父親を金づちで殴ったことをきっかけに、家を出ることになった十八歳の少年がここにいた。
彼の名は、風祭レイヤ。
理窟の正しさを追い求めるあまり、自分のやさしさも、他人からのやさしさも失ってしまった、未熟な青年だ。
彼は、なけなしの金を握り
しめて、嵐の中、ネットカフェを目指す。
すると、雨波の向こうから、「本当の優しさを知りたいか」という声がする。
是も非もなく優しくなりたいと叫ぶと、彼はこの世界から消えた。
気が付くと、そこは、七つの種族が暮らす双子の浮遊大陸だった。
目覚めたレイヤは、とてつもなくガタイのいい肌の赤い男たちにぶつかって、因縁をつけられ、カッとなって全員蹴り倒してしまう。
すると、物陰から真っ白な少女が出てきて、お礼を告げた。
少女の名は、アイル・イン。被差別民族である、白エルフの少女だ。
レイヤは、アイルに対して少なからず好意を抱く。
それは、レイヤにとって、大きな葛藤と探求の始まりでもあった。
本当の優しさとは。
弱さを受け入れる強さとは。
彼らは、己のうちに何を見つけ、どんな苦境に立たされるのだろう。
大長編ヒューマンドラマ、ここに開幕。
乞うご期待!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 23:32:52
2983文字
会話率:18%
見た目はごく普通の26の女。毎日楽しい、幸せで溢れている。だか本当の私を知る者はいなくて、一人の時の私はいつも孤独なのである。
キーワード:
最終更新:2020-09-09 08:54:12
755文字
会話率:0%
見た目と身長でよく男に間違えられる姫宮明良。アラサーとなり、もう結婚はおろか恋愛も夢のまた夢と諦めていた矢先、女の子みたいに可愛い年下同期からのまさかの告白!?
女の子扱いされた明良は、甘いキスとお酒の相乗効果か、つい「私を抱けるか」なんて
聞いてしまって……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 01:31:24
36603文字
会話率:56%
何度も繰り返す運命。ヒロインは何度生まれ変わっても聖女として生まれて来てしまう。たった1人の想い人は必ずヒロインの敵としてヒロインの前に現れ彼と結ばれる事は叶わない。
彼と会う事が出来るのは私が死ぬ瞬間だけ。
いつかこの定から逃げ出す日
は来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 21:47:36
8658文字
会話率:30%
国内最高峰である王立ザキラ学院を卒業するティナは、卒業式後のパーティで突然、王の前に連れ出される。そこには実家にいる筈の両親と、第一王子が居て……訳もわからずかしづくティナに王は言った。
入城?子をもうけろ?え?誰が???
最終更新:2020-08-25 16:29:34
11635文字
会話率:51%
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ただ、基の話だと、モザイクという、設定である。この設定の場合に間違いなのは、彼女が、無性生殖可能である点ではなかろうか。この話、ケース2として、作り直す。続きから。名前は、アブラナ君と、皐月ちゃんに戻る。
皐月「ううっ。美形が、私を
迫害します。お願いです。あの人たちを、倒して下さい・・・」
アブラナ「えーっと、可能ならそうするけど・・・」名前封印していない場合は、こうであった。
アブラナ「えーっと、では、露出高い、メイド服着て、ご主人様ァ! って 言ってくれたら。いいよ?」
皐月「そんなんで、いいなら、やります。」彼女はそうした。
私は他人を引きあわせるほどの、力があるであろうか? いや、引き合わせるべき、他人を見つけるほどの、力が私にあるであろうか? それは埋もれているものだ。私は原則的に、飛べないドローンである。オスのハチは、媒介者として、機能していない傾向が強い。アブの場合多分、オスは、蜜を吸って、植物の媒介者をして、メスは、人間に口を突き刺して、嫌がらせをする。アブのオスの方が、植物にとっては、お利口さんである。
まあ、ハエはどっちも、媒介者なんだけどね。ハエを尊敬すべきである。私は、ハエか、ドローンのどっちかであろう。つまりだが、私は、男性が単なる媒介者であるのは、文学上ではそうではなくしておくが、しかし、私は、アレの指示に従い、生ものを一つもってきており、それは、古い順に、ノベマを見てみろ。である。ちょっと見ていれば、わかるはずだ。
おそらくだが、あなたは、自分だけが、槍玉にあがるのを、嫌がったのであろう。私は、せいぜい、ひねくれていて、なんでも逆順にする程度の意味しかない。私をひねくれさせているのは、多数決の日本人が決めている事で、これもまた、私の意志で決定している訳ではない。
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ところで、差がどの程度生じるか知らんが、私は、何も聴かないか、デスメタル聴くかのどっちかに思えるが、あの時は、途中までは、バトゥシュカ(Batushuka)を聴いており、途中から、黒人の何かを、聴きだしていた。途中からである。私は仮面かぶらなきゃいけない様な人間である。今は何も聴いていないで書いた。これが本来の状態に近いわけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 22:51:20
5508文字
会話率:10%
静かに運命を受け入れたい。ただそれだけの私を、どうか見逃してください。
最終更新:2020-08-24 13:41:32
10000文字
会話率:31%
主と下僕。それは動くことの無い事実で、私をココに留めてくれる枷であり、安全な檻。
愛しい気持ちを隠しながら、「命令」に従い主に抱かれる下僕のお話。
なろうで連載していた「金狼殿下と羊飼いの侍従サマ」スピンオフ作品です。
2013年12月11
日完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-10 23:59:03
304917文字
会話率:28%
「僕」は高層マンションの屋上に立ち、地上を見渡しながら、これまでの数年間に起こった出来事を振り返る。
最終更新:2020-08-23 18:00:00
4275文字
会話率:3%
セミが鳴く季節。
子供のころから大好きな季節。
子供のころの夏は、
午前中に学校のプールへ行き、帰ってきて、お昼ご飯を食べながら愛の劇場を見る。
少し昼寝した後、友達と田んぼの周りで鬼ごっこ。
17時の鐘が鳴ると同時に、解散。
帰路につく
途中、目の前に広がる一流の画家が描いたような夕焼け空に惹かれてしまい
早く帰らないと怒られるのに、少しだけ田んぼの端に座って、セミをBGMに考え事をする。
この時間が人生の中で一番好きな時間。
「明日はあの子を誘って遊ぼう」
子供のころから東京に憧れていて、就職と同時に上京。
故郷と比べると東京(ここ)の暑さは異常。息苦しい暑さ。
でも、やっぱりこの季節は好き。
東京(ここ)で聴くセミも観る夕焼けも好き。
はっきりとどう違うか分からないが、故郷で聴くセミと観る夕焼けとは違う気がする。
今も相変わらず、考え事をする。本当にこの季節はよく考え事をする。
今はあの人の事を考えてしまう。
3年前はあの人の事を考えていた。
上京したてのころは、私を一番大切にしてくれた人の事を考えていた。
夏って人を大胆にさせる季節だと思う。
夏って哀愁に浸らせる季節だと思う。
夏って過ちを犯しやすい季節だと思う。
不倫や浮気を題材とした作品って
舞台が夏であることが多い気がするがきのうせいだろうか。
あの人の事を忘れたい。
今、目の前にある幸せだけを考えて生きたい。
貴方は毎日大切な人だけを想い続けられますか。
これもすべて夏のせいだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 17:05:16
578文字
会話率:24%
私は人形。人形淫魔。
貴方は私に欲情するの?
孤独な私を連れ帰り、淫らな格好で犯すのね。
いいわ、私は人形淫魔。貴方の精を、食べてあげるわ残さずに。
でもでもきっと覚えていてね。
私は人形、人形淫魔。他の誰かに差し出さないで。
そしたら
貴方を、呪ってあげる。
呪って呪って、殺し抜いて、最後に残るは髑髏。
ずっとずっと愛してね。
そしたら私も愛してあげる。
永遠に。
一人視点の、人形視点の妄想になります。
よくわからない、不気味だ、という方はご遠慮ください。
ただの072駄文です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 09:40:06
2163文字
会話率:0%
私の友人の秘密を、知ってしまった。
最終更新:2020-08-20 23:39:13
4297文字
会話率:25%
私は理由があって、叔父さんの実家に預けられていた。実家は広い屋敷で、隣のマンションの一部屋が私に当てがわれた。その部屋へ時折叔父さんが忍び入り、私を抱き、調教した。叔父さんはカメラ愛好家で私の様々な痴態を撮った。それは私の性を開放するもので
もあった。
ある日叔父さんは・・・
やがて私はさなぎが蝶に生まれ変わるように、変態しメタモルフォーゼしていく。
この作品は私の官能小説「スワッピング・悦楽の四重奏」の青春編です。
ぜひご覧ください。サイトはこちら。
http://kirari.xyz/nvl/?page_id=6027折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 21:00:00
10101文字
会話率:5%
青薔薇クラブ。
それは高級愛人クラブであり、高級秘密クラブである。利用するお客様は政財界や文化人などの大物ばかり。中には外国の要人もいる。セレブな男たちが愛する青薔薇クラブは、当然ながら完璧な秘密のベールに閉ざされている。
私は青薔薇十号。
普段は料理教室やスイミングクラブに通う普通の貞淑な主婦。
リクエストが来れば青薔薇十号として男たちと逢って抱かれる。その報酬は結構高額だ。当然、夫には絶対の秘密。
私を求めるのは高級官僚や、大手企業の役員、科学者、芸術家であり、性的嗜好も様々。
男たちの指と舌と蛇が私の女体を味わい貪る。私はその時その人によって様々な歓びの痴態を晒す。私と男たちはやがて快楽の渦に溺れてゆく。
人気の「愛人契約」の他、刺激的で官能的な小説を作者のサイトで公開しています。
http://kirari.xyz/nvl/?page_id=5411
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 21:00:00
16980文字
会話率:0%
「残念だよ、アリス。君の心根が腐っていたなんて私も気付かなかった」
家同士の取り決めで成立した婚約。私の両親が病気で相次いで他界した途端、婚約者が私を捨てた。
そして私、アリス・レミントン子爵令嬢は三つ離れた国で冒険者始めます!
師匠ラルフと森に行けば、怪しいスライムの毒で体が熱くなって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 00:11:19
3796文字
会話率:57%
酔った勢いで一夜を共にしたのは会社の上司!?
怖くて厳しい彼と一緒に仕事することになって……
彼は結婚しない主義。なのに私を気に入って迫ってくる!
だけどたまに見せるプライベートでの甘い一面にだんだん惹かれて……流されるまま関係を持つことに
。
私も結婚はしたくない。二人が選択した関係は体だけ。
それでも私たちは一緒にいたいと思うようになるが、なかなか周りには認められない。
彼の知らない一面を知っていく度に私はハマっていってしまう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 03:00:00
276349文字
会話率:40%
宮殿の舞踏会で一目惚れもとい運命の出逢いをした私は、嫌がる父を押し退けて陛下に頼み込み、彼を紹介して貰って結婚をした……までは良かったけれど。
彼の気持ちが全く見えない。
これでもかってくらい分からない。
それでも彼は私を抱く。
恥ずか
しくて嫌なはずの行為なのに……私は今宵も夢中になり、はしたないくらいに彼を求めてしまうのだ。
《※SM要素有り/性描写回は明記有り/9.9割は創作※》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 14:42:17
31194文字
会話率:32%
「貴様、この私を殺しに来たのか」
「まさか。俺はただ、あんたの全てを奪いに来ただけだ」
人を殺した前科があるため、人間の命令に従わざるを得ない吸血鬼・タオ。長年生き続けている彼女はある日、街を騒がせている事件を解決するため巷の有名小説家・
ハルマと引き合わされる。だがハルマは稀に前世の記憶を持つ人間で、かつてタオが殺したゲス男の生まれ変わりだった。この巡り合わせは単なる偶然か、復讐めいた故意の産物か、それとも違う何かか…俺様 x吸血鬼、互いの腹の探り合いの行方はー!?
注意:性的暴力ネタを含みます。一話一話あらかじめ記号しませんので苦手な方、地雷のある方は気をつけてください。また、この話はフィクションであり、現実の団体や人物等に一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 10:46:18
58302文字
会話率:29%
私はこの教会で働く修道士。妹のクレアと共に、清く正しく美しく日々を送っている、はずだ。
神にこの身を捧げたはずなのに、私達は兄妹なのに、クレアに惹かれてしまう自分がいる。性知識に欠ける彼女は気が付かない。その一挙一動が私を惑わす毒となってい
ることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 21:36:24
7895文字
会話率:28%
『あなたの子です、しばらく預かってください』
ラブレターと間違えて愛しの彼に渡してしまったものは不穏な手紙。
違います!渡したかったのそれじゃないです!ちなみに私宛でもありません!私はあなたのことが好k……え?私をあなたのうちの子にして下
さるんですか?
受にドン引きだけどほだされ気味(?)の年下攻
と、
普段は真面目なのに愛が溢れるあまり暴走気味で、酔うとえっろえろに乱れちゃう受。
ちょっと噛み合わない二人のラブラブ未満同棲生活♡
以下のサイトで先行投稿しています(完結済み)
18禁版 #アルファポリス
https://t.co/n8N3OA9yO6
18禁版 エブリスタ
https://t.co/G65I9sZqx2
ソフト版 #カクヨム https://t.co/IttwqLEUJB
ソフト版 #ノベルアッププラス
https://t.co/orZzkcsoaR折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 22:26:17
23923文字
会話率:37%
私の恋人だったあの人は、私を置いて空に旅立ってしまった。その悲しみにどっぷりと浸っていた私に届く「祖母が危篤」と言う知らせ。急ぎ故郷に帰るが、あっけなく祖母も空に帰ってしまった。
あの人が死んだこと。
祖母が死んだこと。
疲弊した心にするり
と葬儀会社の田中さんの目が入り込んでくる。
――田中さんの左手の薬指には指輪が光っているのに、そんな目で見ないで――
総じて暗いです。じめじめした話です。幸せにはなりません。だけど、本人はそれを納得しているので、メリバと言えなくもないです。
スマホの隅に眠っていた話を発掘したので、talking about を書きつつ、繋ぎとしてUPしていきます。
完結済み。全3話。
題名変えました。「花を、菊の花を」→「chrysanthemum」2020.7.26折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 00:40:00
18054文字
会話率:20%
ちょっと過激エッチなミステリー小説は、いかがですか?
私進藤ななは、ホテル王進藤家のご令嬢。
私に仕えるのは、最近入ってきたイケメン執事、英蔵洋。
最初こそ、ちょっとかっこいいかな?とか思っていたけど、今は、その性格の悪さに辟易とする日々
を送っている。
私はイギリスに在住している父の反対を押し切り、ずっと憧れていた刑事になった。
だけど、数々の難事件には頭を悩ませるばかり。
そんな私をせせら笑うように、悪役執事は事件をすらすらと推理していく。
これは、そんな私と執事洋の、らぶらぶミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 15:44:55
10137文字
会話率:45%
私、梅(メイ)には、愛してやまない恋人、浩然(ハオラン)が居る。
黒く真っ直ぐな髪と甘いエメラルドの瞳。
全てを愛し、彼もまた、私を愛してくれていた。
私は、新興地主の娘、浩然は、豪商の息子。
私達の間に、壁など無いはずであった。
しか
し、出世に目が眩んだ父親は、私を後宮に献上しようともくろんだ。
浩然と別れ後宮に入る事など出来ない私は、猛反対する。
しかし…
私は、父に睡眠薬を飲まされ、浩然に別れも告げぬまま、後宮入りしてしまう。
果たして、私の運命は!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 22:30:23
1709文字
会話率:23%