王女シェリエルナは病で、彼女の国は竜の侵攻で明日も知れない有様だった。
突如現れた黒曜石の竜皇子チェスターの手腕でついに王国は陥落。
敗戦国に皇子が望んだのは王女との政略結婚としばらくの滞在で、シェリエルナは皇子に惹かれるが、甘く優しくして
もらえる理由はわからない。
行き違いから気持ちを疑った彼女は皇子を裏切り、竜を縛る魔法に手を出してしまう。
「ごめんなさい。あなたが離れる前に、繋いでしまわなければ」
/糖度と純度高めにしてみました。 ★R話には※つけてます。【完結済】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 21:45:40
121384文字
会話率:39%
女辺境伯ミルシュカは、国からの任務で『氷の薔薇』と称されるセレスタイト伯爵と組まされた。その際に命を救ったせいで態度が変わった伯爵に接近されるようになる。相手にせず許嫁と結婚したが、夫となった男に魔力を封じられ別人に見える呪いつきで領地から
追い出されてしまった。
以来、見せ物一座の踊り子をして生活していたが、遊興に来たセレスタイト伯爵に買われ、彼と一夜を共にする。
領主に戻りたいと泣くミルシュカを抱き留め伯爵は「手助けするから首尾よくことが済んだら、お前、俺の嫁になれ」と援助を持ちかけた。協力と引き換えに結んだ契約の行方は──
/R18話には※あり//嫌いあってた二人が馬鹿馬鹿言い合う恋人同士になって目的達成を目指す話です。【完結済】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 22:24:46
127960文字
会話率:37%
【あらすじ】
俺、ソーマ・オズウェルは今年で18歳である。
未だに使い魔の召喚も成功せず、契約も当然結んでいない。
そして、これが3回目の使い魔召喚の儀……失敗すれば、次は24歳まで持ち越しだ。
――――そんな時、忘れかけていたあることを
ふと思い出したのだ。
そして……召喚されてしまったのは、ふっさふさの狐耳に、もっふもふの尻尾を持つ白髪赤眼の美狐様!!
え、この美女が使い魔ですか?! 本当に?! 俺、絶対幸せにしてみせます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-21 16:56:08
178979文字
会話率:58%