【2023年2月22日シェリーLOVEノベルズより電子書籍にて出版しました】
父の働く市役所が主催した、婚活パーティーのお手伝いをすることになった波留(はる)。
大正時代に建てられた洋館がその会場だった。婚活パーティーに参加する男性は国家
公務員。しかも海上保安庁職員と海上自衛隊に限定。女性はその彼らを支える自信がある人なら誰でもオッケーというものだった。
波留はたくさんのカップルができることを願いながら受付に立った。なぜか、そこに現れた珍しい苗字をもった海上自衛官に目が留まる。
クールで大きな瞳、凛々しい眉は誰が見てもイケメンだった。しかも彼は知らないはずの波留の名前を口にして......。
そんな中、パーティーは順調に終わりを迎えようとしていた。参加者を集めようと庭園に出た波留は、とつぜん眩暈におそわれ意識を失った。
気づくと波留は、どこかの砂浜に倒れていた。
怪しげに輝く十六夜の月のした、大きな男の影に覆われる。黒のロングコートの下から見えたのは刀。低い声で「生きているのか」と冷たく囁いた。
百年の時を越えてしまった波留の運命はいかに。
大日本帝国軍が連合軍とともに第一次世界大戦を戦ったあの時代。
物価の高騰、乱れる治安、身分格差の荒波に呑まれても、私は貴方を信じたい。
たとえ運命がそれを邪魔しても、貴方と再び会える日まで、私は貴方のことを忘れない。
※全てのエピソードがフィクションです。
※R18部に予告はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 19:11:44
155503文字
会話率:51%
戦争によって瀕死の重傷を負った軍人、火陀(かだ)は、軍部の人体実験によって九死に一生を得る。
その代償として、彼は人を食わねば生きていけぬ体になっていた。
悪逆非道の畜生として生きていくことを選んだ火陀。しかし、ある美しき男娼と出会いが道を
変える。
男娼の名は、天知(あまち)。
天知は、どんなに傷つけられても再生する、不死の体を持っていたのだ。
火陀はいくら食べても死なない天知に運命を感じ、傾倒していくが……。
【注意!】
上記の通り、本作はカニバリズム(人肉食)をテーマにしています。
また殺人や拷問、人体損壊など、非常にグロテスクな描写が続きます。
少しでも苦手な方は、閲覧をご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 19:00:00
81579文字
会話率:36%
時は大正。その男は怪盗として世間を賑やかせていた。
しかしある日、彼は捕まってしまう。
最終更新:2019-06-24 21:01:55
1383文字
会話率:36%
オリジナルBL。明治時代もの。
片目の若番頭執着攻×ツンデレ放蕩坊ちゃん受【加賀屋のねこ】シリーズの番外編。
【加賀屋のねこ】からちょっと未来の話になっているので、和解後のふたりとなります。
なので、ただ甘いお話です。
プレイは乳首責め、自
慰のぞき、素股プレイとか。
与壱のちょっとさみしい過去と、雪のままならない新生活を書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 18:48:21
25534文字
会話率:19%
品川宿の豪商、加賀屋で二千両と少女が消えた。
加賀屋の放蕩息子・雪継と片目の若番頭・与壱。
ふたりは、少年の頃の雪が階段から与壱を突きとばして、与壱の右目を潰して以来、犬猿の仲だった。
しかし雪の祖母たきに命じられ、ともに少女と二千両の捜索
をはじめる。
霊感をもった雪継と、腹に一物がある与壱は、ことあるごとに反発しあうが…。
時代ホラー・ミステリです。
中盤に白蛇×坊ちゃんの乳首責めとかのエロがあります。
奉公人(執着攻)×放蕩坊ちゃん(ツンデレ受)
主従もの下克上。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 19:00:00
79688文字
会話率:25%
明治時代もの。
根暗の手代(攻)×放蕩坊ちゃん(受)の監禁もの。
ゆるい拘束。尿道責めプレイ。
初期イメージを固めるために書いたもので、
J庭でチラシとして配布しました。
最終更新:2019-05-12 20:06:09
4173文字
会話率:29%
江戸時代が終わり、人を疑い生きてきた女忍者の小夜はまだ誰も好きになったことがなかった。ある日、一里塚で倒れている小夜は茶屋の娘に助けられるが……。
最終更新:2019-06-09 11:54:08
3143文字
会話率:31%
地方の素封家である山邑家には鷹人と椿という兄妹が暮らしている。
薄氷を踏むような危うい兄妹関係は兄が突然迎えた市松人形のような美貌を持つ花嫁、千草によって少しずつ変質していった。
※明治・大正風の時代設定ですが、あくまで
雰囲気だけです。その時代に無いものや、あり得ない習慣、言葉遣い、考え方等が出てきます。ご了承下さい。
※男性同士の性描写があります。詳しく描写はしませんが、苦手な方はご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 21:56:16
3239文字
会話率:17%
目を覚ますと記憶を失っていた天野は、翡翠色の綺麗な瞳を持つヒスイと名乗る妖怪に助けられていた。
ヒスイが人の記憶を食べる妖怪だと知るも、天野は既に記憶ないうえに森から出ることも出来ず途方にくれてしまう。
そこで記憶を取り戻したら幸せな記憶を
渡すことを条件に、ヒスイとの共同生活が始まっていく。
日々の生活を送る中、ヒスイの言動に心動かされていく天野。次第に密かに恋心を募らせていくが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 17:00:00
89296文字
会話率:37%
「宿命を、覆せる?」――高校2年の夏休み、学校帰りの電車で居眠りをしていた霧下もみじは、目を覚ますと見知らぬ洋館の一室にいた。「やあボクは神。今から君に乙女ゲームの主人公になってもらう」”神”はこう告げた。「この館には6人の攻略対象がいる。
恋をすると、宿命的に【相手を殺す男】【自殺する男】【ライバルを皆殺しにする男】【誘拐する男】【どこまでもついてくる男】【嘘をつく男】。君のミッションは、誰かひとりとともにこの館を出ることだ」――6人のうち、誰がどの宿命のもとにあるかは不明。もみじは怪異で閉ざされたこの館を抜け出せるのか。では始めよう、恋に似た死のゲームを。 ※R18回には※印つき。 ※やや特殊な結婚観・恋愛観等出てきますが、物語の要素としてとらえていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 20:00:00
25072文字
会話率:35%
先生と生徒。大正時代風。悲恋。
最終更新:2019-03-20 20:31:06
4136文字
会話率:41%
大正時代。華族である立見家は跡取りである長男を亡くし娘の玲子は家存続の為、父に中年の成金男との結婚を決められた。父の浮気や男尊女卑の社会の気風に抑圧され玲子は男に対する憎しみを募らせていた。そんなある日父が自分付きの下男の美しい男を連れてき
た。
男を苦しめたい没落華族令嬢とそんな彼女に惚れてしまった下男の話
※R18は保険です。主人公達の性描写はありません。ゆっくり更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 00:25:56
1287文字
会話率:24%
旦那様は感情の起伏に乏しく、人にも物にも頓着されないお方だ。
僕は一見、そんな旦那様に可愛がっていただいているように見えるけれど、実のところ欲を発散させるためのただの道具でしかない。
だからご子息をも咥え込んだとて、旦那様は手垢のついた僕へ
の興味を失うばかりで、 歯牙にもかけられないだろう。
*旦那様×下男の少年(←旦那様のご子息)
*あんあんらめぇだんなしゃまぁと喘ぐビッチ美少年とムッツリな旦那様のエロ8割。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 22:00:00
10509文字
会話率:57%
書生である水瀬雨月は、家庭教師の教え子である伯爵家令嬢に淡い恋心を抱く、純朴な青年。
いつものように伯爵家を訪れた彼は、そこで一人の青年に出会う。
彼の名は佐賀文晶。
英国人との混血児である彼の美しい容貌に心奪われる雨月。
しかし、人を弄ぶ
嫌いがある彼に反発するように……。
佐賀は佐賀で、雨月を面白いゲームの駒程度に思っていたが。
奔放な暗殺者の青年と純朴な書生の青年がぶつかり合い、惹かれ合う。
※あの夏の日シリーズの秋時雨で、永原と来嶋が演じた舞台を脚本風にしてみました。
台本形式なのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 23:52:50
34051文字
会話率:74%
時は明治。子爵家の娘・響子と、大会社の御曹司・千紘は政略結婚で夫婦となった。結婚生活は清く潔白なものであったが、困難を乗り越えながらお互いに心を通わせてゆくうちに、ある変化が訪れる―――。
最終更新:2019-01-03 00:18:10
9629文字
会話率:44%
カフェでバイトする大学生の陽菜の元へ手紙が届いた。昔の人が書いたような文字で内容もなんて書いてあるか分からない手紙。友達に解読してもらうとそれは明治時代の人が書いたラブレターだった。
※R18は最後の方に予告なく入ります。
最終更新:2018-12-02 08:31:09
34920文字
会話率:47%
「殺して」そう言う清比古がすでに死んでいるように思えた。
「僕は不出来で役立たず。箱の中に押し込められた人形だ。一度バラバラになってまた君に組み立てられたい。そうしたら少しはマシな人間になれるような気がするよ」
清比古の過去が、高校卒業直前
の俺たちの関係を変えた。
大正時代〜昭和初期
受けは虐待の過去持ちですが、カプ外での性描写はありません。
ホラーっぽい雰囲気が漂う箇所もありますが、ホラーにはなりません。
なんだかんだ前向きな、ハピエンです。
一話に表紙が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 10:54:01
83353文字
会話率:35%
父が亡くなり悲しむ間もなく5つしか歳の違わない義母に体よく追い出された桃。
祖父が残してくれた洋館と幾ばくかの貯金で生活する事を余儀なくされる。
最低限のライフラインがある山の中、一人で生きていかなくてはならなくなり戸惑いながらも生活を始
めるが館の修繕をする傍ら地下室や敷地に不思議な設備を見つけてしまう。
そこにはボロボロの棺があり恐る恐る開けてみると一人の男性が横たわっていた。
悲鳴を上げた桃が棺を蹴飛ばすと男は目を覚まし
起き上がり掠れた声で言った。
「ご主人様・・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-07 16:14:59
14814文字
会話率:14%
タイトル通り、僕が白蛇先生に捕まるまで。です。
妖怪学園に売られてきた主人公が、ヤンデレ白蛇先生に捕獲されます。
人外先生×いじめられっ子生徒
※普段は人型ですが、丸っと蛇に変わるシーンを含みます。
※※人外との18禁シーンも含みます。地
雷の方は避けてください。詳細はタグを参考にしてください。
※※※初ムーンライト投稿です。お手柔らかにお願い致します。
本編完結済です。番外編は不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 23:02:10
58554文字
会話率:39%
街の片隅でひっそりと作曲家業をしている偏屈な厭世家の「私」の元に、かつて抱いた女の娘……すなわち、「私」の娘がやってくる。「あなたの子供です。あなたが育ててください」そんな手紙一枚とともに。
なんとみすぼらしい子がいたものか。「私」はその娘
を気の毒に思い、その子を家に招き入れるのだった。
*********
エセ大正時代です。幼少期部分はアッサリ終わります。子供相手に欲情する穢れた大人が苦手な方は要注意。主人公とヒロインではない女の性描写あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-03 01:02:35
18556文字
会話率:51%
紅実は夏祭りの宵、不思議な場所に迷い込む。
そこで出会ったのは美貌の青年、紫黒。
毎年会おうと約束をした二人だが、ある年、紅実に縁談が持ち上がる。
人形のように周囲に流されて生きていた娘が、自らの意思で選んだ道は……?
※毎日20時更新、
10話完結。最終話まで予約投稿済みです。
※予告なく残酷描写や性描写が入ります。
※大正後期から昭和初期あたりをイメージして書きましたが時代考証は甘めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 20:00:00
35417文字
会話率:38%
「魔俠伝」の続編です。
前作が終わった所から始まります。
物語の背景や人物関係があまり詳しく説明されていないうらみがありますので、出来れば前作「魔俠伝」をお読み頂いた上で、本作をお読み頂けると幸いです。
ただ本作はややアダルトな描写を入れた
ので、こちらに投稿しました。
前作はR15の方に同じ自嘲亭の名前で投稿しております。
前作同様、昭和期の邦画プログラムピクチャーを念頭に置いた、活劇です。
なお、この作品は前作同様、異界の「日本」を舞台としておりますので、全てフィクションです。
現実に存在する固有名詞等も出て参りますが、それらはもちろん現実そのものとは何等関係なく、作者の想像上の設定によって描かれておりますことをあらかじめお断りしておきます。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 01:00:00
131404文字
会話率:29%