『そばにいるだけで元気になれる』と評判のデラニーは、ちょっと不思議な癒やしの力を持っている。
ただし魔法使いが多く活躍する貴族社会で、魔法がいっさい使えない。
この力をもっと役に立てることができたらいいのに。
そう思いつつも、これとい
った方法を見つけられないまま18歳になったデラニーは、文官見習いとして王宮に上がる。
ある日王宮の廊下を歩いていると、奇妙な声が聞こえてくる。おまけに謎の黒い靄まで発見してしまう。
あれはなんだろう? 声と靄に導かれた先で出会ったのは怪物――ではなく、かつて邪竜を倒したといわれる英雄の一人クリード。
美貌の大神官だったはずの彼は、討伐の際にひどい穢れを負ってしまったが、なぜかデラニーに触れていると元の姿に戻れるらしい。
「今この瞬間、きみを好きになりました。どうかきみと結婚する栄誉を僕にいただけないでしょうか?」
出会って秒で求婚してくるクリードにびっくりするものの、穢れによって苦しむ彼を気の毒に思ったデラニーは、「穢れがなくなるまで」という条件つきで結婚を承諾する。
ほんの少しの間彼に触れるだけでいい。そんなふうに軽く考えていたが、クリードの穢れは思ったよりもひどく、さらなる接触が必要で――?
「……えっ? け、結婚ってそういうことだったんですか!?」
お人好しで超鈍感なヒロイン × 優しい男に擬態したソフトヤンデレヒーロー 慈善のための結婚のはずが――?
────────────────────
◯完結まで予約投稿済み(約12万字)
◯軽い性描写には☆、しっかり性描写には★マークあり
────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 07:11:10
130272文字
会話率:34%
◆コミカライズ企画進行中です。詳細は続報をお待ちください!◆
男爵令嬢のグリシーナは王宮に文官として出仕し、自立した毎日を送っている。
ところがある日家が没落の憂き目に遭ってしまう。婚約者からも「体の相性が悪い」「不感症」などと捨て台
詞を吐かれ、婚約を破談にされる始末。家のために自分がなんとかするしかないと奮起するグリシーナだが、王宮の風当たりは強く結局文官の職も辞すことに……。
恋もダメ。仕事もダメ。そんな八方塞がりの中現れたのは、それまで疎遠だった幼馴染で、次期魔術師総師団長と呼び声も高い天才魔術師ルース。
提案されたのは契約結婚だった。
家族を養うためグリシーナは承諾するが、どういうわけか、冷たいと噂されるルースが笑顔いっぱいになにかと甘い言葉を吐いてきて――?
「あなたは俺だけを見ていればいい。俺にだけ感じろ」
これって溺愛――?
恋に、仕事に、グリシーナは自信を取り戻していけるのか――? というお話
────────────────────
◯完結まで毎日投稿(1日複数回投稿)
◯全32話、12万字予約投稿
11/2 サブタイトル横にRシーン【★】マークを追加
────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 20:05:22
126142文字
会話率:38%
【2024.1.17 本編完結済】番外編不定期更新中
表情に乏しい年下美形攻め × 愛を知らない年上不憫受け
「まだ子供は産めるな?」
愛のない結婚をしていたオメガのセシルは、夫を亡くし実家に戻って来た矢先、
突如失踪した妹の身代わり
として、妹の婚約者だったアルファのエドワードと結婚するよう父親から命令される。
若く優秀なエドワードと自分とでは到底釣り合わないと戸惑うセシルだったが、魔法士であるエドワードには、何やら秘密があるようでーー。
年の差政略結婚オメガバース
・R18シーンのある話には※がつきます。
・オメガバースですが、一部独自設定を含みます。
・不憫な展開がずっと続きますが、ハッピーエンドになります。
・すれ違いが長く、嫌な人間が出てきたりもします。そういった展開が苦手な方はご注意ください。
・Xの #再会年下攻め創作BL タグ企画に参加中です。
⚫︎2023.11.12 BL日間ランキングで一位
⚫︎2023.11.16 BL週間ランキングで一位
いただきました。応援いただき本当にありがとうございます。
エドワード → ウォルトグレイ家の嫡男のアルファ。王宮魔法士団所属。18歳。
セシル → スチュアート家出身。出戻りの男性オメガ。29歳。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 21:35:57
186669文字
会話率:23%
フロリア王国の王都・ハルニレに店を構える花屋の一人息子・セツは幼少に前世の記憶を取り戻し、ここが弟がハマっていた美少女ゲームの世界であることに気づく。
弟の熱烈な布教によりセツもプレイをしたことがあるそのゲームで彼が心奪われたのはヒロインで
はなく、魔法学校で主人公の級友となる第二王子・カレル。
この第二王子、とにかく顔がいいのだ。それはもう世界的に保護すべきレベルで。
カレルはその見目にぴったりの女性にモテるプレイボーイ設定と気さくで面倒見のいい性格から、ときには主人公の恋の相談に乗ったり場合によってはお膳立てまでしてくれ、ときには主人公のピンチに駆けつけてくれる。しかしその笑顔の裏では第一王子である兄と比較され育てられてきたことや、平凡な家庭の出でありながらめきめき才能を開花させていく主人公に対するコンプレックスに苛まれ、物語中盤では巨悪にその心を利用されルートによっては命を落としたり、一番マシなものでも意識が戻らないままエンディングを迎えることになってしまう……。
この世界に転生したからにはカレルを絶対に闇堕ちなんかさせたくない——よし、じゃあ俺が彼を激推しして自己肯定感をブチ上げていこう!
そう決意したセツは、幼少から大人になった今もカレルが花を買いに来たり、セツ王宮に花を届けに行くたびに全力で愛を伝えるのだった。
「よ、カレル!今日も最高に麗しいな!」
「うるさい、とっとと花を売れ」
気づいたらカレルはセツにだけツンツンするようになってしまったけれど、それもそれで愛いからよし!と思っていたのだが……。
ある日、セツはカレルから夜伽を命じられ、二人の関係は新たな方向に動き出す——。
※R18回は*
※毎週水・土曜日更新(ときどきおやすみ)
※随時加筆修正(誤字報告一旦停止させていただきます)
※アルファポリスにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 06:00:00
145854文字
会話率:49%
第二勇者として生まれたものの才能に恵まれず、落ちこぼれの烙印を押されて⻑い間 王宮の離れに隔絶されていたリアは、第一勇者が魔王に敗北したことを機に彼は魔王 城へと旅立つことになる。 他者との関わりに強い憧れを持ちひとりぼっちの寂しい思い出だ
けを抱えて死にたく なかったリアは、魔王城に乗り込んで早々降伏し魔王の僕になりたいと志願するのだった。
※数年前に執筆した過去作品の再掲
※完結済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 19:20:43
24451文字
会話率:50%
王太子であるレアンドルと婚約していた令嬢シェリルは、異世界から聖女アイカが召喚されると、その立場を弱くした。
それだけであったのなら、少し不幸だったという話で済んだはずだが、シェリルの言動はおかしくなり、ある日、レアンドルを傷つ
けて投獄されてしまう。
誰も助けに来ない暗闇の中、死の淵に立たされ命をじりじりと削られる。恐怖と苦痛に狂いながら日々を過ごす。そんな時、突然助け出されてベットで目が覚める。そこには幼なじみのジェラルドだと名乗る男がいて……。
二万文字弱のエロい短編です。メンタルをおかしくした主人公が、王宮に戻ろうとするので、幼なじみが引き留めてに無理やり犯します。エロいと思っていただけましたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 21:13:20
17893文字
会話率:32%
高校の卒業旅行先から異世界へトリップしてしまった主人公。帰り道となる王宮内部の神殿に近付こうとしたら王位継承争いに巻き込まれることに。別の世界の人間であることを隠しながら元の世界に戻るために頑張る話です。攻めと受けの関係は上司×部下的な感じ
。中近世風ファンタジーで色々と都合よく設定してます。BL展開はゆっくりめ。※攻めの女性関係の話あり。過去の女性も登場します。※受けの攻め以外との絡みあり。絡む相手の属性は色々です。※注意事項追記する可能性があります。他サイト掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 22:46:46
696654文字
会話率:54%
富を求める貴族たちから「美味しそうな令嬢」と噂される伯爵令嬢ソフィア・グロスター。豊かな領地で純粋培養された彼女は、大叔母の公爵婦人を後ろ盾に行儀見習いとして王宮で侍女になる。華々しく社交界にもデビューしたが、他の令嬢に比べて凹凸のある自
分の身体つきがコンプレックスで、令息たちの色めいた視線から逃げたいと思っていた。
金髪碧眼で軍神のように美しく逞しい王太子・アーサーは、冷酷に政敵を一掃した「青獅子騎士団」の団長でもある。とある場所でソフィアを知り、暫くは遠くから見守っているだけで特別に意識しているつもりも無かったが、騎士たちが別の意味でソフィアを「美味しそうな令嬢」と呼んでいる事を知り、独占欲が爆発。彼女を手に入れるために動き出す。
西洋風ファンタジー世界、王道ラブストーリーに
ちょこっとコメディを添えて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 12:00:00
54046文字
会話率:21%
神に仕える主人公はずっと主である神のためだけに戦ってきた。しかし最終決戦で敵のボスと相討ちになり死んでしまう。だが気付くと知らない人間の身体で目覚めた。混乱していると目の前にはただならぬ殺気を放つ獣人の姿が……
夫である陛下を始めとする王宮
内の人間や獣人たちに嫌われ、味方の居ない後宮で孤立するかと思いきや仕えていた神にそっくりな鬼や前世の友人が現れる。
獣人を迫害するという王妃に生まれ変わってしまうが、どうやら誤解があるようで?
せっかく生まれ変わったのだからどうにかして生き残りたいと考える主人公だったが、陛下に世継ぎを孕めと押し倒され……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 00:00:00
26127文字
会話率:27%
王太子殿下付きの近衛騎士である俺は、王宮での夜会で薬を盛られてしまった。薬のせいで余裕がなくなった俺は、その日の夜会でデビュタントであったリラ嬢のドレスを汚してしまって…。
『転生したのは悪役令嬢の侍女だからモブのはずですが…モブでも幸せに
なってもいいわよね?!』のレオン視点です。相変わらず捻りも何もない話です。これだけ読んでも大丈夫なように書いています。
2月29日に、日間短編一位、日間総合3位頂戴してました!皆さまのお陰です、ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 00:55:02
21809文字
会話率:20%
コンラッドは王太子で、その日は伴侶を選ぶための夜会の一回目が開かれていた。外の空気を吸いに出たコンラッドは…。
シンシアは、コンラッドの妹、グレンダ王女の話し相手として長年王宮に上がっていて、王太子や王女と幼なじみの関係にある。また、国内で
は唯一治癒魔法を使える一族として、国内で常に中立の立場にいる医師の一族の一員だった。王宮での夜会の途中、会場を抜け出し庭園を散策していたら何者かに襲われて…。
プロローグ的コンラッド視点、シンシア視点、コンラッド視点、最後に少しだけグレンダの視点と変わっていきます。
4~5万文字程度。毎日2話更新。全23話。
あらすじやタグから想像できる通りの話です。
誤字脱字報告ありがとうございます!!本当に助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 07:00:00
48639文字
会話率:16%
女性騎士ヴィヴィアンは第二王女殿下の護衛をする近衛。その王女殿下は、王宮内では番が分からなくなる香が焚かれているため、番かどうかわからないというのに、宰相補佐官に熱を上げている。そして好きだということを全力で行動で示している。ヴィヴィアンは
その王女殿下の行動力を見習うことにしたけれど…。
明後日の方に実力行使をするヒロインと、ヒロインに翻弄されるヒーロー、でもあっちでは完全に主導権を握る年上ヒーローにヒロインが翻弄されるお話です。
ヒロインとヒーローの複数視点で話が進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 00:00:00
15755文字
会話率:22%
爵位無しの田舎領主の娘で行儀見習で王宮に出されたはずが、王妃様に気に入られ第一侍女として忙しくも充実の日々を送っていたマリーベル。
国中の有力者が集まる王の誕生祭の真っ最中に最強の魔術師にして変人と名高い男から突然求婚され、彼女の意思も身分
差などの問題もそっちのけにあっと間に結婚することに。
胡散臭いまでの美貌と話術で周囲を丸め込み、地位と財力を駆使して追い込んでくる魔術師に抵抗・反発しているはずなのに、穏便に離婚どころかなんだかどんどん周囲からは仲睦まじい夫婦扱いに……どうしてこうなるの?!
これは生まれ育ちや立場も違う、年も身分も離れた二人が、色々な出来事を通じて少しずつ思いを深め夫婦や家族となっていくお話。
※R回はタイトルに*がつきます。
※アルファポリスさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 06:00:38
1167920文字
会話率:40%
「お前は敵国側の騎士ということだろ? ならお前は私の捕虜だ」
近隣の小国を取り込み勢力を増すラウェルナ帝国と古くから栄えるアウローラ王国。
二つの国の間では攻防の小競り合いが続いていた。
そんな情勢に構うことなく、王宮から離れた森の塔で
人を遠ざけ、読書と研究に耽っていたアウローラ王国の第四王女ティアのもとに、ある日、毒と傷を受けた敵国側の騎士が行き倒れ……助けた学究肌の冷静王女と助けられた肉体派騎士、塔で一緒に過ごすうちに互いに惹かれ合っていく二人だったが、各国の情勢は様々な思惑のうねりと共に彼等を飲み込んでいく。
国と自らの役目と恋のために動き出した二人を待ち受けていたものは――。
※アルファポリスさんでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 13:55:51
498058文字
会話率:40%
「第四王女と手負いの騎士」番外編。
第三王女フェーベとその忠臣王国宰相トリアヌスを巡る長い長い恋のお話し。
難関の地方選抜試験と登用試験を通り、晴れて高等文官として王宮勤めの書記官となったトリアヌスだったが、地方平民階級の予科組とされ貴族
富裕層が多数派な周囲に受け入れられない不遇に悩んでいた。
一方、まだ幼い第三王女フェーベは、歳の離れた他の王子王女の中で、亡くなったばかりの二番目の王妃の美貌を受け継ぐ美しい人形のような王女として浮いた存在となっていて――。
幼い王女と若き官吏、二人の偶然の出会いはやがて揺るぎない思慕と忠義を源にした王国と王宮を動かす力となっていく。
“ あの人(方)の支えになれるのなら、なににだってなれる”
もう一組のヒロインとヒーロー、本編ストーリーの裏側で進行する、近すぎて遠く触れられない王国王宮の二人の物語。
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※本編ストーリーと共に進行しますが、各話背景説明がありますので本編を読まなくても読み進めていただけます。
※タイトルに番外編とつけてましたが段々そうもいえなくなってきたためタグだけにしました。
※アルファポリスさんでも「本編スピンオフー第三王女と王国宰相」として公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 13:36:31
114181文字
会話率:38%
エミリー・ヴィアレットは貧乏男爵家の次女である。
事業に失敗した事で没落寸前まで家は傾いているが、それでも何とか立て直そうと街で仕事をしたり、役に立ちそうなスキルを習得したり日々頑張っている。
そんなエミリーとは逆に、姉であるレイラは我儘で
最近出来た恋人と遊んでばかりだった。
そんな中、一通の手紙が届く。
王宮からで内容は王太子の婚約者探しの為の招集の知らせだった。
エミリーは軽い気持ちで参加したはずが、思いも寄らない方向へと進んで行くことになる。
※アルファポリスさんでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 20:59:19
264472文字
会話率:41%
深月星那はある日突然、巻き込まれて異世界に飛ばされてしまった。
しかも邪魔者扱いされて王宮から追い出される。
最初は不安でいっぱいだったが、セラとして異世界で生きていく事を決意する。
魔力はゼロだけど、錬金術∞という絶対に失敗しないチート
スキルを持っていて、更に女神の加護まで受けている。
誤送だけど異世界に召喚された恩恵なのだろうか、と思いながら一人で冒険を始める。
新しい街に向かう為に森に入ったら迷ってしまう。
しかしそこで眠り姫ならぬ、眠り勇者に出会う!?
勇者を鑑定してみると「3分以内に乙女のキスを送らなければ、肉体から魂が切り離されて即死亡。世界は滅亡する」と書かれているが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 00:59:42
133757文字
会話率:39%
傾国の美男子といわれるリアは、その美貌を活かして王太子殿下エドワードの愛人をやっていた。しかし将来のためにこっそりリアムという偽名で王宮事務官として働いていたリアは、ひょんなことから近衛騎士団の事務方として働くことに。
実は全く仕事のできな
いリアは、エドワードの寵愛もあいまって遅刻やらかしを重ねる日々。
王太子からの溺愛に気が付かないリアが徐々に追い詰められていくお話です。
※R18はおまけ程度です。期待しないでください。不定期更新。主人公のリアがマジでクズです。複数人と関係持っている描写あり。苦手な方はご注意ください。アルファポリスにも掲載中(完結まで執筆済みです)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 17:40:05
117484文字
会話率:48%
精霊の森の精霊兄弟の末弟に生まれた主人公は、兄たちに囲まれ森の中で平和に過ごしていた。
ある日精霊の森の母である兄弟たちの母親が、もう人間の男を探すのに疲れたとし
精霊の森の母を長兄に譲り眠りについてしまう。
精霊の森の母になった長兄は人間
の中から夫を見つけ、弟たちの前で激しく交わった後眠りについた。
数年後、国王が失踪したことにより消息を探しに来た王家の騎士団により、森は燃やされてしまう。
長兄が伴侶に選んだ男は国王であり、精霊の森は人間たちから『魔女の森』と呼ばれ恐れられていた。
人間になってしまった末弟は、王の遺子として王宮で暮らすことになる。
西洋風ファンタジー設定です。
精霊兄弟は、自認は男ですが全員雌雄同体です。
なんとか主人公を大人まで書ききり最終的には攻二人×末弟の三角関係に持って行くつもり。
メインカプは上記の末弟受にする予定ですが、他のカプも適宜出す予定ではあります。
基本的に精霊兄弟受け 美人受け 長髪受け 男ふたなり受け 淫語 ♡喘ぎ です。
今のところ 人間の美男×精霊兄弟長兄を書きました。
男前美人の長兄受けです…。
ピクシブにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 21:29:43
135113文字
会話率:35%
「いったいここは、どこなのよ……」――ソフィアはクロチェスタン王国の子爵令嬢。存在感の薄い彼女は行き遅れ、王宮の侍女として働き始めたが、王宮内で迷子になってしまった。よりによって、迷い込んだのは王族専用エリア。そこで一匹のユキヒョウと出会
う。それは獣人の王太子ミハイルだった。ソフィアに出会って、なぜか具合が悪くなったミハイル。王太子に危害を加えた疑いでソフィアは牢に入れられる。死を覚悟したソフィアだったが、解放されミハイルの元に連れて行かれる。そこで正式に番として認定され、王太子の婚約者候補になってしまった……!
「……俺の本能は今すぐお前と番いたくてしかたがないらしい。うかつに近寄らないでくれ」
「……」(私からは近づいてないのに……)
王太子としてのプライドと獣人の本能の間で揺れ動くミハイルと、いきなり侍女から王太子妃候補となって困惑するソフィア。それでも一緒に過ごすうちに惹かれ合う二人だったが、隣国サルタン王国のクーデター未遂事件の余波を受けて、ソフィアが誘拐されてしまう――。
全四話。エロスは三、四話にあり。全体で三万字ちょっとの中編です。少し流血表現があるので、「残酷な描写あり」は保険です。基本ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 20:32:42
33119文字
会話率:56%
王太子ヴィルヘルムは妃選びも兼ねた訪問で、ベジキャット伯爵家のマリア(注:猫)に一目惚れをした。王宮に連れて帰ると、その夜から女体のマリア(注:人)が夜な夜な現れ、ヴィルヘルムを翻弄する。昼は健全に、夜は性的にいちゃつく二人を、とある令嬢か
らの試練が待ち受ける。マリアを溺愛する王太子と、何考えているかわからない白猫の、溺愛トロ甘生活一歩手前のお話。ほぼヴィルヘルム視点で、たまに他の人物の視点が入ります。※はエロシーンあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 13:15:49
39037文字
会話率:54%
青い森の魔女グレーテは、師匠を亡くしてから落ち込み、百数年の間ずっと森にひきこもっていた。最近はようやくふっきれて、幼女の姿で夜な夜な王宮の保管庫に忍び込み、盗掘を繰り返すことを趣味としている。それを王太子フィリベルトに見つかり、一目惚れし
た彼によって捕獲されてしまう。最初は警戒していたが、猫耳幼女姿のまま溺愛される日々にすっかり心を許すようになる。うっかり魔力が切れて元の姿にもどったら、とんでもない目にあうことも知らずに……。
※は性描写あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 17:00:00
14591文字
会話率:50%
僕は魔力無しの幼馴染をいじめる酷いやつだ。この世界の人間の地位は魔力量の多さで変わる。子供の頃はよく熱が出て苦しかったけど、国王陛下が約束してくれた未来のために今まで生きてきた。久しぶりに王宮に呼び出され、ついに約束が果たされる瞬間、僕がい
じめていた男、ラーシーが現れた。彼が僕の手を握った瞬間、急に体の力が抜ける。
「俺は、ジェイクの魔力を奪うことができるのです」
僕の今までの人生が、未来が、全て壊れた瞬間だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 22:11:14
10361文字
会話率:62%
「聖女が見つかった」その知らせは王都中に届いた
聖女のその素晴らしい力を受け継ぐために地位のある婚約者を決める事となった この世界の一部男子は子宮を腹の奥に持つ 聖女は子宮を持っていたのだ
私は王宮に呼び出された 聖女の婚約者候補として
今
か今かと聖女に選ばれるのを待っていた
「...この人がいい」
_____聖女は私を選んだのだった
胸糞注意です 救いはありません
初投稿です この作品には人の名前や容姿についてあまり言及していないのでお好きに考えてください
NTR要素あり いじめ、自殺、子供をおろす表現あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 07:00:00
4358文字
会話率:12%
辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。
自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。
獣人には本能で惹き合う番(つがい)という伴侶がいると知る。
番
を深く愛する獣人は人族よりもずっと愛情深く優しい存在だ。
国王陛下の生誕祭か近づいた頃、リトは王族獣人は生まれながらにして番が決まっているのだと初めて知った。
しかし二十年前に当時、王太子であった陛下に番が存在する証し〝番紋(つがいもん)〟が現れたと国中にお触れが出されるものの、いまもまだ名乗り出る者がいない。
陛下の番は獣人否定派の血縁ではないかと想像する国民は多い。
そんな中、友好国の王女との婚姻話が持ち上がっており、獣人の番への愛情深さを知る民は誰しも心を曇らせている。
国や国王の存在を身近に感じ始めていたリトはある日、王宮の騎士に追われているとおぼしき人物と出会う。
黄金色の瞳が美しい青年で、ローブで身を隠し姿形ははっきりとわからないものの、優しい黄金色にすっかり魅了されてしまった。
またいつか会えたらと約束してからそわそわとするほどに。
二度の邂逅をしてリトはますます彼に心惹かれるが、自身が国王陛下の番である事実を知ってしまう。
青年への未練、まったく知らない場所に身を置く不安を抱え、リトは王宮を訊ねることとなった。
自分という存在、国が抱える負の部分、国王陛下の孤独を知り、リトは自分の未来を選び取っていく。
スパダリ獅子獣人×雑草根性な純真青年
僕はもう貴方を独りぼっちにはしない。貴方を世界で一番幸せな王様にしてみせる
本編全30話
番外編4話
個人サイトそのほかにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 00:00:00
130359文字
会話率:41%
■本編完結済み。番外編不定期更新中。
■シリアス偽装の人外カップル日常ドタバタBL。
異世界召喚された先で親友が死に、化け物になって生き返ったけど親友の彼ピが化け物相手でも欲情できる大物だったので悲劇フラグ叩き折ってコメディでハピエンする話
です。
■第一章《異世界転移した二人の少年と、大蜘蛛と、魔術師の語》
敬語系美形変態魔術師×異世界転移したおっとり系男子高校生。
異世界召喚された男子高校生【千草】と【由紀】は、王宮に利用され殺されそうになったところを教育係の【魔術師ヴィオラ】の助けで召喚国から逃亡した。
魔術師ヴィオラはどうやら由紀に惚れ込んでしまったらしく、頼もしくも親切な振る舞いの中に徐々にストーカーじみた行動が散見され、その執着ぶりに千草は戦慄する。
そのうち二人が何故か両片思いになっていることに気付いた千草は「じゃあもう付き合っちまえよ!」と開き直ってキューピッド役を担い、そのお陰でヴィオラと由紀は無事に結ばれるが、しかし彼らには追っ手が迫り、その後悲劇が待っていた……。
親友視点で語られるBLです。
■第二章《一章から十数年後のお話》
ヴィオラと由紀の息子【イオリ】が、年上のお兄さんである【千草くん】に恋をしてもだもだしている話。
イオリ×千草。※付き合うのはイオリ成長後です。
※人外男性妊娠要素を含みます(生々しい妊娠描写はありません)
※番外編以降はヴィオラに関する軽めのリバ要素を含みます(ヴィオラは非処女攻めです)
※イオリも体質的には一応雌雄同体要素を持ち合わせているため会話の中ではそういう話題をたまに含みますが作中では攻めです。
※ページ下部にキャラデザ絵へのリンクがあります。
※改稿前をPrivatterに掲載済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 23:44:19
181757文字
会話率:39%
辺境に住まう貧乏男爵令嬢のリアーナは王宮で働くことを夢見ていた魔法薬師だったが、とある事情から叶わなかった。そんなある日、学園時代の知り合いである騎士のシアンが目の前に現れる。美しい顔と公爵子息という生まれから見蕩れる女性は数知れず。けれど
もリアーナはシアンが大嫌いだった。殺したいほど憎いと伝えるリアーナにシアンが提案してきたのは……。「絶対に殺してやるんだから!」「相変わらずリアはばかで可愛いね」謎多き腹黒騎士をなんとか始末したい魔法薬師の不穏で甘い?契約婚。
2/2完結しました。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 21:02:38
99179文字
会話率:56%
人族や獣人族、魔獣や魔人が跋扈する世界での、ある国のお話。王宮で魔具研究部隊の副隊長をしている平民のノラ。平民嫌いが多くいる王宮内で、肩身狭い思いをしながらも、魔具隊の他の隊員のため、ノラは今日も歯を食いしばる。しかしそんな想いも王様の一言
で砕け散った。
あああああ、そうかいわかったよ!そっちがその気なら辞めてやろうじゃんこの部隊!
実はもうなくてはならない存在たちを、適当に扱った挙句、逃げられて、困って、追いかけて、懇願して、そんな国を既に見限った、けれども見限きれない、青年ノラのお話。
見切り発車、ご都合主義のギャグロマンス小説です。基本一話完結、にしたかったのですが、どうなるやら。ノラと愉快な仲間たちの、爽快ざまあギャグロマンス(あれ増えてる?)ぜひご堪能ください。
これで一旦、ストックが終わったので不定期になります。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 19:00:00
71372文字
会話率:56%
二十三歳のフォルカはルミナス王国の第三王子。十五歳の時「淫魔の呪い」として忌み嫌われるオメガと診断されてから王宮を追い出され、現在は隣国で暮らしている。
ある日、酒場で客に絡まれているとガイというアルファの男が助けてくれる。冗談か本気か
わからないことばかり言う男の前でヒートになり、フォルカは男とセックスしてしまう。はじめは反発していたが、次第に優しいガイに惹かれていくが――。
※この作品はエブリスタとアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 20:00:00
52370文字
会話率:31%
ある『犯罪行為』の被害者として保護された記憶喪失のエリーは公爵の養女として令嬢として生活していた。
だが世間一般の『普通の令嬢』ではなかった。
お転婆でお人好しの彼女はいつも屋敷を抜け出し騒動に巻き込まれつつも解決していく。
ただ彼女の
身の安全。
それは陰ながら彼女を支える一途な騎士ルードのお陰であった。
そんな彼女の『破天荒ぶり』が王宮に知られてしまう。
そして告げられたのは『東宮』からの次期東宮妃の打診だった。
彼女の東宮妃への道は仕組まれていたのだ。
彼女が『犯罪行為』の被害者になる前から。
用意周到な東宮の溺愛からエリーは逃げられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 00:04:36
2921文字
会話率:23%