田舎村で私生児として母と二人で暮らしていたチビは、母が死んだ1年後、都会の商家の跡取りとして実の父に引き取られる。
15歳年上の腹違いの兄が、家を継ぐことを放棄したのだとか。
しかしそのすぐ後に正妻の妊娠が確認され、生まれてみれば男児。用済
みの烙印を押されたチビは厄介者として本家から追い出され、兄に引き取られることに。
働かざる者食うべからずで兄の営む”妖しもの”専門店『霊び屋』の店番を任されたチビの、ほのぼの(?)店番生活物語。
※妖しものと呼ばれるいわくつきの品々のみを取り扱う、不思議な店のお話です。
※兄には霊感がありますが、チビにはありません。第六感がピンポイントで鋭い所があるので変な事件に巻き込まれたりしますが、ホラーなどの恐怖要素はほぼない、はず…です!
※章ごとに完結するオムニバス形式風になる予定。
※チビがショタ時代から始まるので恋愛要素遅めです。が、R18表現はそれより先に入ってくる可能性が浮上中…
※時代設定は明治時代の日本を想定していますが、時代考察等しっかり行っている訳では無いので、あくまでも明治時代風、と思っていただけると大変ありがたいです
※お相手は兄ではないので、近親相姦要素はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 20:51:24
9515文字
会話率:20%
少し昔、明治の頃の日本。幼馴染の女の子の野外放尿とおもらしを見届けてしまう男の子のお話。明治5年に施行された違式詿違条例には「第六十一条 市中往来筋に於て便所に非ざる場所へ大小便する者」という、当時憚ることなく行われていた路上での排泄を禁ず
る条項があったそうです。そうした時代の変化にともなう意識の変容を、少年少女の成長と合わせて書きたいという思いがあり、今回こうしたものを書いてみました。拙作ながら挿絵あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 11:46:42
10559文字
会話率:31%
明治時代から続く、一子相伝の荒川流空手が、消滅の危機に瀕していた。
荒川宗太郎の一人娘、荒川梨菜は、空手への情熱を失い、恋愛にうつつを抜かしている。
娘の空手の実力はみるみる低下し、娘は、自分が荒川流の後継者であるという認識も、持ち合わせて
いなかった。
そして父・宗太郎は、荒療治を思いついた。
賊に娘を襲わせる。
そして、手籠めにする。
それにより、負けず嫌いな娘が、再び空手に情熱を注ぎ、荒川流を継いでくれると、父は、固く信じた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 21:16:41
15599文字
会話率:50%
明治時代の北海道。
札幌開拓使本庁の役人として派遣された川畑武(かわばた たける)は、神の森と呼ばれるカムイモシㇼで、アイヌの少年ヌイと運命的な出会いを果たす。
川畑はヌイの住むコタンに通い、アイヌの文化や信仰に触れるうちに、ヌイとの間
に深い絆が芽生える。
示現流の達人である川畑はヌイに剣術や礼儀作法を教え、アイヌと和人の平和的な共存を目指すが、ヌイは川畑に恋心を抱くようになる。
しかし、彼らの恋は、民族や立場の壁に阻まれ、やがて激動の時代に巻き込まれていく。
川畑とヌイは、自分たちの想いを貫くことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 23:41:53
10890文字
会話率:35%
明治時代鹿鳴館。
ひなは男装の伯爵遥に声をかけられる。彼女はミモザの花の香水をかけるとひなを自分の部屋へと誘う。まるで禁断の扉を開けるかのように。
小説家になろう公式企画出品「ミモザの花のお屋敷」のその後
最終更新:2023-04-01 19:42:24
1050文字
会話率:52%
明治四十四年五月、蘭伯爵の妾腹の娘、小桜が十六歳にして華族学院女学部中等科へ八ヶ月もの遅れの末入学した。
蘭家の鬼子には近付いてはいけないよ、人を狂わす呪いが掛けてあるからね。
鬼子と呼ばれる彼女に近づく者は誰も居ない。
彼女に
は誰にも告げられぬ秘密があった。それは腹違いの兄、隆一との秘め事である。
いったい何故、彼女は隆一に執着されるようになったのか。それは彼女の持つ特異な体質と境遇が少なからず関係するのだった。
昼間は学院、夜は隆一に翻弄される生活を送る中、京都華族学院より、伯爵令息の三条 龍哉が編入してきた。周囲に臆する事ない小桜を気にかけるうち、二人は互いに想いを募らせる。
明治時代末期を舞台に繰り広げられるラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 21:23:33
70333文字
会話率:26%
明治時代鹿鳴館。
令嬢達を騒がせる男装の貴公子がいた。
彼女の名前は紫十院蘭。
「僕と踊って頂けますか?」
蘭に誘われたのは真也子。
真也子は蘭から薫る甘い香りに包まれる。
「この香りの秘密教えてあげる。今から僕の家に来ない?」
最終更新:2023-02-15 09:16:43
340文字
会話率:47%
令和の干物女子が、明治時代へタイムスリップして、出征前の軍人と切なくも熱い一夜を過ごした、大人の恋物語です。
最終更新:2023-02-08 05:00:00
4766文字
会話率:27%
和風時代官能小説。
明治時代後期。
まだ夜這いの風習の残る山奥の村の物語。
※TL小説というよりどろっとした官能小説です。
恋愛より官能描写メインです。
SM、寝取られ要素あります。
地雷要素多めです。
うしろの穴は使いません。
恋愛小説を読みたい人向けではないです。
由緒ある神社の神主、
天谷伊万里に嫁いだひなは
愛し愛され幸せな日々を送っていた。
伊万里に「子を授かれない場合、
一族の男で妻を共有する習わしがある」
と打ち明けられる。
祭りの夜、義弟の瞬とひなは、
伊万里に媚薬を盛られ、交わってしまう。
ひなを独占したい瞬はひなを拉致し、
ひなを犯すが、
すぐに奪還しに来た伊万里に捕まる。
伊万里は自分の支配下で
三人で愛し合うこと望む。
行き場のない想いを抱えて、
三人の歪な関係は続くのだった。
登場人物
天谷伊万里(あまたにいまり) 30歳
天谷(あまたに)家の当主で神主。
子供ができにくい一族の男子は
妻を親族で共有するという淫習
があると聞いて以来、
愛する妻を弟に寝取らせるという
甘美な妄想に浸っていたが、
とうとう実行に移してしまう。
媚薬を飲ませた二人に
一線を越えさせて以来、
持ち前の人心掌握術で
二人を翻弄する。
天谷ひな(あまたにひな) 18歳
伊万里の妻。
伊万里だけを愛し、
また愛され幸せな日々を過ごしていた。
夫に媚薬を盛られ、夫の目の前で義弟の瞬と交わってしまう。
罪悪感と背徳感に苦しみつつ、
伊万里の希望で、瞬とも関係を続ける。
最終的に二人に愛される悦びに
目覚めていく。
伊万里に依存し支配されている。
本人も天然悪女。
天谷瞬(あまたにしゅん)
伊万里の弟。
直情型でまっすぐな性格。
ひなは初恋の人。
兄の本性を見抜き、
昔から憎んでいる。
兄の罠にかかり、
媚薬を飲まされ意思に反して
ひなを抱いてしまう。
その後、ひなを兄から守るため
誘拐、監禁する。
ラストは二人から溺愛され、それを幸せと感じてしまうという終わり方です。
今後pixivとcienにも載せる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 08:13:24
33971文字
会話率:48%
【本編完結済】新春の帝都で、一人の内侍が攫われた。皇女のお忍びに付き添った先で拐かしにあったという。
攫われたのは龍浩の幼馴染みの繭。何よりも大事な少女だ。
繭は見知らぬ馬車により連れ去られ、寝台の上で目が覚めた。そこに現れたのはここにいて
はならない人物だった。
事件を経て想いを確かめ合った幼馴染は恋人同士になり、ついに一線を超える。
ここではないどこかの和洋折衷の異世界で、旧将軍家の公爵令息(20才・無愛想)が初恋の少女(18才・わけあり)を溺愛する話。
幼馴染み、初恋、王道をキーワードに書きました。世界観モデルは明治時代や大正時代ですが、ファンタジーとして楽しんでくだされば幸いです。
★現在番外編(R18)を書きつつ本編を再構成中です。
★この作品は【姫初め2022】参加作品です。(遅刻して申し訳ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 19:00:00
53609文字
会話率:42%
なんちゃってオメガバース
なんちゃって明治時代風。
某地方の農家の五男と生まれた五郎。
本家にお使いに行くが帰してもらえない。
翌日、本家の当主教育を受けさせる。
と言われてしまうが---
6/4完結表示にし忘れていました。
最終更新:2022-06-04 08:00:00
25167文字
会話率:14%
仕えるべき主人を亡くした使用人と、亡き主人の妹のお話。
明治時代、元は小大名、現在は華族のお屋敷に産まれ当主の嫡孫の付き人になった横井啓道の少年時代、主人とともに育ち、そして主人を失った彼の心はどうなるのか?
そして慕っていた兄を失った
少女。このふたりのお話です。
各話がとても短いですが、そういう作品だと思ってください。
不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 06:05:41
19161文字
会話率:43%
十になった私がお勤めにあがったお屋敷には、八つになる美しくて意地悪なお嬢さまがおりました。桜色のほほえみを浮かべたお嬢さまに木の棒でぶたれると、なんとも言えない心持ちになるのです。お嬢さまに与えられる罰はすべて、私への褒美でした。
**
明治時代を舞台にした、美しいお嬢さまの意地悪に喜びを見出す下男のお話です。
※メリバです。
※不倫ですがドロドロ愛憎劇ではありません。主役2人以外はほぼ出てきません。
17話予定。濡れ場は大人になってからなので最後のほうです。
別名義、別タイトルのR15作品にR18シーンを加筆したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 17:00:00
35724文字
会話率:47%
★源氏物語×明治大正時代のナンセンスなハーレム&下克上物語!★
明治時代の成金の家に生まれた少年・感本(みなもと)融(とおる)。
彼は、周りの人間への失望と幼少期の満たされない思いを胸に、彼の王国を築こうという野望を抱くようになる
。
──そう、それはハーレム。
怒りと欲望、そして官能によって形作られる、少年の理想の世界のことを指していた。
曲馬団(サーカス)団のような個性的な女達を率い、少年は復讐と狂気に身を投じていく。
──────────────────────────
※毎週(期間により隔週)金曜日に同時連載している、機械少女のエロ&バトルストーリーは、ページ下部よりどうぞ!(PC版)
〈7/17-8/31更新分〉
第一章"美しき猛獣使い"と全ての始まり
第二章"愛らしき歌姫"と裏切り者
【幕間壱】修羅の子と少女達※9/14-11/23隔週更新
〈12/1-1/30更新分〉
第三章"悩ましき道化師"と絡まる欲望
第四章"傾国の人形遣い"と落とし穴
【幕間弐】修羅の子と乙女達※2/2-3/16(+祝日)隔週更新
〈3/19-5/1(+祝日)更新分〉
第五章"甘やかな奇術師"と復活の修羅
〈5/2-5/12毎日更新分〉
▶︎外伝または後日譚 次世代の気狂い達折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 21:00:00
272823文字
会話率:36%
時は明治時代ー妖怪や怨霊専門とする大日本帝国陸軍近衛師団第零師団に所属していた沢渡龍堂だったがある事情で軍を抜け出していたが東京に戻りある怨霊の封印が解けかかっているのに気が付いて戻るがそこで再会したのは、元同期の三浦響治郎でー
※明治時
代舞台のオメガバースです
※前に投稿したのをまた再投稿しました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 13:43:21
1201文字
会話率:69%
時は、明治時代後期。数年前行方を晦ました従兄の家に暮らす事になった大樟辰之進は、従兄の部屋で藤色の草紙を見つけ気になり手に取った時、何処からか声がしたような感じがしたが気にしないでいたが、その日からよく不思議な夢を見るようになり、その夢に悩
んでいる時に辰之進の前に軍人が現れてー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 08:53:11
989文字
会話率:63%
時は、明治。妖怪や怨霊などの怪奇事件を担当する大日本帝国陸軍近衛師団第零部隊に所属していた沢渡龍堂だったが、数年前ある事情で軍を抜けていたがある怨霊の封印が弱っているのに気が付く東京に戻り、封印を確認しに居たがそこで同期だった三浦響治郎と再
会する・・・
※明治時代舞台のオメガバースです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 15:39:10
831文字
会話率:63%
父親に「吉原に売る」と言われて育った美夜は、高等小学校の卒業式の日に、奉公先に連れていかれ、豪邸の主である、御前と呼ばれる老人に抱かれる。
「初物喰いは青い味がする」
良い声で鳴く熟れた女(鳴き女)になるよう「鳴き女修行」に出され、浜辺の
網元の家で、網元奥様(元は芸者で愛人)の性奴娘の育てから、色んな技術を学ぶ生活に入る。
育ての奥様が家を離れた日、美夜の美しさを妬むお付き女中のフキに刺されるところを助けた下男頭に身体を奪われる。
お付き女中のフキがいなくなり、孤独を持て余した美夜は、深夜の散歩で、網元の一人息子、真幸と出会う。真幸は、美夜に「自分と一緒に出てくれ」と山小屋に連れていき、美夜を抱く。
そこへ、二人を探しに来た、浜の若い衆の頭である剛志たちに助けられる美夜。真幸は縛って連れて行かれ、残された美夜は剛志を誘惑し抱かれる。
そして美夜は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 22:00:00
72626文字
会話率:39%
明治三十年代の終わり、十二月三十日。東京府某所。
雪の降る年の瀬に、声楽家の黒田(くろだ)は、音楽学校のかつての同級生、貴船(きふね)と再会する。
貴船は昨年の春、志半ばにして胸を病んで逝った。
だからいま目の前にいるのは、貴船の幽霊、も
しくは幻影のはずだった。
ふたりは今年の春彼岸にも短い逢瀬を交わしていた。
しかし貴船は「お前が希めばいつでも会える」と告げて、満開の桜が散るとともに姿を消してしまう。
それ以降ひとときも彼を忘れられなかった黒田は、「今さら何の用だ」と貴船をなじりながらも、結局、彼を突き放すことはできない。
「なぜ、春から一度も会いにこなかった。俺はこんなにお前に会いたかったのに」
激しい嫉妬と恋情にかられて、黒田は貴船を痛めつけるように抱く。
「賞賛されるのは俺の才能じゃない。お前の才能だ。お前があのとき押しつけていった作品を、俺は五線紙に書き写して発表しているにすぎない。皆が称えるのは俺の音楽じゃない。お前の音楽だ。この気持ちがお前にわかるか」
そして大晦日の夕暮れ、黒田は貴船の自宅を訪れた。
元旦に横浜港を出立する定期船で、黒田はドイツに渡る。
その前のただ一夜を、貴船と過ごすと決めた。
「ねえ、黒田。昨日みたいに、してよ」
「……っ」
「昨日みたいに、乱暴にして」
あかあかと燃える暖炉の前でピアノを弾き、歌いながら、ふたりは激しく情を交わした。
夜が明けて、元日の朝。
黒田は横浜港から旅立つ。彼の手には、貴船から託された楽譜があった――
* * *
拙作「春林奇譚」と対になる掌編ですが、これだけでもお読みいただけると思います。
ひとりの男と、ひとり(?)の幽霊が執着しあう、レトロBLです。
◆エブリスタ、fujossyにも投稿
https://estar.jp/novels/25918562
https://fujossy.jp/books/23314折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 21:30:09
5895文字
会話率:42%
明治時代の変わり者のお嬢様と、変わり者の青年のお話。
ご注意
この時代はとても男尊女卑が強くありました。
R18になります。
おつき合いありがとうございます。
最終更新:2021-04-18 05:42:26
6320文字
会話率:43%
明治時代をイメージした物語。
富豪×小姓
最終更新:2021-03-21 21:36:35
10787文字
会話率:41%
時は大正時代
明治時代の文明開化から、はや50年ほど経った日本
一宮櫻子は運命に逆らえずにいた。
最終更新:2021-03-12 22:03:50
3307文字
会話率:25%