「宦官」とは男にとって大事なものを切除して、後宮で暮らす皇帝や妃に仕え彼らの世話をするのが仕事だ。しかし、玲馨(リンシン)という名の宦官は皇帝と皇帝の末弟の両方に仕える少し変わった立場の宦官だった。
玲馨は幼少期、母に言われるがまま男を相手
に体を売っていたのだが、やがて息子を宦官にすれば大金が手に入ると知った母は、とうとう幼い玲馨を城へと売り払ってしまう。宮城(きゅうじょう)に入った玲馨には更なる不幸が待ち受けていて──。
そんな彼を救ったのは、やがて史上最短の在位で皇帝を退く事になる第二皇子、戊陽(ウーヤン)だった。
▼中国中世後期をモチーフにした中華風ローファンタジーBL作品です。
▼今後R18描写があります。
▼同時に「pixiv( https://www.pixiv.net/novel/series/11069685 )」にて掲載させて頂いています。基本的になろうで先行して更新する予定です。
▼以下、今後予定している展開に含まれる要素です。
※戦闘描写
※売春
※モブレ
全体的にシリアスで少々痛い描写が出てくるのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 20:00:00
419899文字
会話率:41%
大学生の林沐(りんもく)は、ある日寮で振る舞われたキノコ汁に毒キノコが含まれていたため昇天した。
林沐は、どういうわけか大人気Web小説「魔教公主の遍歴」の小説世界……ではなく、そのファン・フィクションの小説世界の中に転生した。全く冴え
ないモブキャラに転生した林沐は平穏な日々を送っていたが、彼はまたしても事件に巻き込まれて落命すると、今度は景海歌(けいかいか)という、名門正派の風姿が優れた宗主に再転生していた。
景海歌の肉体に再転生した林沐だったが、実は一人の、ストーカー気質の麗しい狐妖と奇縁が結ばれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 19:25:19
46307文字
会話率:28%
拾われた、ひねくれた性格の弟子(攻め)×正義感の強い、朗らかな美形師兄(受け)
月の輝く夜に、道士の陸湖月は宋桂影という、深傷を負ったボロボロの少年を拾った。陸湖月は彼の怪我の治療のため、やむを得ず、入手した魔界の肉食植物を使った。 する
と使用した肉食植物の副作用のせいで、宋桂影の肉体は退行してしまった。そこで、陸湖月は言った。「ちょうどいいじゃないか、君、もう一度子供時代をやり直しなさい。その間俺が、君のことを大切に囲ってやろう」
庇護者のいない宋桂影は、こうして拾われた陸湖月の家に身を寄せることになった。
R18シーンの章のタイトルの横には、※が付いています。(2023/03/17追記)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 21:36:26
153489文字
会話率:38%
オメガとアルファが存在する世界。イナ国の宰相ザナは仕事はできるが合理主義が過ぎて色っぽい話の一つもない男。このままでは独身を貫くと思われてきたが……武術大会に出場したレンという名の若い騎士に執着されてしまう
最終更新:2024-04-15 17:16:42
56246文字
会話率:48%
同性婚が当たり前とされ、男女問わず妊娠できる世界。帝都の下町で塾を開いている春蘭は生徒の親からある噂を聞いて顔を引きつらせた。帝都で一、二を争う遊び人である禅右が辺境の砦から戻って来るというのだ。――冗談じゃない! ―― 春蘭は我が子を抱き
しめた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 17:21:24
81336文字
会話率:46%
王宮の『選別』に参加するはずが、なぜか台所の下働きに。
ま、いいか。どうせすぐ帰るつもり・・・。
無自覚・天然・ノンケの主人公、挑むのは超絶美形の帝・・・
和風・中華風ごちゃ混ぜ、宗教的・歴史的考慮は一切しておりません。
男性も妊娠する世界
を前提としております。
~宰相 推殿は食わず嫌い~ 始めました。
~落花流水 想いの行き先~ 始めました。
世代は移り、子どもたちの恋愛模様となっております。
番外編です。その後の流正、雨桐のお話です。
~始まりの物語 永遠の恋唄~ 始めました。
桃水様のお話です。
引き続き、なんちゃって世界をお楽しみいただけたらと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 12:47:51
170425文字
会話率:31%
稀な長い銀髪を持つ緑翠(りょくすい)は、花街のとある廓の楼主として有名だ。希望する妖に教養を与え、芸者として育て、良き身請け先を探して嫁がせてやる。それが、天皇にも認められた緑翠の表家業である。
妖の世界に迷い込んだニンゲンを保護し
、芸者の世話係として働かせることが、緑翠の裏家業だ。ニンゲンは、この世界で簡単には生きていけない。基本的に、ニンゲンは格下、奴隷と見なされ、妖力に当てられ気絶してしまえば、その身体に鬱憤を吐き出され、処理される。
緑翠は、久々ニンゲンを見つけ普段通り保護したのだが、その瞳が生き別れた姉と重なった。本来であれば、芸者の世話係をさせる以外に選択肢はない。自らの興味で世界を渡ってきた少女にそれをさせたくなかった緑翠は、ニンゲンの少女に翠月(すいげつ)と名を与え、自らが暮らす宮に囲った。緑翠の廓で、例外として芸者をやっているニンゲンの少年、天月(てんづき)と引き会わせ、翠月も芸者見習いとして稽古につかせる。
翠月は、天月や先輩芸者、御客と親しくなるうちに、なぜ妖の緑翠は、人間である翠月に近づくのだろうかと、疑問に思うようになる。妖の世界で人間が生き残る方法を知れば知るほど、仕事として緑翠に守られているのだと実感する。
廓の楼主である緑翠は、他の芸者の成長や稼ぎについても考えなければならない。翠月を贔屓するわけにはいかない。周囲は、翠月がニンゲンで、守るべき対象だから近くに置いていると納得していたが、時が経ち、それだけではないことに感づく者も出てきた。
緑翠にも、ようやく重い腰を上げる時期が来たようだ。姉の命がもう長くないから会いに来いと、実家から便りが届いた。これで、姉を追い込み、緑翠が背負った一族との因縁を切り、翠月を迎え入れる準備を進められる。
*
時代は特に想定しておらず、ざっくりごちゃ混ぜ、詰め込み和風・中華風なご都合設定になっています。
語感で選んでいる単語も多いため、本来とは異なった意味で使用している場合があります。
また、未成年・無理矢理・男同士・複数などのRシーンが含まれます。ご注意ください。
物語の中心に近いところにBL要素がありますが、主人公の趣向とは異なります。
主にルビや語尾に関して、改稿の入る可能性が高いです。話の流れは変わりません。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 20:00:00
275798文字
会話率:57%
この小説は別の名義で現在一般作品として連載中の【慈悲深い仮面の剣豪は、実は血を見るのが苦手な中華風TS美少女です!】を原作とします。
登場人物が受けていた行為のうち作中で表現されなかった舞台裏での性的な出来事、或いはソフトな表現で誤魔化した
りした性的なシーンをより具体的且つ徹底的に描いております。
(本編のネタバレを含む可能性があります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 16:36:32
48502文字
会話率:29%
可愛い弟子を花嫁にするためなら騙して犯して孕ませる。今夜も淫らな体に愛撫して快楽の虜にしてしまう。
最終更新:2024-03-23 17:15:47
13787文字
会話率:27%
傭兵の白虎は、昔受けた呪いによる死期が迫っていた。そんななか面白半分で稀人の奪取という依頼を受け、宮城の奥で絶世の美人と名高い男と出会う。
稀人は確かに美人だったが、性格は全く可愛くない。しかし白虎の任務は稀人とひと月行動を共にし、依頼者の
ところへ送り届けることだ。
ーー喧嘩ばかりする二人はいつしか、心を通わせていく。
時間の限られている白虎は、不憫な境遇の稀人を救うことができるのか。
呪い持ちの無骨な傭兵(30)×召喚された不憫な稀人(18)
中華風・異世界転移ファンタジー。ケンカップル。ハピエン。
※途中残酷な表現があります。前書きで必ず注意喚起します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 17:00:00
119230文字
会話率:32%
他国太子(12)×側室(18)
十八歳の簫濂は側室の『令君』として後宮を纏めているが、王様からのご寵愛がまったくない。
王妃様からは睨まれ、兄上からも「噛ませ犬!」と叱られる日々。
そんなある日、ひょんなことから燚国の太子の世話をすること
に。
『令君』に一目ぼれした少年が憧れの人を手に入れるまでの話です。
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久々更新しました!
間が空いてしまいましたが、お読みいただければ幸いです。
更新がない間もコメントしていただき、ありがとうございます。
とても活力頂きました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 18:00:00
581386文字
会話率:45%
白碧玉(はく・へきぎょく)はうめいていた。
一週間ほど前に、前世の記憶がよみがえり、自分が『白天祐の凱旋』という小説の悪役だと思い出したせいだった。
その書物では碧玉は、腹違いの弟・天祐(てんゆう)からうらまれ、生きたまま邪霊の餌にさ
れて魂ごと消滅させられる。
最悪の事態を回避するため、厳格な兄に方向転換をこころみる。
いまさら優しくなどできないから、冷たい兄のまま、威厳と正しさを武器にしようと思ったのだが……。
兄弟仲が破滅するのを回避すればいいだけなのに、なぜか天祐は碧玉になつきはじめ……?
※弟→兄ものです。(カップリング固定〜)
※なんちゃって中華風ファンタジー小説です。たぶん5Pくらいで終わるはず……たぶん……。
※自分できづいた時に修正するので、誤字脱字の報告は不要です。
◆2022年5月中旬くらいに書籍化予定ですが、作品を下げる予定はありません。
詳しくはお礼SSの前書きやブログをご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 19:13:33
68771文字
会話率:50%
後宮を舞台にした、王道(?)の恋愛系小説。
サブタイトルの✻マークは、性行為あり。
(そこだけでも、お楽しみになれる…かも。)
正妃の絢女と、遠縁の皇太子ゼルトは幼い頃からの許嫁。互いに将来一緒になることは周りの大人に言い続けられ、そ
こに何も疑問を抱いていなかったのだが………。子どもから大人になるにつれ、少しずつ変化するお互いの関係。
そして、今更どうすればよいのか分からずに、互いの心はうまく噛み合わない。
そんな折に突如舞い込んだ、二の妃である貴妃の後宮入り………。
三人の関係は表面上はうまくやっていた。
早すぎる絢女の死に、ゼルトは心を閉ざしながらも、貴妃の存在に少しずつ癒やされながら、絢女との思い出を心に刻んでいく。
★物語の構成は、過去のことがメインで時々現在に戻ります。
★設定と物語上、堂々と健全な三角関係です。
★舞台設定は中華風ですが、名称等は平安時代のものも参考にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 23:26:48
191068文字
会話率:32%
古代中国の架空の国が舞台の中華風BL。義弟×義兄。
<あらすじ>
大陸の西域、凰華国の農民の子として援は生まれた。七つの年に貧しさから身売りされることになったが、都の娼館へと売られていく道中で西の国境警備を担う林将軍に助けられ、城砦で
暮らし始める。
城塞に来て三年の月日が過ぎた頃、学問に秀でていた援は林将軍の養子になった。林将軍には援より三つ下の騰という長男がいる。国力が傾きつつある世情の中、いずれは宮廷で官吏となり、騰や林家に降りかかる火の粉を払い騰を生かすことが、兄となった援に求められる役目だった。
騰の母が病で亡くなり、援と騰は実の兄弟のように支え合って生きていたが、国の混乱が増す中、義父も含めた三人の関係に歪が生じ始める。
※ しばらくは週二回、水曜・土曜日の更新の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 22:39:27
204079文字
会話率:31%
そこは代々龍の一族が支配している国。
妃候補の一人であるシャオレイに忠誠を誓う侍女チンリンが、凶暴な龍の皇太子であるユウロンの目に留まり、どうしようもないほどに囲われるまで。
※なんちゃって中華風ファンタジーです。
※しきたりとか時代背
景とかすべて創作ですので悪しからず。
※ほかのサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 00:00:00
54449文字
会話率:26%
「人じゃなくてお菓子を食べるキョンシーなんかありえると思う?」
雛霰は落ちこぼれの道士である。人喰いキョンシーが闊歩する昨今、道士はキョンシーと戦って市民を守らなくてはならない。けれど戦うすべのない雛霰はいつもお菓子を作るだけ、万年お留守番
道士と馬鹿にされる日々。
でも、そんな雛霰のもとに、最近やってくる変わったキョンシーがいる。お菓子しか食べない偏食キョンシーとのんびりやの雛霰は、今日も今日とておやつを共にする。
(なんちゃって中華風味ファンタジーです)
※超不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 22:00:00
31143文字
会話率:49%
中華風ファンタジー異世界に転生して頭呂布な義妹を持つ男が頭張遼な幼馴染にも振り回されて幸せになる? 話。
最終更新:2024-02-22 06:00:00
18191文字
会話率:46%
中華風ファンタジー異世界に転生した男が頭呂布な義妹に振り回されて幸せになる? 話。
最終更新:2023-12-29 06:00:00
16694文字
会話率:41%
執着心強めの皇子(死にかけ)に見初められ、強制的に「一緒のお墓に入ろうね♡」されてしまう純朴な下級宮女のおはなし。
最終更新:2024-02-09 21:08:43
21078文字
会話率:35%
小さな村で神官を務める|佳音《かのん》は、ある日ひとりの村人が犯した罪により神々の恩恵を失った村を救うため、特別な祈りを捧げた。
七日の祈りの後、佳音が天空神シライのものとなることを承諾すれば村を助けると言われ、佳音は自らを生贄と
する決意をする。
しかし佳音は、天空神の住まいへと連れて行かれるもすぐに食べられることはなく、馴染むのを待つと言われてしまう。
佳音は、馴染むのを待って食べるのだと納得するが、天空神シライの思惑は大きく異なっていた。
元は二次創作で途中まで書いてサイトにあげていたものを、大きく改変しています。
アルファポリスにも掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 20:00:00
81057文字
会話率:51%
自らは望まない皇太子妃候補に選ばれてしまった平民のゆかり。慣れない宮中での手習いに悪戦苦闘しつつ勢力争いの渦に巻き込まれていく。※このお話は「昨日からずっと」の登場人物で構成されているIF(もしも)話です。不定期で気まぐれにエピソードを追加
更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 22:00:00
133014文字
会話率:34%
【バブみバース】中華風バブみバースの世界で、ある日宝貝(ばぶ)ちゃんの流伊(リウイー)をあやしてあげた媽熳(ままん)の冰雪(ビンシュエ)。それ以来、宝貝(ばぶ)ちゃんの流伊に懐かれた冰雪だったのだが……流伊(リウイー)は帝国の皇太子でもあっ
たのだ。
※男性妊娠可能な世界
※えちちシーンには前書き周知予定です
※流伊と冰雪の子どもが出てくる予定ですが、妊娠出産の直接描写はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 00:00:00
86005文字
会話率:46%
【中華風Dom/Subユニバース】の世界に召喚された主人公。なのにいきなり神官たちに激怒され、それに対し飛び道具をぶっぱなす暗家(アンジャー)と呼ばれるものたち。さらに主人公は、その暗家の頭目(ボス)と夫夫(ふうふ)になってしまう!?
※オ
ラオラされたいDom×オラネコSub
※だいたいイチャイチャしてますが、マジもんのエチエチシーンには印をつける予定です
※男性妊娠可能な世界ですが、妊娠、出産の直接描写はありません
※主人公はビッチですが、召喚後は攻めさまDom専用になります
※タグは追加する可能性があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 23:18:15
23933文字
会話率:38%
中華風の世界にて。坎凸人(カントゥーレン)と呼ばれるカントボーイの絲霞こと絲(スー)が龍人の兄弟黒耀と琳瑯にとろっとろに溺愛されるお話。
※兄&弟×絲霞(3P)
※脇カプ(親)あり
※主人公たちの子どもの描写あり
最終更新:2023-08-03 00:54:25
8530文字
会話率:47%
⭐️エクレア文庫様より電子書籍配信中です⭐️
https://mugenup-pub.jp/book/b10044860.html
「……教えてほしいもんだ。どうしてお前から『俺の物の証』である甘い香りがするのか」
国を術力で護る縛
魔師の香彩は、自分の養育者であり、国に守護の『力』を齎す蒼竜、竜紅人のことを密かに想っていた。
だが想いは十八の歳になって霧散する。
竜紅人には既に想い人がいたのだ。
ある夜、香彩は一夜の思い出を求めて、竜紅人に眠り薬を飲ませて身体を繋ぐ。
それで全て終わらせて、思い出にするはずだった。
だが香彩から蒼竜のものになったという証でもある『御手付き』の甘い香りが漂い始めて……。
竜×人のじれったい和風系異世界ファンタジー。
※両片想いの、かなりこじれたすれ違いもので、少年へのこじらせた想いを持つ竜×素直になれない少年の物語です。
※『★』印のついている回はR-18シーンがありますので、ご注意下さい。
※こちらの作品が『第二回fujossy小説大賞・春』にて大賞を受賞致しました。電子書籍化に伴い、前半数話を残して削除させて頂きました。
※続編にあたるお話を新たに書いております。
『蒼竜は泡沫夢幻の縛魔師を寵愛する』
https://novel18.syosetu.com/n9261hh/
こちらの方もどうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 17:01:10
26529文字
会話率:12%
竜×人の姫はじめ。
新年を祝う国事のあと、酒宴に参加していた竜紅人は、目の前で繰り広げられる光景に、内心苛立っていた。
料理を取り分けて、取皿はふたりでひとつ!
肩を抱かれて、侍るように酌をして!
つーか、俺はっ!?
つーか、
何でそこで視線を逸らす!?
攻め視点の、焦れ焦れ物語。
※2022年1月より受け視点の連載を開始しました。どうぞよろしくお願い致します。
※こちらは『心なんていらない~縛魔師の少年が蒼竜に溺愛されるまでのお話~』の番外編、いわゆる姫はじめのお話です。
※『心なんていらない~縛魔師の少年が蒼竜に溺愛されるまでのお話~』はこちら。
https://novel18.syosetu.com/n2056fd/
※主な人物紹介はこちら
https://novel18.syosetu.com/n2056fd/1/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 10:27:01
17898文字
会話率:24%
ある『犯罪行為』の被害者として保護された記憶喪失のエリーは公爵の養女として令嬢として生活していた。
だが世間一般の『普通の令嬢』ではなかった。
お転婆でお人好しの彼女はいつも屋敷を抜け出し騒動に巻き込まれつつも解決していく。
ただ彼女の
身の安全。
それは陰ながら彼女を支える一途な騎士ルードのお陰であった。
そんな彼女の『破天荒ぶり』が王宮に知られてしまう。
そして告げられたのは『東宮』からの次期東宮妃の打診だった。
彼女の東宮妃への道は仕組まれていたのだ。
彼女が『犯罪行為』の被害者になる前から。
用意周到な東宮の溺愛からエリーは逃げられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 00:04:36
2916文字
会話率:23%