血筋目当てに、宰相補佐にして公爵のシリルと結婚を強制された、古き王の血統を持つダリア。
初夜のベッドで「子どもさえできれば、君は自由にしていい」と提案され、夫に個人としての関心を持たれていないことだし、彼と離婚するための子づくりをすることに
。
日々の愛情のない行為。しかしシリルの手と夜の甘さに蕩けてしまい……夜は優しいのに昼は冷たくつれない夫。
この状況に、ダリアは次第にときめきを覚えはじめ……「これはただの政略結婚で、行為は離婚のためにしているはず……なのになぜ?」公爵との熱い夜で、無垢な令嬢は大人へと染め変えられていく──/✵策士公爵ד駒”にされた令嬢❁じれ甘婚姻譚です。 R向けの話数には※マークをつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 21:17:13
44496文字
会話率:34%
あの日―――綺麗なひとに、一目惚れをした。
無垢で幼い金魚の少女と、無機質なほどに美しく、不器用なまでに一途な青年。
呼吸が下手なふたつの生き物が、息継ぎのように熱を交わすお話。
最終更新:2019-08-30 18:00:00
7924文字
会話率:28%