冒険者のセロは、優秀な幼馴染であるパーティメンバーのアベルとの関係に悩んでいる。
アベルは強くてそつがなく、文句のつけようもない双剣士だが、セロにだけは冷たく当たるのだ。
仲間にも促され、セロは良かれと思い、もっと実力のあるパーティへアベル
を「追放」することを決意。
アベルもきっと喜んで移籍してくれると思っていたのに────宿へ戻ったセロを待っていたのは、昔のように泣きじゃくってセロにしがみつくアベルの姿だった。
素直になれない元泣き虫のツンギレ年下攻め × 仲間思いの包容力平凡受け
アルファポリスにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 00:00:00
11568文字
会話率:49%