はじめまして。病葉と申します。この作品は、男性向けのノクターンノベルズで連載を始めていたものです。わたしが書いているものの中では一番読んではいただけたのですが、感想などをいただく機会もなく、書くことに倦んでいた時期に中断して、そのままにな
っていました。
気にはなっていたので、少しずつ続きを書いてみようと思っているのですが、この際、ムーンライトノベルズに鞍替えをしてみようと思い立ちました。
愛のある世界ではないので、女性の方に好まれない内容だと考えてはいますが、それはそれなりに忌憚のないご意見をいただけるのではないだろうかと淡い期待を持っています。でも読んでいただけなければそれまでなのですが・・・。
新たに更新してからでなければ、この「あらすじ」がお目に留まることもないとは思いますが、無事に更新できました暁にはどうぞよろしくご指導をお願いします。
主人公はOL、人妻、秘書、舞台女優、学生の5人。5人全員が過去のトラウマを引きずっていたり、悩みを抱えたまま生きている女たちです。
その5人が、それぞれ、あり得ない状況の中で夢魔に陵辱されていきます。主人公の女たちは、その体験を通して自分自身の過去を見つめ、受容し、それぞれが抱えたものへの答えを見いだしていきます。
そして、前向きに歩み始めていくというストーリー設定の予定ですが、あくまでも予定です。
ご承知のように「夢魔」は、眠っている異性に淫らな夢を見せながら、相手が女性であれば男性の姿で精液を注ぎ入れて妊娠させ、男性であれば逆に女性の姿で誘惑し精液を搾取するといわれる下級悪魔です。
歴史的に見れば、社会が未婚女性の妊娠を許容しなかった時代のある種の免罪符的な役割も担っていたように思いますが、この作品の中では、現実世界の時間の中に特殊な空間を作り出してくれる、便利な存在という位置づけです。
この「夢魔」というキャラを持たない便利な存在を利用して、セックスへの悩みやトラウマを抱えた女性たちの、新たな自我の目覚めを書いてみたいと思いました。最後まで書けるかどうかわかりませんが、少しずつ書いていきますので、表現や文章への助言や感想などをお寄せいただけて、励ましていただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 23:00:00
84825文字
会話率:6%
故郷を捨て助け合って暮らしていた正真と要一。ある日正真がスズメを助けると、そのスズメは美しい男に姿を変えた。要一はスズメを疑い、早く山へ返そうとするが、スズメから恩返しを受けた正真はすっかりスズメに心を許してしまった。
ある日、いつもよ
り早く仕事を終えた要一が家に帰ると、スズメが正真を犯していた。怒った要一はスズメの舌を切って追い出すが、正真はスズメを探しに山へ行ってしまう。
自作「ひみつは指で潰してしまえ」の番外編パロですが、これだけで読めます。
本編のご紹介:
ひみつは指で潰してしまえhttps://novel18.syosetu.com/n3760gk/
登場人物
正真 …本編では男子高生。叔父の病院を継ぐために最難関の医学部を目指し必死に勉強中。母が未婚で父親を知らないが、おそらく外国人で、正真は色白の姿をしている。
高成(スズメ)…本編では、大手出版社編集部員で、類まれな美貌の青年。積極的なアプローチのすえ、正真の恋人になる。正真に一途だが短気で浅慮な面があり、トラブルが多い。
要一 …正真と兄弟のように育ってきた従兄弟。正真に恋心を抱き、もっと大事にしたいと思っているが素直になれず、いつも正真に怒ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 21:36:07
2090文字
会話率:17%
グエンドリンは第二王子の婚約者だ。婚約した5歳の時から城で暮らしている。婚約者のメルディンとはお互いに愛し合っている、と思う。
だけど、メルディンはとても人気があり、結婚前だというのに未婚の令嬢や未亡人たちから秋波を送られている。不安に思
うことはないのだが、閨教育を担当した未亡人たちからいちいち激しく愛された様子を報告され、気持ちは苦しくなっていた。
そのことを教育担当の夫人たちに相談する。色々と話しているうちに未亡人たちの報告からメルディンのあれのサイズの話になり……。
あれのサイズを知りたいグエンドリンは寝静まった夜、メルディンの寝室に侵入した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 13:31:18
11796文字
会話率:63%
定藤村には黒百合祭と呼ばれる行事があった。二人の未婚女性が巫女となり、取り仕切る儀式。しかし村には少子化の影響で未婚の若い女性は一人しか居なかった。そこに祭りの事を調べに一人の女子大生がやって来る。黒百合祭とは、口伝で巫女にしか伝えられてい
ない儀式とはいったい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 21:41:25
30742文字
会話率:49%
侯爵令嬢で王太子妃候補筆頭、アデリーゼ・バルドウィンには魔力がない。しかしそれはこの世界では個性のようなものであり、その立場を揺るがすものでもない。それよりも、目の前に迫る閨教育の方が問題だった。王室から遣わされた教師はなんと、王弟殿下のレ
オナルド・フェラー公爵だったのである。成人後何年も未婚で、夜の騎士などとの噂も実しやかに流されている。その彼の別邸で、濃密な10日間の閨教育が始まろうとしていた。
***「Lesson」が付いた回はR回です。***
1/14 本編ラブコメENDしました。10日間の授業に約10日お付き合いいただきました。リアタイの方々、ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 06:00:00
63993文字
会話率:70%
十七歳で未婚の父親になった磨倖は、息子の母親となった先輩を息子の命と引き換えに失いこれから周りの力を借りて赤ん坊の息子との生活が始まる筈だったが葬式を終えて戻る途中で苦手な同級生と会ってしまうと同時に魔法陣が現れその陣に吸い込まれそうな同級
生に掴まれて巻き込まれる形で異世界に来てしまう。その同級生が愛し子と呼ばれる存在で磨倖は巻き込まれただけと言われ赤ん坊の息子と神殿から出されて途方にくれていると彼を不憫に思った神殿のある神官の紹介で城で働く事になるがー
冷厳王子と呼ばれる第一王子×実家がパン屋でパン作りが得意な子持ち高校生
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 17:12:16
1032文字
会話率:79%
ロイ・バートレットはある日、最愛の幼なじみから「お見合いをすることになった」と手紙をもらった。王都で暮らしていたロイはすぐに帰省を決意する。しかし、帰省前に魔女の秘薬を三つも被ってしまった。一つは惚れ薬。一つは性欲増強薬。最後の一つが&qu
ot;好きな人から認識されなくなる薬"だった。
なんとかひと月の休暇をもぎ取ったロイが帰省した時、愛しい人の目に自分の姿が映らなかった。
——変わり者のティナ・ブラウンは、二十五歳まで未婚の嫁ぎ遅れである。
幼い頃からずっとロイのことが好きで、ロイが帰ってくるのをずっと領地で待っていた。
美しい建前と、心の奥に巣食う本心。執着と依存。策に溺れたのはいったいどっち?な、ヒロイン大好き猪突猛進系直情型年下近衛騎士×会社経営までする変わり者嫁ぎ遅れヒロインが本当に両思いになるまでのお話。
※時代設定が分かりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 11:48:50
54066文字
会話率:45%
世の中には離婚女性、愛する夫に死別した女性、そして未婚女性もいる。彼女らは不運にも性生活から遠ざかっている。セックスレス夫婦の陰で身体も心も満たされない主婦もいる。
このような女性たちにも、人間の本能ともいえる性への衝動が埋火のように
内在している。それが幸運にも情を交わせる相手が見つかることがある。五十路過ぎや還暦過ぎになってもその衝動が芽吹き、それまで気が付かなかった新たな人生が見つかる。
「私は生身の人間です。このまま枯れ木でいるのはいや」
本書では、こうして長い間孤閨を託ってきた五人の女性が、その埋火をそのままにしないで、新しい男性との艶やかな性生活に目覚め、新鮮で人間らしい自然な生活を手にする過程を描いている。
第一章ではまり子が登場する。還暦を過ぎた彼女は離婚後三十年空閨で過ごしてきた。彼女が勤める企業へ営業役員として林太郎がスカウトされて来た。まり子は、林太郎と最後に情を交わしてから二日後に静脈瘤破裂で旅立つ。
第二章では二回離婚した実業家の絹子が、昔、仕事を請け負っていた企業にいた啓太と久しぶりに再会する。絹子と啓太は当時、お互いに好感を抱く間柄ではあったが、十六歳の歳の差のために、二人とも相手に積極的に接近することはなかった。
第三章では、国際機関で働く夫と幸せな家庭をニューヨークで築いていたゆかりは、帰国後、夫が男色であることを知り愕然とする。二十年以上も年賀状でしか交流のなかった浩太郎と連絡を取り、善後策を相談する。
第四章では、音大を出た教員となっている智子の話。二十年ほど前彼女は親子ほども年の違う賢吾と情を交わす仲であった。賢吾が米国へ赴任したことを機会に、智子は意識的に賢吾を遠ざける。ある時賢吾は、彼女がTVで大写しになったのを機会に、彼女を探し再会する。
そして第五章では、もと銀座の№1ホステスであったゆかりの話。結婚したが夫を早く亡くした。小さなスナックを開店するがそこで浩太郎に出会う。ゆかりは学歴の差を気にして浩太郎のプロポーズを固辞する。
(上)に第一、第二、第三章を、(下)の第四、第五章を収録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 14:00:00
42627文字
会話率:34%
世の中には離婚女性、愛する夫に死別した女性、そして未婚女性もいる。彼女らは不運にも性生活から遠ざかっている。セックスレス夫婦の陰で身体も心も満たされない主婦もいる。
このような女性たちにも、人間の本能ともいえる性への衝動が埋火のように
内在している。それが幸運にも情を交わせる相手が見つかることがある。五十路過ぎや還暦過ぎになってもその衝動が芽吹き、それまで気が付かなかった新たな人生が見つかる。
「私は生身の人間です。このまま枯れ木でいるのはいや」
本書では、こうして長い間孤閨を託ってきた五人の女性が、その埋火をそのままにしないで、新しい男性との艶やかな性生活に目覚め、新鮮で人間らしい自然な生活を手にする過程を描いている。
第一章ではまり子が登場する。還暦を過ぎた彼女は離婚後三十年空閨で過ごしてきた。彼女が勤める企業へ営業役員として林太郎がスカウトされて来た。まり子は、林太郎と最後に情を交わしてから二日後に静脈瘤破裂で旅立つ。
第二章では二回離婚した実業家の絹子が、昔、仕事を請け負っていた企業にいた啓太と久しぶりに再会する。絹子と啓太は当時、お互いに好感を抱く間柄ではあったが、十六歳の歳の差のために、二人とも相手に積極的に接近することはなかった。
第三章では、国際機関で働く夫と幸せな家庭をニューヨークで築いていたゆかりは、帰国後、夫が男色であることを知り愕然とする。二十年以上も年賀状でしか交流のなかった浩太郎と連絡を取り、善後策を相談する。
第四章では、音大を出た教員となっている智子の話。二十年ほど前彼女は親子ほども年の違う賢吾と情を交わす仲であった。賢吾が米国へ赴任したことを機会に、智子は意識的に賢吾を遠ざける。ある時賢吾は、彼女がTVで大写しになったのを機会に、彼女を探し再会する。
そして第五章では、もと銀座の№1ホステスであったゆかりの話。結婚したが夫を早く亡くした。小さなスナックを開店するがそこで浩太郎に出会う。ゆかりは学歴の差を気にして浩太郎のプロポーズを固辞する。
(上)に第一、第二、第三章、(下)に第四、第五章を収録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 14:00:00
37183文字
会話率:46%
故郷に帰り久々に会った親友は二児の父になっていた
だが親友は未婚で妻にあたる女性はいるようだが結婚は許されない関係と聞く
それとは別に次男も巣立ち熟年夫婦が残される実家だが母が二度ほど実父の介護を理由に家を出ていた
そして母の三度目の報告を
聞いた時…親友からは三人目の子ができたとの連絡が…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 23:28:05
10643文字
会話率:28%
【2023年5月25日 ジュエルブックス ピュアキス様より書籍化致します】
〈旧題〉結婚しやがりくださいませ!〜副賞姫は強面旦那さま(予定)を逃がさない〜
ノイランス王国の第一王女ミリアンネは転生者だ。
彼女はたいへん聡明で、神獣に選ば
れし聖なる乙女と名高い王女だった。
けれども彼女は、大きな問題を抱えていた。
「政略結婚? 何それ美味しいの?」
一般的に好まれるキラキラしい細身の貴族男子が、絶望的に好みにあわなかったのだ。
そう、ミリアンネは、この世界では醜男とされている、筋骨隆々の雄々しい男子が好きだった!
「理想の殿方がいないなら、自分で探せばいいじゃないっ」
というわけで、第一王女主催の武闘大会(人生をかけて根回し済)が幕を開ける!
優勝賞金は1000万ゴールド。
参加資格は35歳以下の未婚の男子、ただそれだけ。
欲に目が眩んだ男たちが、我こそはと名乗りを上げ、武闘大会に挑む!
だが――あわれ、とある男だけが気がついていなかった。
優勝賞金1000万ゴールドの下に、ごく小さく【副賞:第一王女ミリアンネ】と書かれていたことに……。
これは、醜男であるあまりに不遇な環境に身を置いてきた世界最強の童貞が、うっかり武闘大会で優勝してしまったために、ミリアンネにとっつかまる物語である。
※魔法のiらんど様にも掲載していますが、タイトルとレイティングが異なる上、一部内容も変更しております。
※書籍版はキスまでのピュアキス仕様です。一部設定等も(特にゼルまわり)、変更しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 21:18:19
132281文字
会話率:27%
突然変異でアルファだと言われた元ベータの、フツメン、甲斐 尊《カイ タケル》。
35歳、未婚、童貞。
キャバクラに通いつめた結果、金が底をつきそうになり……。
最終更新:2021-06-23 07:00:00
20890文字
会話率:30%
副題の禁欲日数カウントは5日ごとの区切りで増えていきます。本当にオナニーしてません。
メインは「禁欲の記録(夢精した時の夢)」「禁欲男のこれまでに見た夢(夢精した時の夢以外)」。
11000UU、50000PV突破。
最終更新:2021-04-05 22:18:08
1392785文字
会話率:1%
軽率に身を任せたい女と軽率に身を任された男の話。(←お互いがソウルメイトだって気づいてない。)
人違いから始まる恋の物語。
◆あらすじ◆
弱小貴族ディシュパンダ男爵家の娘エスミは一大決心をした。
すでに結婚適齢期を通り越して嫁の貰い手が無
くなり、貴族と言う身分を隠し父親の投資先の貸本屋でひっそりと働く毎日。
子どものころから仲良しだった友人たちがとっとと結婚して次々と子どもを授かる姿を横目で見ること早や数年。
未婚で子どもを産む気は無いけれど、友人たちが楽しそうに教えてくれるその行為に興味津々のエスミは自分も一度で良いから経験したいとある決心をする。
それは月に一度だけ女性の入場が許されると言うとあるカジノクラブでの仮面舞踏会に参加することだった。
ここで一夜の火遊びをするべく計画を立て始めた。
※時代背景的に一部男尊女卑的な描写がございます。ご了承ください。
ちょっとアホらしすぎたかもしれません。何でも許せるかたのみどうぞ♪
◆主要登場人物◆
エスミ・トリ・クリステンセン(Esme.Tri.Christenden) 25歳の行き遅れ 弱小貴族デシュパンダ男爵家の娘
アレクシス・ルカ・オールドリッジ(Alexis.Luca.Aldridge) 通称アレックス クァディル公爵家次男 会員制カジノクラブオーナー
ニコラ・メンデス・オールドリッジ エスミの友人 アレックスの兄クァディル公爵の妻 公爵夫人
ブリアンナ・オルティッツ・ストックリー エスミの友人 伯爵夫人
グレゴリー・C・オールドリッジ(Gregory.C.Aldridge) アレックスの兄 現クァディル公爵
ランデール侯爵 エスミが当て馬に選んだ相手
※この物語はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 14:45:06
24635文字
会話率:23%
ふたなり。
日本は出生率の低下から急激な人口減が起こり、政府は様々な政策を行った。
児童福祉の拡大、出産奨励金、教育費無償化。
だが効果は薄かった。
そもそも夫婦の数が激減していったのだ。
未婚率の上昇。当然既婚者への優遇策を打ち出したが
、未婚者への差別という議論が巻き起こり、強力な政策がうてなかった。
国が混迷する中、まるで示し合わせたように現れた。
それが「ふたなり」
両性具有自体は極僅かだが過去にもいた。
だが日本で突然この両性具有として産まれた子供が大量に現れたのだ。
原因は未だに不明。
数少ない貴重な子供達を守るために大人達は真剣に議論した。
この両性具有達をどのように取り扱うか。
その結果、性別として
『男子、女子、ふたなり』
と3つを正式に認め、専用の教育を行う事となった。
これは、そんなふたなり達が通う「公立ふなたり学園」の日常のお話。
基本的にエロシーンはなんかしらありますが、癖のある下記シーンがある話はそれぞれ記号を載せています。
いじめなどのシーンは(△)
深刻な感じの寝取り、寝取られは(□)
スカトロ系のシーンは(×)
男が掘られるシーンは(○)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 21:00:00
79690文字
会話率:39%
人間の父親とオークの母親の間に生まれたジイラは、自分がハーフオークであることを理由に仕事も結婚もしないまま35歳になってしまう。
35歳で無職、未婚の者は神殿から仕事を授かることになっており、ジイラに割り当てられた職は魔導士だった。
この歳
から魔導士見習いなど、恥ずかしくて実家にはとても戻れない。
悲観したジイラは、同じ日に神殿で魔導士の職を与えられた男と修行の旅に出ることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 03:07:42
57411文字
会話率:32%
子作りは国民の義務です。二十五歳以上の未婚者は献精、献卵を行い、直ちに子作りをしてください。
ニ〇XX年七の月、少子化対策子一貫として未婚男女を国の管理下に置いて子作り生えっちを義務付ける献精献卵法が施行された。
この法律が施行されて国民
の常識となり二十一年が経過したこの年、時代の申し子の一人である幡随院股之介は二十歳の誕生日を迎え、献精への参加資格を得る。
性看護師による筆下ろしに始まり様々な事情を抱える女性たちとの心地が良いえっちにのめり込む股之介なのだが、彼にはひとつの夢がある。
それは無責任な自分の産みの親のことだから恐らくいるであろう妹と出会い、そして一緒になることだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-10 23:10:30
86492文字
会話率:48%
運命の女神フォルトゥーナには、贔屓にしている人間がいる。
その人間の男は、容姿、思想、生き様、そのすべてがフォルトゥーナにとって好ましく、全人類の中で“最推し”と呼べる存在だった。
しかし最推しの彼は、己の信念を貫き、仲間に勝利への道を切
り開くため戦場で命を散らす運命にあった。
フォルトゥーナはやがて来るその死に際すら愛おしく思っているのだが、同時に渇望していた。
最推しの彼が、もし齢27で未婚のまま死ななかったら…どんな人間と恋に落ち、何を生きがいにし、未来にどのような幸せを描くのだろうか…それを見届けたいと。
簡潔に言えば推しの恋愛模様や情事が見たい!
フォルトゥーナは決意した。
最推しの運命を変えるため、人間に転生することを…!
「運命の女神の力」を携えた少女は奮闘する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 11:23:27
80861文字
会話率:29%
この世界では、【聖属性】の魔力を持つ……特に未婚の女は、どんな宝石よりも価値がある。
その希少性から国も積極的に彼女らを保護しており、各神殿で【聖女】となるべく一流の教育を施すのだ。
そうして、聖女と呼ばれるようになった彼女たちは神殿を訪
れる人々や瘴気に侵された土地を癒しの力で救い、役目を終えれば王族かそれに近い高位貴族のもとへ嫁ぎ、一生贅沢な暮らしが約束される――――あくまで表向きは。
実際には本人の意思は考慮されず、聖女として担ぎ上げられ、その魔力が尽きるまで国に使われた後は希少な聖属性の子を産むまで永遠に孕ませられ続けるのだ。
そんな残酷な外の世界を怖れ、とある王国のとある箱庭の中で暮らす一人の少女がいた。
1つ目の箱庭は、少女の父親が用意した、小さくも数多の影に見守られた堅牢なものだった。
2つ目の箱庭は、魔獣のような辺境伯と天使のようなその義息子が守る美しくも淫らなものだった。
少女は――――ブルネットの髪に【聖属性】特有の黄金の目を持つフィオナーレ・ヴィルジニアは、今日も2つ目の箱庭の中で微睡んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 22:03:30
16494文字
会話率:28%
アンジェリーヌことアンジェは美少女で令嬢なのに貧乏だった。実家の伯爵家は父親の事業の失敗により借金だらけ。世間知らずの継母と義姉二人は役立たず。
もう娼館に身売りするしかないかと絶望していたその時、国王から『十八歳以下の未婚の貴族の子女は、
新年開催の舞踏会に参加すべし』とのお触れが出た。なんでも王太子フィリップの花嫁選びをするのだそうだ。
王太子はデブでブサイクだそうだか、そんなことはどうでもよかった。金と、金と、金さえあればよかった。
「私にはもう後も金もプライドもない。こうなれば是が非でも玉の輿に乗ってやる! そして借金完済して毎日酒池肉林よ!」
こうしてアンジェは鼻息荒く王宮に乗り込むのだが、なぜか偶然知り合った無職イケメンに気に入られてしまい……?
モットーは「金がなければ男にあらず」。王太子妃となることだけを目標に、猪突猛進するアンジェの明日はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 22:00:00
1770文字
会話率:44%
丸の内の会社に勤務する男。彼は地獄を生きていた。社畜―そう呼ばれる人種だ。今日も未婚の同僚の愚痴を聞き、山のような仕事に追われるのだろう。疲れ切った彼の秘めたる願望が心の内に留めておけなくなったとき、世界を変える力がうまれた。
最終更新:2020-04-14 17:40:55
8768文字
会話率:61%