星詠の祭りの夜。
薬師の少女ユーファは、竜王ヴァルクスと“番い”の証――光るアザを分かち合った。
けれど、竜王は彼女を拒んだ。
理由は語られず、ユーファは「薬師」として宮殿に迎えられる。
それでも、彼を想う心だけは捨てられなかった。
嫌われても、言葉すら交わせなくとも。
ユーファは薬を煎じ続けた──ただ、この国を、彼の命を守るために。
やがて明かされる、竜王を蝕む“魂の病”。
それを癒せるのは、禁忌の地に咲く幻の花。
運命に背を向けた竜王と、命を賭して愛を貫くユーファ。
魂をかけた恋の物語の結末は──。
完結済みなので定期投稿になります。
アルファポリスにも先行で投稿しています。
作者の考える架空世界の話しなのでご都合主義となります。
視点はヒロインとヒーローどちらも混じります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 22:00:00
9267文字
会話率:21%
moedra wiki掲載作品の重複投稿です。
とある山中の湖に棲んでいた、齢800歳を超える雄の老龍。
ある時彼は住み処にやってきた若い竜の番いを見て、自身も遅まきながら生涯の伴侶を探す旅に出ることを決意する。
そして長年暮らした湖を離れ
て広大な海へとやって来た彼は、そこで美しくも気の強い1匹の雌海竜と出会うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-26 11:18:31
91456文字
会話率:40%