国立図書館につとめる若き司書、ネロは悩んでいた。
近頃「君の話を聞かせて欲しい」と、柔らかい物腰でネロに話しかけてくる男、ベルテ。裕福層や貴族女性の間でも噂らしい衣料品店のオーナー兼デザイナーである彼を、どこかで見たことがある気がするのだ。
己を見つめるベルテの瞳に何処か仄暗さを感じつつも、ネロはベルテを邪険に扱うことが出来ない。
それが数年前に病で亡くなった、羽振りの良さと比例して黒い噂が絶えなかった商人アルノアと、同じ物だと気づかないまま――
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ちょっと薄暗いけど、基本的にハピエンです。
受けを手に入れるために身分を作り直したド執着おじさん(30歳)×移民の司書少年(18歳)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 00:08:07
90461文字
会話率:30%
高校2年生の一村健太郎は女顔をした真面目で優しい男の子。だが、まだ一度も恋人が出来た事がない。
そんな彼が仲間達と共に男同士の素敵な時間を過ごす青春小説。
親友の美少年や、可愛い後輩、片想いのあの子、同学年の大柄なメス男子、一つ上の爽やか
な先輩、暗いけど気になるあの人、背の高い美人なメイドなど、様々なキャラとの1対1の恋愛のシチュエーションがメインです。複数もあり。詳しくは世界観説明・注意書きをご覧ください
※これはBL小説です。美少年やメス男子、女装男子がメインとなります。男同士の性描写、女装男子同士の性描写などが含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 20:54:57
1308717文字
会話率:46%
私の恋人だったあの人は、私を置いて空に旅立ってしまった。その悲しみにどっぷりと浸っていた私に届く「祖母が危篤」と言う知らせ。急ぎ故郷に帰るが、あっけなく祖母も空に帰ってしまった。
あの人が死んだこと。
祖母が死んだこと。
疲弊した心にするり
と葬儀会社の田中さんの目が入り込んでくる。
――田中さんの左手の薬指には指輪が光っているのに、そんな目で見ないで――
総じて暗いです。じめじめした話です。幸せにはなりません。だけど、本人はそれを納得しているので、メリバと言えなくもないです。
スマホの隅に眠っていた話を発掘したので、talking about を書きつつ、繋ぎとしてUPしていきます。
完結済み。全3話。
題名変えました。「花を、菊の花を」→「chrysanthemum」2020.7.26折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 00:40:00
18054文字
会話率:20%
前世を背負った異世界転生で孤児になっていた僕は、冒険者となり放浪する。
展開としては割とさっくり進むと思います。
最初は暗いけど途中からでろ甘です。予告なくエロ入るので注意。
思いついたまま進めたら攻めが残念になりました。
ふわっとした
ファンタジー設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-22 00:00:00
50719文字
会話率:36%
昔々、ある遠いところに―――そう始めたくても始められない、これは一人の魔女とその他大勢のヒトとご都合主義の物語。「詰まるところ、そもそもの問題は魔女が魔女になりうる資質たる欲望があったにも関わらず平凡に生まれていたことなんだよ、と”僕”は
言っちゃうね」「お前が言うな欲望の権化」一話一話短め書き溜めなしの見切り発車です。そして基本的に主人公(魔女・女性)攻め。触手とか出るよ!たまに暗いけどライトなエロ目指してがむばる。二話目で既に濃厚な香りがしないでもないけどね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-01 02:52:35
17115文字
会話率:41%