしてエルムト。戻って来いと何度も呼びかけるイヴァンの声に、応えられない理由がレムには隠されていた。
シリアスな異世界ファンタジーですが、最後はしっかりハッピーエンドです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:48:32
116707文字
会話率:33%