バラに囲まれたお城の庭園。
緊張で恥じらいながら殿下を待つのは婚約者の美少女……ではなく、女装した兄のエルフェンリ―トだった!?
どうしてこうなった!!
コスプレ好きの男子が乙女ゲーの世界に異世界転生。
妹が断罪されないように奮闘する日々
をお届けします。
残酷な表現・R18は保険で付けただけでどちらも出てこない、ほのぼのテイストの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 05:00:00
32828文字
会話率:29%
花の魔女ーーそれは巨大すぎる魔力を持った災厄の魔女。
ソフィアは幼い時、自身に引き寄せられた魔獣に殺されかけたところを、王弟で天才魔導士のウィリアムに命を救われた。
それからずっと結界の張られた王城でウィリアムと共に暮らしている。
成人の時
に花の儀という、処女を散らす儀をしなければならないが、ソフィアは迷いながらもずっと慕っていたウィリアムに花の儀の相手になって欲しいと望んでいた。
だがとある事件で、初めてできた騎士の友人であるダグラスの腕がソフィアのせいで失われてしまう。
騎士生命を絶たれ、絶望するダグラスにソフィアは何か償えることはないかと尋ねる。
ダグラスはその代償として、花の儀の相手に自分を指名するように言い、それを知ったウィリアムが………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:40:33
126187文字
会話率:53%
幻想都市サラジンは、東洋と西洋の魅力が交錯する不思議な街。豊かな山河に囲まれ、温暖で生命力溢れる自然が広がる。訪れた者は帰り道を忘れ、過激な信仰すら和らぐ。黄昏が長い「黄金の街」では、女神ウカを祀る大神殿がそびえ、命の循環を謳う。この物語は
、サラジンに仕える愛らしい巫女たちを中心とし、密やかな愛の形を郷愁と共に彩る。
【エピソードタイトルについて】
★性描写あり
〇性描写あり・読まなくても支障はあまりない
▼性描写なし・読んでほしいエピソード
■性描写なし・読まなくても支障はあまりない
※以前に投稿していた同テーマをほぼ全面書き直し・もし少しでも読んでくださっていたら、ごめんなさい。クオリティを上げるよう精進します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 23:34:52
87250文字
会話率:14%
「うふふ、お姉様ってば、やぁだ、顔が死人のようですわ。あら、やだ、私ってば本当のことを……」
ツインテールの髪を指でもて遊びながらにたにたと笑っている妹イリナ。
無垢な聖女とは名ばかりで、私の婚約者を寝取り、しかも私を殺そうとした妹。
大人しく殺されたりなんかしないわ。
「どちらが正しいかはっきりさせましょう」
聖女の儀式を行うことで、復讐するわ!
✳︎✳︎✳︎
レオナルド殿下とユリアは政略的な婚約
妹のイリナがレオナルド殿下に一目惚れ→レオナルド殿下はイリナに夢中→邪魔なユリアを始末しようと試みる→ユリアの反撃→ハッピーエンドです
ゆるふわとした、短編です。
全年齢版は小説家になろう様に投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 22:02:44
6712文字
会話率:19%
ごく普通の会社員として日々を過ごしていた主人公、ヨウはその日も普通に残業で会社に残っていた。
ーーーそれが運命の分かれ道になるとも知らずに。
仕事を終え帰り際トイレに寄ると、唐突に便器から水が溢れ出した。勢い良く迫り来る水に飲み込まれた
先で目を覚ますと、黒いローブの怪しげな集団に囲まれていた。 彼らは自分を"神子"だと言い、神の奇跡を起こす為とある儀式を行うようにと言ってきた。
神子を守護する神殿騎士×異世界から召喚された神子
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:00:00
95604文字
会話率:38%
その日私ーーー、いや、"俺"は前世を思い出した。
それと同時にこのままでは婚約者である第二王子を貴族でもないビッチ(♂)に奪われる運命にあると。
これは王国の破滅を避ける為、童貞を殺すセーターを身に纏い婚約者であるジェフ
リー殿下の童貞を奪うリオンの壮大な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 22:27:48
12096文字
会話率:31%
エイデン王国はかつて豊穣の神ファーディナンドを唯一神として讃えていた。しかし他国の宗教が国内に入ったことにより信者が減り、力が衰えたファーディナンドは眠りにつくことになる。神の加護を失った神殿の力も弱まり、それを脅威と受け取った神官と王率い
る貴族たちは異世界より神子を召喚することにする。かくして社会人二年目の矢永幸は神子として召喚され、神を目覚めさせるための旅に出る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 08:00:00
17396文字
会話率:46%
俺はあの子が聖女就任式の頃から知っているんだ。
10歳そこそこの小さくて華奢な可愛らしい頃から……そこから十数年間……少しずつ、少しずつ色んな所が大きくなるあの子を見守ってきた。
それが……だ!!!
隣の王国の王子との婚姻が噂され、後進
の聖女さまが着任間近と噂され、明日にも引退の報が出ると噂されている。
そんな、そんなはずはない。俺の……俺の聖女さまだぞ!
せめて、せめてあの子の処女だけでも奪ってやる!そう決心し、俺は神殿に不法侵入し、聖女さまをレイプした。。。
……聖女さまは処女ではなかった……。なんで……どうして……聖女さまの1週間の怠惰な性活にせまる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:00:00
7893文字
会話率:47%
◆◆◆◆
高校2年生の僕、殿村(とのむら)優(ゆう)。
特に女の子からモテたこともない、ただの童貞男子だ。
とある昼休み。
昼食後の息抜きにと、
僕と親友の航汰を含めた男子4人は、
スマホでパーティーゲームをすることになっ
た。
しかも、負けた人には
自動で罰ゲームのお題が出される、
という趣向らしい。
4人で熱戦を繰り広げる僕たち。
——しかし。
運悪く、負けてしまった僕。
スマホに罰ゲームとして表示されたのは、
僕にとって、かなりの難題。
『優さんの罰ゲーム:
同じ学年の美人に告白する』
——すでに撃沈が確定しているその課題。
僕が告白相手に選んだのは、
同じクラスの、
亜桜(あさくら)和奏(わかな)。
彼女は、黒髪清楚にして、
バスト91の、超絶美人。
——いわゆる高嶺の花だ。
カースト上位男子が何人も告白しては、
亜桜に一刀両断にされてきたらしい。
そんな高嶺の花である亜桜に対し、
僕は、よく言えば中性的な顔立ちの、
冴えない童貞男子。
無謀にも、
そんな彼女を校舎裏に呼び出して告白する。
「ごめんなさい、
あなたとは付き合えないの……」
あっけなく振られた僕。
当然の結果ではあるものの、流石に気落ちし、
落胆を胸にその場から立ち去ろうとする。
「……ちょっと待って!」
——なにを思ったか、僕を呼び止める亜桜。
彼女は、ジッと僕の顔を見つめてくる。
動揺していると、
そのまま彼女の自宅へと連れていかれてしまう。
◆◆◆◆
親が長期海外赴任中のため、
今は亜桜ひとりで住んでいるという
自宅マンション、彼女の私室。
亜桜は、僕の前にとある『服』を差し出した。
ブレザーにスカート、
小さなリボンのついたショーツや、
細かい刺繍の施されたブラジャー。
——女の子モノの、制服と下着……。
「ねぇ、それ着て女装してくれたら、
あなたと付き合ってあげてもいいわよ……?」
彼女は百合の花のような笑みを浮かべ、蠱惑げにそう言い放つのだった。
◆◆◆◆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 17:00:00
6194文字
会話率:20%
強姦都市ガルアで深淵の貴公子「クライン」の力を得た魔法使いの少女ファルは、王国に迫る禍に対抗するため、仲間とともに王国を旅する。しかし、旅を続けるうち、彼女たちは王国を覆う強大な闇にかかわりを持つことになる。
***
第1章~第7章 ファ
ルはクラインの持つ淫魔の力とその代償とも言える性への渇望に振り回されながらも、成長を遂げる。
第8章~第12章 数々の事件を経て、少女の誘拐の裏に、王国全土に及ぶ強大な組織があることが分かる。そんな中、王都でケインたちが行方不明となり、ファルたち自身も攫われることとなる。
第13章~第16章 手違いによりカレンと仲違いした矢先、何者かにカレンを連れ去られたファルは、カレンを連れ戻すため、一人、アルマリスに向かうことを決意する。
第17章~第23章 アルマリスにてカレンや淫魔を救出することに成功したファル。迷いの入江奥の研究所や迷いの森で彼女たちが見たものは・・・。
第24章~第34章 船旅の後、リトリスでしばし安息の日々を過ごすファルたち。だが、出発を控えたその日、リトリスは襲撃を受ける。そのさなか、ファルたちが出会ったのは予期せぬ人物だった。
第35章~第44章 数々の妨害に遭いながらも台地を抜け、ガルアに戻ってきたファルは、封魔殿の最奥で敵の主と対峙する。
***
本作品は「強姦都市の聖女」からの続編となります。本作中でもある程度背景の説明をしていますが、先に前作を読んでいただけますと、より本作が楽しめると思います。魔法少女と言っても変身ものではなく、魔法使いの少女の物語です。
***
タイトル末尾の()は以下の通り、Hシーンがあることを示します。
(F)ファル、(C)カレン、(O)その他、(S)挿入無、(H)挿入有
***
3の倍数日の17:00更新予定。
***
下記の作品も宜しくお願い致します。
強姦都市の聖女(前作/完結済):https://novel18.syosetu.com/n8975ic/
タンクのお仕事(完結済):https://novel18.syosetu.com/n8977ht/
淫魔の生態(完結済):https://novel18.syosetu.com/n9306ij/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 17:00:00
670647文字
会話率:35%
マルフォニア王国宰相、シャーディル侯爵子息のマシューは軍の訓練中に突然倒れてしまう。頭を打ったはずが刺されたとお腹を抑え、そしてある女性が殺された記憶を見る。その彼女、実は王太子殿下と幼馴染で…?!
マシューは彼女の調査を開始、その過程で王
太子と関わりを持ち惹かれていくが、記憶で見た内容が原因で思い悩み前に進めない。
そして事件を調べる内、やがてその因縁は三十年以上前、自分と王太子の父親達から始まったと知り――。
*全て書き終えている話をアップしていますが、たまに誤字脱字の修正をしています。
*毎朝6時過ぎに更新+不定期でも更新します。
*性描写は少しあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:05:51
117597文字
会話率:48%
①魔法使い編(一話〜)
冒険者ギルドの事務員アッシュは養父母が経営していた宿屋を継ぐことになった。
宿屋の娘ナヴィとは恋仲で、長い遠距離恋愛の期間を経て、そのまま結婚することになる。
朝からは事務員、夕方からは宿屋の主人と、しばらくは
二足のわらじで多忙になるアッシュは、「妻も可愛いし、まあいいか」と呆けていた。
そんな折、ギルドの書類に追われて遅めに帰ったアッシュは、若草色の装束に身を包む魔法使い風の女性と出会う。
ごく軽い怪我の処置のため宿屋に案内すると、女性は妻を目にするや否や、「私の夫を返せ!」と詰め寄るのだった。
そこからアッシュは妻ナヴィの秘密を知ることとなるのだが……
②剣士編(五話〜)
ダンジョンの新たなエリアが解放されたが、宝の量の異様な目減りが話題になる。銀髪の女冒険者メラクは、国が派遣したダンジョン調査団の不正を目にしていた。
③聖騎士編(九話〜)
盗賊団による商人襲撃が問題になり、神殿からフェイら数名の聖騎士が商人ギルドに派遣された。交替ての警護をする中、あらたな襲撃情報が入った。
④踊り子編(一三話〜)
ダンジョン三層に盗賊団の拠点ができているという情報。しかし、どうしても見つからない。何かの偽装の可能性を感じたメグは、旧知の仲間と共に探索を始めた。
⑤盗賊編(一七話〜)
仲間の危機に駆けつけたアリエッタは、一連の騒動の黒幕を知る。次の陰謀を阻止すべく、仲間とともに、ある種の罠をしかけることとなった。
⑥騎士編(二一話〜)
真っ当に新エリアの探索ができるようになり、賑わうダンジョン。黒幕と敵対関係にあったミザリーがポラリスに訪れ、新たな局面を迎える。
⑦狂戦士編(二五話〜)
勇者パーティー最後の仲間ナーシュは、勇者の墓守の一族。使命を果たせなくなった勇者の命を刈り取る役目があるというが……
⑧影武者編(二九話〜)
ゴック家の散逸していた宝の回収が進み、アッシュは管理のためゴック領に招かれる。そこはミザリーそっくりの領主が治めていた。
⑨偽勇者編(三五話〜)
下層をソロで探索する冒険者ファワリス。魔法学園を首席で卒業し、学園時代のナヴィと親しかった彼女には、ある野望があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:00:00
219632文字
会話率:46%
国教であるミトス教の神官、水銀の君と呼ばれるエリアスは、不測の事態が重なり中央神殿ブラウシルトへ配属される。そこで、時を同じくして王城から出向となった聖騎士ヴェルテと組まされることになった。しかし、異性にだらしのないヴェルテに対し、エリアス
は嫌悪を示し、ヴェルテもエリアスにきつい態度を取る。そんな中、エリアスは前任者の仕事を引き継いで、とある話を聞くこととなる。
・女好きの聖騎士×潔癖気味の神官
・攻めの女性関係の表現があります(直接の描写はありません)
・架空の宗教に関わる表現を含みます
・まだ性描写を含むページはありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:10:00
156914文字
会話率:44%
ある日、婚約者である皇太子に呼び出されたルシル。そこで突然婚約破棄を言い渡されたが、皇太子は更にとんでもない事を言い出して──!?
初恋の人と共に未開の領地で幸せに暮らそうと奮闘する、ほのぼの(?)話です。
火、金、土の19時半過ぎ頃
に更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:46:04
71136文字
会話率:42%
※314部分に登場人物設定を追加 2章までのネタバレを含みます※
時は大航海時代 西の果ての小国ベリアル、その宮殿の東端に王妃とその侍女二人がひっそり暮らしていた。女神エイラの戒律に従った、つつましい暮らしぶりは、贅沢三昧の宮廷人や王の寵
姫たちから「気の毒な3人組」と揶揄されていた。
王妃の侍女テレサは読書大好きの女の子。東の果てにあるという黄金の国ジポングの物語に夢中だ。
彼女はある日、ジポングへの航海に乗り出そうとする冒険者、バルカ提督に出会う。
ひかれあう二人だったが、バルカ提督は女たらしの放蕩者として名をとどろかせていることを知り、テレサはすっかり気後れしてしまう。
バルカ提督は、名も素性も知らぬままテレサを探そうとする。が、モテ男ならではの受難が続くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:20:00
1033995文字
会話率:40%
辞意表明は溺愛のはじまり⁈
功名心の権化、半身が名誉欲に取り憑かれた女武神と揶揄されるリアンノン・アンドラステはその類稀な才能であっという間に王室騎士団長へと登り詰めた。
一代で地位と名誉を手に入れて、歴史に名を残すことは間違いな
し!なんだけど──
…………だったらもう、辞めても良くない……?
そろそろこどもも欲しいし、実家に帰って結婚でもしよっかな。
お年頃のリアンノンはあっさりと退職を決意。
ところが辞表を提出しに行った先、いつも一歩離れたところにいて、穏やかだった上司・王太子イザヤの様子がなんかおかしい。
「リアンノン・アンドラステが実家に帰って結婚だと? 馬鹿馬鹿しい、もう少し我が身を顧みるのだな」
イザヤはリアンノンの辞表を燃やしてしまい、絶対に辞めさせたくない殿下が辞めたい閣下にものすごい勢いで迫ってくる。
退職希望の女騎士、殿下の寵愛が重すぎていつまで経っても辞められない……!揉めに揉めつつ急激に距離を縮めて行く、野心を果たした女騎士×女たらしな初恋拗らせ王子様
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:00:00
102834文字
会話率:35%
戦時の生まれで孤児となり、共に生活しながら育ったジウとアドルフォは六年前に軍人となった。
その体躯や能力を活かして順調に出世を続けるが、その分私生活はうまくいっていない。
そんなある日元敵国マァムレトの美貌の王太子が来訪。かかる追っ手
との戦争にまで発展し、王太子の警護についたジウは思いの外親しみやすいアズィール殿下とその年若い護衛ユーニスと共に窮地を乗り越え、国と軍だけでは無くアドルフォとの関係も変わっていく。
更にはジウに女神の祝福が宿っていると判明するが……
祝福とはなんなのか? わからなくても騒ぎの結果六年間も動かなかった関係が深まり幸せいっぱいのジウとは反対に、長年の独占欲と嫉妬心を拗らせたらしきアドルフォの様子がおかしくて……
隙だらけな気もする。隙を見せないよう努力しているということで。
基本両思いでそれほど辛いことは起きないですが、すれ違いは起きます。
少し不思議、くらいのほんのりファンタジー。
ラブまでが遠いかと思いきやすんなり初えっちまでこぎつけました。脱童貞おめでとう。
2023.4.16 題名を「幼馴染が完璧すぎて甘やかす隙がない!」から「祝福はすでにある 〜隙を見せない幼なじみとの関係の変え方〜」へと変更折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 10:06:33
227853文字
会話率:37%
侯爵令嬢にして聖女であるレイティア・ミルフェンには、一つの許されざる罪がある。それは、大聖女になりたいがあまり、ある男性に媚薬を盛って強引に関係を持ち、彼の子どもを身ごもってしまったということだ。
レイティアは南部地域で一番優秀な聖女と
して知られ、自他ともに認める次代の大聖女候補であった。その強いプライドを持って自分の優秀さを見せつけてやろうと乗り込んだ王都で彼女を待ち受けていたのは、この世には自分よりも優秀な聖女がたくさんいるという受け入れがたい現実。それでも腐らずに努力を重ね、何とか他の聖女たちを追い抜こうと頑張った。だが、南部地域ではトップの魔力量を保有していてもここではその程度の実力者はざらにいて、レイティアはいつまで経ってもその他大勢の聖女の中の一人という立場から抜け出すことが出来なかった。
そんな折だ。現任の大聖女であるエクセラが話しかけてきたのは。彼女曰く、聖女は魔力の強い男性の子どもを産めば魔力量を上げることが出来るのだという。悪魔の囁きのようなそれを、平常であったなら笑って受け流せたかもしれない。しかし、精神的に追い詰められていたレイティアは、藁をも掴む思いで彼女の言葉に縋った。
レイティアが狙いを定めたのは、王弟殿下にして水の勇者であるアルファ・リルタージュ。国内で三本の指に入る高い魔力を持つ彼は、王都暮らしに適応できずにいたレイティアを気遣ってくれた人だった。彼の優しさにつけこむようにして、レイティアは媚薬を使って彼と関係を持ち、やがてその一度の交わりで身ごもったことが分かる。だが、そこで胸の中に去来したのは喜びよりもとんでもないことをしてしまったという罪悪感だった。
妊娠を誰にも告げることなく、レイティアは王都での職を辞し、密かに実家へと戻って息子を出産した。そして、贖罪の気持ちを込めて聖女の仕事の中でも危険なものを率先して請け負うようになる。
このまま母子で静かに暮らしていこう。そう思っていたレイティアのもとに、思いも寄らない知らせが舞い込む。未婚で父の知れない子を育てている状態の自分のもとに、子連れでも構わないと縁談が来たというのだ。
しかも、その相手の名を見て驚愕する。名乗りを上げたのは、他でもないあのアルファ。一体、何が起こっているというの――?
(全年齢版掲載→ノベルアップ+、魔法のiらんど)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:26:18
198143文字
会話率:35%
【2021eロマンスロイヤル大賞コミック原作賞受賞】
アストルタ王国で、アンジェリカという名の一人の男爵令嬢によって王侯貴族の令息たちが次々に籠絡されるという事案が発生する。彼女は実は隣国のスパイで、骨抜きになった令息たちが国の機密情報を
漏洩してしまったというから、さあ大変。王家はこの醜聞を公にはしないことにしたが、王太子は廃嫡して遠国に婿入りさせ、他の令息たちも彼に随行させることで事実上の国外追放処分としたのだった。
……いや、待って。この世界は乙女ゲームで、アンジェリカはヒロインで、王太子と令息たちは攻略対象だったはずなんだけど? きらっきらの恋物語が、なんでこんな恐ろしい話になっているの?
戸惑う私ことフローラ・フェデル伯爵令嬢は転生者であり、攻略対象の一人であるハワードの双子の妹でもある。攻略対象の血縁者とはいえ、ストーリーに一切登場しないモブだ。断罪回避などの必要はないため、兄の恋路を陰ながら応援しつつ自由な異世界ライフを楽しむつもりだった。だが、アンジェリカの一件が人生計画に暗雲をもたらす。
そう、兄もやらかした令息の一人なので、国外追放になってしまったのだ。そして悪いことは続くものであるらしく、突然借金取りがやって来る。どうやら兄は情報漏洩のみならずアンジェリカに高価な品を貢いでいたようで、そのせいで負った莫大な借金が伯爵家に残されていることが発覚する。
提示された途方も無い額に、これは爵位や領地を売り払わなくては生きていけないのではないかと絶望していたその時、一人の美丈夫が目の前に現れる。彼の名はノア・アストルタ。王子という地位にありながら黒い噂が絶えず、「不良王子」の異名を取る人物だ。あと、非常に顔が良い。どうしてそんな人がここにいるのだろうと驚く私に、ノア殿下はこともなげに告げた。
「俺が借金を肩代わりしてやっても良いぞ」
「え?」
「その代わり、俺の屋敷に来い。俺に奉仕することで返済するんだ」
その提案を受け入れた私は、彼の屋敷に赴いて返済方法の詳しい説明を受ける。
ふむふむ、彼に触れれば一万ゴールド、口付けすれば十万ゴールド、体を重ねれば百万ゴールド……というか利率がトイチって闇金だわ……でも同居の継続で利息がチャラになるのね……よし、やってやろうじゃあないの!
こうして、借金令嬢と闇金王子は借金返済ライフを始めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 22:40:46
179094文字
会話率:35%
王太子妃ロレッタの最愛の夫・アルシャインは文武両道、眉目秀麗な完璧王太子である。ただ一つ、大きな問題があるとすれば、それは……連日連夜、抜かずの三発(+α)がデフォルトの、超絶絶倫王太子だということ! 彼のことは大好きだけれどこのままでは身
が持たない、どうしようと思っていたある日、彼が事故に遭ったという知らせが入る。幸いにして彼は大きな怪我もなく帰城を果たし、ほっと安堵しつつもこれならば今日も平常運転で抱き潰されるのだろうなぁと遠い目になっていたロレッタだったが……あれれ? あの絶倫王太子殿下が、普通に添い寝しただけで寝てしまったんですけど!? なんと彼は事故の影響で記憶喪失になってしまっていたのだ。しかも、「性知識限定」で! 超絶絶倫王太子が超絶清廉王太子へと華麗にジョブチェンジしたということは、これで自分の悩みは解消! めでたしめでたし……と思ったロレッタだったのだが、連日連夜彼に愛されていたナカが次第に切なく疼いてきてしまい――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 22:25:09
17623文字
会話率:39%
いつもいつもお読みくださいまして、本当にありがとうございます!
主人公アリスがクールな王弟殿下と一緒に中世ヨーロッパ風の異世界を前世の知識を使ってひた走るお話です。何故だか国家的規模の陰謀が絡んできます。最終目標は、ひたすらアリスちゃん
を幸せにしてあげることです。
ストーリー重視の長編です。恋愛とワクワクと同時にお楽しみいただきたい読者様、大歓迎です。全年齢版への掲載も検討したのですが、Rシーンを捨てられなかったためここにいます。伏線・爆弾・銃撃・スパイ・アクション……謎トキ要素も搭載なので、ミステリ好きな読者様、大歓迎です。第1章(出逢い編)>第2章(お披露目編)>第3章(陰謀編)>第4章(弟襲来編)>第5章(新婚旅行編)>第6章(収穫祭編)>第7章(ベビー編)まで完結、現在、第8章(里帰り編)絶賛連載中です!
※Rシーンはソフトです。サブタイトルに「ふたり」って入ってます。
※本作の転載・複写・改変・翻訳等は固くお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:04:08
1837637文字
会話率:53%
侯爵令嬢のエリシアは、5才の時に義弟の泣き顔を見て、自分は、乙女ゲームの攻略対象の義姉に転生したのだと気がついた。ゲームの中では、地味に義弟をいじめ、中途半端な悪役令嬢ムーブをかましていたけれど、前世で弟が欲しかったエリシアは、天使のような
義弟のヴィンセントにメロメロになる。前世は長女で保育士の、世話焼き体質が染みついたエリシアは、義弟を構い倒し、王太子殿下や竜を寝かしつけ、悪役令嬢の相談相手になり、気がつけばゲームとは全く違う展開になっていた!? ゆるーい設定のお話です。R18展開は、後半の方のみになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:00:00
41488文字
会話率:56%
私は、アラサーOL鏑木悠華子28歳。18禁乙女ゲーム「聖なる乙女は花になる」の悪役令嬢ディアナに転生してしまった。
神の末裔の、神力を持つ者達が国を治めているエーディン王国では、神力には八つの属性があり、火と水、地と風、光と闇、魔と聖と
対になっている。直系の男子は、第二次性徴が著しい時期に、身体の成長と共に強まる神力を、人間の器が受け止めきれずに暴走してしまう。それを鎮める為に、対となった属性の相手と「交わる」必要がある。
公爵令嬢で、闇属性のディアナは、光属性の王太子アドニスの婚約者だ。前世の事を思い出すまでに、悪役令嬢として色々とやらかしてしまっている為、殿下の心は固く閉ざされていた。
半年後に入学する、王立エーディン学園で、ヒロインと出会って恋に落ちる前に、殿下を絆して、どうにか「交わる」事ができるのか……?!
連載中の「流行りじゃない方の、ピンク髪のヒロインに転生しました。」の裏設定のお話です。
ピンク髪の方が、若干シリアスなので、息抜きのつもりで、見切り発車で書き出してしまいました。更新不定期になると思いますが、お読み頂けますと嬉しいです。
誤字脱字報告ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 21:11:10
12210文字
会話率:48%
先祖代々の土地持ちで、父親の事業を引き継いだ金貸しの宮藤。
政財官界に広い人脈を持つ宮藤。
私立清修会殿村学園に通う、金持ちの保護者からの依頼で、息子たちが不祥事を起こさないように、息子たちの性処理用の女を宮藤は手配している。
政財官
界の要人たちのために、凌辱館という秘密クラブも宮藤は経営している。
借金を抱えた女たちに借金を体で返済させるために、宮藤は女たちを調教する性虐鬼と名付けた男たちを部下に持つ。
学園で凌辱館で、そして、あらゆる場所で性虐鬼たちは女を責めて、メスへと堕としていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 09:59:39
3334435文字
会話率:45%
「本気で僕を好きになってくれる女の子って、いるの、かな…?」
五十嵐静流は17歳。都立国分尼寺魔導高校の2年生であり、いわゆるひとつの「お年頃」である。
超美形でありながら、【ある能力】が常時発動しているせいで、瓶底の補助メガネを掛けてい
ないとまともな生活が送れない、何とも不憫な体質である。
ゆえに、異性との関わりを極力避けており、折角のバラ色のキャンパスライフをエンジョイ出来ていない。
実は本人の知らぬ間に、「薄っぺらい本」の鉄板キャラ「静流様」として、アングラ界では超有名人となっており、一部の女子からの生暖かい視線を浴びている。
伝説の英雄と同じ超レアな桃色の髪色から、五十嵐家は『桃髪家の一族』と呼ばれているとかいないとか。
<本作は、アルファポリス様、カクヨム様にも連載しております。>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 05:20:30
1965597文字
会話率:57%
冒険者ギルドの青年・アッシュは、討伐任務を終えた直後、突然「魔素症候群」の検査を命じられる。
この奇病は、男の身体能力を劇的に高めるが、陰嚢に魔素が溜まりすぎると死に至る恐ろしいもの――唯一の治療法は「女性による徹底的な排出」のみ。
精密
検査のため訪れた神殿で、彼を待ち受けていたのは234cmの超長身・無表情な狐獣人の神官フェリラタ。圧倒的な肉体、無機質な冷たい眼差し、獣じみた色香。
彼女は淡々と「治療を始めます」と宣告し、力ずくでアッシュを診察台へ押し倒す。抵抗するも、鍛えられた身体ごと封じられ、柔らかな巨乳や引き締まった腹筋で全身を押し潰される。
無慈悲な手つきで精液の採取を強要され、あらがうアッシュを容赦なく追い詰めていく。
「魔素症候群の治療には、複数回の射精が必要です。今から口内で排出治療を行います」
無表情のまま、巨大なマズルでねっとりと舐めしゃぶり、男の誇りを執拗に吸い尽くすフェリラタ。敏感な部分を責め上げられ、射精後の痙攣すらも許さず搾精され続る――。
更に治療後には「コーティング術式」が続く。果たしてアッシュの陰茎は、精神は耐えられるのか。
無表情な獣人長身女性に強制的に搾り尽くされる、絶望と快感が交錯する異世界搾精エロス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 01:40:08
9826文字
会話率:41%