ラロシュ王国の侯爵家クーヴレールとベレコヴォワ。
先代の当主同士の因縁により、この二家は仲が悪いと言われている。そんな両家の仲を取り持つためにもと纏められた孫同士の婚約。
クーヴレールの令嬢ジュリエンヌとベレコヴォワのフェルディナン。
周り
の思惑とは反対に、兄妹のように円満に育った二人であるが、隣国キアロモンテより遊学として美貌の王女がやってきたことから二人の関係に歪みが生じ始める。
さらに、王女の護衛騎士に任命されたフェルディナンと王女が抱き合っている現場をジュリエンヌは目撃してしまい……。
色々と拗らせてしまったがために素直になれない二人と、そんな二人を取り巻く環境の陰謀と策謀に翻弄された女官と騎士のすれ違いと悲劇に振り回されたストーリー。
※本文中に「ロミオとジュリエット」が登場しますが、似たような別物として認識していただけると幸いです。
2016年03月27日 完結しました。
2016年10月01日 ハーパーコリンズ・ジャパン様より書籍化されました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 00:00:00
282688文字
会話率:32%
モンテーニュ伯爵家の令嬢ベルナデッド。
彼女の最近の悩みは、そろそろ伯爵家の後継として正式な婚約者を決めなければいけないということ。
第二王子エルネストには口説かれ、大好きな義兄のカミーユには婚約者候補が現れて……。
※「ロミオとジュ
リエットの結末」のジュリエンヌとフェルディナンの子世代の話ですが、単体でもお読みいただけます。
※タイトル改変しました(旧題:緑のかたわれ)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-21 00:00:00
190871文字
会話率:38%
俺の願いは君の幸せだけだから…
高校生×高校生
願ったのは君の幸せだけ。
誤解、すれ違い、策略、暴力…それでも俺達はまだ子供で。
だけど君の笑顔を守る為なら何でも出来る。
現代版ロミオとジュリエットの救いとは!?
毎日17時更新
☆
※あとがきはX活動報告書にあります※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 17:00:00
436119文字
会話率:29%
花の都ヴェローナ。
憎しみ合う両家に挟まれ、命を散らした若い恋人たちがいた。
恋人たちの名前は、ロミオとジュリエット――
――実はジュリエットには、姉がいた?!
二人を死に至らしめたと処刑されたはずなのに、気付けば時が巻き戻っていた!
妹のジュリエットはロマンチスト。
その恋人のロミオは、超の付くロマンチスト。
「ああロミオ!あなたはどうしてロミオなの?!」
「恋の翼で全ての障害を乗り越えた!僕たちの恋の前に立ちはだかるものなどない!」
(あー、このやり取り前にも見たわー)
怖いものナシ!の恋に恋した二人を成就させないと、また処刑?!
「なんとしてでも二人にはくっついてもらわないと…!」
けれど、常識人にとってバカップルのイチャイチャは……正直キツイ!
「お願いだから!私がいない所でイチャイチャしてちょうだい!」
無事に二人の恋を成就させて、処刑回避できるのか…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 00:05:32
14741文字
会話率:39%
西の果てにあるデュカの町では年に一度の夏至祭が行われようとしていた。
その祭りに合わせるかのように三年ぶりにヴィダルは故郷へ戻ろうとしていた。
同じとき、ハーフエルフのルシエンも過保護な兄二人に初めての人間の祭りである夏至祭にいってみたいと
頼み込んでいた。
そんな二人は夏至祭で偶然出会い恋に落ちる…
--
ひたすら恋をしているだけの二人の話。
ロミオとジュリエット、ウエストサイドストーリーへのオマージュになります。
リメイク映画をみていて、これをエルフと人間の物語だったらどんなふうになるかなぁと妄想した結果、小説執筆をリハビリでかきなぐりました。
10話程度で終わる予定。
受けが出てくるのはだいぶ先。4話目くらいになります。
劇っぽい章のつくりかたをしておりますが、実際のロミオとジュリエットの章立てとはあまりかぶりません。少しかぶるところはあるかも…。セリフや展開、設定などは若干本歌取り(オリジナル映画からも、シェイクスピアからも)があります。よければ探してみてください。
初めての投稿になります。
多めにみてやってください。
できるだけ定期的に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 01:40:44
21155文字
会話率:25%
婚約者を腹違いの妹に寝取られた私はどうやら、朔間雪吾朗という渋い名前の男と結婚させられるらしい。
無口な大熊×悪役系ヒロインが織り成す、どこまでも優しい愛の物語。
そのほか、高校生時代の鏡夜×美織の純愛物語「計算されたロミオとジュリエ
ット」、洋介のその後を描いた「向日葵の咲く丘で」など、連作短編を鋭意構想中!!
※いずれも仮タイトル
こちらは『姉の婚約者』の姉妹短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 16:43:53
14473文字
会話率:16%
日乃本のとある田舎町では、茂木(もてき)家と御前(みさき)家という旧家同士が骨肉の争いを繰り広げていた。それは戦国の御世から続く因縁の対決だ。ある時、両家の奥方がほぼ同時に身籠った。同い年の茂木巡矢(もてきじゅんや)と御前若菜(みさきわか
な)のふたりも何かにつけて相争う関係であったのだが、運命の悪戯(いたずら)か登山実習で滑落しかけた若菜を条件反射で巡矢が救った事により、ふたりの関係は親密なものに。拙いながらも密かに愛を育むふたり。
ところが15歳の夏、御前家が没落した。
『最後の高額換金商品』として若菜が売却されようとしている。その時、彼女は巡矢に処女を捧げる決意を固めた。そして想いを遂げたふたりだが、その翌日に身売りされ行方知れずとなる若菜。四方八方手を尽くしたが、一介の中学生には探し出せるはずもない。若菜は上流階級の闇に消えた……。
時は流れ、失意の内に16歳の誕生日を迎えた巡矢であるが、古式に則り『元服の儀』が執り行われた。そして儀式の最後を飾るのは【秘牝(ひめ)人形】と呼ばれる『生贄の乙女』による『筆おろし』と、彼女を縊(くび)って『胆力』を得るという凄惨な因習だった。
【秘牝人形】に想いを残さぬ様にとの配慮から、彼女の顔は革紐と接着剤で縛(いまし)められていた。これは自転車の補助輪に相当するものである。つまり殺人の忌避感を和らげるための処置でもあった。そして【秘牝人形】の正体であるが、灯台下暗しというか、迂回取引により買われた若菜であったのだ。
巡矢は愛する若菜に気付かず、殺(あや)める事になるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 00:00:00
19619文字
会話率:40%
井笠令子様と森野きの子様企画の「春宵一刻」企画参加作品です。素敵な企画ありがとうございます!
本作は、ロミジュリオマージュ連作の中編です。
前編と後編は別短編として、なろうで投稿予定なので、これだけでも楽しめるように書いている(つもり)
です
ロミオとジュリエットが現実だった世界。
前々世でロミオとジュリエットだった御曹司拓斗と、彼との恋を赦されない令嬢百合が春の一夜に縋る話になっています。二人がというより、一方的にダメンズヒーローが泣きながら縋る話です。
ダメンズヒーロー、メリバというか連作内ではハピエンで終わる予定ですが、この作品単体ではバドエン、ヤンデレ、睡眠というか半死体姦ですので、無理な方はバックお願いします。
地雷が沢山です。一部の性癖の方に刺さると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 22:00:00
9707文字
会話率:6%
橋本礼二(28)と佐田こころ(20)。
年の差カップルは付き合い始めてやっと二か月。
お互いに「初めて」を期待しているけれど、すれ違っていまだに未遂。
お正月デートに赴くふたりは、今日こそは、とともに強く決心していた。
親にはナイショのお付
き合いだし、礼二の転職先はこころの実家の会社を買収した企業だし、軽くロミオとジュリエット状態。
それでも目指せ、初々しいカップルの初夜!!
「姫初め2021」参加作品です。
R18シーンの回には、※が付いています。
拙作『溺愛領域』シリーズのスピンオフです。元の作品をお読みいただかなくとも、まったく問題ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 00:06:59
16426文字
会話率:35%
美しい人妻が、ワナにはまって、もがく話。
最終更新:2020-11-01 08:41:07
5448文字
会話率:12%
大正時代の華族の話です。
幕末に敵同士だった大名家の嫡子に生まれた二人が家の敵として引き裂かれる運命を何とか回避しようと頑張って恋に落ちる話です。
最終更新:2020-09-28 09:01:02
55671文字
会話率:49%
騎士団と魔術師。
上司の仲が悪いばかりに、苦労に苦労を重ねる部下たちの恋愛話です。
最終更新:2020-08-22 18:00:00
9302文字
会話率:35%
演劇部副顧問を務める恋人をロミオに、ジュリエットを演じることになった、おれ。この劇でおれの本気を教えてやる、という恋人の「本気」はとんでもないことで……! 劇が何事もなく無事に終わるわけがなかった!
最終更新:2019-04-07 13:29:33
19539文字
会話率:42%
時は第X次世界大戦後。二つの派閥が争い合うとある島国で、両家の息子が殺し合いを運命づけられたままバルコニーを越えて出会う。片や成功率十割を誇る暗殺者ロム。片や一族の切り札とされた生贄ユリア。いびつな願いを抱えた少年たちは、いびつな約束を結
び、そしてそれをいびつな形で果たす。
未来のはずなのにどこか中世くさく、東洋のはずなのにどこか西洋くさい舞台にて、シェイクスピアのロミオとジュリエットの悪趣味な改悪劇をどうぞ。
※R18場面はありません。
※身体欠損者が登場します(むしろ主人公)。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 19:00:00
29682文字
会話率:54%
とても満月が綺麗な夜、ラブホテルの一室のバルコニーで、男は部屋にいる連れの女ではなく、外でたたずむ別の女に熱視線を送っている。
生々しくも上半身裸。
月明かりとネオンを帯びた美形な彼に、女も目を奪われ、視線を逸らそうにも瞳が言うことを聞
かないでいる。
そこには”ロミオとジュリエット逆バージョン”が成立していた。
「...きれいな顔」
「...あー、喰いたい」※お互い聞こえていません。
女はふと我に返る。
ココはラブホ。上半身裸の男。室内から聞こえてきた甘ったるい女の声。
「2回戦しようよぉ〜♡」
...あー、直後でしたか。
〜〜〜〜
風祭慈桜(カザマツリ ジオウ)。23才。
通称、小悪魔鬼畜王子。振り回す系。
狙った女は逃さない肉食獣。と思いきや...意外にも××男でした。
✖
宇徳うらら(ウトクウララ)。25才。
通称、謎女。醸し出すオーラが皆にそう言わせている節あり。映画鑑賞でもなく、音楽鑑賞でもなく、××の鑑賞に夢中...。
〜〜〜〜
「明日。夜の7時にそこで待ってて」
「来ませんのであしからず」
女にとって、一番避けたいタイプの男だった。
今ならきっと大丈夫。一目惚れ未遂で傷が浅い。
けれど女は、
ちょろかったーーーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-04 16:00:00
58771文字
会話率:24%
シェイクスピアでBLという、お遊び企画。第1話は舞台を日本の中世に置き換えての「ハムレット、或いはロミオとジュリエット」、第2話はファンタジー世界とリンクさせた「平たい地球のマクベスの悲劇」、第3話は「テンペスト」です。
最終更新:2012-01-04 12:43:37
55350文字
会話率:30%
ムスコに読ませたい「世界の名作文学」第2弾! 今回は、あの「ロミオとジュリエット」です。あの愛の名作にエロで少々味付けしてみました。シェークスピア様、御免なさい。
最終更新:2007-12-02 00:09:22
2963文字
会話率:42%