ナディラはとある美少年の顔を見た瞬間に前世の記憶を思いだし、ここがR18乙女ゲームの世界と理解する。
その美少年の名前はローランド。後にゲームの中で、冷酷辺境伯とあだ名されることになる人だった。
父の投獄をきっかけにダーガン家に引き取られ
、ローランドの話し相手として彼とともに成長する。しかし、このゲームのヒーローたちはみなヒロインである聖女の純潔を得なくてはとけない呪いをかけられていて、ローランドも例外ではない。彼の成長とともに悪化していく呪いを見るしかできないモブ令嬢に過ぎないナディラは決意する。
「ローランド殿下の呪いを解く聖女を見つけて参ります」
「……なんだって?」
乙女ゲームのヒロインを見つけるべく旅に出ようとするナディラだったが、……と言う勘違いすれ違い異世界ラブコメ。
エッチは大人になってからになる予定なので冒頭で少ししておきました(?)
のろのろ更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 21:00:00
9524文字
会話率:50%
「ということは、ヒロインとセックスしないとご主人様死んじゃうのでは? ご主人様死んだら、王国終わるのでは……?」
乙女ゲームの冷酷な辺境伯ヒーローのメイドに転生してしまった主人公が、ヒーローとヒロインがセックスできるようにあれこれ奮闘す
る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 09:00:00
2732文字
会話率:23%
※「憂い顔で外を眺めるアンジェの姿を見つけたヴィルヘルム。声をかけようとしたところ、『窮屈です……』とアンジェが呟いているのを聞いてしまい――?」という内容になります。大したオチはなく、メイド服でのただのイチャラブえっち。後日談は数話で完結
します。6/22後日談完結。
※5/4全12話完結、5/5補足追話。
ずっとずっと追いかけてきた。
だけど、なかなか振り向いてくれない初恋の人――今は辺境伯として、数多の騎士を率いるヴィルヘルム王子。
ふとしたきっかけで中途半端な身体の関係になって以来、なし崩し的にその関係が続いていたのだけれど……。
もうさすがに脈がないのかな?
嫌われるぐらいなら、いっそ綺麗に身を引きたい。
そう思って、メイドとして仕えてきた私が「好きな人が出来た」と伝えたら、ヴィルヘルム王子の態度が豹変して――?
※R18に※
※予定より長引いたり、原稿の不備があったりしましたが、お付き合いくださいまして誠にありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 02:38:46
58494文字
会話率:44%
義母からいじめられ続け、ついに家から追い出され、狼男のような老人のもとに嫁がされかけた、赤ずきんをかぶった村娘ルージュ。
そんな彼女は、悪魔が棲みついているという廃城のような城へと逃げ込む。
ルージュを助けてくれたのは、廃城の主であ
り、辺境伯兼魔術師のヴィオレ。
彼はとても生意気な口調だけど、本当はとても優しい人物で……。
ちょっと問題ありな二人が、心を通わせていく、そんな恋物語。
※ハロウィン2020に間に合いませんでした、許してください
※11.6アルファポリス様にも掲載
※R15版が、なろう様にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 21:38:25
8382文字
会話率:37%
8/28 後日談投稿。
「あなたの上で、腹上死させてくれる?」
不義の子という疑惑をかけられたうえ、継母にいじめられたせいで、家事スキルが万能になったヴィオレッタ姫。
彼女はある日、継母に毒を手渡される。
生に未練のないヴィオレッ
タは、毒を飲み干し、その生涯を終えた。
――はずだったのに――。
次に目が覚めた時、彼女は見知らぬ男の身体と繋がっている状態だった。
端正な顔立ちの金髪碧眼の彼シュタインは、どうやら死体愛好家の変態(童貞)。
ヴィオレッタは、巨根の彼に、自身の腹上死を持ちかけて――。
死にたがりの姫(クールなS)と、死体愛好家の辺境伯(ヘタレなM、本当の正体は皇××)が織り成す、ハートフルなラブストーリー開幕?
※グロはありません。
※R18に※、第2話から。
※相手役は第2話から登場。
※短編の予定が1万字越えたので、だいたい全10話の中編として分割投稿。
※推理っぽく書きたかったけれど、うまくいきませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 21:51:00
25331文字
会話率:32%
エリュディケ辺境伯爵家には転生者が二人いる。三女リネスセフェと、その弟で嫡男のガネス=ウィルマである。
エリュディケ辺境伯爵家は代々転移者を娶り、後年転生者が生まれるようになった特殊な家柄で、転生者は前世の記憶と共に異能を得る。
転生者の異
能は強力である為、大事にはされるがその存在を秘匿されるのが慣わしとなっていたのに、リネスセフェは傭兵集団の頭目レードゥック・ジルグ・ゼオドーロに恋をした。
レードゥックは領地外から仕事と居を求めて訪れた余所者で、身分差があることから出逢う筈のない男だったのだが、なにか事情を抱えているらしい彼もまた、リネスセフェに好意を抱く。
そんな二人が手を取り合った時、突如領内でダンジョン発生。探索に赴くレードゥックに、リネスセフェも無理矢理ついていく。
ダンジョンで探索という名目の実質デートでいちゃいちゃするお話です。
◆性行為描写はありません。R18は残酷描写の保険です。「だってここはムーンなんだぜ…?」と仰る方は、そっ閉じ推奨。み、見逃してください。◆ふわっと設定・そこそこチート・ゆるっと更新を標榜しております。◆話の進行度に合わせてタグを増やします。◆お返事することが難しいのでコメント欄は閉じております。◆誤字脱字は気づき次第修正しますので、薄目で読み流して頂ければ幸甚に存じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 00:00:00
37388文字
会話率:44%
私の奉公先のクロウリー侯爵家のミカエル様は綺麗な顔のくせに女癖が相当に悪く、毎夜別の女性と寝室を共にしているという噂で持ちきり。
いちど夜を共にしたと噂をされた令嬢は鴉に止まられた『止まり木令嬢』として噂されてしまう。
ディアナは辺境伯の
父を助けるため、行儀見習いとして住み込みで働くが侯爵は噂話と全く違う様子で戸惑ってばかり。
そんなディアナには誰にも秘密の嗜好があって…清く正しく雇用先を確保し続けたい!!
短めの小説にする予定です。細かい設定の甘さは目をつぶってください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 19:23:34
10107文字
会話率:36%
辺境伯の養子となった幼いアクセルは、姉リリィローゼに想いを寄せていた。国境付近の領地を守るため、離れ離れになってしまった二人。数年後、成長した弟アクセルと再会したリリィローゼは……。 ※Rシーン多めです。
最終更新:2022-06-12 07:26:29
11883文字
会話率:58%
異世界ミスリルメイズ。
魔物とヒトの戦いが激化して、300年。
この世界では、無理矢理に召喚された異世界人が、まるで使い捨てのように駒として使われている。
30歳になる、御厨斗真(トーマ)は、22歳の頃に異世界へと召喚されたものの、異世界
人が有するはずの特殊な力を一切持っていなかった事から、ローレンス辺境伯の召使として、他の異世界人たちと共に召し抱えられていた。
しかし、ローレンスが寿命で亡くなったことで、長年トーマを狙っていた孫のリードから危害を加えられ、リードから逃げる事を決意。リードの妻の助けもあって、皆で逃げ出すことに成功する。
トーマの唯一の望みは「一度で良いから誰かの一番になってみたい」という事。
天涯孤独であり、過去の恋人にも騙されていただけで本当の愛を知らないトーマにとっては、その愛がたとえ一瞬の過ぎたる望みだったとしても、どうしても欲しかった。
「お前みたいな地味な男、抱けるわけがないだろう」
逃げだした先。初対面でそう言い切った美丈夫は、トーマの容姿をそう落とした。
好きになれるわけがない相手――本当ならそう思ってもおかしくないのに。
トーマはその美丈夫を愛しく思った。
どこかやさぐれた雰囲気の美丈夫の名前は、フリードリヒという。
この出会いが、誰にも愛されなかったトーマの人生を変える事になるとは、この時はまだ知らなかった。
※くっつく前の攻めが、性的な事のクズ(ヤリチン)です。
※受けは背は高いですがそれ以外は素朴な外見です。
(攻めの方が縦にも横にも大きいです)
※ましゅまろ作品の法則で、攻めは受けに意味のない暴力は振るいませんが、話の展開上、やや暴力的な描写と取れる部分があります。
辺境の国の王太子×内気平凡異世界人
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 23:02:49
85066文字
会話率:27%
呪いに守られた令嬢が居る、それはチュザーレ帝国ではとても有名な噂だった。
愛する者を破滅に追いやる呪いにかかった悲劇の令嬢、レーミア、それがその呪いの持ち主の名前だ。
今まで彼女のせいで、彼女の友人や親族、婚約者が皆非業の死を遂げているか
らこそ、その名前は帝国中に轟いていた。
だが、本来ならば、呪いがかかっているなど不名誉な話として隠すものである類に違いないそれを、
噂の張本人である辺境伯の令嬢レーミアは、誇りとしていた。
何故ならば、その呪いがあるからこそ、父を喪ってからもレーミアは今日まで生きながらえる事が出来たのだと知っていたからだ。
レーミアは呪いを受けた幼少期に、その呪いをかけた主に、こう言われていた。
「その呪いがそなたの盾となり、剣となり、君と愛する人を守るだろう」と。
―――そう、本当のその呪いの効果は、レーミアを愛する者を破滅に追いやる呪いではなく、レーミアを傷つけようとする者を退ける祝いだったのだ。
◆◆◆
「この帝国は、本日より俺の物となる」
だからレーミアには分かっていた。
レーミアへの小さな悪意や、害意にも過敏に反応し発動する呪いが一切発動しない現状。
その日、帝国を瞬く間に攻め落とした、自身を拘束したその侵略者が、本当は悪い人間ではないという事を。
まさかその出会いが、レーミアの運命を変えると事になるとは、その時のレーミアはまだ気づいていなかった。
みのたえ企画「令嬢アンソロ」参加作品。
【必須シーン】①一つ言う事を聞く②手を繋ぐ
【必須台詞】優しくしないで、または、優しくするなよ
★傲岸不遜な侵略王×辺境伯令嬢の固定CPです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 19:01:05
5635文字
会話率:12%
【書き下ろしの後日談+読みやすく改稿した電子書籍が5/26〜各種配信サイトにて配信中です!ロイヤルキス様のHPに試し読みもありますのでぜひご覧ください】乙女ゲームの世界の悪役令嬢として転生し、続編の攻略キャラである推しのエヴァンを産むことと
なるアリア。頑張った結果、罰として厳しい寒さとなる北部に飛ばされるまではシナリオ通り。けれどそこから辺境伯と婚姻を結ぶことになったのは果たして幸か不幸か。アリアの相手が設定として出てこなかったのが運の尽きで、旦那となるルヴィンだけは違うというのは確かだった。じゃあ自分で探すしかないでしょう!プラチナブロンドだけが頼りのアリアのお相手探しストーリーです。R18を含むサブタイトルには*がつきます。らぶえっちまでお相手未定のまま進みますのでご注意を。評価、ブクマ、感想、いいね、誤字報告ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 03:33:57
110725文字
会話率:39%
辺境伯領では瘴気が発生する森が多く点在し、魔物の発生が多いため、年に1度王都から騎士団が派遣されてきていた。
討伐隊の中に混じっていた辺境伯令嬢のディミドラは、派遣されて来ていた白虎獣人の騎士団長に番だと言われる。いきなり担がれてお持ち
帰りされてしまい、いつの間にか婚約までされていた。
番だから求められるという考えに、納得できない辺境伯令嬢の婚約破棄に向けた、騎士団長との攻防ストーリー。
<獣人の番!?匂いだけで求められたくない!〜薬師(調香師)の逃亡〜>の世界と同じになります。
騎士団長視点は此方にちょいちょい出てきます
*誤字脱字、設定などの不可解な点はご容赦ください。
だだの自己満作品です。
R18の場合*をつけます!割と多めの予定
アルファポリスにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 16:10:58
99332文字
会話率:41%
ルチアは体に跡が残る傷を負い、婚約者から婚約破棄を申し出られた。
その後、傷を負う原因となった事件での彼女の活躍を聞きつけた、ドゥーエ辺境伯から婚約の申し出があり…
「毎晩貴女を抱きます」
「は、…………い?」
アルファポ
リスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 21:39:23
15311文字
会話率:54%
アーレン大陸という名の異世界に転生したオスカーは、前世の記憶を持ち公爵家の嫡男として生まれた。
しかし、両親が次男に甘く我儘の為に虐げられた人生を送る。
アラバタール帝国の公爵家の嫡男だが、騎士団養成所をトップの成績で卒業し、自宅に戻ったが
、弟の我儘に対してオスカーの我慢も限界に達し弟をボコボコにして両親に縁を切り、その日のうちに貴族院に貴族籍を抜ける書類から公爵家との縁を切る書類を提出した。
それからオスカーは騎士になり、少尉として前線に赴き活躍していく。
両親はそのオスカーの活躍を聞き公爵家に戻るように説得するがそれを無視して己の人生を生きていく。
そしてもう一人の主役である、
ユーディス・フォン・コウネリアス辺境伯爵家次期当主でもある。
転生したら異世界に生まれしまった。
そして生まれた家は帝国の辺境伯爵七家で将来の当主で毎日、戦闘訓練で食べ物には毒が少量含まれ15歳の時には即死クラスの毒も食べても平気になり、一族の当主に為るために二年間の戦闘訓練を魔の森のディスコーディー大森林での魔物との前線で戦い、帝都に戻り辺境伯爵七家の内の一人となり、帝都での面倒な政敵を他の辺境伯爵に助けられ退ける。
そして、敵対勢力を当主就任と同時に滅ぼす事を皇帝からの勅命として行動に移すのだった………
転生者二人はお互いに兄と弟との絆を結び出会いが、帝国内に新しい時代をもたらすことになるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 00:00:00
95064文字
会話率:45%
ぼんやりと前世の記憶がある公爵令嬢のメルティーが王城のパーティーで出会ったのは、国で恐れられる黒髪赤目で顔に大きな傷がある辺境伯のアシュレイだった。その見た目から周りの貴族に忌み嫌われる彼にメルティーは「え?目と髪の色が何?顔の傷?気になら
ないレベルでどタイプ」。話してみると紳士でより一層好感を持ち、押せ押せで結婚までこぎつける。しかしアシュレイは無理矢理押し付けられた結婚相手に不満タラタラな上に、長年の人間不審を拗らせた実は性格最悪の俺様だった。とどめに愛人問題まで出てきて…?
メルティーの押せ押せからアシュレイのドロドロ溺愛が巻き返すお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 18:33:48
30396文字
会話率:63%
「辺境伯の聖女は隣国の王子から逃げられない」と同じ世界です。
小国ナティアの第一王女キトリ姫の替え玉として従姉妹の侯爵令嬢レティーシアは平和に暮らしていた。
ある日、海の向こうの大陸トラン国の第二王子からキトリへ突然婚約の打診が入る。
ナティアの王家は大慌てだ。
なぜならキトリ姫は男装の麗人でドレスをきたことがなく、恋愛対象も不明の上、最低限の公式の場では瓜二つのレティーシアが王女として参加していたからだ。
大国からの婚姻を結びたいが、王女は男装している上に前日に逃亡。仕方なくレティーシアがトランに行って事情を説明しようとするのだが・・・・
いつもの短編ゆるふわでお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 15:19:24
6595文字
会話率:31%
辺境の地で伸び伸びと暮らしていたリーズロッテはある出来事をきっかけに状況は一変した。
王太子である第一王子が男爵令嬢に入れ上げたあげく、卒業パーティーで婚約者の公爵令嬢フロリナを無実の罪で断罪し婚約破棄をし国外へ追放したのだった。
フロ
リナはカッタリア国の王族の血を引く令嬢だった為、叔父である国王をたよって馬車を走らせていたが男爵令嬢が雇った賊に襲われてしまった。
リーズロッテ達がたまたま居合わせ無事助け出しタッカリアへと送ったのだが、二国の亀裂はこれをキッカケに戦争へと突き進んでいく。
しかも後方支援をしていたリーズロッテは捕虜になってしまい………
今回もゆるーい感じにさくっと読めるように前後編に収めたいと思っています。
宜しくお願いします♫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 13:56:41
14769文字
会話率:35%
前世薄幸令嬢だったリリーアは度重なる不幸の末に若くして療養へと向かう馬車の中で盗賊に襲われ、自害してしまう。
直後、直ぐに記憶を持ったまま生まれ変わり、5歳になるころには、自分が死んで直ぐ生まれ変わった事に気がついた。
前世の知識を武器
に今世は後悔せず、上手く立ち回って好きに生きるのだと決心して……
死後に分かる様々な人間関係に戸惑いながら、幸せになるために努力していく前向きヒロインを目指します。
相変わらずふわゆる設定ですが、宜しくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 08:00:00
6586文字
会話率:21%
▲△アマゾナイトノベルズ様より、2/6から電子書籍配信されます。
公爵家の娘、エリーことエレオノールは政略結婚により、年の離れた辺境伯オズワルドと結ばれた。
「俺がお前を、女として愛することはない」
初夜にそう宣言され落ち込むエリー。
実は、オズワルドとエリーは希少な『治癒』の力を持っており、かつて師弟関係であったのだ。オズワルドは自分の弟子であったエリーのことを抱くことはできないとして、白い結婚が認められるまでの三年間、彼女を女性として愛することはないと宣言したのだった。
エリーは幼い頃からオズワルドを慕っており、どうにかこの三年間で彼に女性として見てもらえるようにならないかと奮闘する。……がしかし、オズワルドの意志は固く、なかなかうまくいかないまま二年が経ってしまった。
残り一年。このままでは、離縁されてしまう。焦ったエリーは悶々としていた。そこを淫魔に目をつけられて、彼女は『持続的に性的快感を与えられないと、生命力を奪い続けられる』淫紋を刻まれてしまい……。
「……でも、これをきっかけに先生に抱いてもらえるのでは……!?」
不謹慎にも、エリーは期待した。しかし、オズワルドが出した解決策はそうではなかった。
「抱かずとも、絶頂に導くことはできる」
「えっ」
「いくら解呪のためとはいえ、かわいい元弟子であり、妻でもあるお前がどこぞの馬の骨に抱かれるのもいい気はしない。……治療行為ならば、俺が施そう」
そしてエリーはけして抱かれることはないまま、夜な夜な絶頂に導かれることとなった。
性描写含む回は※表記(本番行為がなくても性的描写があれば※表記にしています。物語の終盤までは挿入ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 15:28:00
108520文字
会話率:40%
先妻を亡くした辺境伯と契約結婚をしていた私が、夫と最後の食事をしながら見合いからの色々思い返すお話。
淡々としたほのぼの風、ハッピーエンドです。
「嘘と告白」春の短編祭に参加しています。
設定はかなりふんわりです。
妊娠出産はしない世界観
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 22:22:46
12428文字
会話率:56%
※この物語は、小説家になろう全年齢サイトで完結した物語の番外編になります。
―――お互いが結婚したいと思えたら婚約するように。
貴族としては結婚を望んでいるが、父としては幸せな結婚生活を送ってもらいたい。そんな考えのカージナル辺境伯か
らの提案によって、恋愛未経験のこじらせ女子ステラは好きがなんなのかよくわからず婚約に踏み切れないでいた。
アルフレッドから好きだと伝えられるたびにステラは申し訳なく思っていたが、イライザから恋愛感情について教わったとき、自分はアルフレッドが好きなのだと自覚する。
そして、正式に婚約したあと。
カージナル辺境伯からの注意点はただ1つ。
「学園に在学中は私を祖父にしないように」
初夜まで純潔のままだと思い込んでいる奥手なステラ。
妊娠さえしなければ大丈夫と考えているアルフレッド。
はたしてステラの純潔は初夜までもつのでしょうか?
※本編では年齢制限に引っ掛かりそうで控えた溺愛シーンになります。本編はマイページからご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 20:14:12
10120文字
会話率:43%
五年前。異世界に召喚された中学生ミサキは右も左も分からないままウランバルブ王国で防御壁(シールド)をはり、魔獣討伐を行った。
聖女としての任務を何とかこなしたミサキだが、ウランバルブ王国の不安定な情勢から、苦肉の策で歳の離れた辺境伯に王家か
ら嫁がされてしまう。
筋骨隆々の闘神ガリバーと呼ばれる辺境伯のおじさんと不思議な結婚生活を送り、平和な日本との違いを感じる日々。
そして別れ。
未亡人となったミサキの再婚相手は一体どんな人になるのか。
理不尽な世界で自分を探しながら、20歳になった聖女がハッピーエンドを目指します。
目を見張る様なイケメンは何人か周りをウロウロしますが残念な性格で、ヒーローは大人しめのお顔です。
美咲は異世界で幸せになれるのか???
本編完結いたしました。
短編『お礼に未亡人の聖女は如何でしょう?』の連載版ですが、短編とは風味が変わりました。
ミサキ中心に話が進むこの世界も楽しんでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 00:28:55
150704文字
会話率:14%
女辺境伯ミルシュカは、国からの任務で『氷の薔薇』と称されるセレスタイト伯爵と組まされた。その際に命を救ったせいで態度が変わった伯爵に接近されるようになる。相手にせず許嫁と結婚したが、夫となった男に魔力を封じられ別人に見える呪いつきで領地から
追い出されてしまった。
以来、見せ物一座の踊り子をして生活していたが、遊興に来たセレスタイト伯爵に買われ、彼と一夜を共にする。
領主に戻りたいと泣くミルシュカを抱き留め伯爵は「手助けするから首尾よくことが済んだら、お前、俺の嫁になれ」と援助を持ちかけた。協力と引き換えに結んだ契約の行方は──
/R18話には※あり//嫌いあってた二人が馬鹿馬鹿言い合う恋人同士になって目的達成を目指す話です。【完結済】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 22:24:46
127940文字
会話率:37%
クローディア王国王太子エドワードの第四王女、ミリーティア。
彼女は転生者である。…前世を含めると精神年齢は喪女ーー物語はミリーティアが辺境伯に嫁ぐ日から始まる。
彼女、ミリーティアは前世を含め男性の好みはオジ専。
最終更新:2022-03-21 00:00:00
6941文字
会話率:35%
教会の要人を両親に持つ少年アルネスは、これまた要人である伯父から養子の申し出を受ける。
モテるのに結婚する気がまったくない伯父、彼の抱える事情に巻き込まれたアルネスの奮闘記。
――悪逆の王を戴く、暗い冬の時代があった。
後に、勇敢な
辺境伯と神の使徒らによってかの王は討たれるも、長き悪政による傷は深く、かつての豊かな国を取り戻すにはまだしばらくの時間を要した。
これは人々の努力がようやく芽吹き、開花を迎えた頃の物語。
※著者の別作品「CHANGELING! ―勇者を取り巻く人々の事情―」と世界観を共有しています。本作の登場人物達が過去の回想として登場します。またボーイズラブはメインでなく、要素のひとつとなります。
この作品はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 00:20:29
1923文字
会話率:32%
ロヴノエ王国第5王子ルカーシャは、隣国エドゥラルド王国の辺境伯爵ソニエールの家へと婿入りすることが決まった。早々に領地へと赴き結婚式を向かえるも、待てど暮らせど花嫁が現れない。途方に暮れるルカーシャの元についに姿を現した花嫁は…。
温厚篤実
な末っ子人狼王子と貴族嫌いの泣き虫貧乏辺境伯令嬢との不器用な恋物語。
人狼シリーズ(8番目)《シリーズと記載していますが、他を読んでなくても単独で読めるようになっています》
◎→シンシア(女視点)
○→ルカーシャ(男視点)
R18に※をつけました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 06:00:00
179933文字
会話率:21%