藩主の叔父暗殺失敗の話です
最終更新:2022-01-12 23:57:24
3041文字
会話率:45%
明治になって二十数年、いまだ江戸の匂いを色濃く残す水路の町で、外国人の血を引く孤独でやさぐれた男・信乃(しの)が職人として立ち直るまでの話です。
周りから浮き立つ明るい茶色の髪と茶水晶の瞳を持ち、自堕落に暮らす信乃。彼は物を見る目は一流だが
、厭世的で投げやりで何処か危うい。
そんな信乃の昔馴染みで彼の才能を惜しみ立ち直らせようとする大店の主・蓮治と、蓮治を慕う料亭の若旦那で信乃に可愛がられている三津弥。
三津弥の幼馴染みで信乃を一途に想ういなせな船頭・慶太郎。
この四人に加えて蓮治の贔屓にしている看板役者、その付き人をしている駆け出しの役者、関西から流れてきた料理人が絡みます。
なんちゃって時代物で主要人物七人がホモ(或いはバイだけど男とくっつく)ばかりで、惚れた腫れたとしっぽりしています。
エロはちょいちょい挟みつつ、途中から濃いめになる予定です。
※R−18話は記載していますが、褌、縛り、尿道責めが出てくるかもしれないので苦手な方はご遠慮下さい。
※Pixivで昔上げた小説をだいぶ加筆修正していますので、何処かで見た覚えのある方もいるかもしれません(現在はマイピク限定公開にしています)。
※この作品はアルファポリスでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 00:13:51
121389文字
会話率:43%
竹林の脇の藪の中に人肌を確認した弥十郎。
近づくと、一人の若衆が泥だらけになって倒れている。悲惨な仕打ちを受けたと話すその若衆に胸を痛めて、人気あるところまで手を貸すことにした弥十郎だったが、そこで若衆が長命丸という媚薬を使われたとほて
らせた身体をなぐさめ始める。自分にも男色の気があることを知り戸惑う弥十郎だったが、若衆の色気にあてられてその場で情交を結んでしまうのだった——。
※この作品は「小説投稿サイトノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 06:00:00
14638文字
会話率:34%
武士の出である万代半蔵はある日、道端にうずくまる少女と出会う。その少女に声をけると、泥土に足元をとられて足首を捻って動けないのだという。少女を助けようとする半蔵だが、その途端、少女は刃物を向け、変装をとく。半蔵が少女だと思っていたのは実は
華奢で小粋な少年だったのだ!
※この作品は「小説投稿サイトノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 18:00:00
17467文字
会話率:40%
明治時代をイメージした物語。
富豪×小姓
最終更新:2021-03-21 21:36:35
10787文字
会話率:41%
国家占い師である胡晶鈴は、この中華・曹王朝の王となる曹隆明と結ばれる。子を宿した晶鈴は占術の能力を失い都を去ることになった。
国境付近の町で異民族の若い陶工夫婦と知り合う。同じく母になる朱京湖とは、気が合い親友となった。
友人になった
夫婦と穏やかな生活を送るはずだったが、事情のある朱京湖と間違えられ、晶鈴は異国へと連れ去られてしまった。京湖と家族の身を案じ、晶鈴はそのまま身代わりとなる。
朱彰浩と京湖は、晶鈴の友人である、陸慶明に助けを求めるべく都へ行く。晶鈴の行方はずっと掴めないままではあるが、朱家は穏やかな生活を営むことができた。
12年たち、晶鈴の娘、星羅は才覚を現し始める。それと同時に、双子のように育った兄・朱京樹、胡晶鈴との恋に破れた医局長・陸慶明とその息子・陸明樹、そして実の娘と知らない王・曹隆明が星羅に魅了されていく。
ジェイコブ・フッガー(ヤーコプ・フッガー)
ジャーマン伯爵(サンジェルマン伯爵)
R18→11 12 36 49 73 88 92 94 101 113 120 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 15:37:22
266065文字
会話率:61%
謡曲『高砂』に謡われる淡路島。それを目前にする鄙びた土地に居を構えた越前屋仁平。
念願だった子種屋の客や医療院の患者を迎えることになり、まずは順調な滑り出し。
ところが、様々な手落ちに気付き、その対応に追われる。
また、この地で『ゆかた祭り
』を始めようと思いつく。
仁平もそろそろ高齢となり、行末を考えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 20:14:56
453665文字
会話率:32%
姫路で施療院を営む越前屋仁平。領主であった松平家が豊後の日田へ転封となった際に、新たに押しかけ妾を受け入れてしまった。妾の名は富永(とみなが)絢女(あやめ)。松平家上(かみ)女中(じょちゅう)である。足軽の娘だった絢女が子安方(こやすかた
)の一員となるについて越前屋の者たちと生活を共にしたこともあり、当たり前のように暮らしが始まった。
ある日、新領主の物産方与力が仁平の屋敷を訪れた。用向きというのは、本多藩でも子安方を創設したいので協力せよというものだった。しかし、それでは松平家の寡占がだいなしになる。また与力や供侍の横柄な態度にも仁平は反発した。すると仁平方に賊が押し入り、稽古のための道具を盗んでいった。また、実際のやり方を探るべくニセの夫婦者が現れる。仁平は嘘の情報を流して与力の計画を妨害したが、窮余の一策で与力は代役を仕立てた。
前回までの登場人物に加え、後に呼び寄せた絢女の両親と小者の留十(とめじゅう)を交え、姫路の町で人知れぬ戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 20:00:00
154630文字
会話率:31%
水戸の町人の娘、鈴。彼女には恋慕う人がいた。悲願の結婚を前に彼女は…
最終更新:2021-07-31 02:22:11
3085文字
会話率:42%
長い歴史の中では、「悪女」と呼ばれる存在で満ちている。
戦国阿波国に生まれ落ちた一人の少女も、数奇な運命に弄ばれるうちに、やがて「悪女」「烈女」と呼ばれる存在になっていく。
遂には自らの美しい肉体をも武器として、己の運命を切り開くべ
く奮闘した彼女が真に求めたものは何だったのか。
……………………………………………………………
戦国時代の四国で異彩を放つ、謎の多い美女・小少将の一代記を書いていきます。
なるべく架空の人物は登場させず、史実に沿って展開させるつもりですが、異説が複数ある場合は都合の良い方を採用します。
彼女や彼女を取り巻く周囲の人物の心理描写を頑張って最後まで描こうと思います。
※初回投稿時に対象年齢等一部設定に不備がありましたので、投稿し直しました。ご迷惑をおかけしました。
……………………………………………………………
令和2年10月23日、本編完結いたしました。
御覧いただきましたら、ぜひ感想等をお願いします!
新連載『是非に及ばず ~太田牛一に転生してしまったので、戦国時代の史官を目指します~』を始めますので、そちらもご愛顧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 06:00:00
104015文字
会話率:17%
「アルファポリス」と「カクヨム」にも投稿しています。
最終更新:2020-10-09 00:00:00
6140文字
会話率:11%
これはBLを含む男たちの熱いスポ魂小説。江戸時代の性娯楽『センズリ大会』に懸ける男たちが『万ズリ公』の称号と銀シャリ一年分をを懸けて頑張る物語。主人公、“大王子詩月”の性の頑張りを描いた江戸時代後期のエロ物語。浮世絵とともにお楽しみ下さい。
※私は普段ノクターンノベルズの方で投稿していますが、男女ともに楽しめる作品も書いているので興味があればぜひ楽しんでもらいたいと思います。(作者Xマイページをご覧ください)
〈この作品はhttps://note.com/kazumi_takeuchi/ でも公開しています。また外部URL登録としてアルファポリスに登録しました〉
【◎目次】 #1大王子家の名誉にかけて(Prologue), #2詩月ともののけ魔ダコ, #3入門試験:絶倫寸止め反復試練!, #4ライバル翳の洗礼!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 21:59:54
7873文字
会話率:17%
織田信長と森蘭丸の日常を描いた歴史歪曲系BLです。
この物語はフィクションですので、念のため。
「pixiv」「アルファポリス」「fujossy」にも投稿しています。
最終更新:2020-08-10 18:00:00
1103文字
会話率:69%
貞村藤次郎は江戸への旅の途中、山中で迷ってしまった。
その時、夜の闇の中で奇妙な屋敷を見つける。そこには、蠱惑的な美貌の少年が住んでいた…。
少年の持つ魔性の色気と美貌に抗えず、藤次郎は次第に少年にのめり込んでいく……。
ホラーとエロスを融
合させた短編小説。
【濡れ場は※で表記】
【※健全版はノベルアップ+】に掲載中。
【※本作品は、歴史探訪×ノベルアップ+第一回歴史時代小説大賞で短編小説部門二次選考通過した作品のR18版です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 10:15:59
12304文字
会話率:23%
武家の長男として生まれながら、若くして跡継ぎの座を弟に譲った隼人は、気に入りである小姓の小倫をいつも傍において戯れに楽隠居のような生活を送っていた。
ある日、将軍家にゆかりがあるという鷹を預かった隼人は小倫とともに鷹匠の家を訪れる。そこに
現れた鷹匠見習いの惺眞の、この世の者とは思えない美貌に心惹かれる。
惺眞を心配する鷹匠の師匠、蔦のために、隼人はいろいろと探りを入れてみるのだが、あまりの惺眞の幼く清純な様子に呆れてしまう。
だが、実は惺眞には誰にも言えない逢瀬を重ねている人物がいた。名前しか確かなことがわからないその男に逢うために、鷹匠の師匠の蔦にひきとめられながらも、惺眞は夜の江戸の街へと出かけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 20:15:06
94330文字
会話率:58%
八代将軍徳川吉宗の治世下、天下の大泥棒、日本左衛門とその一味が諸国を荒らしまわっていた。彼らの正体は人形浄瑠璃の旅芸人一座<白波座>の面々で、江戸から京まで東海道の宿場町を巡業する。
実在の義賊、日本左衛門の冒険譚と人情噺を描いた、オム
ニバス形式の新感覚ピカレスク時代小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 05:25:15
132959文字
会話率:32%
子どもを身篭った遊女を、くのいちが囲うおはなし。
最終更新:2020-06-29 14:03:31
4643文字
会話率:50%
慶長20年(1615)豊臣と徳川の天下を分けた決戦大坂夏の陣を生き残った豊臣方のキリシタン明石全登(あかしてるずみ)は豊臣秀頼の遺子国松と共に落ち延び、過ってキリシタン大名高山右近が治めた播磨の国明石へ潜伏した。
一方、徳川家康の天下が定
まった西国の要、播磨の国では、円明流の剣豪宮本武蔵が、姫路藩城主・本多忠政に招かれて藩道場で稽古をつけていると、支藩の明石領内でキリシタンたちの暗躍が始まっていると知らされ剣豪武蔵は立ち上がった。
豊臣再興、キリシタンの天下を目的に明石全澄率いるキリシタンは、明石を治める小笠原忠真家を揺るがす明石の乱をおこす。明石全澄はサタン率いる五大悪魔の力をかりて不死身の巨人たちを率いて反乱をおこすのだが、沢庵和尚の力をかりて魔封じの刀、了戒を手にいれた宮本武蔵が撃退した。
それから20年の歳月が流れた――。
2章島原の乱――。
島原の乱を率いた豊臣秀頼の子、国松の遺児、天草四郎は、島原の伴天連弾圧に耐えかねた農民を率いて決起する。
それを、徳川将軍家は最後の豊臣との決戦として討伐の軍をあげて対応した。
しかし、天草四郎は先の明石の乱でベルゼブブの悪魔の種で生まれた悪魔の子、並みの人間では太刀打ちできない。しかも、その部下に主君に殉じて殉死したはずの剣の使い手宮本三木之助も含まれていた。
農民の苦悩と、剣の高見を目指す運命の対決、宮本武蔵は立ち上がった。
3章「運命の双子」
明石の乱、島原の乱と、二つの伴天連との戦いを乗り切った宮本武蔵は、今は、小倉小笠原家を成長した養子宮本伊織に任せ、自己は熊本藩の細川家へ身を寄せた。
熊本での武蔵は、悪魔に翻弄された娘、ジュリアお玉の運命の双子をかくまった。
熊本細川家から運命の双子と武蔵最期の戦いが今、幕を開ける!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 00:00:00
508文字
会話率:44%
江戸時代末から明治時代初期頃の時代背景。
裕福な商家の元に生まれた清菊(きよぎく)は、幼い頃に庭で出会った、環(たまき)に一目惚れをしてしまう。
清菊の父親は環の美しさに魅了され、男である環を離れ屋敷に囲っていた。清菊は父親のモノと知
りながら自分の気持ちを止めることができず、成長してから再び離れ屋敷へと訪れた。
主人の息子、清菊に寵愛を受ける環だが、自由気ままに生きる男、幻(げん)と出会ってしまう
※アルファポリスより重複連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 22:26:17
1668文字
会話率:36%
天下泰平の徳川の治世、もはや無用の長物となった剣だけを頼みに世を渡らんと道場破りに明け暮れる浪人「武政国十郎」
道場破りに入った先で剣術指南役の家に生まれた俊英「雲井弦一郎」と出会い、二人は「兄弟」となった
正反対の武士二人が織りなす本
格衆道時代小説 浪人×道場主の息子
※note、pixiv、fujossy、アルファポリスにて重複投稿を行っております。noteよりリンクは辿れます
※後書きに用語等の注釈集を用意しております
※サポートはnoteまたはBOOTHにてお願いいたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 12:00:00
24631文字
会話率:52%
『千年王国』に住む社長令嬢のレイチェルは、ごくごく庶民のテオバルトに恋してしまう。
格差に悩みながらも幼い頃からお互いに温めていた恋は、第12学年の終わり、レイチェルの突然の転校により終わりを告げた--はずだった。
『水晶の夜』に再会
した2人は神の祝福だけを受け、『ニュルンベルクの空』以外を探しに新婚旅行にでかける。
……という、わりとどこにでも転がってそうなイチャらぶハートフルストーリーです☆
(エロシーンは『キミが欲しいと、あなたは言った。』と『あなたが欲しいと、私は言った。』『新婚ごっこ』の3箇所。ご参考までに。)
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ないと共に、万が一、関係があったとしてしても、フィクションなんで、そこんとこよろしく!
あくまでフィクションであるため、色々とご都合主義です。
各方面のクラスタの方々からのご指摘につきましては「きっと話の都合上、こうせざるを得なかったんだろうな~~」と察した上で、お手柔らかにお願いいたします。
また、特定思想は一切入っておりません(っていうか入れたつもりはありませんので)その点に関する議論はお断りさせて頂きとうございます。
※みのたえアンソロ企画 令嬢アンソロに参加させていただきました。
【基本設定】ヒロインが令嬢の話
【必須シーン】① 一つ言うことを聞く(言うことを聞くのはヒロイン・ヒーローどとらでもいいです)
② 手を繋ぐ
【必須セリフ】「優しくしないで」または「優しくするなよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 20:13:21
42821文字
会話率:36%
いつか訪れる貴人のために処女を守り、且つほどよく淫蕩でなければならない。山深い里で独り暮らするいには悩みがあった。
「閨の手ほどきを、してください」
仇討ちから逃げる侍×忘れられた乙女。
エロ時代小説イマジナリーNTR風味です。(全十話)
※他サイトにも同内容の作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 08:00:00
34632文字
会話率:46%
時代小説風伝奇エロ、「街道妖斬剣」の続きです。
旅路を急ぐ、両性具有の武芸者、上総月伊織は、山中で山賊に襲われる。
その場に助太刀として現れたのは、あやかし狩りを自称する美形の浪人であった。
最終更新:2019-12-30 21:09:41
37342文字
会話率:36%